マジャーが左下でしか横になれなくなってから
筋肉の左右バランスが崩れた。
反対にご飯を食べるのにフセの態勢になるのは右下でしか出来ない。
そのせいで首がまるでバネでも付いているかのように
フセの態勢になると左後方にグーッと引っ張られるようになってしまった。
これはマジャー自身も自分の意思とは関係なくそうなってしまうので辛そうだった。
なので首が後ろに引かれないようにクッションを当てていないといけない。
首の筋肉は右側がカチカチに硬くなっていた。
首をマッサージしてやると気持ち良さそうにしていたが、
すぐにカチカチになってしまう。
首が左後方に引かれるため、
バランスも取れず立っていることも出来なくなった。
ところが数日前から右下でも横になれるようになると
首が左後方に引っ張られることがなくなった。
首の筋肉も柔らかくなり、左右差がほとんどなくなった。
前は体が丸まってしまっていたのが
今は随分まっすぐなまま維持出来るようになった。
首が引かれなくなったせいで、バランスも取れるようになり
お尻を支えるだけで立っていられるようにもなった。
身体がラクになったせいか、動きも良くなった。
マジャーは17歳。
ヒトに換算すると107歳くらい。
それでもケア次第で状態は改善することもある。
マジャーの状態を見て、年齢を知った人は大抵
「高齢だから仕方ないよね。」と言う。
「高齢だから仕方ない…」
と何もしなければ、改善の可能性はゼロ。
高齢であっても、出来ることがあるならダメもとでやってみる価値はあると思う。
もちろん、本人に負担が掛からないようなものを選ばなければいけないけど。
マジャーにはTタッチをしていたが、硬くなった筋肉をほぐすにはマッサージの必要性を感じた。
それも理学療法のようなカッチリしたものではなく、
寝たきりのシニアに出来るようなもの。
今からセミナーを受けたりする時間の余裕はない。
マジャー連れでワークショップに行くのも無理。
家に来てマッサージを教えてくれるところはないものか。。。
と探し、辿りついたのが
バランスドッグマッサージ
偶然、家の近くにインストラクターもいて出張もしてくれるとのこと。
すぐにお願いして来て貰った。
もともとTタッチのプラクティショナーが考案したものなので
犬に無理させてするようなこともないし、
メンタル面での効果も期待出来る。
マッサージの要素も入っているので硬くなった筋肉や関節をほぐす効果もある。
マジャーには特に筋肉と関節をほぐす効果を期待していたが、
上手く効果が出てくれた。
実質的な効果が見られなかったとしても
何よりマジャーが気持ち良さそうにしているので
QOLの点ではそれだけでも効果があると言っていいのかもしれないなぁ。
あとは私にとっても利点があった。
お願いしたインストラクターも大型犬の介護経験があったので
介護している私の気持ちや苦労なども理解してくれる。
「大変ねぇ。」と言われることは多いが、
本当に理解している人はほとんどいない。
中には「安楽死してやった方が犬のためだ」と言う人もいた。
介護経験のない人、ましてや犬を飼ったこともない人に理解して貰おうとは思わないが
そういうことを言われればストレスを感じる。
こういう経験も含めて本当に理解してくれる人が1人でもいると気持ちもラクになる。
ヒトの介護はデーケアがあったり、介護士がいたりするけど、
動物の介護はほぼ100%飼い主自身でやっていかないといけない。
なので、良き理解者がいるかいないか、というのはとっても重要なポイントになる。