国外退去、そしてアメリカへ

November 07 [Wed], 2012, 16:14
毎年毎年、リリースがある度に自分の昔話と、同じことをリピートのように人々に伝え、同時にここにも書いているのだが、自分の少年時代はいじめられっこだった。
まあ、ごくごく普通なことである。
なのに今年だけは何故か判らないが随分と反応があり、全くもって意味不明なミステリーである。
自分の過去の話をしなければいけないと、華やかな青春時代なんてまるで無いので、どんどん暗い気持ちにばかりなってゆくので、出来ることなら、話したくはないのだが、そう言うわけにも行かず、毎年この時期になると言わざるを得なくなる。
そして、もう一つの怪奇ミステリー、それは、日本の学生時代から退けて、アメリカで過ごしていた期間。
場所はニューヨークとロサンジェルスである。
というだけで、かっこいーとか、羨ましいですと言われることである。
アメリカで学生時代を過ごしていて、何が格好良くて羨ましいだろう引っ越した理由はただ一つ、日本で大検を取って進学しようとした時に、東京なんかの国公立大学へ行くよりも、アメリカの短大へ進んだ方が学費が三分の一で済む、という単純に経済的に貧しいそれだけの理由である。
というか、その方が遥かに合理的でリーズナブルである。
所謂、悪く言えば、落ちこぼれ人生でしかなかったから、日本に居場所が無くなり、アメリカなんかに行かざるを得なかった、というのが自分の認識である。
あとよく勘違いされやすいのが、音楽を勉強しにアメリカへ、んなバカな。
僕はそんなミーハーなお坊ちゃんではない。
専攻はヒューマニティーズといって、好きだったクラスは、国内史アメリカ史の授業とか、国語英語とか、西洋アートの授業とか。
コマーシャリズムに寄って現実からかけ離れ、作り込まれたイメージというのは本当に怖いものである。
ニューヨークなんてなにも刺激的だとか、良い所なんかじゃない。
無駄にミーハーな人達が世界中から集まり、冬は時々20℃と、アラスカより寒いし、夏はべたべた暑い。
僕は人ゴミが大の苦手な人間ので、ニューヨークといっても、生活拠唐ヘ人も静かなクイーンズである。
マンハッタンは勿モ物や散歩で頻繁によく出かけるけれども、ブルックリンなんて、仮にお金を出されて生計を立てて暮らして行くだなんて本当ごめんなさいだ。
それでも僕は毎朝起きて地道に7番線のホームで電車を待ちながら、片手にはディスクマンを持ち、そして日々色んなアーティストの音楽を聴きそれがニューヨーク学生時代の一番の生き甲斐だったなと今振り返ると思う。
そして電車に乗り、ラグアーディアカレッヂという短大へ地道に通って、地元の子らと地道に勉強し、家に帰れば、近所のスーパーへ買い物へ行き、お金が無いので、出前一丁茹でて、そして、20℃の寒い冬の部屋の中で音楽を聴きながら、出前一丁をすする。
いやー、もう副業 ばれないニューヨークと言えば、僕は出前一丁を食いまくったことと、99セントストアで買ったスパゲティーにトマトソースをかけ、ソーセージを食ったのが甘かったなという思い出が一番最初に出て来るのである。
何せ1日の予算が$1から$3だったので、下手に食い過ぎた日にゃ、次の日は出前一丁一食という日はよくあったのが切なかった。
一つだけ残念だったのはリトルインディアで知り合ったインド人家庭に住み込みが決まった時に、キッチン共有のため、奥さんに牛肉だけは使わないでくれと必死に訴えれ、頻繁にハウスバーモントカレー中辛を作って牛肉を食わない生活は僕には無理だったために、結局別の部屋を探さざるを得なかった時のことくらいだろうか。
もう、僕は余りのニューヨークの寒さに堪え兼ねて、逃げるようにして、ロサンジェルスへと引き返して行った。
もうアメリカ東部での生活はこりごりである。
しかし、今となっては、LAでは、学生時代、そして、プライベート生活時代、全て含めて考えると、もうかれこれ4年くらい生活していたんだなということに気がつく。
LAは家庭の関係上、今では第二の故郷となってしまったわけだが、僕はあの街は世界一詰まらない場所だといつでも思ってる。
でも、僕は強いてあの詰まらない街での生活を好きではないけれども、嫌いにはなれない最大の強みは。
僕が音楽を制作するには適した環境が整っていたというのが挙げられると思う。
先ず第一に僕は人ゴミが大の苦手だ、その分、LAにはそれが存在しない。
代わりに車は渋滞時間だけはハイウェイにさえ乗らなければこれと言って不満は無い。
土地が広い分、隣同士が密接していないので24時間大音量で音楽を流せるので、ミックスがしやすい。
一歩外に出れば生い茂った草木の臭いと、リスと戯れ、家の前に咲くレモンの木からレモンを取っては部屋でコーラに入れて飲む。
そして、毎日スターバックスへ車で通い、朝のLAタイムスを読む。
今振り返ると、僕の4枚の作品の中でも、LAで作曲した曲は結構な数である。
よく振り返ると、車で運転中に色んな発見と閃きを貰ってる。
僕は日本にいても、いや何処の国へいても電車にだけは絶対に避けて乗らないが、移動は必ず車のみである。
今振り返ると、随分と車の中で思いつき、そして創られた曲が多いなと思う。
数え上げればキリが無い。
Iguessthisisloveのサビの部分はLAでスターバックスの帰り道に車を運転していて出来た曲だ。
今回のアルバムへぃは近所のうどん屋に食事に行く途中で閃いた曲だ。
というわけで、何故か判りませんが、僕の生活に置いて、車を運転していることは随分と重要な要素のようです。
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発送は11月第3週の予定です。
一般発売は12月12日よりHEYSTKR0053000円Disc11へぃ2羅針の指す方へ3悲しい時の悲しい歌4らららって感じで5海でも泳いじゃいなよ6ライフスタイル7明日はどっちだ8振り向いてみても9欲望の楽園10密かな誓い11いいんじゃない12あの時、あなたと、あの場所でDisc21心色探しながらoriginalversion2この空と大地を忘れないstudiosession3この道の果てoriginalversion4Iguessthisisloveversion125君を好きだという気持ちversion12。
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