TEAM NACS「WARRIOR 〜唄い続ける侍ロマン」@静岡市民文化会館

May 02 [Wed], 2012, 14:42
遡ること半年前。
今回とまったく同じ目的地へバイクを走らせていた私。
でもむっっちゃくちゃ道に迷ってしまった私。
おかげで着いてなくちゃいけない時間に目的地に着けなかった私。
その後、発表された本公演の日程を見て、一人ほくそ笑んだ私。
これは静岡リベンジしなさいという私へのメッセージね大泉さん確かに受け取ったわそんな一人芝居を演じつつ迎えたこの日であります。
ネタバレしますので、これから観に行く予定の方はブラウザバックするが吉。
あ、ちなみに会場ロビーにこんな張り紙がありました。
DVDに入るのかなこれは買わなければ。
いやこれがなくても買うけど。
3年ぶりとなる、演劇ユニットTEAMNACSの本公演はちょんまげが登場しないシリアスな時代劇もの。
史実とはいろいろと異なる部分のある、NACS版戦国時代絵巻。
桶狭間の戦いから、物語は始まる。
勝利を確信し陣地にあぐらをかく今川義元軍へ、突如奇襲をかける織田信長戸次重幸軍。
逃げまどう今川義元を討つべく刀を振り上げる信長だったが、今川をかばうべく間に割って入った徳川家康安田顕を誤って斬り殺してしまう。
今川を討ち勝利に沸く織田陣営の中、一人浮かない表情の信長の元へ戦場近くで戦いの様子を巻物に描いていたという一人の絵師が連れてこられる。
その絵師の顔を見て、愉快そうに不敵な笑いを浮かべる信長。
天運はまだ俺に味方しているらしいかくして一介の絵師、又兵衛の想像を絶する苦難が幕を開けたのであった。
舞台観るまではやっぱ戸次信長が主人公なのかしらと予想していたのにまさかの安田家康が主人公だったでござる。
ござるよね国民ゆづきさんひそかに大歓喜。
なんの力も持ち合わせていない一人の男が顔が似ているというだけで影武者に仕立て上げられる、という設定自体はそんなに珍しいものでもないのだけど、それをNACSさんの舞台で観られた、というのが個人的にツボに入りまくりました。
ちょっと話がそれるけれど、八嶋智人さんが1月終わり頃にツイッターでヤスケンおすすめの映画デビルズブルを鑑賞したって話をつぶやいてたんですよね。
これも影武者が時の権力者に翻弄される話。
本公演のヒント、既にこの時出ていたんだなぁと。
今更ながらに思い返して心から納得していた私です。
最初に5人が舞台に登場して、大きく見得を切った瞬間からずっと釘付けだった。
個人個人で他の外部舞台に出演してる姿も素敵だけれど、あの5人が同じ板の上に立ってる、それだけでもう鳥肌立つくらいカッコ良い。
手垢付きまくった言い方だけど、15が20にwaiwa.jpも30にもなる感じ。
個々の存在感が何倍にも膨れ上がって、熱気となって客席に押し寄せてくる。
そして演じる姿を観ながら、つくづくこの5人は舞台役者なんだなぁと実感した。
ドラマも映画も良いよ、歌う姿だって素敵さ、でも板の上で大きく立ちまわって、腹の底から声出してる姿が一番好きさ、好きなんだー正直言ったら、ツッコミどころもそれなりにあったりする。
HONORの顕タウロスは把握した上で、それでもあの人馬一体ならぬ半人半馬は唐突過ぎてちょっとついていけなかったし、それ以外のギャグパートも冗長に感じられた部分が少なくなくてその辺コンパクトにまとめてサムライらしいカッコ良いとこもっと観たかったなぁ、とか織田さん斬られすぎだろういくつ致命傷負ってるのよ止め刺すまでもなくないか、とか。
うん、でも最後は演者達のパワーと勢いとテンションで押し切られてあーもーそーいうツッコミとか野暮ですわーって、観劇後はほんとどうでもよくなってしまってたな。
ただ一刀A史実にない設定をここまで盛り込むのであれば、実在する武将を使わずに架空の世界、架空の登場人物で展開させても面白かったんじゃないのかなぁ、というのが、少し。
どれだけ日本史に疎かったとしても、信長がどんな最期を迎えたか、誰が天下を取ったのか、は誰もが知るところだしそうすると観客はどんな結末なのかじゃなくあの結末に向かってどう展開させるのかという見方をしない訳にいかなくなる。
オチをある程度読んだ上で、そこに至る過程を楽しむ舞台もとても良かったけれど、まったく架空の世界観の中で、結末を予測できないまま同じ物語を楽しんでみたかったなぁと。
まぁファンの欲目というかワガママというか、ない物ねだりというか。
そんなことをね、東京に帰ってきてからふと思ってみたのでありました。
本能寺で華々しく散った信長、信長の幻影に膝から崩れ落ちる秀吉、又兵衛の成長と家康の側近の正体。
終盤の展開はもう全部全部良かった。
見入ってしまった。
役者の演技にも、演出にも。
音尾くんは本当、下卑た笑い方の上手い人だなぁ褒めてますまだ高い地位を手に入れる前の、信長の下でちょろちょろと姑息に立ち回る様はちょっとイラッとしてしまうくらいの好演っぷりでしたよ褒めてます大泉さんは美味しい役どころだったなぁ。
恋あり、対立あり、笑いもがっつりありでも雨男ネタはちょーっと引っ張り過ぎだったかなキャラ的にも立ち位置的にもこの演目一の色男っぷり、さすが大先生。
戸次さんのこの極端なまでのサディストっぷりは、もしかしたら初めて見たかも。
でも色気もすごい。
派手な衣装がとても似合ってる。
中の人の残念っぷりは置いといて、こういう役を演じてるところもっともっと見たいなぁ。
森崎さんは、完全にギャグ担当になってしまってたのが少し残念。
あの豪快っぷりも彼に合ってて面白かったけどね。
好々爺キャラが身の内からもにじみ出ていて、見ててなんかほんわかした。
安田さんこんなにも難しい役どころだったとは。
そりゃ逃げるよねそりゃうこも漏らすよねいや笑わないよ、笑えないよ。
武士の世界の中で醜態をさらし続けて、さらし続けて、あまりにも多くのものを失わなければ、辿りつけない境地がある。
ずっと葛藤し続けてる姿、無様な姿、これがまた、似合うんだよなぁ。
とても、とてもとても、良かったのです。
片道3時間かけてでも、行く価値のありまくりな素晴らしい舞台でございましたよ。
感無量。
最後に、カーテンコールレポ。
音毎回僕からしゃべり始めるんですが、その間他のメンバーは決して口を挟まないという暗黙の決まりになってますすまし顔で正面を向いたまま微動だにしない他4人音前回静岡で公演を行った時は浜松町でん首をかしげる音尾くん。
会場爆笑。
それ東京だから大静岡のお客さんはギャグのシーンになるととにかく笑ってくださる。
こう、手を叩いてね。
雨男のシーンでも、何故皆さんあんなに爆笑されるのか静岡のお客さんって、笑いどころになると手を叩きながら全力で笑うのね。
これがちょっと個人的にキビシかったな。
笑い声は仕方ないとしても、芝居始まったらね、客席から音出したらいけないと思うの。
大去年のワンマンショーもこの会場でやりまして、皆さんと一緒にCM曲を熱唱したのが忘れられません静岡ローカルCM学生服のヤマの歌を会場一体となって合唱。
歌えずに手拍子で加わるしかなかった静岡県外民の私。
戸大泉と会場の皆さんが今歌ったCMは分かりませんが、北海道にも学生服の赤塚という有名なCMがありますと言って一人CM曲を熱唱する戸次さん。
戸それでは、本日のモマネ。
トシのせいで二度寝ができなくなった森崎博之戸ん、4時かぁぁ。
んん、眠れん爆笑。
容易に想像できるつか、ツアー中のホテルって一人一部屋なのかと思ってたらもしかしてのツインルーム二人使用ほんと仲の良い人らだなおいー。
安おい何故かリのモマネを引き継ぎつつ、名曲つぼみを歌う。
そしてそしてこの後何しゃべってたか忘れました落註Xおい自分で自分のモマネ森このカーテンコールでシゲがやったモマネなどは全部忘れてください。
本編でのかっこ良い信長の姿だけ覚えて帰ってくださいぴょん、と可愛らしくペンギンのようなポーズをとる戸次さん森今日で15公演が終了しました。
残りたった43公演、最後まで誰一人欠けることなく突っ走っていきたいと思います。
誰一人ハゲることなくゆーっくりとうつむく音尾くん退場する出演者たち。
鳴りやまぬ拍手。
2度目のカーテンコールでは、リからの今回は我々が皆さんの元にお邪魔しました。
夏にはジャンボリーが開催されます。
是非今度は、皆さんが北海道に遊びに来てくださいという挨拶をもって、終了。
NACSの公演では形骸化されつつあるスタオベちらほらといらっしゃった感じかな。
とりあえず1度目のカテコでは立ってる人はいなかった。
かなりのハイテンション状態を内に秘めつつ、敷地内の駐輪場に戻って自分のバイクに寄りかかりながら気持ちよーく携帯いじっていたら、背後から女性の声が。
あー、うちらかなり近いとこに自転車停めてるっぽいね。
私青いバイク目印にしてるー青いバイク私の他にも置いてあるのねえ、と思っていたら女性が二人、私のバイクの両側に停めてあった自転車それぞれのロックを外し始める。
え、や、私のバイク、目印だったのちょ、はず、恥ずかしっ。
ちょっと居場所をなくした心持ちになりまして、やや逃げるように会場を後にした県外民でありました。
よぅーし、マイミクさんのネタバレ日記見てくる
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