藤井誠の『曲げて攻めるアイアン』 〜ドロー・フェード・フック・スライスを自由に操る〜 【GFM0001】

May 30 [Mon], 2011, 18:08

藤井誠の『曲げて攻めるアイアン』 〜ドロー・フェード・フック・スライスを自由に操る〜 【GFM0001】





そもそも、いろいろなサイトやDVDで謳っている事で、「これで貴方もまっ直ぐに飛ばせます」というのがありますが、そもそもこの「まっ直ぐに飛ばす」、「まっ直ぐに打つ」という発想自体が、貴方のスコアアップを妨げている原因の一つである、といえるでしょう。

コース上で目標に向かってまっすぐ飛ばすのは、はっきりいって軌跡に近いというのに、殆どのアマチュアゴルファーがその奇跡を起こそうとして、自滅していくのです。

自滅していくと言われても具体的に何が間違えているのかまったく分かりませんよね?

ですが、多くのアマチュアゴルファーがコース上で目標物にまっすぐセットアップをして、そして、まっ直ぐに目標物にボールを飛ばそうとしているのは、それ自体が大きな間違いだと言う事に早く気づいてもらいたいのです。

そして、その自滅を防ぐために、まずは発想の間違いに気づいて下さい。

練習場でどんなに上手く打てても、コースに出るとまったくスコアが伸びない・・・。
こんな人、貴方の周りにいませんか?いえ、もしかすると貴方自身がそうかもしれませんね。

ゴルフは18ホール回ったスコアを競い合うスポーツです。
決して練習場の人口芝の上で、ボールを「シュバッ」といい音をたてて、気持ちよく打てるかを競うものでは御座いません。

はっきり言って練習場で上手く打てるかは二の次で、問題は“コース上で上手く打てるかどうか”なんですよね。

ただ、そのコースに実際に出た時に、平らのように見える所でも本当に平らな所はコース上にはひとつも御座いません。
前後左右、必ずどちらかに傾斜をしています。


片や、貴方がいつも練習している練習場に、傾斜はありますか?
おそらく殆どの練習場がまっ平らですよね?
まっ平らな練習場で練習したスイングを傾斜の上で再現して、まっ直ぐに飛ばそうとする・・・

これってすごく無謀なことだと思いませんか?

練習している状況と違うのに、練習の時のように目標に向かって、まっ直ぐにセットアップした所で、ボールはまっ直ぐには飛んでくれません。

もし仮に、それで本当にまっすぐ飛んだとしてもそれはまったくの偶然なんです!
いえ奇跡と言ってもいいかもしれません

貴方はコース上で球を打つ時、毎回毎回、この奇跡を起こせる自信がありますか?

はっきり言ってティーチングプロのわたしでさえ毎回まっすぐ何て無理な話です。

それなのにどの雑誌、どのDVDを見ても、よ程傾斜のある所でないかぎり、ボールが曲がって飛んでいく、と言う事について触れられていません。
しかもわたしが知るかぎり、どのティーチングプロも、そのことについて生徒に教えていないのです。

わたしはこれから、実際のコースに出たときに一番大切なことを貴方にお伝えしたいと思っています。

もし貴方が、「そんなことは必要ない。わたしは今のままで十分だ」というならば、時間がもったいないので、今直ぐにこのサイトを閉じて、ここから先は読まないようにして下さい。

ここから先は“コース上で一番大切なことを知りたい”と思う方のみ読み進めて下さい。



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・・如何ですか?

・・・まだいらっしゃいますか?

分かりました。
貴方は練習場ではなくコース上で本当に上手くなりたい、良いスコアを本気で狙いたいと思っている向上心の強いゴルファーですね。

それでは、そんな貴方に実際のコースに出たときに一番大切なことをお伝えしたいと思います。

いいですか?

これは本当に大切なことですから、よく聞いて下さい。

コース上で打つ球は、常にどちらかに曲げる意識で打って下さい。

・・・驚かれるのも無理は御座いません。

必ずどちらかに曲げる何て、今まで誰も言っていませんからね。
詳しい理由はこの後に必ずお伝えしますが、その前に貴方にお聞きしたいことがあります。
それは何かといいますと、18ホール回るなかで一番多く使うクラブの種類は一体なんだと思いますか?

勿論プレーヤーの熟練度によって変わってくるかもしれませんが、殆どのゴルファーがアイアンで打つのが一番多いのでは無いでしょうか?

練習場での練習でも、ドライバーの飛距離を伸ばしたい時等の特別な場合を除いては、普段の練習でもアイアンを打つ時間が一番多いのでは無いですか?

ドライバーは18ホール中、多くても15回程度しか使いませんが、アイアンで打つ回数はその3倍以上はあるでしょう。

そして、ドライバーショットを打つティーグラウンドというのは、多少の勾配はあるにせよ、ほぼまっ平らです。

すると先程言ったような、前後左右に様々な傾斜がついたコース上で、ボールを打つのは殆どがアイアンと言う事になります。

ここで貴方にもう一つお聞きしますが、アイアンショットを打つ際に「飛距離」と「方向性」だったらどちらが大切だと思いますか?

これは誰でも分かると思いますが、勿論「方向性」ですよね。

もしアイアンで距離がほしければ番手を上げればいいだけです。
番手を上げるとコントロールが難しくなるという人もいますが、1番手上げるくらいなら、それ程難しくなるものでは御座いません。

さあ、コース上で一番多く使うクラブが「アイアン」で、そのアイアンショットにおいて重要なのが「方向性」だと言う事を分かって頂けましたか?

すると、スコアアップをする為には、コース上で一番多く使うクラブである「アイアン」で打つ際の「方向性」を良くする事が一番の近道だと言う事になりまね?

そこで、ここからは貴方が今までの自己ベストを大きく更新してスコアアップをする為に、そのアイアンショットの精度を高めていく方法をお伝えして行きます

先程言ったようにコース上では平らな場所何てひとつも御座いません。
それならば、平らじゃない場所でボールを打つとどう言う事が起こるのでしょう?

1.つま先上がり⇒フック回転がかかりやすい
2.つま先下がり⇒スライス回転がかかりやすい
3.左足上がり⇒フック回転がかかりやすい
4.左足さがり⇒スライス回転がかかりやすい
つま先上がりやつま先下がりの状況はコース左右の勾配になっている部分、
左足上がりや左足下がりで打つのはグリーンに向かって上りか下りの傾斜がある場合によく見かけます。

しかし、斜度があるのはそのような極端な場合ばかりでは御座いません。

フェアウェイの中にも、さまざまな傾斜のうねりがあります。

少しだけつま先上がりだったり、ちょっとだけ左足下がりになっている等、練習場と同じ条件で打てる場所はひとつも御座いません。

つまり、ボールが止まっている場所、自分が立ってセットアップ(アドレス)をする場所の斜度によって、まっすぐ打ったつもりでも、ボールはそれぞれの斜度に合わせた方向に、斜度の大きさどおりのカーブを描いて飛んで行きます。

ですから、平らな所がない=必ず斜度によるなんらかの影響を受ける=ボールがまっすぐ飛ばない、というわけです。

さあそれでは、まっすぐ飛ばせないというならば、一体どのようにしてボールの「方向性」を良くするのでしょうか?

実はここで、先程お伝えした、「コース上で打つ球は、常にどちらかに曲げる意識で打って下さい」が登場します。