東響2CELLOS(笑)デビュー!

February 02 [Thu], 2012, 23:52
昨日2月1日。
ミューザ川崎のガレリアコンサートで、西谷牧人&謝名元民による「東響2CELLOS」がデビューを果たしました(笑)



いや〜〜好き放題やってもーた


チェロのジャナさん〜謝名元民(じゃなもとたみ)さん〜は、東響ではチェロ・フォアシュピーラー(次席奏者)として僕の隣で楽しく弾いてくれていますが、芸大の先輩でもあり、チェロセクションの良き兄貴であり、オケのムードメーカでもあり、野球やサッカー大会を主催するスポーツマンでもあります。

ジャナさんとの出会いは古く、僕が芸大に入学した時の新入生歓迎コンパからなので、もうかれこれ・・・・・まぁいいや(笑)。長いお付き合いです。
そんなジャナさんともチェロデュオは初めてでしたが、さすがにいつも隣同士で弾いているので・・・楽しいばかりでした

今回はジャナさんのアイデアによる「バッテリー〜音のキャッチボール」というタイトルの通り、ピッチャーとキャッチャーのように音でキャッチボールする様を見て&聴いて頂こうということで・・・。

まずは「甲子園のテーマ」のBGMに乗せて、東響野球部のユニフォームで登場(プラカード嬢付き)!(↑舞台裏での1枚)
もちろん、演奏は楽しくも真剣に
ガーシュインの「サマータイム」では東響サッカー部のユニフォームに着替え(笑)、チェロギター(僕らオリジナル)も披露
なお、コンサートの詳細は、東響ブログ&ミューザブログでも紹介して頂いております。
是非ご覧下さい。

東響ブログ⇒http://yaplog.jp/tso/
ミューザブログ⇒http://www.kawasaki-sym-hall.jp/blog/

・・・しかし、ホントに好き放題してるな

この日、お客様に楽しんで頂きたいつもりで演奏しましたが、僕らが一番楽しんじゃってましたね
それって、実は理想なんですが。

「涙そうそう」「さとうきび畑」や、僕がこのためにアレンジした「リベルタンゴ」など、いろんな曲を演奏しましたが、なかなか盛り上がって気を良くしてるので(エヘ)、これからもレパートリーを増やして、いつでも営業できるように頑張りたいと思います ご依頼、お待ちしてます(笑)。


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カルテットCD発売!!

January 28 [Sat], 2012, 2:15
・・・ご無沙汰です
「そろそろブログを書くか」と思い立ってから、早や10日が過ぎました。。。やれやれ

そうそう、来る2月1日のお昼12:15〜12:45ミューザ川崎の1Fのアゼリア広場で、東響のチェロの謝名元先輩と2人で、チェロデュエットのミニコンサート「バッテリー〜音のキャッチボール」をやります(無料・申込み不要)
東響版2CELLOS(笑)
笑いあり、笑顔ありの(笑いしかない…)30分、是非お立ち寄り下さい!
僕のアレンジによるリベルタンゴの初披露もあります!!


で、、、


去る1月18日、大谷康子弦楽四重奏団としてのCD「シャコンヌ〜佐村河内守 弦楽作品集」が、とうとう発売になりました!!

僕にとっても、オケ以外でしっかりと演奏を聴いて頂ける初めてのCD録音。さすがに手元に届いた時は感無量でした

で、その内容ですが・・・
作曲家「佐村河内 守(さむらごうち まもる)」さんの弦楽作品集。全て世界初録音となります

これを説明するには、まず佐村河内さんの事を書かなければいけませんね。
広島の被爆2世で、17歳で聴覚障害を発症し、35歳で全聾となった佐村河内さん(現在48歳)ですが、その音楽は衝撃的で美しく、この時代にこんなにも感動的で聴く人の心を震わす現代音楽に出会えるとは思ってもいませんでした。

クラシックの世界では、現代音楽というと無調で実験的で難解ものばかりが目立ちますが、そういう時代において正々堂々と美しい調性音楽を生み出されていて、耳が聴こえないという背景を離れて聴いても(弾いても)、純粋に美しく深く感動的な音楽です
全聾の作曲家というと、どうしてもベートーヴェンを思い描いてしまいますが、これほどまでに1音1音に魂の入った音楽は、他にはやはりベートーヴェンの後期の音楽しか思い付かない。ご本人が、頭の中で響いている音楽を1音1音、丁寧に楽譜に書いていく、そんな姿が見えるようです。それほどまでに、深く、重く、そして美しい音楽です。

もう一昨年のことになりますが、大友さん指揮の東響で佐村河内さんの「交響曲第1番“HIROSHIMA”」を東京初演しました。それが佐村河内さんの音楽との衝撃的な出会いでした。その後CD録音もして、とても反響を呼んでいるそうです。
佐村河内さんに関しては、メディアでも随分と取り上げられているようですが、詳しくは日本コロムビアの特設ページをご覧下さい⇒ http://columbia.jp/samuragochi/
大谷さんの演奏による「シャコンヌ」もご覧いただけます

そして今回、その第2弾として弦楽作品集の発売となり、光栄にも2曲の弦楽四重奏曲の世界初演を担当させて頂くことになりまして・・・昨年の9月25、26日、武蔵村山のホールにこもり、レコーディングに臨みました。

もう僕がここで何を書くよりも「とにかく一度聴いてください」と言うしかないですね。
是非聴いてください。愛と祈りに溢れた音楽がそこにはあります。
一人でも多くの人に聴いて頂きたい音楽です

そして、来る2月29日にはその世界初演の演奏会があります。
是非とも「初演」の目撃者となって頂ければ幸いです。
チケットのお問い合わせ⇒ http://ticket.votre.co.jp/


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生中継。

January 09 [Mon], 2012, 23:52
こんばんは〜

先の土曜日(7日)、我らが東響の2011年初!となるコンサートがありました
いきなりサントリーホールの定期演奏会での幕開けです。

飯森親範さん指揮でレスピーギ作曲の「ローマ三部作」(ローマの噴水・ローマの松・ローマの祭り)だったんですが、明るく美しく華やかな曲なので、まさに新年の幕開けにふさわしい良い本番だったと思います

ちなみに・・・この本番は日本のオケとしては初!となる「ニコニコ動画」「Ustream」の両方での生中継がありました。
まぁ、演奏している方としてはいつも通りのサントリー定期なので、特別何かが違ったりはしなかったのですが、舞台裏はいろんなスタッフさんがいらっしゃって、なんか大掛かりなことをやってました(笑)。

・・・僕はこういう進化した技術には本当〜〜に疎い人間でして、、、「ニコ動」も知らず、当日になって初めて今回のプロジェクトの中身が分かったのですが(苦笑)、ベルリンフィルがやっている「デジタルコンサートホール」みたいなことなんですね。コンサートが世界中で生で楽しめる(もちろん有料ですが)。
もちろん、我々の演奏も日本中・世界中の人に演奏を見て聴いて楽しんで頂けたらいいなと思います

なお、7日のコンサートの模様は、20日まではご覧いただけるようですが(525円らしい)、なにしろ僕は情報に疎くて自信が無いので、詳しくは東響ブログをご覧下さい。
そして興味があったら是非ご視聴下さいませ


さて、昨日&今日はお休みを頂きました(東響はニューイヤーコンサートでしたが)
昨日はあっちの、今日はこっちの公園に行き、寒〜い中チビのすべり台やら砂場遊びに付き合いました。
サントリーホールでの定期とすべり台や砂場での子守りはもの凄く別世界ですが(笑)、その両極端な感じを楽しんでおります

で、リフレッシュも出来たところで、明日から久々のオペラです。
いつか全曲をやってみたかった、プッチーニの「ラ・ボエーム」
濃厚なドラマとロマンスにどっぷり浸かりたいと思います。


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A Happy New Year!!2012

January 03 [Tue], 2012, 22:24
明けましておめでとうございます
皆さんは、どんなお正月を過ごされましたか?

僕は31日に東響でジルヴェスターコンサートがあったので、元旦になってから故郷の奈良に里帰りしました。
親族大集合の会のみならず高校の同窓会まであり、楽しい再会の日々でした
しかし、チェロも持たずに新幹線に乗るのは、若干落ち着かないと言うか、何かを忘れているような気分になってドキっとします(笑)。


さて、結局12月の中旬以降はブログの更新が出来ませんでした。
楽しみに読んでくださっている皆さん、すいません

まぁ、我が家に一人ちびっ子ギャングがいるのが主な原因でして・・・
今年はもっと書けると良いなと思っています。
毎年言ってますけど


で、12月末には、東響入団4年目にして初めてクリスマス時期の演奏旅行に参加しなかったり、逆に入団して初めてサントリーホールでの「第九と四季」のコンサートに参加したり、今までとはちょっと違う年末を過ごしていました。
入団以来初めて家で過ごすクリスマスイヴは、ちびギャングを早く寝かしつけて、その後「明石家サンタ」でも見ながら夜をまったりと過ごそうと思っていたのに、、、ちびギャングと一緒に10時前に寝てしまって、気付いたときにはサンタがもう来ていたという大失態
来年はリベンジ出来るかな。。。


さて、とりとめもない文章になってしまいましたが、、、
昨年は震災もあり、誰にとっても忘れられない1年だったと思います。
僕にとってもそうでした。
東響の本拠地・ミューザ川崎シンフォニーホールも、直るまでまだ1年以上かかります。
そんな中でも、僕のコンサートあるいは東響のコンサートにたくさんの方々が足を運んで下さったり、遠くから応援して下さって、音楽で勇気やパワーを与える使命を担っているはずの僕が、逆にたくさんの勇気やパワーを皆さんから頂きました。
本当にどうもありがとうございました

2012年も更なる飛躍の年になるように、ひとつひとつの演奏を大切に奏でていきたいと思っています。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

西谷牧人


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師走〜。

December 11 [Sun], 2011, 23:03
や〜早くも師走も半ばですよ

僕も今月はオケと先生業だけみたいなもんで、特に最近はオケに乗りまくりの日々です。
ん〜今日で12日連続か〜。まだもうちょっと続くけど
さすがに疲労が溜まりつつありますが、まぁこの時期はどの業界の皆さんもきっとお忙しいでしょう。
風邪だけは引かないように気をつけましょうね。

さて、今月の第1週は東響の定期でストラヴィンスキーのペトリューシュカやバッハ(シェーンベルグ編)のプレリュード&フーガなどを弾き、第2週は東響の名曲コンサートでマーラーの「大地の歌」を弾きました。
 
・・・・

そしたら今月の残りはもうほとんど第九だけやんっ、て気が付きました

や〜今年もよく働いた

残りの第九(ちなみに今日は王子の北とぴあでマエストロ広上さんと第九でした)も、一つ一つ集中して弾きたいと思います。もう何十回も弾いて慣れているとは言っても大曲ですからね〜。

今日はこれで終わります。
要するに、特別書くことが無いわけです(笑)。
ではまた〜


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長久手フィルとドヴォコン♪

November 30 [Wed], 2011, 23:59
先の日曜日(11月27日)、愛知県は長久手町「文化の家 森のホール」にて、地元のアマチュアオーケストラ「長久手フィル」と、ドヴォルジャークのチェロ協奏曲を共演させて頂いてきました!

こちらの「文化の家 森のホール」は(写真撮り忘れた)1000人も入らない中規模のホールですが、歌劇場風の素敵な趣きのホールで、実は今から5年前に古巣PACオケで一度、佐渡さんと演奏しています。
確か「運命」と「ブラ1」を、佐渡監督と熱く熱く演奏して汗だくになった気が・・・

それから5年経ち、今度は地元の方々との共演で帰って来られるとは、ホントにありがたい事です


さてさて、今まであまり「アマオケ」と関わる機会がなかった僕で、今回がアマオケとの初コンチェルトだったわけですが、長久手フィルさんは若い人も多く、雰囲気もとても明るく、なんかエライVIP扱いもして頂きまして(笑)、色んな方々とお話出来たりもして、終始和やかに楽しく過ごさせて頂きました

そういえば、僕も昔はこんな風に大好きな趣味として、土日にチェロのレッスンや弦楽合奏の練習に通ってたなぁと、ふと思い出したりして。
特にアマチュアの方々は、他に職業もある中で自分の時間をこうやってオケで演奏することに使っているわけで、本当に好きという気持ちだけでやっていらっしゃるので、なんだかいつの間にか趣味だったチェロが仕事になった僕にとっては(もちろんそれはとても幸せなことなんですが)、音楽を楽しむ原点を垣間見たような、そんな気持ちになりました

さて、肝心のドヴォコンですが、、、やはり名曲
結局いつも弾く度に「あ〜〜なんてええ曲やろ〜〜。こんなにええ曲弾かしてもろて、わしゃ幸せや〜〜」という気持ちになりますが、今回も完全にそんな感じでした(笑)。
まぁ、超難曲であることには変わらず、何度弾いても難しいところは難しいままなので、課題もたくさん残っておりますが
でも、今後もいろんなところで弾き続けられたら幸せです。

そして今回の指揮者は松井慶太さん。
スラリと長身でイケメンで、しかも僕より7つも若い(苦笑)。
落ち着いていて人柄も良く、楽しい共演となりました。終演後の1枚

今回も、松井さん&長久手フィルの皆さんとの、素敵な出会いがありました。
いろんなところで繋がっている事が分かった人もたくさんいました。
正に、出会いは宝物ですね

松井さん、長久手フィルの皆さんと、また次の機会がありますように


で・・・
その後、名古屋のホテルの前の公園でせがれと遊び(笑)・・・東京に帰って次の日、また公園で遊び(笑)・・・
あっという間に2日過ぎて、今日から東響の定期のリハが始まりました

ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」をメインに、シェーンベルグが編曲したバッハの「プレリュードとフーガ」&館野泉さんをソリストにお迎えしてのラヴェルの「左手のためのピアノ協奏曲」というプログラム。
どうぞお楽しみに!!


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マゼール!、そしてスダーン。

November 23 [Wed], 2011, 0:12
どうもご無沙汰しております・・・

なかなか落ち着いてブログを書く時間もなくて、前回のブログ記事から今まで一体何をしてきたんだっけ・・・と手帳を見て振り返り(笑)、「ああ、そういえばそんなこともあったなぁ」としみじみこの2週間を懐かしみ、満足して布団の中へ・・・って、あかんあかん。ちゃんと書かなきゃね


さてさて、ここ最近のビッグニュースと言えば、なんと言ってもあの世界的指揮者・巨匠ロリン・マゼール様が東響を振ってくれたこと!!

12日に行われた「東京交響楽団創立65周年記念コンサート」のために、マゼールが日本で一番最初に指揮をしたという東響に、48年ぶりに帰ってきてくれました。

そして、ドキドキのリハーサル。
いや〜カッコイイ、その立ち姿も、声も
普通の81歳とは全然違いました。

ちなみに、僕がアメリカのインディアナ大学で師事していたJ.シュタルケル先生も、当時80歳で驚異的なカッコ良さでした。マゼールとシュタルケル、お国は全然違うはずなのに、表情やオーラまでよく似ていました。

そんなマゼール様の指揮で、ベートーヴェンとマーラーの1番の交響曲を
特別にイジるようなことも無く、楽譜通りの至ってシンプルな解釈。
ただ、正直「天才がちょっとの力だけ出してる」感は否めず、なんとなく不安の残るリハではありました。

で、本番。

本当なら我らが本拠地ミューザ川崎で行われるハズだったんですが、昭和音大の大ホール「テアトロジーリオ」での本番。
いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(感無量)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

世界のマゼールが、ベルリンフィルでもニューヨークフィルでもない僕達を相手に、本気を出してくれました

81歳の巨匠から放たれる、マーラーのクライマックスでの強烈なエネルギーは、本当にスゴかった。
全部暗譜なのに、両手を駆使してあらゆる合図と表現の指示がハッキリと飛んできて、恐ろしい81歳だと参りました。
また、僕が首席チェロという役目を務めさせて頂いているお陰で、演奏中に巨匠とアイ・コンタクトを交わし、2人で微笑み合ったシーンが何度もありました。毎日仕事頑張ってきて良かった(笑)
本当に想い出に残るコンサートにしてくれました。マゼール様に大いに感謝


で、その次の日、興奮も冷めやらぬまま朝から新幹線に乗り、愛知県は長久手に27日のドヴォコンのオケ合わせに行ったり(楽しかった)、相変わらず毎週芸大にレッスンに行ったり、となんやかんやしているうちに、東響のスダーン監督が来日してました(笑)。

で、19日のサントリーホール、今日のテアトロジーリオで、定期演奏会が無事終了。

シェーンベルグのモノドラマ「期待」と、フォーレのレクイエムというプログラム

もう、シェーンベルグが難しいのなんのって、一瞬でも気を抜いたらいつでも崩壊できる(笑)。
しかも、内容が「愛人の死体を前に激しい情念が・・・」という狂人的なもの。
弾くのも難しく、内容的にもウツになりそうな芸術作品の後には・・・天国的に美しいフォーレの世界。
前半が前半だけに(笑)、フォーレが本当に澄み切ったピュアな世界に思えて、面白い組み合わせでした。
凄く疲れましたが。。。。

さて、明日はまたもやテアトロ・ジーリオで朝11時からスダーン監督指揮でモーツァルト・マチネ・コンサート。
「ハフナーセレナーデ」は、僕が古巣の兵庫PACオケで弾いた最後のコンサートで演奏したもので、なんと指揮はスダーン監督だったのです。
いろいろと思い出しながら弾いてきます。


そして、27日(日)には、僕の「初めてのアマオケとのコンチェルト」があります。
素敵な長久手文化の森・森のホールで、ドヴォルジャークのコンチェルト。
名古屋近辺の方、是非ご来場下さいませ


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無伴奏at平山郁夫シルクロード美術館。

November 06 [Sun], 2011, 0:57
いつの間にやら11月。
なんか、温かくて実感がないですね

もう、遥か昔のことになってしまったエルガーのコンチェルトの後、東響の弦楽器メンバー5人による楽しいビートルズのコンサート(全てのアレンジby清水くん)が終わり、、、

その後の10月29日(土)・・・つまり先週末には、これまたとても貴重な機会を頂きました

なんと、あの平山郁夫先生のシルクロード美術館(山梨県北杜市)の内覧会で、チェロ1本での無伴奏演奏会です

しかも、演奏会場は、平山先生の大きな大きなシルクロードの絵が何枚もある展示室で、圧倒的なスケールの絵に囲まれながらの演奏


演奏中も、この偉大すぎる作品は常に目に飛び込んできて、ホールで演奏する時とはまるで違う圧倒的なインズピレーションを受けながらの演奏となりました。
バッハでも、カサドでも、「文楽」でも、常に平山先生の作品から発せられる何かが、僕の演奏に影響していたと思います。普段のホールでのコンサートではまず味わえない、特別な体験となりました

平山館長(奥様)や北杜市の市長さんを始め、たくさんの方々に聴いていただき、感無量
M山氏、美術館の関係者の皆さま、どうもありがとうございました


思えば、僕が芸大に入学したときの学長が平山先生でした。
入学式でおっしゃられた、

「才能とは続けること」

という言葉は、今でも重く響いています。
先生も亡くなるまでひたすら、時間を見つけては絵を描き続けられたのだとか。
僕も強い意思を持った演奏を、いつまでも続けたいと思っております。

その後、大学院生のときに芸大でヨーヨー・マさんの公開レッスンを受けられたのも、ヨーヨーと親交があった平山先生のおかげ
結局直接お会いする機会はありませんでしたが、いろんな縁を下さったことにとても感謝しています。

コンサートの後は、もう1日小淵沢〜清里観光
あいにくのお天気でしたが、それでも自然に囲まれ、富士山を眺め、リフレッシュ
充実した2日間を過ごせて、心が満たされて東京に帰りました


さて、明日(もう今日だ)から3日間新潟です。

明日は3日(木)に終わったオペラシティでのコンサートと同じものを、新潟定期として演奏。
シベリウスの5番。。。渋い。
まぁ、シベと言えば、やはり低音楽器の出番です
暗く重く・・・でも時には優しく温かい音楽
明日もホール一杯に響かせたいです。

ではまた

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エルガー終了!

October 22 [Sat], 2011, 18:40
昨日、芸大奏楽堂にて、エルガーのチェロ協奏曲の本番が、なんとか無事に終わりました〜!!


いや〜僕はホントに幸せモンです

「エルガーと言えば」の尾高先生の指揮は本当に素晴らしく、優しい笑顔でもの凄〜くサポートして下さり、共演の芸大フィルは先輩・後輩・同級生の集まりで、知り合いばかりでとても温かく、会場は響きの良い母校の奏楽堂で、、、そんな最高の舞台で、僕の大好きな名曲を演奏出来て、たくさんの方々に聴いて頂けるなんて
感謝、感激です


奇しくも、ちょうど10年前の秋(確か11月5日)、まだ大学院生だった僕は、完成して間もなかったこの奏楽堂の舞台でヨーヨー・マさんの公開レッスンを受けました
その時のレッスンと、彼の演奏、人柄、メッセージは衝撃的で、その後の音楽観が変わるほどでした
他にも、オーケストラや室内楽など、学生の時の思い出はたくさんあります。
そんな思い出の舞台で、まさか10年後に非常勤講師としてコンチェルトを弾いているなんて、全く予想も出来ないことでした。

もちろん、他にも自分が東響の団員になっていたり、芸大で教えるようになっていたり、旦那になっていたり、パパになっていたり、、、10年前には想像すら出来なかったことばかりが起きています。
人生ホント何が起こるか分かりませんね


さて、話はエルガーに戻って・・・

本当に凄い曲です
今回、学生の時以来改めてこの曲に向き合ってみて、譜面を読めば読むほどに、音譜の裏に込められたものの深さに感嘆しました。
人間味に溢れていて、とてもロマンティックで、どこか物哀しく、なんか懐かしいような、、、ますますこの曲を好きになりました

特に今回は、エルガーを十八番とされている尾高先生との共演だったので、その洞察の深さにリハの時から感動し、本番でも完全に頼りにさせて頂きました(笑)。本当に光栄でした終演後の1枚。



で、自分の演奏に関しては、上手く行ったところも行かなかったところもありますが、今の自分なりの演奏は出せたかな、と思っております。
ただ・・・ミスったところが例え全体から見たら一瞬だったとしても、それまでに練習を重ねてきたことを思うと、やはり悔しさが残ります
正直、弾き終わって一番最初に感じたのは、上手く行かなかったところへの「悔しさ」でした。もっと打率良くならなきゃなぁ・・・。練習練習


そして、更なる感謝は、たくさんの方々が聴きに駆けつけて下さったこと                           

東響&東響周辺(笑)の皆さん&師匠の河野先生と。                                                

そして、もう一人の師匠・堤先生も。

他にもたくさんの方々が来て下さったり、来られなくてもメールを下さったりで、自分はたくさんの方々に支えられ、守られ、今があるんだなぁとつくづく感じました。
これからも、恩返しをしながら頑張っていきたいと思います。

たくさんのご来場、ご支援、ホントにありがとうございました


さ、来週からまた東響でしっかり働きます
まずは月曜日の「東響メンバーによる室内楽で贈るビートルズ」in新百合ヶ丘です
全曲、相棒のヴァイオリンニスト・清水泰明氏によるアレンジ。カッコ良いですよ


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カウントダウン。

October 18 [Tue], 2011, 9:11
エルガーのチェロコンチェルトの本番まで、あと3日


いや〜なんか、重なる時は重なるっちゅ〜か。
先週まで東響も出っぱなしだったし、なんだかずっと毎日なんかしてました。
定期演奏会や、新百合ヶ丘での名曲コンサートなどの合間にも、川崎の商店街で大谷さんと演奏したり、イギリス大使館でパーティーのBGMしたり、来週のビートルズのリハしたり、芸大でレッスンしたり。
エルガーのコンチェルトのお話を頂く前から既にいろんな予定が入ってたりするもんだから、(練習は計画的にするとして)こういうときにやっぱり大事なのは体調管理です

しかし、重なるなぁ。。。
まるで、個性的なヤツが全部同じクラスになっちゃったみたいに。
ヒマな時はヒマなんですけどね。


で、今週に入りやっとエルガーに集中

本日、これからオケと初合わせに行ってきます
なぜか、いつも一番緊張するのは本番よりもむしろ「合わせ初日」。
オケ&指揮者と初めて顔を合わせて、音を出す日です。
この初リハーサルを経て、自分の仕上がり具合や、本番までの数日でどんな調整が必要かを思い知ることになります。

しかし、今回はオケが芸大フィル(先輩&後輩ばっか)。
指揮はエルガーの第一人者、尾高忠明先生。
会場は響きの良い思い出の芸大奏楽堂と、最高の舞台が揃っているので、後は感謝して全力を出すだけ

本番は21日(金)19時〜東京芸大奏楽堂。

全席自由席ですので、当日券でOKと思われます。
詳しくはこのバナナをクリック⇒

今週まで何ヶ月も、スコアとソロパート譜を持ち歩き、譜面と向き合った時間を、本番の30分に詰め込みたいと思います。
お時間ありましたら、是非聴きにきてくださいね


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プロフィール
  • ニックネーム:西谷牧人(にしやまきと)
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■職業 チェリスト (チェロを弾くひと)
■略歴 松本(長野県)生まれの奈良育ち。県立奈良高校→東京芸大(大学院も)→アメリカ・インディアナ大学に留学→2005年夏帰国、9月より新設の兵庫PACオケに入団→2008年4月より東京交響楽団の首席チェロ奏者。

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