Level 7

June 05 [Tue], 2007, 20:10
Level 7 Blind 400-800 Anti 100
残り人数 103人→74人
持ち点 16,975 → 8,900

全く出番がない。

左隣の野球帽君が飛んだ後には、
10万点以上持っている大金持ちがやってきた。
彼もアグレッシブプレーヤーである。
これでは、中途半端なハンドでは勝負できない。

アーリーではAxとか中途半端なハンドしか来ず、
レイトポジションやブラインドでは必ず手前にレイズが入る。
ブラフでかぶせることも考えたが、
失敗したら後悔することとなるので見送り。

1週回るとブラインドとアンティで2,200点を取られるので、
身を削られるような思いで、ひたすらフォールドし続けるのみ。

残り30分を切ったところで、今日はもう勝負するチャンスが
ないかもしれない、意地でも2日目に残ろう、と覚悟を決めた。
2日目に残れば再度シートがシャッフルされるので、
そこで勝負しようと考えた。

BBでレイズにコールしようかと、
少し考えるふりをした後にフォールドしたときには、
丸刈り君に「今日勝負するのはやめて、明日に残した方がいいよ。」
と言われた。

結局最後まで勝負できる状況が来ず、
このラウンドも全ハンドフォールドで終了。

残念ながら、Lupinさんはこのレベルで終了であった。

レベル5の最後あたりから通算約160分、
全ハンドをフォールドしたことになる。
こんなに長時間フォールドし続けたのは、
当然ながら、生まれて初めてである。

8,900点まで減らしてしまった。
おそらく、残っている中ではかなりのショートスタックに違いない。
チップ量を記録して、用意された袋にチップを入れて帰る。

Level 8

June 05 [Tue], 2007, 20:38
Level 8 Blind 600-1200 Anti 200
残り人数 74人→54人
持ち点 8,900 → 54,400

ここから2日目。

持ち点 8,900点、74人中71番目。
入賞は36位からなので、相当頑張らないと厳しい状況である。

12:00にスタート。
いきなりBB、勝負する気満々だったが、手前にレイズ、コールが入り、
ズタハンドだったのでフォールド。
SBも何もできず通過、ついに7,000点を切ってしまう。

アーリーポジションまで回って、QT ダイヤ2枚。
手前が全員降りたため、もう贅沢は言っていられない
状況なので、オールイン。

ミドルポジションにいる”FULLTILT”のユニフォームを着た
きれいなお姉さんがレイズ、他は全員フォールドで
ハンドオープン。

お姉さん AK
とりあえず、かぶっていない。

フロップにQが落ちて、そのまま逃げ切りダブルアップ成功。
ちなみのこのお姉さん、Erica Schoenberg
という人で、結構有名なプロらしい。
http://www.fulltiltpoker.com/ja/ericaSchoenberg.php

その後、AKでオールインしてブラインドスティール成功、
JJ−KQのオールイン対決で勝ってダブルアップし、
30,000点まで復活。

カットオフでAK。

ミドルポジションのおじさん レイズメイク4,000
私 レイズメイク 12,000
ボタン オールイン 20,000点強

SBがさんざん悩んだあげくフォールド、
BB、ミドルポジションのおじさんもフォールド。

さて、私の番。
ポタンのチップを数えてもらったところ、22,000点。

ボタンのオールインはおそらくペア、AかKを引く必要がありそう。
どう考えても、AとKの残り枚数は少ないような気がするが、
ポット32,000点に対して、あと10,000点で受けられるので、
降りるわけにはいかない。

私 コール

ボタン TT

SB「私もAKだったよ。」
ミドルポジションのおじさん「私はKQ。」

予想どおり、かなり厳しい。
正直言って、勝負どころでこのような状況になって
勝った記憶が無い。

フロップ ローカード3枚
ターン rag

半分諦めかけたところ、

リバー A

キター!!!

引いた自分が一番びっくりした。
これも皆様が日本から応援して頂いたおかげであったのだろうか。
とにかくこれで、60,000点を超えた。

さて、冷静になって考えよう。

現在残り約60人、私のチップ量はほぼアベレージ。
このペースで人が減っていくと、入賞の36位が決まるのが、
レベル9の後半からレベル10の前半あたりと予想される。

それまでに取られるブラインドとアンティを計算してみよう。
レベル9で必要なブラインドとアンティが、
4,400(1周分)×5週=22,000点なので、
入賞までに取られる金額は、約30,000点程度と
考えておけば間違いないはず。

ということは、入賞までフォールドし続けても、
約30,000点残る計算となる。

ここまで来たからには、何が何でも入賞したいのが本音。
そこで、全ハンドフォールド作戦決行である。
KK以下(当然AKも)は全部フォールド、
AAが来たときのみ状況次第で判断することとした。

なにしろ、1日目の経験から、フォールドし続けることには慣れているのだ。

Level 9

June 05 [Tue], 2007, 22:48
Level 9 Blind 800-1600 Anti 200
残り人数 54人→37人
持ち点 54,400 → 37,600

全ハンドフォールド作戦決行中である。
幸いなことに、参加したくなるようなハンドは全く来ない。

テーブル内では、金持ちも貧乏人も関係なく、
ガンガンぶつかり合っている。
目の前の入賞よりも、狙うは優勝のみといった感じである。

私が最初にぶつかったきれいなお姉さんも、
いつの間にかショートスタックになり、飛んでしまった。

しかし、このレベルになると、どのプレイヤーも
フロップが開いてからのアクションが非常にうまい。
残念ながら、私の現在のスキルで彼らに対抗するのは難しい。

ただ、私が彼らより勝っているものがもし存在するとしたら、
それは、「状況判断能力」と「忍耐力」なのだろうか。

順調に人数が減っていき、残り15分で残り37人、
あと1人飛べば入賞なので、ハンド・フォー・ハンドとなる。

ここから、オールインプレーヤーが連勝し、あと1人がなかなか決まらない。
結局、入賞が決まらないまま、レベル9が終了。

Level 10

June 05 [Tue], 2007, 23:22
Level 10 Blind 1,000-2,000 Anti 300
残り人数 37人→27人
持ち点 37,600→ 71,000

開始10分後にやっと37位が決まり、入賞決定。
残り4テーブルとなり、ここでシートシャッフルが行われた。

残りチップ量は35,200、まだまだ戦える量、
もうここからは、上を目指すのみである。
28位〜36位は賞金が$6,518と同額なので、
まずは27位以上が目標となる。

AAが入り、ダブルアップ成功、
その後、AA、JJでレイズしたがいずれもスティールで終了。

ラウンド終了時に残り27人、$9,778を確保。
3テーブルになったので、再度シートシャッフル。

19位〜27位までは、賞金が同額なので、
次の目標は18位の$13,037となる。

Level 11

June 12 [Tue], 2007, 20:41
Level 11 Blind 1,500-3,000 Anti 400
残り人数 27人→21人
持ち点 71,000→ 30,400

いつでも勝負に出る準備はできているが、
行ける状況が全く来ない。
ブラインドとアンティでどんどん削られていく。

右隣のスキンヘッドの兄ちゃん(以下、「スキンヘッド君」)が、
ショートスタックを飛ばし、どんどんチップを増やしていく。

しばらくすると、テーブルチップリであった
長髪の兄ちゃんとスキンヘッド君が、
フロップでお互いオールイン。
二人共、20万点以上持っている。

ボード A65
長髪 A6  スキンヘッド 55
以後、何も起こらず、スキンヘッド君が勝ち。

これでスキンヘッド君が、
50万点以上の大金持ちとなる。

その後、彼はひたすらテーブル内で暴れまくり、
手のつけようがなくなってしまった。

結局、私がポットを取ったのは、
ブラインドスティール2回のみ、
大きくチップを減らし、ディナーブレイクに入る。

Level 12 (その1)

June 12 [Tue], 2007, 20:56
Level 12 Blind 2,000-4,000 Anti 500
残り人数 21人 持ち点 30,400

ディナーブレイク中は、後ろで応援してくれたtagamanさんと
シーザーズパレス内の日本料理店で軽く食事。

すでに残りチップが8BBを切っており、このまま待っていても、
次に賞金アップとなる18位まで残るのは無理と判断、
レベル開始直後に勝負し、もしさっさと飛んだら、
一緒に遊びに出る約束をした。

開始直後、BBでA5。

アーリーポジションから、レイズメイク 10,000。
手前が全員フォールドしたので、予定どおりここで勝負することに。

私 オールイン 28,500
相手はノータイムコールで、AJをオープン。
かなり厳しい状況である。

しかし、フロップで5が落ち、そのまま逃げ切りダブルアップ。
またも運が味方した。
自分のことを応援してくれた方々のおかげだったのだろうか。

ともかく、これで少し余裕ができた。
とりあえず、18位確保まではおとなしくすることとした。

tagamanさんは約束があり、ここで一旦お別れ。
後ろに着いて応援してくれたことに、大変感謝している。

2人飛んで、残り19人。
ここで事件発生。

手前が全員フォールド、
カットオフの中国系のおっちゃん レイズメイク 14,000
BB コール 

フロップ KQQ ハート2枚
二人共、チェック

ターン ハートの2

BB ベット20,000
カットオフのおっちゃんが「レイズ」と発声した瞬間に、
BB 「オールイン!!」。

まずはフロアーが呼ばれ、おっちゃんのレイズは
ミニマムレイズ扱いとなり、メイク 40,000。

ここで、おっちゃん、”F○○K”と叫んでしまい、
フロアーから注意を受ける。

それから、おっちゃんが大長考に入ってしまった。
二人共、まだ手元には10万点以上残っているが、
おっちゃんの方が少し少ないようだ。

あと1人飛べば賞金アップなので、
私としては、彼にコールしてもらって、
飛んでほしいところ。

暇なので、他のテーブルを回ってチップ量を確認したところ、
私よりショートスタックが2人いる。
もしここでぶつからなくても、あと少しの間おとなしくしていれば、
18位を確保することできそうな感じ。

おっちゃんは、さらに数分間長考していたが、
ついに「ええい、引いてやる。」と叫んでコール。

おっちゃん AQ
BB A9 ハート2枚 
当然ながら、BBはフラッシュ完成。

結局、リバーでの逆転は起こらず、BBの勝ち、
おっちゃんが19位で終了。

これで賞金アップ、$13,037を確保。
残り2テーブルとなり、シートシャッフルとなる。
これで、金持ちのスキンヘッド君ともお別れだ。

〔その2に続く。〕

Level 12 (その2)

June 19 [Tue], 2007, 22:34
Level 12 Blind 2,000-4,000 Anti 500
残り人数 18人 持ち点 56,000

シートチェンジ後、1日目にさんざん暴れていた丸刈り君と再会。
いつのまにか、彼のチップ量もアベレージ以下となっている。

お互いの健闘を称えあう。
丸刈り君 「どうして君がここまで残ってるの?」
私 「私にも分かんないよ。」

開始から数ゲーム後に、アーリポジションでQQ。

UTGの金持ち  レイズメイク 12,000
私  オールイン 54,500

UTG、「とりあえず、受けるしかない。」と言ってコール。

UTG AK

フロップにAが落ちて、万事休すと思われたが、
リバーでQが落ちて勝利。
今回は本当に運に恵まれている。

これでダブルアップに成功、12万点近くまで復活。
なんとか戦えるチップ量になった。
あとはひたすら上を目指すのみ。

その後、プレイヤーのスタック内から、前のレベル終了時のチップレースで
すでに整理されたはずの100点チップ4枚発見されたため、
フロアーが呼ばれたが、その100点チップは没収されてゲーム再開。

何週か回って、チップが10万点強まで減ったところで、
アーリーポジションでAQ。

私  レイズメイク 14,000
BBのみコールでヘッズアップ。

BBのおじさんは、丸々としていて、人の良さそうな顔をしている。
これまでは、比較的素直にタイトにプレーしてきており、
持ちチップは約20万点で、ほぼアベレージ程度。

フロップ ミドルカード3枚 レインボー
(残念ながら、詳しいカードは覚えていない。)
2人共 チェック

ターン rag
2人共 チェック

本来、どこかで一度はベットを入れておくべきだったのかもしれないが、
無理せずチェックで回してみた。

リバー A
BB チェック
私 ベット 20,000

Aヒットでの勝利を確信し、軽い気持ちでベット。

BB レイズメイク 48,000

えっ、それってどういうこと?

〔その3に続く。〕

Level 12 (その3)

June 21 [Thu], 2007, 21:04
Level 12 Blind 2,000-4,000 Anti 500
残り人数 16人 持ち点  10万点強

〔前回の続き〕
アーリーポジションでAQ。

私  レイズメイク 14,000
BBのみコールでヘッズアップ。

BBのおじさんは、丸々としていて、人の良さそうな顔をしている。
これまでは、比較的素直にタイトにプレーしてきており、
持ちチップは約20万点で、ほぼアベレージ程度。

フロップ ミドルカード3枚 レインボー
(残念ながら、詳しいカードは覚えていない。)
2人共 チェック

ターン rag
2人共 チェック

リバー A
BB チェック
私 ベット 20,000
BB レイズメイク 48,000

ポット 74,000点に対し、28000点の上乗せ。
確認コールをせざるを得ないと思い、
チップを数えたら、残るのがたったの40,000点。
ここでフォールドすれば、約70,000点残る。
これはえらい違いである。

いやー、困った。

この時、ふと思い出した。
現在残り16人、あと1人飛べば賞金$3,000アップ。
自分が考えている間に、隣のテーブルで1人飛べばしめたものである。

ということで、フロアーを呼ばれるまで、
とことん考え続けることに決定。

相手は、私にAヒット以上の手があることを分かっているはず。
ブラフで降ろしに行くにしては、レイズ額が小さすぎる。
普通に考えると、かなり強いハンドを持っていて、
コールして欲しい場合のレイズ額だ。

ということは、自分が負けているのか。
でも、あと28,000点ならコールするのかな。
しかし、こんなことになるんだったら、
リバーはチェック回しだったか。

てなことを考えていると、後ろに人の気配を感じた。
あけみんさんとSatoさんが、他のトーナメントの休憩中に
観戦に来てくれたらしい。

しかし、自分自身は大ピンチ。
当然、後ろを向いて手を振る余裕もない。

相手の顔を何度も見たが、無表情ながら、自信がありそうな表情だ。
ブラフをやっている気配は感じられない。

ブラフベットに対して長考された場合には、
どこかで不自然な表情や動きが出てしまうことが多い。

ここで自分が負けていると確信、
残念だが、フォールドすることに決定した。
ただし、とりあえずフロアーが呼ばれるまでは、考え続けることに。

それから何分経過しただろうか。
他のプレイヤーもいい加減嫌気がさしたようで、
何人かが席を立ち、その辺をうろうろし始め、
テーブル内に嫌な空気が立ちこめはじめる。

しかし、相手のおじさんはいつまでたってもフロアーを呼んでくれない。

さすがに私も根負けしてしまい、ようやくフォールド。
自分では5分程度考えたつもりだったが、
あとから指摘されたところ、10分以上考えていたとのこと。
人生初の大長考であった。

この後、スティールに失敗した上に、一度もポットを取れず、
アンティとブラインドで削られてしまい、
レベル終了時にはチップが45,000点まで減ってしまった。

Level 13

June 26 [Tue], 2007, 20:41
Level 13 Blind 3,000-6,000 Anti 500
残り人数 16人→11人
持ち点 45,000 → 0

完全なショートスタックである。
勝負できるタイミングでダブルアップを狙って飛び込むしかない。

ブラインドで削られては、オールインスティールで取り戻す。
ひたすら、この繰り返し。

そうしているうちに、1人終了し、賞金$3,000アップ。
その後、ばたばたと2人が飛び、残り13人。
あと1人飛べば、またまた賞金$3,000アップである。

しかし、BBの時に勝負できず、
持ち点が30,000点を切ってしまった。

SBでJTが入る。

手前が全員降りたのでオールインしたところ、
BBはノータイムコール。

BB KT

フロップでKQと落ちてストレートドローができたが、
その後何も起こらず13位で終了、賞金は$16,196。

終了時刻は21:47、長い2日間であった。

あとがき

June 26 [Tue], 2007, 21:07
思ったより長くなってしまいましたが、今回の参戦記もこれで完結です。

もっとうまくプレーできれば、さらに上位に行けたのかも
しれなかったけれど、今の自分の力では、
ここまでが限界だったと感じています。

今回の結果に満足することなく、これからもいろんな大会に挑戦し、
上を目指して行きたいと思っています。

これは、今回、自分がこのトーナメントに参加して、
どのようにプレーしたか、どのように考えたかを
単に残しておくために作った記録です。

長々と続いたこの記録を読んで頂いた方、ありがとうございました。
気軽に、ご意見・ご感想等を頂ければ、幸いです。


最後に今回の登場人物の紹介をしておきます。

丸刈り君は、結局ファイナルテーブルに残り、4位でフィニッシュ。
http://www.pokernews.com/live-reporting/2007-caesars-wsop-circuit/championship-event/day3/page3.htm

レベル12で私とぶつかった、丸々としたおじさんは、5位でフィニッシュ。
休憩時にこっそり、ぶつかった時のことを教えてくれました。
「あの時はフォールドで正解、私はスリーオブアカインドを持っていたよ。」
おそらく、本当でしょう。
http://www.pokernews.com/live-reporting/2007-caesars-wsop-circuit/championship-event/day3/page6.htm

あと、金持ちのスキンヘッド君は、今大会の優勝者でした。
http://www.pokernews.com/live-reporting/2007-caesars-wsop-circuit/championship-event/day3/

最後に、レベル12で「ええい、引いてやる。」と叫んで
飛んだおっちゃんは、19位のこの人です。
http://www.pokernews.com/live-reporting/2007-caesars-wsop-circuit/championship-event/day2/page3.htm
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