おわり。 

February 06 [Tue], 2007, 10:02
3月で、
このヤプースが終了なんですって。
ブログという形がまだ確立されていない頃、
まだウェブ日記、という形でそれは始まりました。
ちょうどモントリオールに引越す時期だったので
いろんな思いを残しておこうと、
誰に見せるのでもなく、
何となく自分の外付けハードディスクみたいな
そういう思いで始めたんでした。

終わりと言われると、やっぱり寂しい。

いちげんさんお断り、じゃないけれどね、
私がそんな風に断るまでもなく、
結局、ごくごく親しい、
このアドレスを知っている人にしか
公開しない形として続けてしまいました。

引越し先が決まったら、お知らせします。

うたかたの日々。 

February 05 [Mon], 2007, 20:07
12月に日本に帰ってきてから、
ノンストップの毎日で、
やっと今日、そのノンストップが終わりを迎えました。

まずは一息。

ノエルに彼がモントリオールからやってきて、
彼とほぼ入れ違いに友達が仕事で3週間やってきて、
その間にまたカナダ人の友達が台湾からやってきて、
一人になる時間なんて全然ない、
久しぶりに人に会いっぱなしの日々。
でも、なんと言うか、
人のリンクが広がっていくのと、
その広がり方のミステリーに、
久しぶりに楽しさを見いだしたりもしました。
当然ながら、面白い人というのは本当に、
まだまだ、まだまだたくさんいるんですねえ。
うっかり、面倒くさがっていました、うっかり。

その2ヶ月間の出会いや出来事を、
また1日分の日記でまとめようとするなと、
思わず叱咤を受けそうですが、
いちいち書くのも野暮な気がするんです。
だってまあ、もう過ぎてしまったことなので。

ちなみにこの3週間は
モントリオールから来た友達のプロジェクトの
アシスタントとして、彼女と朝から晩までずっと一緒に
行動をしていました。
お相撲から始まって、萬斎さんの狂言、
新春ムードたっぷりの歌舞伎、
人間国宝であるお父様を持つ、
お能の先生のお稽古見学に、彼から直々のレクチャー、
今回の旅の一番のハイライトである
大野一雄さんの100歳をお祝いするオマージュ公演、
北九州での山海塾に、
フライト直前までは慶応の土方アーカイブで
またまた直々のレクチャーと、
とにかく、濃い、濃い3週間でした。

でも、一番の収穫は彼女と仲良くなれたこと。
彼女のプロジェクトのアシスタントとして仕事ができるのは
本当に光栄なことだし、
外見の美しさだけではない、
それ以上に美しい内面を持つ彼女は
大変魅力的で、ああ、惚れました。

彼女の近くにいて分かったのは、
努力家であることはもちろんながら、
それが報われるだけの運の強さもしっかり備わっているということ。
必要としている人だけにしっかり偶然出会えるという
(だから必然的、なんだね)
あの奇跡の連続。
そもそも彼女の美しさだけで注目の的だけれど、
それ以上のものがあるの、まぶしいもの。

フルーツばかり食べている彼女をよそに、
炭水化物ばかり欲しがる、
自分の獣っぷりに嫌気がさしつつも、
これが本来の私の姿なんだわあと。
体重が3キロ増えたとか減ったとか、
そんなつまらないこと気にしてたって仕方ないよなあ、なんて、

悩みも低レベルだもん、私。
半ばあきらめの気持ちのような、
はたまた心が大きくなったような。

学んだ、学んだ2ヶ月でした。
今年も1年、どうぞよろしくお願いします。

winning 

December 21 [Thu], 2006, 0:59
この曲ばっかり、
ずーっとずーっと聴いていて、
そして本当に
救われている。

音楽を聴いて救われる、ぐらいだから
うれしいニュースではないのだけれど。
でも不思議なことがいっぱいあった。

まだまだ頭はぼんやりしていて、
今の私はただこの曲を何度も聴くばかり。

What's bad, we'll fix it
What's wrong, we'll make it alright, alright
It's gone, we'll find it
Takes so long, we've got time
All the time

この曲を歌っているのはEmily Hainesという
カナディアンの女の子。
彼女のショーのための映像の仕事をすることになって
出来たばかりのデモをもらってから
何回聴いてるだろう。
トロントへ向かう車の中で、
シカゴの空港で、
台北のメトロの中で、
モントリオールの雪の中で、
私の部屋の中で。
聴くたびに思い出す、
全部思い出す。
きっと今の
この悲しい気持ちも
思い出しちゃうんだろうな。

それでも不思議と、
今までに感じたことのないエネルギーみたいなのが
泉が湧くようにじんわりと心を潤して、
悲しみとは裏腹に、
願いを叶えようという明るい光に
照らされているようで
誰かにしっかり守られているようで
心強いのです。

ありがとう、
本当にありがとう。

11月記。 

November 30 [Thu], 2006, 10:41
ふわあ、
日本時間ではもう12月!
1年の最後の月!

私の日記は本当に月記だ!

台湾から帰ってきて以来、
何とも
すっきりしない日々を過ごしていました。
あまりにも楽しかった台湾での思い出と、
この曇り空とのギャップのせいか、
何となくざわめく、
周りの出来事や変化のせいか。

救いを求めるように、
日本から持って来た何冊かの文庫片手に
バスに乗って出かけたり、
(行き先はイケアなんだけど)
やたらノートにあれこれ書き込んだり、
誰かと出かけておしゃべりする訳でもなし、
ただひたすらひとりで(もしくは彼と)
過ごしていたこの3週間。あっという間ー!
そしてもうすぐ日本だなんて。
はやいはやいはやいはやい!

このぐったりモーメントに読み耽った本は
どれも手紙にまつわる話で、
読んだ後はやたら手紙を書きたくなるんでした。
でもいざ手紙を書いてみると、
久々に書く日本語のみみずっぷりに落ち込み、
漢字を相当忘れている事にも落ち込み。
あんなステキな手紙のやり取りをしたいもんだと、
心の底から思いました。
ステキな女性っていうのは、
ステキな手紙が書けるものなんだなあ。

12月はもうすこしシャキッと。

午後5時のオプ。 

November 07 [Tue], 2006, 16:50
台湾で暑い暑いって言ってる間、
サブレットをしていた彼は、
モクモクと煙草をふかしていた。
あーあ。いやだいやだ。

帰って来てから、
この寒い中、窓全開。
外より寒い気がする。
冷蔵庫開けても冷気を感じない。
それぐらい家の中が寒い。
空気を入れ替えても入れ替えても、
臭いが消えない。

1ヶ月、長いようで短かったこの間に、
何だか周りでもいろんなことがあったみたいだ。
話を聞くだけでも、
何となく心を掻きむしられるような、
心臓を、ぎゅーっと手で潰されるような、
そんなのもあった。
もちろんそんなこと、
誰も読んでないこの日記にだって
書けないんだけど。

史上最悪の時差ボケと、
生理痛と、
その煙草の匂いとで、
完全に生活リズムは狂い、
今朝、早起きしすぎちゃったかなあと
おそるおそる時計を見たら夜中の1時。
そして今、とにかく眠い。

まだ眠るには早すぎる午後5時です。

真夏ふたたび。 

October 15 [Sun], 2006, 23:53
リハーサル、撮影、と
観光する間もなくバタバタと、
美味しい物だけはしっかり食べつつ
1週間が過ぎてしまった。

台北は秋らしいけれど、
モントリオールからやってきた私たちにとっては真夏、
どうしてみんなが上着を羽織っているのか、
本当に疑問、寒いの?
私たちは確実に、見えない毛皮を纏っているんだ、
だってやたら暑いもの。

暑いのはあまり好きじゃないけど、
冷たい豆花を夜中食べに出かけるのは楽しい。
あー、暑い暑いって言って、
じゃあ冷たい豆花でも食べるかー?って、
リハーサルの後に出かける。

リハーサルで一緒の、
台北の子たちはとてもシャイで、
初めて会った時は
目が合う事すらなかったのに、
撮影をして、リハーサルで頻繁に会うようになってからは
お互いに中国語と日本語で筆談してやりとりしたり、
おやつ一緒に食べたり、
どんどん距離が縮まっていって今ではすっかり友達になれた。

みんなといると、
夏休みの部活を思い出す、
ああ、こんな感じだった、懐かしい。

若いカンフーマスターに囲まれて、
彼らの美しい演技に惚れ惚れして、
今日のリハーサル、
ランスルーではうっかり涙が出そうだった。
みんな、本当に頑張ってる、すばらしい、すばらしい。
あと10日間、頑張ろう。

無事に、成功しますように。

3日目。 

October 11 [Wed], 2006, 20:35
朝、またまた早起き。
外はまだ暗い。

明るくなった頃、朝ご飯を探しに出かける。
昨日の、台湾風おにぎりが美味しかったので
それをまた購入。25ドル。
コーヒー35ドル。

帰ってすぐミーティング。
ライティングのブルーノが到着したので
またテクニカルな話題が増えた、
それぞれのお仕事の話を聞いていると、
何だか他人事ではないにしろ、
大変そうだと思ってしまう。
無事に仕事が進みますように。

ミーティングの後、もう一つのミーティングへ向かう。
お昼は、あれこれ迷った後、彼が気になっていた
豚の足!を買いに行く、90ドル。
私はベジタリアンのお焼き、のような物を食べる、
10ドル。なかなか美味しい。

中正記念堂へ向かい、またミーティング。
チーム台湾と、チームカナダが集まっての
大きなミーティング。
フランス語と英語が出来る女の子が隣にいて、
その子が何とも私に似ていて、ちょっとギョっとする。
雰囲気も、言葉の選び方も、体の感じも(!)。
私たちのお世話をしてくれているフランス人の男の子が
彼女のボーイフレンドらしい。フランス語上手だもんなあ。
台湾にいるのに。

割と長いミーティングの後、早めの夕食、小龍包!
いつものあそこへ出かけて、デザートの胡麻あんまんも
しっかり頂く。仕事に差し支えるので、アルコールはなし。
冰館のマンゴーかき氷が美味しいと聞いていたので出かけるも、
香港のマンゴーおやつを食べてしまった今、
モントリオールのマンゴーアイスを食べてしまった今、
これは普通だなあ・・・あまりワオ!ではなかった。
120ドル。

またアーティストビレッジに引き返し、
ミーティングのためにパソコンを取って、
また中正記念堂へ戻る。
他の皆はまだリハーサル中、朝から晩まで
食べる暇もなくリハーサル、大変そう。
それに比べると、やっぱり私たちの仕事は自由だ、
大変さは変わらないけれど、自分たちのペースで
進められる。

ミーティングにミーティング、な一日は
あっという間に過ぎて、もう歩きすぎて足もヘトヘト、
豆花を食べに行こう、なんて話していたけれどもう無理、
ビレッジに戻って
パタンと眠る。おやすみ。

2日目。 

October 10 [Tue], 2006, 18:54
コーヒー 70$
キャベツパン 25$
バブルティ 25$
お焼き 12$
台湾おにぎり
豆花 
担々麺
スーパー
無印

今日は良く歩いた、ちょっと歩きすぎた。
街中が真っ赤。
こんなにたくさんの人たちが政治に関心を持って、
それに対してアクションを起こしている事に
驚いた、日本ではこんなことないだろうな。

疲れすぎて、花火を見逃したのは残念。
担々麺、美味しかったー!

もう9月! 

September 07 [Thu], 2006, 10:47
すっかり日記の事なんか忘れてた、
本当に忙しいこの頃です。

9月の最初に立てた目標はどこへやら、
本当に不言実行を目指さないと。
いっつも口ばっかり。

この1週間の収穫は、大収穫は
Osheagaでの仕事。
アーカイブ用、というだけの、
色気のないフォトグラファーとしての仕事で
使い慣れない友達のカメラに、
初めて使う巨大望遠レンズ、
腕は痛いし、肩こるし、
コンタクトをしていない私に
フォーカスを正確に合わせるという作業は神業そのもので、
寒くなったり、雨降ったり、靴が泥まみれになったり、
大変な事もあったけれど、
楽しかった!本当に楽しかった!
ポートフォリオ用の写真も用意できそうだし、
この機会を作ってくれたボーイフレンドには
本当に感謝しています。
ありがとう、ありがとう、ありがとう。

バックステージからダイナソーJrを眺めたり、
カフェテリアに行けばソニックユースがご飯食べてたり、
高校生の頃の私がこれを見たら絶叫しただろうな。

台湾行きまであと3週間、
まだまだ仕事は沢山残ってる。
楽しく過ごす為にも、頑張って仕事を片付けて、
気持ちよく出発できますように。

醜くても勝つか、美しく負けるか。 

July 16 [Sun], 2006, 22:35
ある友達が、
マーニャ、という言葉について日記に書いていました。
同時に、ワールドカップの間、ポルトガルの監督が
『美しく負けるよりも、醜く勝ちたい』
と言っていたことも。

ちなみに、そのマーニャについて書いてあった日記の
話の種となったブログには:

マーニャとは、無理矢理訳せば「狡猾さ」とでもいうようなもので、
例えば、サッカーの試合中に肘打ちを入れる。
パンツに針を隠しておいて、相手をプスリと刺す。
これは、審判にみつかればもちろん反則なわけですが、
見つからないようにするのが、マーニャ。
また、相手を怒らせて、わかりやすい反則を誘導するのも、マーニャ。

と書いてあります。
(サッカーでの場合は、という話ね)

私はこの話をたまたま読んでからというもの、
そのマーニャと、勝ち負けについてしばらく考え耽ってしまった。
そしてそんなとき、ちょうどフランスーイタリア戦があって、
あのZizouの事件。

しばらく経って、
日本のブログで見かけるそのZizouの話は、
専ら『頭突き』の面白さであって、
あの行為にどこまでの意味があったとか、
(フランスを支持する訳じゃないけれど)
どんな影響を及ぼしたかとか、じゃない。
日本のメディアがどう伝えてるのか、
理由も言及せず
『頭突きなんてもってのほかだ!』とか
『あんなものを夢を持った子供たちに見せるなんて
スポーツマン失格だ!』
とかアホな人たちが話してるのかも知れない。
想像がつく。

住んでいる環境(やっぱりここはモザイク都市だから)のせいも
あるだろうけれど、
それにはちょっとがっかりした。
全然面白い話じゃないのに。
昨日のレバノンとイスラエルからの
悲しいニュースも更に重なり、
何だか混乱してしまった。

どんなに無様でも、
頑張って頑張って勝ちたい、というのは分かる。
でも、例えば見えないように反則するとか、
言葉で攻めるとか、その醜さにおいて、
やっぱりそれには反対だ。
それで勝ち取って気分がいいのか、
私はノン。
でも、勝つ事にこだわる人たちは
やっぱり負けたら意味がないんだろうな。

理想論ばかり唱えるつもりもない、
負けて悔しいのも確か、
周りに何を言われても構わない、
だけど、
反則してまで勝とうとか、
人を振り落としてでもそれを得たいとか、
そういう意味での『勝つ』ことに対して
私は極めて消極的だ。

勝ち組、とか負け組、とか、
人を2種類に分けるのもやめてほしい。
私、だったら本当に負けでいい。
その結果から、
得る物をきちんと得て、
自分でそれを分かっていて、
たとえ悔しくても、
汚い勝ち方をして後で悔やむよりいい。

馬鹿みたいにその事をモヤモヤ考えていたワールドカップ後、
自転車に乗る度その事を考えていて、
一昨日、彼にその話をした。

さて、彼の『マーニャ』に対する意見はどうだろう、
勝ち負け考も気になるところ。

でも答えは残念ながら予想通り。
彼も、勝つ事に全然アグレッシブじゃなかった。
美談を言うつもりはないけれど、
やっぱり大事なのはその過程と、
勝ち負けだけじゃない結果だと。
負けたときに得る物の大きさの話。

良かった、
今いちばん私の近くにいる人が
そう思ってくれてるなら
それでいいや。
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