劇団四季のファミリーミュージカル
「王子とこじき」の地元公演、行って来ました。
感想書いてたら、気分が盛り上がってきて長くなった…。
「王子とこじき」
昔々のイギリス。王子のエドワードとこじきのトムは生まれた日も時間も同じ、おまけに容姿がそっくり。出会った二人が服装を取り替えるいたずらをしてみたら、周りの人達は二人が入れ替わったことに誰もきづきません。ほんの少しで元に戻るつもりが、立場が入れ替わったままに、エドワードはこじきと間違われて城から追い出されてしまいました。トムもどんなに「自分はこじきで、王子じゃない」と本当の事を大臣たち訴えても聞き入れてもらえません。そんな時、病気の国王が崩御。このままでは「こじきのトム」が新しい国王にさせられてしまいます。こじきになってしまった王子エドワードは無事にお城に戻れるのでしょうか。
というお話。
豪腕マイルスと王子とこじき (注 こんなシーンはありません・汗)
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街の喧嘩で悪党にからまれていたエドワードを助けてくれたのが、マイルス・ヘンドン。貧乏剣士ですが正義感が強く、エドワードを守ります。
このマイルスを演じるのが「やなぴー」
ワイルドで痛快な男を、かなり爽やかに演じてます!
笑顔がキラリ〜〜ン

やなぴースマイル炸裂です。
衣装がちょうちんパンツなので、どうにも足に目がいってしまいます…。生足!?にしてはキレイだよなぁ(見てるところがおかしい)生足な訳はありませんでした。肌色タイツ履いてた。
マイルス、王子だと主張するこじきの格好のエドワードをちゃんと「陛下」と敬ってあげるのですが本当に王子だとは内心信じてなかった模様。それなのに体を張って守ってあげるなんて、なんでそんなにいい人なんだ〜〜〜。
子爵やら王子やら神様で拝見してましたが
豪快で腕っぷしが強くて男臭い浪人やなぴーも新鮮でした。
しかし、どこかに気品があるのがさすがっていうか…。
どろぼう一味の隠れ家で一夜を過ごしていた所、警察のガサ入れ(笑)に遭遇。逃げ遅れた二人は無実の「食い逃げ」の罪で捕まってしまいます。この食い逃げって設定がファミミュならではで微笑ましい。(あのやなぴーがエドワードを助けるために「私は食い逃げをしました」って嘘の自白をするのに、笑うところじゃないのに「食い逃げだって」とニヤニヤ;;怖)
エドワードをかばって鞭打ちされるマイルス。鞭の音がバシンッ!バシンッ!と鳴り響き、照明も不気味に赤くて、さらに打たれてる側のマイルスやなぴーが、ジーザス仕込みの打たれっぷりで「ウッ!」と苦しむもんだから、かなり迫力のあるシーン。大人が見ても怖いよ!!
やっと解放された二人。辱めから自分を守ってくれたマイルスに、エドワードは「伯爵の位」と「王の前で座ってもいい権利」を授けます。
戴冠式に乗り込もうとするエドワードに実はどうしても本物の王子だと信じられないことを打ち明けるマイルス。いつもなら信じてもらえないと怒るエドワードも「お前に信じられないと言われても腹が立たないよ。必ずお前の為にも王位に着く」。「あなたが本物の王様なら、私は本物の伯爵だ」とマイルス。二人の間に芽生えた友情が熱い…。熱いぜぇ。
その頃トムは戴冠式に連行され、こじきなのに王冠をかぶせられそうになっていました。真実を伝えようとしているのに「頭がちょっとおかしくなっている」とあしらわれるだけ。
そこに本物のエドワードが!!
(ここで一悶着ある)
そして我々が歌う出番が!!歌の力で解決〜〜と思いきや
今回は、そうは行きませんでした。
しかし我々の歌はエドワードとトムに力を与えた、はずだ…。
マイルスも警備を突破し、戴冠式に辿り着きました。
(ここで一悶着)
無事、王の証を探し出したエドワード、ついに皆に自分が王様であると証明しました。
王冠を授けられるエドワード(ここで我々は良かったねぇと思うわけです)王の前でひとりドカッと椅子に座る男が。
周りは「王の前でなんたること!!」と慌てますが、王の前で座る権利を得たマイルス。田舎侍がついに伯爵になった瞬間でした。よかったね〜やなぴー。
となぜかやなぴー主体の感想になってしまいました…。
子ども向け、と行かない人も多いと思いますが
大人にこそ「ファミミュ」はお勧め。
ストレートなメッセージに心なごむ演出。衣装やセットは原色でなく、色を複雑に織り交ぜてあり大人が見ても唸る美しさです。
キャストも若い人が多い中に、主役級の人がドンと入っていたりして侮れません。四季の作品の中では比較的安く見られるし。
客席で一生懸命声援を送る子どもを見るのも、微笑ましくて楽しいです。
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