水分補給しながら読まねばならないほどの涙が出ます 「とんび」

June 20 [Thu], 2013, 23:25
私は泣いたことがない

冷たい夜の真ん中で

速い車に乗っけられても

急にスピンかけられても怖くなかった〜



と、
そんな女だと自分の事を思っていた。
ところが、これにはやられました。。。

重松 清さんの本
とんび


今年の1月からキー局で内野聖陽さん主演で、
息子役は若手でも演技派の佐藤健さん、
というからには面白くないはずがない

人気の二人が本を読んで承諾して出演しているんだろうから、
どえらい面白い作品だろうとは思っていました

読んでみたら、5ページでウルウル
10ページで涙
15ページで嗚咽を漏らす
20ページで涙で文字が読めなくなる・・・
位、涙に明け暮れてしまう内容
都合、300ページくらいあるわけだから、
おえつを漏らしたのは15回という凄い数になってしまいました


広島の備後という海の綺麗な街の話
ヤスさんという不器用だけれど熱くてまっすぐな男が、
奥さんに先立たれ、男手一人で子供を育て上げる、
というお話

ヤスさんのお話だけではなく、
ヤスさんの親友の和尚さんや女将さん、
そしてヤスさんを小さいころから可愛がってくれたたえ子さん、
色んな人の人間模様が描かれていて、
昭和の古き良き時代と、
平成の時代へと変わっていく世の移り変わりとを、
上手に描いている作品です。


私の主人は毎週このドラマを見ていて、
「まきまきが死んだら俺は一人でケンを育てなくてはいけないんだ…
というドラマチックな妄想に駆られて
どっぷりドラマにハマっていました。。。
ワタシ。イキテルんだけどネ。。。

激動する時代を生き抜いた親一人子一人のお話。
胸が熱くなります。
そして、温かい気持ちになれます。

決して私が人の親になったから面白く読めたのではなく、
人の子として存在して、誰も一人で成長してきたのではなく、
沢山の人の手を借りてここまでやって来れたし
これからも沢山の人の手を借りて
子育てをしていくんだろうと感慨深くなってしまいました。

今まで人生で読んだ中で、一番いい作品でした。
重松さん、ありがとうございました。

さて、明日はオーディション
物凄い人数待ちさせられそうだから、
「北のカナリヤたち」の原作、
往復書簡  by 湊かなえさんを持って行こう〜

ショッキングな本 「事件現場清掃人が行く」

November 15 [Tue], 2011, 23:30


深夜のゴローデラックスで取り上げられていた一冊の本
すごく現代社会を風刺したこの内容に興味を持ち読んでみました。



江洲さんという方が一人でやっている、
事件現場の清掃作業について、
そして、何故そんな特殊清掃の仕事を始めるに至ったか、
などなど、様々な事が書かれています。

江洲さんは事件現場清掃会社
という変わった会社を立ち上げている方です。
http://www.genbaseisou.com/index.html

社員はおらず、一人で事件現場の清掃を行っています。

事件現場というとどういう所なのかというと、
自殺や孤独死で亡くなった方の
遺品の整理、
そして、何よりも発見が遅れたために死臭が蔓延している
部屋の消臭・消毒作業です。

人は死ぬと24時間から36時間の間に腐敗が始まります。
そうすると、
身体の体液や血液は人間の穴という穴から溢れ出し、
住居の床にまで人型が残るほど
死んだ形跡と臭いが残ります。
発見が遅れた場合には、
その体液や血液が布団や畳を超えて
コンクリートの基礎まで染み渡っていることもあるそうです。

それを特殊な消臭剤と彼のリフォーム技術によって、
臭いも痕跡も全くない、新しい部屋として甦らせてくれるのです。

遺族も大家も警察もやりたくない仕事を、
例えば自殺があった現場にせよ、
「亡くなられた方は、自分の自殺後にこんなに迷惑をかけると思っていなかった」
と思っていられるだろうから、
自分が綺麗にしてみせる!
というプロ根性に、すごく感銘を受けました。

遺族の方から感謝されたり謝罪されたりすることもしばしばで、
少しでも人の役に立てればという、
その気持ちが切に伝わってくる内容の本でした。

実際の清掃前の事故現場の写真も出てきて、
気分も悪くなりそうな内容であることは間違いないのですが、
最後まで読むと、
日本の核家族化が引き起こした孤独死の現状、
家族・近所付き合いというものが希薄になってきている自殺のなりゆきなどなど、
社会問題が浮き彫りにされていきます。

NHKの無縁社会、というドキュメンタリーを見たときの衝撃に似ています。

この本を少しでも多くの人に読んでもらえたら、
隣近所の人が姿が見えなくなったときには気にかけてみよう、
という、社会活動へとつながるのではないでしょうか。



本屋さん大賞は馬鹿にならない!

November 09 [Tue], 2010, 23:16


2009年度の本屋さんが選ぶ
「この本は面白い大賞」に選ばれた
永遠の0(ゼロ)」   

ゼロってなんだろう?
って思いながら、賞をとったり人の勧める本にすぐ乗っかる私。

が、読んでみて愕然。

もう60年以上昔の太平洋戦争で戦い、
最後は特攻隊員として南大西洋に散った
凄腕零戦パイロットのお話。

現代と過去を生きつつする間に見えてくる
特攻でなくなるベテラン零戦パイロットのを通して見えてくる
日本の大本営と戦地での温度差の違い。

ガダルカナルの戦いでは、
海軍航空兵4千人死亡。
陸軍は物資の調達がなく、餓死で1万5千人も死んでいるんです。
事実も絡められたストーリーなので、
いかにして日本軍が負けていったかという
ことが一人の海兵航空兵の姿を通して見えてきます。
下手な歴史本よりも、入り込めるのでこちらの方が面白いかもしれません

私だったら、特攻で逝く相手と祝言を迎えて
彼を送り出すことが出来るだろうか

そして空襲の焼け野原で、
幼子一人抱えて生きて行けるだろうか

などなど、色々考えてしまった。

溢れてくる涙に本の文字が見えなくなりながら、
人の尊厳の大切さと、
本物の愛の価値というのが知らしめられた。

恩義や忠義や、今や日本で聞かなくなったこの言葉。
それにより自分の命を差し出した日本人が、
かつては沢山いた。
命を放るのではなく、命のために命を守る。
それが、特攻という物だったんだと思います。

とにもかくにも、
日本は資源のない国で、
戦争なんて出来るような国じゃないってことでした。
そもそも草食男子が予科練で訓練積んでも、
飛行機乗って逃げ出すだろうな・・・今の日本じゃ。


様々な領土問題や、近隣問題諸国との関係も危うい日本。
でも、平和ボケしていられるのは
彼らの命の上に自分たちがあると思わなくてはならないですね。

そして本作は、百田 尚樹さんのデビュー作ですって。

すごい泣かすシーンおおすぎますって

合コン哲学

August 30 [Sat], 2008, 21:44

30代にとっても恋愛とは?
というのの答えはこの本にあった
「anego」 by林真理子

一時期年上女性が注目されるというすごいanego現象が起きたほど流行った本で、
Domaniに連載されていたものがNovel化していたのを今更読んでみた。、
林真理子ならではの
「あるあるある、それってよくある」的なお話満載

たとえば「合コン」にたいするくだり。

「時々「おっ!」と息を呑むような男が出現するが、こういう男に限ってそそくさと帰る。おそらく「見せ球」といおうか「ディスプレイ用」といおうか、メンバーに箔を付けるために拝み倒して来てもらったに違いない」

「ルール違反の男が増えたこと、増えたこと。前は決まった恋人の居る男は来ない、っていうのが常識だったじゃないですか。それなのに最近は、女房子どもがいる男がこっそり来るんですよ。もお、世も末ですね・・・」

「合コンで、白馬に乗った王子様が本当にやってくると信じているのだろうか?」


みんな、わかっちゃいるんだけれど、
何かがあると思って参加する合コン。

そして、その痛い本質を突いてる文章を見て合コンの無意味さを感じつつ、
やはり出会いを求めて参加するが、やっぱり無駄な時間なのかねえ・・・。
合コンで出会って結婚しました!みたいなラッキーな人って、
100回やって一組くらいな気がする。

とはいえ、私主催の合コンで今まで2組成婚してる。
そういう人達に限って、それが「生まれて初めて参加した合コン」だったりするから羨ましい。

という実績があるからこそ、人は合コンに夢抱くのかもしれませんね・・・。
Profile


フリーアナウンサー中谷眞喜子の
仕事&プライベートブログ

名前:中谷眞喜子
性別:女性
誕生日:3月1日
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好きな食べ物:レバ刺し

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