我らが時代のソウルフル・クリスマス

2012年12月19日(水) 19時34分

ロック・バンドの解散なんてのは考えてみればミョーなハナシだ、
別に会社でも法人でも営利団体でもボランティア組織でもなく、
ただ何人かの人間が寄り集まってる名前のついたグループがあって、
それがただポンッ、と終わるだけだというのに、
そこにはいろんな悲しみや憶測や嘱望がついて回る。

別に書類ひとつサインするでもない。
ただ、始めたやつらが、終わると決めたから終わる、それだけのハナシなのであーる。
おっと、ビートルズはたしかロンドン高等裁判所まで引っ張り出して、
法的に解散手続きをしたとかしないとか聞くが…マァ、いいか。


われわれマガジンズは、今月14日をもってカイサンしたぞー。
カイサンなんて、やってみたら意外と味気ないものだった。
ウソだと思うひとは一度やってみたらいい。
少なくとも僕らのカイサンはそんな程度のモノだった。
『解散最高だぜ!また解散したいぜ!』と思うほどのモノではなかった。
まぁ、それはわれわれが人気者ではないからなのかもしれないがね。


セットリストなんてものを書き出してみよう。

1.あたしのミラクルエース
2.おかわりっ!クレージィフルーツ
3.あんた、ジョンレノンのなんなのさ
4.ベイビー・トワイライト
5.コマーシャルミュージック
6.21グラムちょっとの


たぶんこれであっているはずだ。
たぶん、というのは、この日のことをほとんど覚えていないからだ。
覚えていないということは、自分の中では大したことがないからだ。


そういえば、解散記念として、ただCD−RにCD未収録曲を入れただけのデモを40枚ばかし、
『ご自由にお取りください』コーナーに置いておいたのだが、
日を跨ぐころにはスッカリ無くなっていたらしい。
もらってくれた人、ありがとう。CD−Rの盤面に書いてあるのは全部オレ直筆の字です。
13年後ぐらいに値が跳ね上がるだろうから大事にしておいてくれ。


それの曲目なども、ついでに書きだしておこう。カンタンな一口メモも。

1.コマーシャルミュージック
その名の通り、歌詞も曲も売れ線のポップ・ミュージックでした。
歌詞は星井美希ちゃんというアイドルの事を考えながら書いた。
シャンプーのCMのタイアップが取りたかった。

2.借りてきた猫
猫は借りてくるものじゃない。

3.ベイビー・トワイライト
トワイライトというのは、日没前や日の出前の薄明るい時間帯のことです。
朝が来れば気分も変わるし、夜になったら心も変わるのです。

4.21グラムちょっとの
『ふっかつのじゅもん』というのは、ボクが大好きなドラクエからきているんですが、
ふっかつのじゅもんというのは生き返る呪文ではなくて、
セーブしたときの状態、つまり生きていた頃に時間を戻す呪文なんです。

5.おかわりっ!クレージィフルーツ
タイトルは『純情クレイジーフルーツ』という80年代の少女漫画から来ているのですが、
遂に誰からも指摘されることがありませんでした。
皆さん、少女漫画をもっと読みましょう。
『人工頭脳電気のトラブル 放浪息子は眼鏡属性 TVのボリューム エマージェンシー 少し下げてよ』←ここすき

6.ZOKKON☆たいむ 〜女の子の口じゃ言えないトコロに思いっきり××してほしいの!〜
いちばん気に入ってるタイトル。
マガジンズの曲名の中ではこれがいちばんかっこいいと思っている。

7.あだむのりぼん
ライブで全然やらなかった不遇の曲。
いま聴き返してるんですけど、ホントに僕は「揺れる乙女心」みたいなの好きなんですね。
『おつかれ地球、おやすみ神様』の攻撃力やばいね。



せっかくだからyoutubeとかで全曲あげちゃいたいですね、
もったいつけるよーなものでもないし。
まぁいいか。
手に入れた皆さんは楽しんでください。



もうすぐクリスマスですね〜皆さんクリスマスソング聴いてますか?
僕はクリスマスなんて別に好きではないですが、クリスマスソングは好きです。
泣く子も黙るソウル・ミュージックの名レーベル、
スタックス・レコードから出ている、ソウルフル・クリスマスというクリスマスソング集のレコードがありまして、
何弾か出ているようなんですけど、
それの第一弾がほんとーによいアルバムなんですね。
参加している面々がこりゃまた凄くてね、

ダニー・ハザウェイ、ブッカーT&ザMGズ、キング・カーティス、ソロモンバーク…
そして我らがオーティス・レディング。

ああっ、こうして名前を列挙してるだけでしびれちまうぜ。なんてことだ、ベイビー。
おうっ、サイコーだぜ、サイコーだ。いかしてるぜ。なんてソウルフルな唄なんだ。
もしクリスマスがなかったら、こんなサイコーのアルバムは聴けなかったんだな、
カンシャするぜ。
無駄にどいつもこいつも浮き足立ってるし、イルミネーションはチカチカうるさいし、
コンビニに行こうがスーパーマーケットに入ろうが同じ曲ばっかりかかっていやがるし、
おれはクリスマスなんて大っ嫌いなんだが、そー思えばいいところもあるんだ。

マライア・キャリーも山下達郎もユーミンもサイコーだが、
ここに入ってる奴等もサイコーだぜ。ぜひチェキラしてみてくれ。ソンはさせない。

いつかこのレコードを彼女にプレゼントできたら粋だよな〜ステキだよな〜
と妄想することがあるが、いまだに実現に至っていない。
ああっ、しまった、死にたくなってきた!!
大至急、大至急レコードをかけてくれ!!
オーティス・レディングのメリー・クリスマス・ベイビーをかけるんだ!

終わらないソウルフル・クリスマスを歌ってくれ、僕や君や彼らのため。

だいじょうぶ

2012年12月12日(水) 16時17分

マガジンズ解散によせて

2012年12月10日(月) 20時13分

もうツイッターとかで書いてるから今更なんですけど、
我々マガジンズ解散しま〜す、いっええ〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!
ワッショイワッショイソイヤソイヤソイヤソイヤ!!!!
パフパフドンドンドンドンパフパフドンドンドンドン!!!!
ブリッ、ブリブリッ、ブリブリブリブリブリブリーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!
えっうんこ漏らし?
さて、解散後はメンバーそれぞれの道を歩みます!
ギターの粟野は、『自分の店を持つ』というかねてからの夢を叶えるために東京にラーメン屋の修行に、
ベースの粟田は、同じくかねてからの夢であったラウドネスのコピーバンドを結成し、
ドラムの力丸こと俺は、やっぱりかねてからの夢であった、まわし職人になるための修行としてLAに旅立ちます。

まぁ結成丸三年ですよ、
全国ツアーにレコーディングに自主企画に、この三年間いろいろやってきたですよ、
そりゃあ色々思い入れもありますしね、解散が寂しくないといえばそれはウソになりますよ、

でも…



でも……




解散して何が悪い!!!!!!





だいたいね、おかしな話なんですよ、
解散宣言したら案の定、『えーマガジンズ解散するんだー!!もっとライブ行けばよかったー!』とか、
『ファンだったのに…残念だ…』みたいな意見を結構目にしたんですけど、
にも関わらず、にも関わらずですよ!?
解散宣言後に頂いた今月14日のラストライブのチケット予約の枚数!
3枚!
四捨五入すると0枚!!いや四捨五入する必要は全くないんですけど!
元チェッカーズのタカモクがディナーショー開いたってもうちょっとチケット売れますよ!
まぁ3枚っていうのはあくまでボクが個人で頂いてる予約枚数ですから、
ひょっとしたら残りのメンバー二人が8万枚ぐらい予約を受けている可能性もありますけど!

まぁいかにマガジンズが皆に愛されたバンドだったか分かるようなエピソードが早くも展開されてますけどね〜…


というわけでラストライブのお知らせだよ!
当日ギリギリまでチケット予約受け付けてっから、是非来て!
ぜひ花束を携えて!あるいは花輪を送っていただいて!
もしくはナニワ金融道を全巻持ってきていただいて!
以下コピペ




’ねむいイベント3’
open17:30 start18:00 adv:\1,500 door:\2,000(plus1D\500)

出演: マガジンズ / 白黒バイパス / ユビサキ物語 / 小箱 / オバケハトモダチ /
TadpolE / bright color section 3 / とびだせ!おともだち / レムチャップ /
salsa(東京) / あばばずれ / kui! kui! / 本棚のモヨコ / まいご /
ハヤシユウタ / タマダマサシ / 墓石ドロボウ / 夢見てる(東京)/




とびだせ!おともだちというバンドがお送りするオールナイトイベントだそうです!!
おもしろそうなイベントじゃないですか〜、ビックリですよ!
マガジンズの三人が出会ったのも、ちょうど三年前の、とびだせ主催の企画『せまいイベント』だったので、
なんか運命を感じちゃいますよね!!
ちなみに我々マガジンズの出番はトップバッター、18時から!
お馴染みのあの名曲やなつかしのあの曲、マニアもニヤリのあの曲や、
安全地帯のカバー曲なんかも飛び出ます!エアロスミスのカバー曲も飛び出ます!
是非来てね!
チケット予約はこのコメント欄でも、HPに対するメールでも、何でもドント来いだぁ〜!!!




あと個人的な宣伝をいくつか!
札幌を拠点に活動する新進気鋭のロック・バンド、
爆弾ジョニーの新譜『イミナシ!』のレビューを書かせていただきました。
一生懸命心をこめて書きましたので、ぜひ読んでくださいっ!

http://ongaku.do/review/2012/12/5924/



あと、来月5日、札幌はベッシーホールで執り行われる、
爆弾ジョニー企画『爆弾ジョニーの気まぐれ企画』のフライヤーの全文章を担当しました!
企画に寄せたコメント、全バンドの紹介文、キャッチコピーに至るまで、
すべて 作:山塚りきまる(MAGAZINES)です!解散するというのに!
見かけたらぜひ手に取って読んでみてください、こちらも丹精込めて書いたですよ!
で、14日ラストライブが終わった時点で、(元MAGAZINES)って書き加えといて下さい!
a.k.aでも可!申し訳ないがa.k.bはNG!


それと、来月19・20日に洞爺湖で開催される、
セパタクローのオープン大会のポスター用文章も書かせて頂きました。

あとほかにも最近いろいろ書いてます!
人気赤マル急上昇中のライター山塚への仕事依頼は magazinessss@yahoo.co.jp まで!
コラムやレビュー、小説やエッセイ、地域交流の運動会のキャッチコピーからコントの台本まで、
何でもドンと来い!俺けっこういい文章書くよマジで!



じゃ良い感じに宣伝もできたんでこの辺でお別れ!
みんなライブ会場で会おうぜ!
全然関係ねーけど笑点の山田君のパーマって似合ってねえよなマジで!!!

ボクのCD/LP感想記

2012年12月10日(月) 9時48分
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド/ヴェルヴェット・アンダーグラウンド

ハート型のエプロンをした、心優しい母親が愛する家族にクリーム・シチューをよそっている風景を映し出す、
薄型テレビジョンに唾を吐きかけ、
全身に“うんこ”を塗りたくって裸にサッカー・ソックスという出で立ちで電柱によりかかって、
虚空に向かって嘲笑を繰り返しているような、
“きれいはきたない、きたないはきれい”をその身を持って実践している、
諧謔主義者の若者は『CANDY SAYS』のこの子守唄のようなエレクトリック・ギターの調べをどう思うだろうか、
この世のありとあらゆるスキマを埋め尽くしている、
やさしさや美しさ、福祉のこころなどといったものを馬鹿にしないと生きられない彼らには、
この音像はどう映るのだろうか、それが気にかかる。
ワット・ゴーズ・オンでの乾いたスネアの音がボクの耳をくすぐっても、
ボクはそのことばかり、そのことばかり考えているのだ。




細野晴臣/はらいそ

過剰なまでにライトアップされた淫靡さ、イルミネーションを巻き付けられたエロチシズムが全面に漂っていて、
なるほどこれがトロピカル・ミュージック、なんて、
左手をパーに右手をグーにしてその右手をポンと左手に置いて、
ついつい一人ごちてしまう。雪吹きすさぶ北海道の山奥で。
かつて、彼が在籍した“はっぴいえんど”は、
モノクロームで埃っぽくて、深く深呼吸するとじゃりじゃりした空気が喉元になだれ込んでくるような、
記憶の中の東京、既に喪われた“ふるさと”(故郷という意識が希薄な東京民はその薄らとした記憶の中に故郷を求めていたのデアル)を演奏していたが、
数年を経て、このアルバムの一曲目に収録されるに至った『東京ラッシュ』は、
色とりどりの薬液を東京タワーの上からぶち撒いたような、
懐古にひたる暇もなくパンパンとネオンが背中を叩くような70年代後半の東京を音で描いている。
インドの庶民的な飲み物にチャイというものがあって、
これは簡単にいえば砂糖を大量に入れたミルクティーのようなもので、
ボクはそれを飲んだことがないのだけど、
その飲み物について想うとき、ボクのアタマの中では決まってこのアルバムの音がかすめるのデアル。


プロフィール
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  • アイコン画像 ニックネーム:山塚・ギギギ・りきまる (MAGAZINES)
  • アイコン画像 誕生日:1990年3月12日
  • アイコン画像 血液型:A型
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magazinesという自称縦社会派バンドでドラムと作詞をやっています


http://www.magazines-web.com/


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