グレイスフルプロデュース『亜雌異人愚なグレイス』あらすじ そのA
2014.01.22 [Wed] 12:04

劇場でショーの準備が着々と進んでいたその時、
タシーロはアンナに任務完了の報告をしていた。
集客に橋の工事と場面転換、
いつの間にか三つの任務を遂行していたのだった。

劇場では開演5分前のベルが鳴る。
客席はアンナとタシーロの働きもあり満席。
グレイスがショーの開演を告げる。
「ワンダフル!アメイジング!グレイスフルショー!」

最初は劇場支配人のフリッツ。お得意のタップも披露。

M6『パパラブズマンボ』


次は手品師のマルコ。曲中、華麗にハンカチをステッキに変えてみせた。

M7『Yes’ it’s magic time!』
奇跡が起こる瞬間は 誰にもわからない



マルコのステージを袖から見ているアマンダにハンスが声をかけるも、
アマンダが話すのはマルコのことばかり。

曲中、袖に戻ってきたマルコを嬉しそうに迎えるアマンダと、
その様子を切なく見守るハンス。
再度舞台へ戻るマルコにアマンダは「いってらっしゃい」と声をかける。
「いつか僕が行くときもいってらっしゃいって言ってくれる?」
そう尋ねるハンスにアマンダは「いってらっしゃいの後は、
お帰りなさいも言わせなきゃなのよ。
曰く、いってらっしゃいとお帰りなさいは対義語ではなく同義語なのだ」と言う。
「誰の言葉?」と問うハンスにアマンダは「愛の言葉」と答えるのだった。


M8『ハンス曲』
奇跡が起こる瞬間が、僕にも来るのなら・・・



マルコのステージが終わった舞台上では、アンナとピロシの漫才が始まる。

その頃楽屋では、ニコラがアマンダに、
オーディションの時に自分たちを『売りっこトリオ』と名乗ったことを謝っていた。
実は彼女たちは昔三人組だったのだ。
二人はジルという少女の死を引きずっていた。
アマンダは無理やり忘れようとし、ニコラは忘れられずにいる。
それが二人の仲をギクシャクさせていた。

アマンダに、ジルの顔も忘れたと言われたニコラは楽屋を飛び出し、
漫才中の舞台上を駆け抜け劇場から出て行った。
そのことに気がついたアンナは、ピロシを一人舞台上に残し、ニコラを追いかける。



アマンダに出番が近いことを告げに来たハンスは、ニコラがいなくなったことを知る。
また、舞台上からアンナもいなくなったことで、楽屋は右往左往。


ハンスは舞台上で限界を迎えているピロシを助けつつ、
アマンダにはニコラを迎えに行くよう説得していた。


その時フレディが来て、アマンダとステージに出ると言う。
「アマンダさん、ステップですよ。転んだら、立ち上がる」
フレディの導きでアマンダの頑なな心が溶け出した。


「シャル・ウィ?」と差し出された手を取り、二人のタンゴが始まる。


その間、アンナはニコラを、フリッツとピロシはアンナとニコラを探していた。

踊り終わったアマンダにハンスは「いってらっしゃい」と声をかける。
「いってきます」と答えニコラを探しに行くアマンダ。


劇場を飛び出したニコラを見つけ出したアンナは
「出演しないのか?」と声をかける。

連れ戻しに来てくれたアンナに「実は優しそうな人だと思っていた」と言うニコラ。
しかし何故か「優しそう」ではなく「いやらしそう?」と聞き返したアンナは
「確かに私には確実にいやらしいところがある!」と高らかに宣言する。


M9 『助兵衛と貪欲の歌』

深く感情移入した相手に対しては触れたいと願う、その思いを熱弁するアンナ。
ふと、ニコラが泣いていることに気がつくと、
急に抱きしめてやりたいという感情に囚われ戸惑う。


しかしニコラに「お願いします」と言われ、
ぎこちなく、あまりにも不器用に抱きしめるのであった。

そんな自分の行為に恥ずかしさを覚えたアンナだったが、
自分にもまだ心があったのだなと笑う。その時ニコラを呼ぶアマンダの声が。
アンナはニコラに「解き放て」と言ってその場を離れた。


入れ違いで来たアマンダに「ずっと寂しかった」とビンタするニコラ。
「心配したんだから」とニコラをビンタするアマンダ。

抱き合って泣く二人の間に、今までのわだかまりはなくなっていた。



劇場に戻った二人。ハンスはアマンダに「お帰り」と声をかける。
「ただいま」と答えるアマンダ。


M10『ボカロ版 恋愛なんて三年もたない』

舞台袖にはサラがスタンバイしている。
サラは、何のために暗い舞台袖から眩しい舞台に出るのかを
ずっと考えていたとグレイスに話す。
「答えは分からない。人生と一緒。なぜ生きるのか、それが知りたいのかも」
と言うサラをグレイスは「いってらっしゃい」と舞台上に送り出す。


M11『きっとそういうこと』

その曲中、突然劇場のプロセニアム・アーチ(額縁)がステージ上に崩れ落ちた。
あまりの出来事に歌っていたサラはもちろん、舞台袖にいた一同も、
くずれた額縁をただ呆然と見つめていた。

そこへグレイスがサラの歌を口ずさみながら舞台上へ。
「♪立ち上がるのよ今 ただ前に進むため 必ず明日は来るのだから」

そして「ショーマストゴーオン!!」の掛け声とともに崩れ落ちた額縁を持ち上げ始めた。

その姿を見たサラは再度歌い始める。
呆然としていた一同も、そのグレイスの姿と、
サラの歌声に引っ張られるように次々とステージ上へ。
グレイスを助けるためにみんなで支え合い、そして歌いだすのだった。

「♪止まってはならない 諦めてはならない まだ終わってもいないのだから
  投げ出してはならない 絶望してはならない まだ始まってもいないのだから
  生きて行くとはきっと そういうこと」

喝采の中、幕は閉じた。



旅立ちの朝。壊れてしまっている劇場。グレイス達との別れを惜しむフリッツ達。

そこへマルコが「俺も行くわ」と言い出す。
驚く一同にマルコは、自分は劇場の天井に描かれていた天使だと告白する。

しかし、証拠のつもりの背中の羽も飛べそうもない程小さく、
みんなはなかなか信じない。

最後にいいものを見せてもらったおかげで、思い残すところなく上に戻れると
別れの言葉を言うマルコに、アマンダは思い切って告白しようとするが、
勘違いだと制される。

「ある日、何とも思ってなかったやつが夢に出てきてから気になって気になって、
しまいにはこれって恋なの症候群」だよ


そう言うと、大量の風船を持って空へ飛んでいった。

続いて、ピロシ、タシーロ、アンナ、フレディがそれぞれ去っていく。




続いて去ろうとするハンスを制して、ジャンケンをするグレイス。
グレイスが出したのはまたもやパー。
くしてハンスは自分の意志でグーを出す。
「いってらっしゃい」と声をかけるグレイス。

ハンスはアマンダに「僕…君のことが…好きだ」と告白する。

「私もよ」と言う答えに「じゃあ一緒に、、、」と喜ぶハンス。
しかしアマンダは「まずは一人で歩いてみたいの」と言うのだった。

アマンダに「いってらっしゃい」と声をかけられ「いってきます」と答えたハンスは、
グレイスに「おかえりなさい」と迎えられた。


失恋したハンスを連れ、グレイスは再び旅に出る。
風の向くまま、気の向くまま。
二人の後ろ姿が夕日に溶けていく。


「グーテナハト」




 

グレイスフルプロデュース『亜雌異人愚なグレイス』あらすじ その@
2013.12.25 [Wed] 12:00

メリークリスマス

『亜雌異人愚なグレイス』公演終了から早一ヶ月、
このブログ恒例のアレ、“アメグレ”でもやります!
本日はこの公演タイトルにふさわしい日(?)クリスマス
皆様へのささやかなクリスマスプレゼントです。

今回はDVD化もございませんので
いつもよりも詳細に、写真もたっぷりとなりました。
この内容を今月と来月、2回に分けてお届けいたします。

それでは早速どうぞ!!


グレイスフルプロデュース『亜雌異人愚なグレイス』 その@


何を思ったか突然お芝居を書きはじめたグレイス(津田健次郎)。


途中で書く事が面倒になったグレイスはハンス(永嶋柊吾)と二人、
風の向くまま、気の向くまま、物語の旅に出る。


二人は道すがら荷物持ちじゃんけんをするが、
事前に何を出すかバレバレの癖を持っているグレイスは負けっぱなし。


地図を持たない二人は道中、出会った人々に道を聞こうとしたが、
身包みはがされてしまう。



                   M1 『まるで絵に描いたような』


途方にくれている二人のもとに、
風に飛ばされてきた劇場の求人のチラシが1枚。
劇場へ行ってみると、何やら怪しい雰囲気。
とりあえず扉を開けて中へ入ってみると。。。


                   M2 『ウェルカム!ウェルカム!』
   扉を開ければ そこは夢の国 そう、それが劇場


劇場には、適当でのんきな支配人のフリッツ(大山真志)



不器用な手品師マルコ(味方良介)



上手の売店売り子で勝気なアマンダ(三津谷 亮)



下手の売店売り子で気弱なニコラ(染谷俊之)



そして、掃除婦のサラ(藤岡正明)がいた。



話を聞くとこの劇場、一週間後のショーを成功させないと
どうやら潰れてしまうらしい。

アマンダに一目ぼれしたハンスだが、アマンダはマルコに恋をしている様子。
しかしハンスはアマンダのために、潰れかけているこの劇場を
何とか立て直そうとグレイスに協力を持ちかける。

劇場の人々に、一週間後のショーを成功させるため
「エンターテイメントしましょう!」と呼びかけるハンス。

出演するのは劇場の人々。
不安がる面々にハンスは、
実はグレイスは世界的な歌手だから任せてくださいと嘘をつく。

渋々ハンスの願いを引き受けたグレイスは助っ人を呼び寄せる。
集まったのは、売れないドMの演歌歌手黒海ピロシ(別紙慶一)、
借金まみれの英国人フレディ・ブランメル(進藤学)、
元ナチの高官アンナ・エーデルマン(太田基裕)と
いつの間にかその場にいた縁の下の力持ち、黒子のタシーロ(田代哲哉)。

かくして一週間後のショーに向けて特訓が始まる!


ショーに出演するにはまずはオーディションから、ということで、、、

               M3@ 『おろしや旅情』(黒海ピロシ)


          A『おろしや旅情(パンクバージョン)』(マルコ)


           B『おろしや旅情(ボカロバージョン)』(アマンダ、ニコラ)


「エンタメが足りない!」と喝を入れたグレイス。
早速全員でダンスの練習、


表情の練習、


滑舌の練習、手品の練習、


果ては何故だかスパイ活動の練習やら組み体操まで。


カオスな状態に、エンタメに何が足りないのか悩むグレイスたち。
そこにサラが「心じゃないでしょうか」と投げかける。

改めて、全ての表現を支えるものは「心」と気づかされる人々。
実はサラは昔歌手を目指していたが、一度挫折をしていたのだった。

エンターテイメントを諦めきれずに劇場で働いているサラに、
グレイスはやさしく声をかける。

「自分の心の掃除は終わっていなかったのね」
そして、グレイスの歌を楽しみにしていると言うサラに、
歌は苦手なのと告白するのだった。


一方、これまでナチの高官として生きてきたアンナは
心というものを見失っていた。「心」とはいったいどういうことなのか悩んでいた。

そこへタシーロが来る。何やらアンナはタシーロに指令を与えている様子。


その頃劇場では、フレディがみんなにタンゴのステップを教えていた。
ニコラは、休憩中も熱心にステップの練習をするアマンダに話しかけるが、
「邪魔」と言われてしまい一人離れたところに座る。
そんなニコラにやさしく、素敵だったと話しかけるサラ。
しかしニコラは「自分は不器用だからちっとも素敵じゃない」と言う。

「すぐにはうまくならなくても、時間をかければ」と慰めるサラにニコラは、
「時間をかけてもダメなものはダメなのかも」と言って去っていく。

一人で練習しているアマンダに、フレディは休みましょうと声をかける。
しかし言う事を聞かないアマンダ。
アマンダが恋をしていることを見抜いているフレディは
「恋する女はステップ、ステップ」と恋の手ほどきをする。

「焦らないで、一歩ずつ。いつの間にか素敵な大人になっています。サプラーイズ」

その様子を離れた場所でずっとみつめていたハンス。
意を決してアマンダに告白するも、
その声は、ピロシとフリッツを犬に見立てて犬ぞり遊びをしていた
グレイス達の嬌声にかき消されてしまう。



ショーの準備が進む最中、みんながグレイスの歌が聴きたいと言い出し始めた。
追い詰められ、歌わざるを得なくなったグレイス。
本当は歌が苦手なことを知っているピロシとハンスは気が気でない。

リクエストされた曲は『アメイジンググレイス』。
イントロが鳴り、グレイス大ピンチ!のその時、美しい歌声が。
驚きながらも口パクでごまかしつつ歌の主を探すと、柱の影でサラが歌っていた。
グレイスによって前に連れてこられたサラを、一同は驚嘆と賞賛の声で迎えた。

                   M4 『アメイジンググレイス』


その頃アンナは雨の中、タシーロに新たな任務を与えていた。


ショーの開幕が近づいてきているというのに、雨は嵐に変わり、
土砂崩れで道は閉ざされ、楽屋の窓が割れ、電線が切れそうになり、
ショーのチケットは売れていないと問題は山積み。頭を抱えるフリッツ。

すると、夢か現か、突然サラ、アマンダ、ニコラ、フレディが
フワフワ、ヒラヒラ回りだしたかと思うとフリッツを褒め始めた。
いい気持ちになったフリッツにマルコが「しっかりしろ、劇場主だろ!」と喝を入れる。
ショーが成功しないと自分は消えられないと言うのだ。

マルコの言うことが理解できないフリッツに突然、グレイスのハリセンが飛ぶ。

「しっかりしなさい、あんた劇場主でしょ!」
我に返ったフリッツが振り返ると、そこにマルコはいなかった。


グレイスがみんなに状況を確認する。
お客様が来てくれるか心配する一同にグレイスは
「一人でもお客様がいたら、精一杯やるのがエンターテイメントってもんよ」と諭す。


客席にいるたった一人のあなたのために!








                   M5 『イッツ・エンターテイメント』



いかがでしたでしょうか。
『亜雌異人愚なグレイス』あらすじ前半部分でした。
後半部分は来月下旬アップ予定です。
お楽しみに


それでは皆様、よいお年を
 

グレイスフルプロデュース『亜雌異人愚なグレイス』公演終了!
2013.11.25 [Mon] 13:26

昨日24日(日)に、グレイスフルプロデュース『亜雌異人愚なグレイス』
全20公演無事に終了しました。

怒涛の稽古の日々を乗り越え、
また、幕が開いてからも少しでもいいのもにするべく
試行錯誤の毎日。
まさに、ショーマストゴーオン!を
地で行く舞台でした。
改めて、この公演に関わってくださった皆様、
応援してくださった皆様に御礼申し上げます。

たくさんのお客様にご来場いただき
キャスト、スタッフ一同、感激の毎日でした。
ありがとうございました!


 

『亜雌異人愚なグレイス』チケットをお持ちの皆様へ
2013.11.22 [Fri] 16:04

11月7日の兵庫公演初日より突っ走ってきました
『亜雌異人愚なグレイス』もいよいよ5公演を残すのみとなりました。
ご観劇いただいた皆様、誠にありがとうございます。

これからご観劇いただく皆様にお願いがございます。
最近チケットをお忘れになるお客様が多くなっております。
公演に関するお知らせにも記載しております通り、
チケットの紛失、公演日時のお間違え、チケット忘れなどは
ご観劇いただけません。
ご来場される前に今一度、お手元のチケットのご確認をお願いいたします。

それでは、劇場でお待ちしております。
 

『亜雌異人愚なグレイス』パンフレット誤表記の訂正とお詫び
2013.11.13 [Wed] 13:18

グレイスフルプロデュース『亜雌異人愚なグレイス』
兵庫公演には、たくさんのお客様にご来場いただき
誠にありがとうございました。

いよいよ明日より東京公演が始まります!
兵庫公演で皆様にいただいたパワーを糧に、
東京14公演、突っ走ります!


ところで、
物販として販売している公演パンフレットに、誤表記がございました。
正しくは下記の通りとなります。

■染谷俊之さんプロフィールページ
 プロフィール部分
【誤】「2009年ドラマや映画を中心に俳優かつ不動を始動し」
【正】「2009年ドラマや映画を中心に俳優活動を始動し」

■藤岡正明さんのプロフィールページ
 1つ目の質問の回答部分2行目
【誤】「できることなら、買えるタイミングさえ決めないで旅がしたいです。」
【正】「できることなら、帰るタイミングさえ決めないで旅がしたいです。」


■田代哲也さんのプロフィールページ
 コメント部分4行目
【誤】「ついに出演させてい頂きます。」
【正】「ついに出演させて頂きます。」


大変失礼いたしました。
ここに訂正してお詫び申し上げます。