養生の効果を知る

September 02 [Thu], 2010, 16:25
あるひとがいう。「精力剤、色欲を慎むのと同様であることは自分はよく知っている。が、自制できなく、気ままになりやすいので、養生ができない。」、と。
しかし私はそうは思わない。これはまだ養生の術を真に知らないのである。よく知ったならば、どうして養生の道を実行しないでいられようか。水に落ちこめば溺死し、火に入れば焼死する。砒霜(砒素を加熱して結晶させたもの)を飲むと中毒死することを誰でも知っているから、あえて水火に入って死ぬひと、砒霜を飲んで死ぬものはいないのである。多欲であるゆえに生命を傷つけるのが、刀をもって自殺することと同様の理であることを知っておれば、どうして欲を自制しないでいられようか。すべてその道理を明らかに知らないことは、迷いやすく誤りやすいものだ。
ひとが、誤って不幸となるのは、すべて無恥から起こる。赤ん坊が井戸に這っていって落ちこみ死ぬようなものである。灸をすえると病いが癒ることを知っているから、身体に火をつけ、熱く痛いのを我慢して多くをすえてもらうのである。これは灸が自分の身体にプラスになることをよく知っていシアリスるからであろう。
人倫にそむき他人をそこない苦しめると、天の責めと人びとからのとがめがあって、かならず自分の不幸になることは必然であるが、愚かな人間はそれを知らない。危険なことをして不幸になるのは知らないから生ずる。盗人はただ財宝をむさぼって、自分が罰せられて不幸になることを知らない。養生の術をよく知っていれば、どうして欲にひっぱられて慎みを忘れるようなことがあろうか。
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