地ビールと魚の新顔にお目にかかる

November 12 [Mon], 2012, 16:29
銀座の6丁目くらいにある煙事というバーは、その親会社が軽井沢に燻製の工房を持ち、そこで丁寧に作られる燻製チーズ、燻製醤油、燻製胡椒などを使ったつまみを出す。
とともに、ランチタイムだけ供する特製卵かけごはんにも、それを使う。
卵をかけてごはんと混ぜたら、最初に燻製オリーブオイルをちょっとだけ垂らして食べ、次に燻製醤油をかけてみて下さいと、食べかたの段取りを伝授される。
これが、そんなことでと、呆気にとられるほど旨いのだ。
燻製という香りづけの威力をまざまざと知らされる。
私は料理の極意は塩で、それを美味にするもまずくするもそれの使いかたしだいだと思っている男だが、この煙事の燻製品の最高傑作は、文句なく燻製ソルトだ。
炊きたてのごはんにこれだけをパラパラ振りかけて食う旨さの感動といったらない。
そういえば以前てとさんのお誕生日に、銀座プランタン地下で売っている産地別の塩を、モンサンミシェル、イタリア南岸、沖縄、小笠原と何種か買って、贈ってあげたことがある。
このバーの煙事で、元キリン技術者だった人が作り始めたという地ビールを勧められたことがある。
企画を認められず、その口惜しさで退職し、みずからの念願のその新製品ビール製造を、ある地方の醸造所を借りて作り始めたのだという。
それを、その煙事の燻製チーズをつまみに飲んでみたら、とても旨かったことがある。
先日の日曜夜、カミさんとふたり、久し振りに地元のもんじゃ屋に行き、自分たちでヤキソバでも作って食おうかと近所の店に出掛けた。
そこで、月島地ビールと書かれた張り紙が目にとまった。
ものは試しと注文してみると、月島路地ビールとのブランドらしいその地ビールが、旨かったのだ。
味とコクが、ベルギービールふうである。
私だけ副業 在宅で、3本もお代わりしてしまった。
もうこれ以上ありませんからと、いわれた。
月島に、こんないける酒があるとは知らなかったな。
旨い酒といえばやはり地元の居酒屋のめし屋で紹介された、青森のあの田酒を作ったという伝説の杜氏を招いて三陸のある酒造メーカーが作った菱屋という絶品の日本酒のことを、以前紹介したことがあった。
先日そのめし屋に会社からの帰途に顔をだしたら、手書きの本日の出物のところに、まぐろのひれ塩胡椒焼きとしてある。
あるじの奈良間さんに、何ですかこれはと問うと、両手をひらひらと体の脇で広げて揺らし、ホラ、こういう魚のヒレってあるでしょうあれなんですよ。
築地の河岸でも滅多に入荷しないんですが珍しく入っていたので、うちで引き取ってきたんですと、いう。
それを逃すテはない。
分厚いので焼くのに40分ほどかかるというが、焼いてもらった。
焼き上がって出てきたのを見ると、フォークがついている。
それでガリガリ、骨についている身をこそげ落として食うのだ。
その身の部分は、大トロか中トロのような脂たっぷりの舌触りと、しっかりした歯ごたえで、これはと菱屋のコップ酒をお代わりしながら傍らに置き、舌鼓を打った。
そういえば、パリでも東京でも、私の大好きなオイスターの季節がもうはじまっているな。
札幌とほぼ同じ高緯度に位置するニューヨークでは旨いオイスターが真夏でも味わえるが、パリや東京は、10月の第何曜日からと、決められている。
その解禁日当日の夕方のパリの街では、レストランがみな店の外にいっせいに生牡蠣をこれ見よがしに展示する楽しい光景が見られる。
近々、丸の内のオイスターバーに行こう。
どの美女を、誘おうか
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