傍観者効果 

June 22 [Tue], 2010, 17:56
『傍観者効果』って知ってるかな。


助けを必要としている人の周りに傍観者がいればいるほど、その人を助けなくなる現象。


私は社会心理学の授業でこれを習った時、ゾッとするような感情を覚えた。


事前に『傍観者効果』の存在を頭にいれておけば発動率が格段に下がる。

だから、頭にいれて欲しい。


過去が蘇った。
記憶から抹消したい過去が。
イジメ、犯罪被害、助けようとさえしない周囲、そして自殺未遂。
全部小学生で経験済みだ。
そりゃさ、「何で私だけこんな辛い目に遭うの」とか思うよね。

どんなに助けを訴えても、誰も助けてくれない現実を、私は身を以て知っている。小学生で味わったその思いの名称が『傍観者効果』だと言うことを知ったのは、大学生になってから。
本当に助けを求めている人が誰にも助けられずに、誰も側にいてくれずに、独りになる。
それが生み出すのは、自殺だ。

そんじょそこらの20代前半の人よりも人生経験がそこそこ濃いと思っているギリギリ10代後半の私。

だって、誰かが側で手を握り締めてくれてればそれで十分だって、知ってるから。無理に相手を守る必要なんてない。ただ側にいてくれたら、ただ自分は側にいるよって言ってくれれば、十分だ。だけど誰もそれを知らなくて、誰もそれができないから、結果としてみんな独りで苦しむんだ。


私が教職を目指しているのはそれを知った上で伝えたいから。

でも何より、考え方が変わった。

「何で私だけこんな辛い目に遭うの」

じゃなくて、

「こんな辛い目に遭うのは私だけであって欲しい」


――私がスケープゴートになろう。

綺麗事だ。偽善的な上に、単なるエゴにすぎない。
だけどそれが、過去の自分に恥じぬ生き方だと、私はそう信じている。

大切な人を守ると言うのがどういうことなのかは分からない。だけど、側にいるだけでお互いに随分救われると言うことだけは知っている。
だから、お互いに大切にしあえる人に出会うことの大切さを、知っているつもりだ。

私はたぶん、馬鹿馬鹿しい生き方をしてるし、馬鹿馬鹿しい死に方をするだろう。
それでいい。
自分が後悔しなければどう思われたっていい。

世界から傍観者効果が消える日が来ると、信じているから。
P R
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