予防と養生

September 04 [Sat], 2010, 16:38
「聖人は未病を治す」といわれているのは、病気にかかるまえに、予防的に注意をすれば病気にならない、ということである。もし、飲食や色欲な精力剤どの内欲をこらえないで、また風・寒・暑・湿などの外邪を防がなければ、おかされることはわずかであっても、あとで病気になってひさしく苦労する。内欲と外邪とを慎まないために大病になって、思いのほか悲しみ、長く苦しむことになる。病気とはそうしたものである。
病気になると、それ自身の苦痛だけでなく、痛い針で身をさし、熱い灸で身をやき、にがい薬を飲み、食べたいものをたべず、飲みたいものものまないで、身を苦しめ、心を傷つける。病気でないときに、予防的に養生をすれば病気にはならないで、目に見えない大きな幸せになるのである。
孫子は「よく兵を用うる者は赫々の功なし」という。その意味は、上手に兵を動かす士官は、一見してわかる手柄がない。なぜかといえば、戦いの起シアリスこるまえに戦わないで勝つことができるからである。また「古の善く勝つは、勝ち易きに勝なり」ともいう。養生の道もまたこのようにしなければならない。
つまり、つねづねから身体について深く思い、病気にまだかからないまえに、勝ちやすい欲に勝つと病気は起こらない。すばらしい大将が戦わないで勝ちやすいものに勝つようなものといえよう。これこそもっともよい策である。「未病を治す」の道なのである。
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:lvbaocpqr
読者になる
2010年09月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
最新記事
最新コメント
Yapme!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
http://yaplog.jp/lvbaocpqr/index1_0.rdf