わたしと小鳥とすずと 

August 02 [Tue], 2005, 23:30
児童書ではなく、詩集なのだけど…

息子は文章を書くのが苦手で、学期末の懇談でも
「夏休みにはたくさん本を読んで、いろいろな文章にふれるようにしましょう。」
ということを言われた。
もっともだと思うし、リズムのある文章を声に出して一緒に読むのも楽しいかと思い
少しずつ、子どもたちと読んでいる。
息子の去年の担任の先生が、冒頭のこの詩が好きで、よく音読していたこともあって
楽しんで読めたと思う。

私はやっぱり、超有名な「みんな違ってみんないい」よりも
大漁の海の下では、いわしが弔いをしているという詩が好きだな。

あおいめ くろいめ ちゃいろのめ 

July 13 [Wed], 2005, 21:23
この本はかなーり古いシリーズなのだが、かこさとしさんのこのシリーズは
今でも子どもたちに人気があるようで。
内容的には、今の時代や感覚にそぐわないところもあるのだが、
この「あおいめ くろいめ ちゃいろのめ」はなんてったって絵柄がシュールだ(笑)

中味は、あおいめ、くろいめ、ちゃいろのめの三人がいろんなことをして遊んで
最後はハチに刺されて泣いて泣いて、目が赤くなるという…ただそれだけの
話なのだが、絵本に意味のある”結末”を求めてしまうのは大人だけだ(笑)
子どもたちは、シュールな絵と、わかりやすいオチで十分なんである。

夏休み読書計画? 

July 09 [Sat], 2005, 22:43
子どもたちと「夏休みには本を読むこと」という約束をした。
何せ、放っといたら息子はマンガばっかり読んでるし、娘はゾロリしか読んでない。
(いや、それはそれでいいんだけどね)
けど、世界には、他にもいい本がいっぱいあることを彼らにも知ってほしいし、
余裕のある夏休み期間に、私も子どもたちと絵本や児童書を楽しみたい。

で、安房直子さんの作品集なんかいいなあと思ったわけだ。
今日、本屋で手にとったそれは「ハンカチの上の花畑」
菊酒を作る小人の話だったかな。実家にあったかなあ…
あと、ドリトル先生なんかもいいな。映画化される「ナルニア国」なんかも…
なんかワクワクしてきた。あとはちゃんと読めるか、だな(笑)

復活です 

September 22 [Wed], 2004, 11:23
サイトリニュ時に壊してしまったブックレビューを
ブログ形式で復活しました。
(いつまで放っておいたんだ・・・)
一気に全ログをアップしたので、日付が同じになっています。
クリスマスの絵本が最新に来てるのは、古いものから
アップしたためです。(季節感なし)
まだ、作者名も全部入ってないので少しずつ直します_(^^;)ゞ
加筆もしていますが、ほんのちょっとです。

ということで、ブックページ再始動。

サンタクロースってほんとにいるの? 

September 22 [Wed], 2004, 11:19
いわゆるおはなしの絵本ではなくて、
シリーズもののサイエンス絵本の中のひとつだったと思う。
当時、担任していた子どもたちはこの本が大好きで、
この時期何度読んだかわからないくらい。
確か、サンタクロースの秘密が質問と答えに分けて書かれていたと思うのだが、
その中で忘れられない一節がある。
「おとなのひとはプレゼントをもらわないの?」
「子どもの時にいっぱいもらったからね。」
ああ、そうなのかと妙に納得したことを覚えている。
15年近く前なので(笑)絵本に対する感性も、
今よりずっと豊かだったこともあるかもしれない。
その一節を読むたびに、子どもの頃のクリスマスの思い出が甦って来た。
とはいえ、別に特別な思い出があるわけではなく、
父親がアイスクリームのケーキを買ってきてくれたこととか、
公民館でやっていた、子ども会のクリスマス会だとか、
自分の靴下を置いて寝たら、朝ポッキーが入っていたこととか、
そんな、ごくごくありふれた風景ばかりだ。
高校生ぐらいから、クリスマスは家じゃなく友だちと騒ぐようになり、
ディナーを予約したり、プレゼントをリクエストしたり、
そういう華やかな思い出ではなく、
子どもの頃のことばかりが思い出されるのは何故だろう?
いわば、それが私にとってのクリスマスの原風景なのだろう。
”子どものときにいっぱいもらって”大人になった今、
今度は子どもたちにユメを与える側になったわけだが、
クリスマスの季節になると、この絵本を思い出す。
月刊誌みたいな本だったから、今は入手困難だと思うが、
子どもたちに読んであげたいと思っている。
子どもたちがサンタクロースを信じているうちに。

メリークリスマス おおかみさん 

September 22 [Wed], 2004, 11:17
宮西さんというと「おとうさんはウルトラマン」のシリーズを
思い出す人が多いと思うけど、私は本書が好き。
クリスマスが何だってんだ、とこぶたたちを食べてやろうと思ったおおかみさん。
ところが、かんちがいこぶたのおかげで、調子は狂いっぱなし。
でも最後にはあったかいオチが用意されている。
一時、クリスマスクリスマスって、いったい何がそんなに大騒ぎなんだと
思っていた時期があって、
(今は思ってないけどね。子どもと過ごす楽しい時間だから)
冒頭のおおかみに、すごく共感する(笑)
「ウルトラマン」のシリーズでもそうだけど、
宮西さんの書くキャラはちょっと素直じゃなかったり
疲れてたり、強がりだったり、そのくせ甘えん坊だったりする。
このおおかみさんも、最後にはこぶたの能天気な優しさにふれて
(というと、すごくありきたりだけど)
ちょっと素直になれるんだけどその表情がなんともいえずいいの。
ただ、最後のページに、おおかみはこぶたの愛にふれてかわりました。
この愛の始まりがクリスマス・・・
という解説があるんだけど、私的には(あくまでも私見です)いらないかなぁと。
で、子どもたちに読むときにも、そこは読まない。
読まなくても十分伝わると思うし・・・ね。
とにかく、世の中のすべての疲れて、素直じゃないオトナの人たちへ、
メリークリスマス!

宮西たつや 作

わたしのいもうと 

September 22 [Wed], 2004, 11:14
この絵本に出会ったのは、まだ結婚する前。
当時の先輩が「読んでみて」とすすめてくれたものだった。
その頃は、まだ今ほど「いじめ」という言葉は目立ってなかったかもしれないが、
「いじめ」が死に直結する問題であることを目の前につきつけられたかんじだった。
この3月、とてもお世話になった、もと上司の娘さんがいじめに会って
高校1年で自主退学された。
「いじめられた側」が身を引くことで、
「いじめた側」はいつもと同じ日常を生きて行くなんて。
私は、もと上司にかける言葉がなかった・・・
・・・子どもには、口で百回言うよりも、こうした絵本や実例をいっぱい聞いて
まだ柔らかな感性の部分に貯め込んで行ってほしい。
今、このレビューを読んでくださっている方に、お子さんがあるならぜひ、
一緒に読んでください。
そうでない方も、機会があれば読んでみてください。
きっと何か伝わるはず。
人として、失ってはいけない
何か。

松谷みよ子 作  味戸ケイコ 絵

せんたくかあちゃん 

September 22 [Wed], 2004, 11:12
今さら説明の必要のないほど定番な、
「ばばばあちゃん」のさとうわきこさんの絵本です。
つい最近、下の子が保育園から借りてきたんだけれど、
(平成15年当時)
私が新任だった15年ほど前から子どもたちはこの本が大好き。
今はもちろん15年前でさえ、腕まくりをして、しゃがみこんで
タライと洗濯板でごしごし洗濯する
「かあちゃん」のイメージは子どもの中にはないものだった。
けれど「よっしゃ、まかしとき!」とたのもしい「かあちゃん」は、
包み込むような母親像が多い絵本の世界では
ひときわ異彩を放っていて、カッコいい。
それから、かあちゃんがかみなりさまをごしごし洗って、
パンパンたたいて干すシーンがあるのだが
あんまりごしごし洗ったせいで、そのかみなりの目や口がとれてしまっている。
とってもシュールだが、子どもってけっこうシュールなモノが好きだから・・・
この辺りにも、人気の秘密があるのかもしれないな。

きいろいばけつ 

September 22 [Wed], 2004, 11:10
この作品はきつねの子どもが主人公の、一連の作品の中のひとつ。
きつねの子どもの視点から、友だちや生活が描かれているが、
私は本作が一番好きだ。
きつねの子は持ち主不明の「きいろいばけつ」を一週間持ち主が現れなければ
自分のものにしようと決める。
物語は、そのばけつに対する、きつねの子のどきどきわくわくする気持ちを
描いたものだが、大人から見て取るにたらないものでも、
子どもにとっては大切な宝物だということを思い起こさせてくれる。
それは、かつて私たちも持っていた、大切な大切な世界だ。
でも、物語の終わりは・・・ちょっとやりきれない、せつないものになっている。
結局きつねの子は、ばけつを手に入れることはできないのだが、
子どもの読み物で、こうした終わり方はあまりないかもしれない。
夢がないといえばないのだが、子どもだって思い通りにならない現実の中で
生きているのだから・・・こういう終わり方はあっていいと思う。
それに、タイセツなのは、欲しかったものを「手に入れる」ことじゃなく
それまでのワクワク感なのだから・・・

いのちはみえるよ 

September 22 [Wed], 2004, 11:06
夏休み読書感想文の小学2年の「課題図書」だ。
(平成15年度当時)
小学生の「エリちゃん」から見た、全盲の「ルミさん」の出産や子育てが綴られている。
エリちゃんがルミさんに「(赤ちゃんが)見えるといいね」と言うと
「見えるよ。いのちは見えるよ」という答えが返ってくる。
いのちって何だろう?いのちは見えるってどういうことだろう。
この壮大で奥深いテーマを、子どもたちはどう捉えるのだろう。
以前、知り合いで目の不自由な方がいた。
私の友だちは、彼に「何にも見えないってどういうかんじだと思う?」と聞かれ、
「真っ暗」と答えたそうだ。
すると彼は「見えないのに、どうして”暗い”ということがわかる?」と
逆に問いかけてこられた・・・と、友だちは言っていた。
私たちが目を閉じたときに「暗いな」と思うのは、光を知っているから・・・
その話を聞いたときに、愕然としたことを覚えている。
「見えない」というのは、結局目の見える私たちの想像でしかない。
この本が伝える「見える」というのは、そういう「見える」ではなく
感覚で「感じる」心で「見る」ということなんだなあと、
大人である私たちは読み取る。
じゃあ、子どもたちはどうか。
「目の見えない人のこと、どう思う?」と聞くと
「かわいそう」という言葉が返ってきた。
本当はそこで立ち止まってほしくはないのだが、
2年生の子どもには、まだそれ以上読み取るのは難しいだろう。
もう少し大きくなったら、ルミさんは、なぜ「見える」のか、
自分の言葉で話せるようになってほしいと思う。

追記(長男の感想文)
「いのちは見えるよ」を読んで

 ぼくは、いのちは見えるよの本を読んで、
あかちゃんをうもうとしてるとこがいたそうだなと
おもったよ。あかちゃんのかおがしわしわだったとこが
おもしろかったよ。あかちゃんをうんだおかあさんは、
うれしそうだったよ。
目が見えないのに、あかちゃんのせわをしているおかあさんは
すごいとおもうよ。
 いのちはあかちゃんまるごとのいのちだとわかったよ。
いのちはたいせつにしなければいけないとおもうよ。
ぼくはこの本を読んで、よかったとおもいます。
また読みたいです。


及川和男作 長野ヒデ子絵
P R
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