現実はキビシイィィィ

May 30 [Tue], 2017, 5:31
28日日曜日、この春の目標レース、UCI GFWSの予選、フランスのAlbi。
今年のファイナルと同じコースです。

8月末のファイナルを目標に、去年の段階から準備してます。
去年の5月末に、このコースで行われた予選レースにも出走。

なので、このコースを走るのは、2度目です。

コースを知っているので、今回は前日に現地入り。
夜中にFrankfurtを出発し、16時過ぎ、14時間かけてレンタカーでの移動です。
途中、工事でナビが役に立たず、2時間以上余計に掛かってしまいました。

今回のゼッケンは”603”。
去年は、申し込み先着順の100人は、最前列からのスタートでした。
今回も同じだと思い、受け付け開始直後にエントリーしたんですが、ブロック分けが変更になっていて、先週のSchleck Gran Fondと同じ、年齢別に分かれてのスタートブロックになってました。
コリャ、特に前半は、危険なレースになるなぁ、、、、。

自転車を組み立てて、軽く試走へ。
20時頃からになってしまったので、コースの前半10kmと後半10km。
自転車の確認が一番の目的。
それにしても、風がキツイ!
気温はこの時間でも30℃。
明日は、暑さに風と、かなり厳しいレースになりそう。

宿泊地はゴール地点の直ぐ隣、近くに大型のスポーツショップがあります。
ここで、750ccのボトルを調達。
用意して来た500cc2本では、全然足りません。

風がキツイ今回、クライマーハブ38mmGD2を諦め、ノーマルタイプのGokisoハブにF24mm/R30mmワイドリム組み合わせで出走する事にしました。
ゴールへ向けて、基本向かい風、台地の上を走る区間は横風になる、ハイトの高いリムは不利。。
リムは、一つ前のタイプ、旧型です。
2014年のヘッセン選手権で3位になった時に使っていた物で、僕にとって相性は良い。
それにしても、フランスのこの地域が、これほど風が強いとは驚きです。
ドイツやベルギーの春みたいな強風です。

自転車の調子はOK 。
久々に履かせた、カンパ用のハブですが、動きに不満は無い‼

当日、6時起床。
準備をし、腹ごしらえもして、7時半にスタート地点へ向けて出発。
ウォームアップもかねて、何度か戻ったりしながら、8時前に到着。
既に僕のクラスのブロックには50人近くが並んでました。
そこからスタートまでの30分で、増える増える‼
先週より遥かに出走数が多い。
今年のファイナルと同じコースなので、当然と言えば当然。

僕のH4(45-49)だけでも100人以上います。
1つ前のH3は、更に多い。
前に400人近く居る計算です。
先頭まで辿り着くのに、一体どれだけ掛るか?

コースとプロファイルは、ここです。
少し分かりにくいかもですね。
http://www.ucigranfondoworldseries.com/
こちらから入ってもらった方が良いかも。

レースは、スタート後6km弱のニュートラル区間が有ります。
その間に出来るだけ前へ進んでおきたい。
リアルスタートは、街を出た所の直線区間。
本格的な登りは15km地点が最初、ここまでには前が見える位置に居たい。

定刻8時半、雪崩式にレースがスタート。
縫うようにして前へ上がって行きます。
若いからと言って、速いわけではない。
最初から、完走を目標に走っているレーサーも居るので、ニュートラル区間からスピード差はかなりある。
正直”危なくて仕方ない”です。
今回もゼッケンは”青色”、これもシリーズレース全てで統一されたみたいです。
3年前までは、世界戦とは言えマイナーな感じの大会だったのですが、2年前から急に大きくなってきた感じがします。
僕と同じ様に、前へ前へと出て行く青ゼッケン”を確認しながらです。
危なっかしい奴もいる、焦っているのが丸出し。
そういう奴は要注意。

リアルスタートは、まだ前が見えない位置でした。
まだ、200人以上前に居るなぁ・・・。
スピードが上がったので、スタートが掛かったと分かりました。
無理な追い越しをしていく奴が居る、、、”近寄るな、巻き添え食らう”。
思った矢先、5m左前で、急ブレーキから集団クラッシュ!
倒れた奴に前輪が当たりましたが、何とか耐えた!
”危なかったぁ・・・もう少しで、開始1kmで終了”やった。

街中を右折して出て、郊外の丘陵地帯へ向かう。
道幅が狭まり、なかなか前へ出れません。
”ここで無理をしても危険なだけ、15km地点の登りは、集団のまま超えれる筈”
”登りで前が見える位置まで出て、33km地点の登りである程度バラける、そこからでも間に合う”
それより、周りに注意!

アップダウンをこなしながら進み丘陵地帯、25km付近、今度は目の前で落車‼
フルブレーキで何とか転ばずに済んだ!
立て直して前を追う。
しかし、去年と比べるとペースが速い気がする。
2度のクラッシュから追い掛ける羽目になったのを除いても、平地が苦手な僕には、結構シンドイ。

勢いそのままに、33km地点の登りへ突入。
去年は、ここで一旦置いて行かれました、今年も同じならどうしようもない。
集団のまま、頂上を越えて下りへ。
この時点で前に居るのは100人位、う...ん、このレースレベル高い‼
後ろも繋がってるし、この登りで、この人数が残るか!?

下り終わりから、次の登りまで20km程の平坦区間。
去年はここで”サイクリングペース”になったんですが、集団の人数が多い今回はハイペース。
時折りアタックも掛かる。
吸収のタイミングを利用して一旦、レースの先頭へ。
自分の位置を取りに行くには、一度前へ出てから下がった方が、危険も少なく脚も使わなくて済む。
前が見える位置を確保”ここからは下がらんぞ!”。

登りを越え、脚が揃ってきたので、危険な感じは無くなった。
本格的に勝負開始です!

右折して、長い登りへ。
距離5km、標高差350m、平均勾配7%、途中かなり緩い区間が1km近くあるので、登っている感じは8%をチョット超えている。
去年はここで20人以上が抜け出し、僕も後ろの集団に残されたんですが、今年は集団のまま。
僕も、30番手辺りで前を見ながらの登坂。
速い‼アタックが掛からない代わりと言うか、ハイペースが続く。
同じ位置のまま、この登りは乗り切った!
最初のセレクションには、残りました。
しかし、水がヤバい。
途中で補給に寄らないと、とても最後まで持たない...どうするか?

水を飲んだり補給勅を食べたりとしている間にポジションが下がってしまいました。
長い下りでミス!
前を走るレーサーが遅く、差が開いて行く。
85km地点の登り、前とかなり差がついたまま突入。
この後の下りが、結構いやらしい。
村の中を抜ける細い道、下手をすれば中切れが起こる。
下り切ってからの平坦区間で全力追走はしたくない‼
登っている間に連結したい‼
これが効きました、連結したのは頂上付近、脚にキた。
それでも集団最後尾付近。
平坦区間は、一列棒状で追走!
90km過ぎから始まる登りは、途中に15%位の急勾配区間が挟まってます。
何とか集団内で登り切りましたが、脚がヤバい...。

100km辺りの登り頂上には補給所が設置されてます。
去年はここで、補給食を取りによってから集団復帰。
今年は水を取らないと。
脚はギリギリ、止まりたくない、上手く受け渡しが出来れば良いが...。

集団はまだ100人近い人数が残っている。
受け渡しに手間取った時の事を考えて後ろを確認。
繋がっている状態なら、集団復帰は難しくない。
が!、なんと‼ 後ろには誰も居ない‼‼‼
え!?僕が集団最後尾...。

2度目のセレクションにも生き残ったらしいですが、最後の一席だったらしい。
どうする? 補給に寄るか??
このまま続行したら、次の補給は30km先、そこまでは持ちそうにない。
寄る事を選択。
良い具合に、ボトルを手渡してくれる人が居る‼
問題は、バイク用のボトルではなく、普通のペットボトル。
で、受け取りに失敗。
水欲しさに、止まってしまいました...。

受け取って、ペダルを嵌めた時に、前との差は2・30m。
前を追って踏み込んだら直ぐ、右足脹脛パンク!
歯を食いしばって廻そうとしましたが、言う事を聞いてくれません・・・。
止まるしかない、で、止まったら、左足もパンク・・・。
こうなったら、動けません、収まるのを待つしかない。
7人程度の第二集団に追い越されましたが、どうする事も出来ません。
自分の感覚以上に限界まで攻めていたらしいです。
100人の集団に残れなかった・・・、ショックです。
一旦完全に折れてしまいました。
でも、ここでやめてしまったら、予選通過も出来ない。
予選さえ通れば”出来る出来ない”は別にして、ファイナルの舞台でもう一度勝負ができる。
振るえる脚を無理やりペダルへ押し込んで再スタート。

暫く孤独な一人旅。
風が強い、しかもここからゴールまで基本向かい風‼
脚が脚なので、抑えて走りながら後続が追い付いてくるのを待ちます。
今の僕には先週の様な個人TTをやれる脚は有りません。
下り半ば過ぎで、1台が追い越して行くので後ろへ乗せてもらいました。
次の登りまでに5人が合流してきて7人に。
最後尾に付いて115km地点からの登りへ、脚が持たずにズルズルと後退。
同じ様に遅れた1人と先頭交代を繰り返しながら、前へ進む。
若いクラスのレーサーですが、F10に乗ってます!
最新型、こっちで買っても10000ユーロ以上‼
お金持ちぃ。
ま、金が有るからと言って、速く走れるとは決まってません、それがスポーツの良い所。

130km地点の補給所付近で、5・6台が追い越して行く。
これには何としても付いて行かないと、完走しても予選通過が危ない。
気合が入りました‼
それにこの位置まで下がってしまうと、力は僕の方が上の筈です。
付いて行くなら、諦めさえしなければ、必ず何とかなる‼

登りは前‼
下がったら、気持ちが先にやられてしまう。
平地は後ろへ下がって回復優先。
もう1つの集団が合流したらしく、20人近い人数になってラスト10km。

青ゼッケンが何人か居る。
前の100人中、最低でも12・3人は青ゼッケン。
止まっている時に2人、追い越された中にも2人は居たので、良くても年齢別17位争い。
悪く見積もれば、25位前後の可能性すらある。
150人は居なかったと思うので、予選通過ラインは30位辺りでの線引きになる。

この集団内の青ゼッケン最初でゴールすれば、まず問題無い。
最後尾ゴールは、チョット怪しい。
スプリントへ向けて、最後の準備。
しかし、どのクラスでも、この辺りが当落線上ギリギリ、考えている事は皆同じ。
スプリントは危険な雰囲気がプンプンしてます。

集団の様子からして、誰しもがギリギリで走ってる。
僕と同じ様に、潰れたか潰れかけの脚の奴も居れば、水不足で苦しそうな奴もいる。
集団内部で、水を渡したりしてた時もありましたが、今は全員のボトルがカラでしょう。
スプリント中に、脚が潰れたりして、止まってしまう奴が出るかもしれない。
真中を行くなら、早い段階で前に居ないと危ない。
が、今の僕にその脚は無い、ならば、どちらかのサイドを攻めた方が、危険は少ない。

左側から前へ。
前が空いたんですが、設置されているアーチの影響で、先が狭くなってる。
そこまでに、右側の奴をまくり切るだけの脚は無い。
無理するな!
一歩下がって冷静に。
真横でクラッシュ!
嫌な予想が的中、何とか交わして集団中ほどでゴールでした。

1人、青ゼッケンに先行されている。
ま、単独で走っていた下りで前を牽いてくれたレーサーなので、仕方なし。
それ以外の青ゼッケンには、何とか先着したので、予選は通ったはず。

妻と落ち合い確認。
”多すぎて分からん”
大変ごもっともな事を言われました。

結果発表は待たず、帰宅準備。
明日は仕事、グズグズしている時間は無い。
シャワーを浴びる時間もないので、水道水をボトルに入れて頭から。
汗だけ落として、タオルで拭いて、応急処置ですな。

結果
121位、H2クラス19位。
何とか最低目的だけは、達成。

走破タイムは4時間17分。
脚が潰れて止まったり、1人で走った時間がかなり有って、去年より7分速いんです。
去年は、前半ウェット路面も有り、ラスト30kmで雨。
今年は気温30℃越えで強風。
条件はかなり違いますが、結果に及ぼす影響は似たようなもんだと思います。
優勝タイムも去年より7分早いので、レベルは高った様子。
ま、決勝と同じコースなので、当然と言えば当然。

プロファイル上の獲得標高は2000hmチョット、距離は149km。
先週のSchleck Granfondは、2400hmで160km。
でも、フランスの方が遥かに厳しいコース設定です。
登りの数は少ないが、1つ1つの長さや勾配が、厳しく破壊力がデカイ。

自分自身を見れば、今のままでは話にならない。
肩の影響がかなりあるのは間違いないが、それも言い訳にすぎません。
怪我したのは自分の責任やし...。

ファイナルは8月27日。
鍛え直します。








P R
プロフィール
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  • アイコン画像 ニックネーム:mac-da-wan(本名 Nakamura Tatsuto)
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    ・自転車-みりゃ、分かりますね。
    ・ダンス-いつか夫婦で習いたい。
    ・1つで十分-2・3つやる、金も時間も有りません
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