響け!ユーフォニアム2 第三回 を語る
2016.10.20 [Thu] 21:14





人物ワイプ。
久美子の前を歩く人物はあすか先輩ではないけれど、
先輩の去っていく姿を追う久美子の視線と合わせて、
その目の前の人物は約束をした時のあすか先輩ではなかったか、
みたいな妙な繋がりを感じるカット割りで気になりますね。
今回は普段と一風変わった割り方が目立っていたように感じたかな。









今のところ、2人で吹いてください。
1期12話から続く話をここに持ってくるかーというか。
久美子の喜びの表情のアップや各キャラの祝福の表情から、
久美子の喜びを噛みしめるカットへ、
とここで流れが一旦切れるかと思いきやそのカットは麗奈の視点だったとなる驚き。
麗奈は単純に上達したという事実の祝福ではなく、
その上達したという喜ぶ姿を見ているところが面白いですね。
キャラクターを垣間見ているのは視聴者だけではないという意外性が強く、
また麗奈が何を見ているのかっていうのが明確でグッときますね。
久美子の後ろ姿を見ているのは恐らく秀一あたりになるんでしょうが、
1期12話で上手くなりたいと叫んだ久美子の背中を見る姿とも掛けたショットなのかもな、
とも思えたり。まあそれはどうでもいい話でしょうか。
響け!ユーフォニアム 12話 を語る



ロボットが吹いてるみたいなんだよ。
麗奈の視線の後に誰の視点でもない、
鎧塚みぞれが見ているはずがないショットを入れてくる冒険心というか。
オーボエという楽器の美しさを描きつつ、そのうつむいた時にしか見ることのない視点が、
その場での鎧塚みぞれの心情を描いているのかな、と。
機械でもいいという観点からオーボエの出す音色への言及でもあるのかな。
オーボエの音でしかないというか。
このシーンの一連は誰かの視点であろうとするショットが多い気がしたかな。





お風呂。
久美子が服脱ぐ辺りはちょっとFree思い出す感。
パロディ感あるかも、みたいな。
みんなに久美子の肉体美を見せよう!で見せ切らない。
そして麗奈は久美子視点でアッサリ行くと。
こういうタメの作り方は嫌いじゃないですね。



麗奈の表情が浮かんでくるのも1期12話思い出すかもな、とか。
割りと三好回を意識した感じだったのかもしれないなーと思ったり。
あすかが話しかけた辺りでPANしたりとか、
奔放な見せ方が新鮮でしたね。
心ここにあらずが一瞬にして引き戻されるというのが1ショット内にある楽しさですかね。
天井の光で時間経過を見せたりとか、今までそういう見せ方してたかな、
という新鮮さもあって楽しいかなと。





狭い。
割りと攻めてる感じがするかなぁ、と。
二年生は二段ベッドなのね。



ここの武本さんっぽい感。
さまざまな背景を背負った感じとかでよく使ってますよね。



ちょっと舞台的な。
引きのアングルで室内を見せることで互いの心理的な面を描きたかったのかなとか。
みぞれの狭さとフルート先輩の小奇麗な感じが印象に残りますね。
部屋を見せるっていう観点では久美子や1期の部長の部屋とか、
ああいったシーンとは違った奥行きを潰した感じが印象に残る感じかなぁとか。



捨てにいったら?花火。
滝先生へ聞きに行ったらと促すところでこのセリフはいいなと思えたな。
直前で花火を捨てに行ってる他生徒を見せているので、
上手いこと映像での語りと合致した感があるかなと。
この辺は池田さんの作監かなっていうのがより強く感じるシーンだったかも。





背景を背負う。
なんですか、これ?という滝先生の登場のインパクトも今や昔と笑う生徒、
先生に好意を向ける生徒、そんな中でまたひとつ重い真実を受け取る久美子。
先生をめぐるドラマは数あれど、その反応のどれもを知っているからこそ響くものがあるわけで。
そういう久美子の背負ってしまったものっていうのを描き出している風だったな、と。
あとここは久美子の演奏を見る麗奈の視点っていうのを反転して久美子が見る麗奈、
っていうのもあるのかなと思えたりも。

あと今回はPAN多いけど、1カットで多くの内容を見せるのに使っているという感じで、
以前コメンタリーか何かでやたらFIXやカット割りに拘るのやめてPANで見せて、
みたいなコメントが有ったように記憶してるんですが、それの反映なのかもしれないと思えたり。
それでもカット数多いように思えるけど。



ちょっと泣きそうだったよ。
アニメの泣きってちょっと大げさで、涙ぐむ、涙を浮かべるがやや大げさになりがちで、
コーチのように何かを思い出したときに涙が浮かぶっていう具合はリアリティあるように思えたな。
使い所が難しく今回もその浮かべた涙の行方をはぐらかしているけれど、
非常に新鮮なシーンに思えたな。





洗面台の前。
鏡が前にあることは描かれていますが、壁に映り込んでいるようにも見える、
ちょっとした騙し絵のようにも感じるカット。
虚構感のある絵面が滝先生の真実を隠蔽したことを意識させられるような感じなっているのかなとか。
絵面が強烈なだけに惹きつけられますね。



オバケ。





優子の表情付けなんかは入っていきやすい感じがするかな。
久美子に対していけ好かない後輩に会ったと不快そうにアゴで合図出したと思ったら、
ちょっと距離感のある表情で生の感情を引き出そうとしてみたり。
そういうコミュニケーションを取るときの、
言葉を投げかけるときの表情が受け取りやすく感じたかなというか。
付いてこいと指示をだすのは強気に、聞きづらいことは相手を見ずやや距離を置いて防御、
みたいなところがあるせいでしょうかね。









印象的な絵を見せようみたいな感。
優子が座ったその位置は今のコンクールで勝ち得た席、
今の北宇治の立ち位置そのものなのでしょうが、
次のショットでその左側の椅子は印象が薄くなり、また優子の左側の席は開いている。
今回はPANで左右を意識させる絵が何度か登場しましたが、
ここはカット割りで意識させられる左右という感じだったかな。
結果が良かったから納得している、というのは結果を出せなかった時の消失にほかならないわけで。
そうやって結果が出せなかった時というのを切り捨てていくのがコンクール、
っていうのを優子の左側の席から感じてくる絵だったかな、と。



手前にくるほど豪華になる。
如何にして手前の席に座るか、っていうのがそのまま順位の話になっている、
っていうのをこうやって描くのかっていうのが面白かったです。
綺羅びやかに描かれることで、その内側にある繊細さが描き出されているようで好きですね。
またここでPANして見せてるのも引っかかるところかな。
望遠の絵でボカして見せて儚い感じを作りつつPANで作り物感のある絵であるのが強調される感じで。



1期で手前に障害のある絵っていうのが優子関連で目立っていた気がしたけど、
ここ一連はそれを踏襲した演出だったのかもしれないと思えたかな。
久美子が優子から見たら右手奥にいるのも障害としての後輩という心理的な配置からかもな、みたいな。
響け!ユーフォニアム 10話 を語る
響け!ユーフォニアム 11話 を語る

優子が久美子たちの考え方、上手いほうが吹くべきっていうのを肯定的に捉えていて、
1期の久美子と麗奈の悪になろうという態度が結果的に受け入れられてきているのが興味深いところで。
個人的には久美子たちを悪者のままにしたくないからっていうのがあるのかなとも思いますが、
全国という舞台を目指すために必要なこととして位置づけられることで、
部員たちとの繋がりをより強くしているようにきちんと描いているので好印象という感じ。
個人的には1期の尖ったところが好きですけどね。



夜明け。
障子ににじむ朝の光が印象的でしたね。
眠れずに過ごした夜が明けていく感じが好きなので。
やはり朝が特別な時間のように思えるのが好みですね。





この辺も木々の描写が美しくて好きですね。
新鮮な気分で見られる朝がやはり魅力的に見えます。



階段を上がって。
個人的に階段を上がってくるカットと言えば氷菓 12話のアバンが好きで(小川演出回)。
あのシーンは月光で光る地面が非常に印象に残ってるんですが、
ここは朝の差し込む光が印象的なので個人的に氷菓と対になるカットかもなと思えたりなど。
氷菓 12話 を語る
今読み返したら特別言及して無くてアレ?と思うなど。









丘の上で吹くっていうのは1期の山村回の麗奈を思い出しますね。
響け!ユーフォニアム 3話 を語る
黄金に輝く舞台での演奏が非常に印象的です。
あすかの姿を回り込んで見せるのも背景の見せ方もあって異化作用もあり、
またこれまでと違った見せ方をさせていて、
よりあすかの内面へと踏み込む軌跡になるようなシーンになっていたかなと。
前回の引きがあすかのユーフォだったのがここに繋がってきていて、
その引き方に偽りがなく、正しくあすかの回だったように思わされるのも面白いところで。
ある意味、久美子の背負う最後の対象としての姿でもある分、力の入った画面だったのかなと思います。



そして次の曲が始まるのです。
黄金色から青空へ。
次回がまたどんな回になるのか期待させられます。

脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:山村卓也
作画監督:池田和美
楽器作監:高橋博行

山村回。
最近は劇場作品でも絵コンテ切ってたりと大活躍な方ですが、
またユーフォで色々やってくださってるなという感が。
あと最近は小川さんとかあまりローテで入られていないので、
小川さんのユーフォも見てみたいなと思えたり。
個人的に三好回でやるのかなと思っていたことがここで出たりしたので、
三好回は何をやるのかなとか色々な楽しみも生まれた回だったように思います。

響け!ユーフォニアム2 第二回 を語る
2016.10.13 [Thu] 19:50



冒頭の練習の音から音楽室へと向かっていく感じは作品らしい入り方で見やすく、
練習風景も見慣れたものですが、そういう中でつい久美子があすかを目で追ってしまう、
っていうところを見せてくるのがあすかの表情を含めなんか気にかかる感じ。
前回の話を受けてあすかを意識している風なのを、入れてくるところにどこか思うところがあるのかなとか。

その後にプールに行く話で麗奈の胸の話にトキメク久美子とかを見ると、
ますますあすかのカットが浮いてきますし。
日常の中でみるさり気ない視線の先の意味っていうのを考えちゃうかなと。





今回はカットをバンバン割っていくので忙しい雰囲気というかもうちょい絵をじっくりみたいな、
というのがあったので、気になったところが結構引っかかる話でもあったのかな、とか。
ここも胸元から顔見せるならPANでもいいのではみたいに思ったんですが、
胸を見せるのは久美子の視点よりやや高めの位置で、
表情を見せてるところは久美子視点なのかなという感じなので、
スケベカメラと久美子視点というショットがそれぞれあるからカット割ってるのかとか、
そういう意識をさせられるのもややモヤモヤする感じかな。
久美子の瞳に煌めきが宿る感じなんかは結構好きだけれども。



そういえば水着回か。
この辺はFree思い出す気が。



麗奈の水着、紐が体に密着せずに浮いて隙間が空いてるのを見せてるのとか、
なかなかの巨乳描写だなーと思わされたり。
前回の浴衣も青だったけど水着も青で、麗奈のイメージカラーになりつつあるのかなーとか。
優子の瞳の中にハートがあったり、作品のデザインの中に遊びを仕込んでいる感じで、
結構思い切った回という印象だったな。



あまり意識されないけどみんなよりやや背の高い久美子。
胸より身長で育ってる感出てる気が。
背の高さで何かを描こうという意図は感じられないけど、
時たま見られる引きのショットでこうやって意識させられると、
また違った感じでやり取りを見れるのかもしれないな、とか。





無邪気に遊ぶ子どもたちとそうでない者と。
2人の会話をBGMで見せていく中で子どもたちの声や水の音が混ざってくるの、
わかりやすく見せようとしてるのかなと思うんだけどやや遠回しすぎるような気がする。
水浴びをするときの水のように相手を気持ちよくさせたいという気持ちがあるけど、
それは要するにチームとしてまとまってるところに冷水をかけるようでもある、
という意味で水なのかなと思ったんだけど、どうなんだろうな。



木を背にした分断の絵。
結構インパクトの有る画ですよね。
木漏れ日の雰囲気と近い2人の中にある友人関係との派閥を意識させられる感じ。
夏紀がスマホずっといじってるけど音ゲーやってるんだろうか。



鎧塚先輩。
時が止まった中を見せるようなカメラワークが面白いですよね。
花びらの作る空間が綺麗で。
ちょっと消失の長門思い出すな。
個人的に消失の長門はポーズが一部不自然であまり好きじゃないけど、
ここはハマってる気がする。



ジュースの結露に見る涙。
フルート先輩、全然わかってねぇ、やべぇ、部活やめたときからまるで成長していない、
みたいな印象があってやっぱ苦手感があるんですが、
そういう中で胸元見せたりとか肉感的なエロスを混ぜ込んでくる辺り、
そっちで満足してほしいという意思表示なのかと思わされる。
武本さん完璧エロ担当みたいになってるけど、それでいいんだろか。



私が、という久美子でこの画。
そこまでのアップでの見せ方から引いた絵になるのはインパクトもあるし、
青空へ変わることで色合いが変わってかなり目を引きます。
ただそれだけの絵を用意する流れなのかな、という引掛もあって。
まあ久美子の申し出自体がやや空虚なものみたいなものなのかもしれないけど、
うーん、どうなんでしょ。
中二病でも恋がしたい! 10話 を語る
AIRなんかも空の描写は拘ってましたがこの辺はその延長線なんかなぁ。



合宿へ。
ここの部屋の中を見回す処理は氷菓の最終回の終盤を思い出すな。
あの回も武本コンテ石立演出だったのでちょっとなるほど感ありますね。
氷菓 22話(最終話) を語る
そういえば石立さんはけいおん!でも合宿回やってましたね。



ユーフォに映り込む久美子。
ローアングルのショットだったり印象的な画がまたポンポン出てきていて楽しいかな。
映り込みは前回も武本さんやってましたね。
響け!ユーフォニアム 7話 を語る



新しい先生。
足元で女性という見せ方をしてるのがちょっと洒落てるかも。
ここの部員たちを横切っていく感じは新鮮な気がしたかな。
過去はAIR 6話とか最近でも電車内とかで3D組んでPANやFOLLOWで見せる、
っていうのはやってましたけど、空間的な広がりと新しいキャラが場に入ってくる感じ、
っていうのが出ていていいかなーと。
あと足元からのショットってハードボイルドな感じがして好きというか。
まあそれはどうでもいい話ですが。



死んだ魚の目。
ざわつき活き活きとする部員たちとは対象的な姿に思わず笑ってしまいますね。



夏紀先輩とフルート先輩とあすか先輩。
夏紀の憧れから吹奏楽部へ。
そしてあすか先輩との出会いなど夏紀の今があるのは、
っていう思い入れを感じさせてくれる回想が印象的でした。

あとどうでもいいけど武本回でスリッパ履いてるのを見ると、
AIRの高橋さんのパート思い出しちゃいますね。





久美子と鎧塚みぞれ。
久美子の風呂上がりっぽい感じで髪をまとめてるのがグッときますね。
うなじがいいというか。
みぞれのTシャツのシワのつき方とか髪をまとめてるの新鮮な感じ。
しかし久美子イヤホンつけてるのに音漏れとかどんな音量で聴いてるんだろうというか、
どういう耳をしてるんだろうというか。

久美子があすか先輩の内面へと踏み込んでいく姿がまた印象的ね。
フルート先輩たちの気持ちではなくそちらに意識を向けるのか、と。
そういう意味で冒頭のあすかへの視線からつながってくる感じで合点が行く感じになってるよな、と。
みぞれの心情を描く装置として音ゲーやってるのも面白い点でしたね。



鎧塚先輩はどうしてやっているんですか?
それぞれのショットから断片は読み取れるしフルート先輩と色々あった、
というのはわかるけども根本的なところはまだ見せてはくれない感じ。
フルート先輩とみぞれを両方出して描写が隔たらないように気を使ってるは感じるかな。
だからこういう前に出た絵に呼応する絵っていうのが出てくるんだろうなと。



そういう中で久美子と麗奈の繋がりを描くのが作品のウリでありつつ、
みぞれたちの対比として存在している感じ。
だからまた今後も麗奈とのイチャイチャは続きそうな感が。

しかし2話にして2巻の半分まで話が進んでますが、
一気に完結までいっちゃう感じになっちゃうんですかね。
個人的に今作に関しては久美子×秀一なので、
その辺がどう描かれてるかが個人的には楽しみなところです。



そして次の曲が始まるのです。
あすかの本心っていう引きであすかのユーフォを映す辺りは3巻の内容意識してる感があるので、
どう踏み込んでいくのかというか。
思えばOPもあすか久美子ですしね。
2人の関係の描写的にも次回は結構楽しみです。

脚本:花田十輝
絵コンテ:武本康弘
演出:石立太一
作画監督:丸木宣明
作監補佐:高瀬亜貴子
楽器作監:高橋博行

武本回。
今回は作画の色気が凄く好みな回でした。



ED。
藤田春香さんの演出。
山田さんの影響を受けてるのかなーという衣装やお菓子の描写。



花びらが舞ってからユーフォが登場する辺りが綺麗で好きですね。



セーラースカーフが風に舞うのが印象的ですね。
一種の脱衣になるからか、裸足だからかエロスな感じと爽やかな雰囲気に飲まれる感じ。
今のところ山田尚子フォロワーという感がありますが、
今後の担当話数がどういったものになるのか楽しみです。

アニメ雑記 2016/10/11 を語る
2016.10.11 [Tue] 20:42

●Re:ゼロから始める異世界生活 25話



終わり。
文字習っておいてよかったね。
あとラムって読めるのは気のせいなんだろうか。



エミリアとのやり取りに十分な尺をとってたっぷり見せてくれたのが嬉しかったな。
このシーンのために見続けていたと言っても過言ではないので、
場の美しさを堪能できて個人的には大満足な最終回でした。
続編あるならまた見てみたいですね。


●機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第2期



26話。
冒頭、話的には25話からの続き感があるんだけどシリーズの文法的には回想っぽい仕上がり。
この新しい門出を思い返す日が何処かで来るのかという予感を意識しちゃいますが、
進んでいく物語に対して、ビスケットや仲間を失ってしまった過去を忘れずにいる、
今は進んでいるけれども過去としてオルガと三日月の間に確かにあるものの反復でもあるようで、
そういうのを冒頭に持ってくるのが印象的だったかな。

成長した双子可愛いとかクーデリアさん相変わらずグッとくるぜっていうのもあって楽しく見れてるので、
またどうなっていくのか楽しみですね。


●ドリフターズ



平野耕太原作。
HELLSINGの件もあって個人的に複雑な思いのある原作なんですが(EDのクレジット順も特殊だなとか)、
陰影の強い絵柄でのアクションがカッコよく、
また中村悠一の好演もあって島津豊久が非常に魅力的なキャラクターとして描かれていて良いですね。
方言の強調なんかはあってる合ってないの議論はあるんでしょうが、
キャラクターの勢いがよく出ていて凄く新鮮。
言語が割りと重要な位置にある作品なのかわかりませんが(信長とかは普通に標準語だし)、
先を見るのが楽しみな一作。



この辺なんかは特に目がいったかな。
望遠的な絵でキャラクターが並ぶ面白さもありますが、
陰影で表情をそれぞれ強調してるので無機物っぽさがなく生っぽい感じがして印象的というか。
絵面の面白さを含めアクション面が特に楽しみです。


●ユーリ!!! on ICE



山本沙代監督作。
監督作はついていけない場合が結構あるのですが、
今作は平松さんがキャラデザだからかポップな面も強調されていて、
ちょっとカレカノを思い出す感じがあって楽しい作品になってるのが良いですね。
ただカッコいい美男子がスケートしてるだけの作品だとヤバかったかもな、みたいな。

スケート部分は力入っていてカッコいいですね。
実況もまたTVで見るそれっぽく。
でもアングルはサンプルで撮った感がちょっとあるかなというローアングルみたいな。





ヴィクトルは煌めきなど衣装での光反射があってスケートだけでない花のある仕上がりでしたが、
対するユーリの演技はそういう装飾とは無縁で演技の内容のみ、
動きのみで見せる意味合いもあってそういうのも面白いなと。
会場の雰囲気の違いもまた面白いところですかね。
国際大会と街場のスケートリンクの違いというか。
ただそこにある動きは本物っていう語り口のある見せ方がアニメーション冥利に尽きる感じがして、
そういう考え方が見えてくる意味でも面白い部分だったかな、と。





なんか印象的な画だったかな。
朝の雰囲気と明け切らない暗さが程よかったのかもしれない。

絶対ヴィクトルと戦う流れだよなーと思ったら全然違う方向へきて、
なんか凄い萌えアニメ的な感じになったので、
ヴィクトルとイチャイチャする中でユーリの綺麗な眼差しが見れればいいかな、と。


●3月のライオン



羽海野チカ原作。
NHKアニメというのもあっていつものシャフト作品とは距離があるように思える1話だったかも。
シャフ度の有り無的な意味で。



ハチクロとか好きな作品の一つですが羽海野チカの原作を読んだこと無いので、
この辺とか凄く羽海野チカっぽいけどどうなんだろうなみたいなことを考えてしまっていた。

響け!ユーフォニアム2 第一回 を語る
2016.10.06 [Thu] 20:37



初っ端が冬の日で夏から一気に飛んだなぁと少し面食らった。
ただ冬服の久美子がこの作品の根底にあるイメージであって欲しいので、
個人的には嬉しかったかな。
降る雪を見え上げる女の子の雰囲気とかも。



誰かを待つ久美子の視線。
若干溶け気味の雪道の上にある足跡だとか、情緒的な風景でもあって思わず見惚れる。
雪の降る中で何を待つのか、手に持ってるノートは何なのか、
そして当たり前に久美子の近くにいる麗奈の姿から伝わる日常感。
それぞれの作るギャップが導入としてグッときたかな。



OP。
夏を既に過去にしてしまってるいるのがなかなか思いきった感じ。
練習をする久美子の背中は映画のキービジュアルを思い出しますね。
一つ一つの出来事が輝くそして等しく過去になっていくイメージなのかな。
久美子の後ろ姿を見せるのはそんな名残を感じて欲しいからかな、とか。



そして今とはコンクールにある、と。
輝くライトを浴びて演奏する姿がまたかっこ良いですね。



こういう中央を分断するようなレイアウト石原さん好きなのかな。
光の処理と合わせて目立つカットでしたね。
久美子が麗奈の何に反応してるのか、光の方向を見ているだけなのかなとか、
そういう部分が引っかかってくるところですね。



擬似的だけど、京アニにも過去回想っぽいのは画面比変えるのかとか、
やっぱ流行なのかなーとかぼんやり思うなど。



久美子の後ろ姿を起点に夏の姿がまた鮮やかに出てくるのも印象的だったな。
次の大会で見る久美子はどんな姿なんだろうか、
その背中に何を背負っているんだろうか。
そういうのを意識させてくれる感じだったかなと。
久美子が語り部の物語の中で久美子を遠く感じるカットだからこそ、
追いかけたくなる感じというか。
そういう後ろ姿に惹かれるOPでした。



本編。
異界のような空を見上げる久美子。
声に反応して振り向いた姿には直前までの神秘性は消え日常が戻ってくる。
手の芝居なんかは山田さん意識してる感じがするかな。
遠い世界を見ていた姿が普通の女の子に戻るっていうのを意識した芝居かもなと。
金を取ったっていう夢心地の気分、夏の雰囲気を感じる導入で良かったですね。
単純に続きモノとして入りやすい部分でもあって。
写真撮影や滝先生の言葉に反応する部員とか、
1期の雰囲気を崩さずにカットを重ねている感じで見やすかったかなとも。



特別な時間の終わり。
かつての空を見ようと思っても見えない(飛行機も見えない)。
そして次の物語を紡ぐ相手を見つけてしまうと。
久美子の後ろ姿を意識した見せた方がここで見られたかなという気がしたかな。



腕まくり。
一つの出来事が終わって砕けた感じになってる、
緊張から遠ざかった感じに親近感があるし何より冬服で腕出してる姿が新鮮だったなぁと。
こういうところは石原さんの味な気がする。



石原さんの押しキャラなんだろうか。
こういうことされると好きになっちゃうのでやめて欲しい。
今回は他にも同じようなアングルで横顔見せてるカットがあるので、
そうやってキャラ追うのやめてほしいですねと言いたい。



メイン?の1年生4人集合。
原作だと意外な組み合わせに感じるので、
ここで麗奈と他の2人を絡めてるのが新鮮な絵面だったな。
久美子にしか興味ありませんな雰囲気だったように思えていたので特に。

久美子や麗奈は経験者というのもあって葉月との距離感を取るのが難しく、
下手な演奏をある意味見下す方向にいたと思うんだけど、
モナカの演奏やこういった交流を通じてその流れを払拭していこうとしている気はするかな。
ただ個人的に2人の共犯関係、上手いものこそが特別、正しいという価値観がやっぱり好きで。
この辺は割りと京アニ側の妙なフォローが入りすぎている気もする。
まあ2年生が大量に辞めたりとか、新コーチがパートを超えた交流をとか、
繋がりができることを肯定的に描いているので今作はそういう方向に帰結していくんだな、
というのを強く実感させてくれるよな、と。







ロングの絵は1期の兼用という気がするかな。
電車のはこうきたかという驚きのあるカットでもありましたが。
かつて見た道、歩みから見る麗奈の違った姿とか。
久美子がまたユーフォだよーと嘆いた、うまくなりたいと走った橋だとか、
そういう積み重ねからの変化を感じさせてくれるなと。



ここの久美子の後ろ姿なんかもそうかな。
見たことがある場所で見たことがないアングルで。
次のステージが見えてきた感じっていうのが新しい視点として現れてくるのがやっぱ良いかなと。
ちなみに1期は12話が一番好き。









そして迎える新しい朝。
麗奈と一緒に行く電車の風景や校内での光が新鮮ですね。
ちょっとけいおん!!の1話を思い出す感じ。
個人的に原作で一番楽しみなシーンだったので、
朝の感じっていうのがちゃんとあってその辺は良かったかなと。
もっと麗奈と一緒の電車っていう新鮮さが欲しかったところですが、
まあ1期からわかっていたことなのでちょっと無いものねだりでしょうか。



普段より遠い音楽室の扉。
TUの作る吸い込まれるような音色も朝の雰囲気を醸し出してるのがまた良いかな。





そして鎧塚みぞれ登場。
顔見せはちょくちょくしてましたがガッツリ久美子と絡むのは初。
朝の明暗がここでみぞれを中心したコンスタントに変わっていて、
朝一番に来る人というやや神秘性のある人物像を、
朝の雰囲気の延長で描いているのがグッと来るところでしょうか。



今回は尺が長いためか作画の振れ幅も大きく各シーンに違った新鮮さがあるのも楽しかったかな。
久美子のぽっぺ触る辺りなんかは特に。



ダッチアングルと表情の変化でまた雰囲気を変えてくる。
アスカ先輩の感情の変化の振れ幅が大きいのが伝わってきますね。
今回は眼鏡を一瞬光らせたりとか小技が光るのがやっぱこのキャラなのかなと思わされたり。



回想。
生足なんかはただの趣味なんだろう、みたいな。
制服姿がどこか中二病を思い出すところかな。赤いスカートだったからでしょうか。



窓に映り込むみぞれと奥の夜景。
瞳に映る光が鮮やかなので特に目を引きますね。
眼下にある光という風景が新鮮ですし。



中学時代の演奏。
小説のときは気づきませんでしたが完全に久美子と麗奈の関係との対比になっていたのだなぁと。
1期を踏襲するという意味合いがより深まるポイントでもあるのかな、とか。
原作2巻が1巻のキャラクター関係を最初に対比として用意してるなら、
1巻の内容である1期をより意識した画面が出てくるのも納得かなという印象というか。



顔を傾けて。
先の眼下の光はある意味でみぞれの涙という風にも見えなくもないですが、
こちらはそれぞれの目で見ているものがまた違ってきている感じがあって、
みぞれの心中へより興味を惹かれる画面だったかなーとか。



しかしCM入れて回想してまたCM入れて本編に戻ってくるのとか、
やや特殊な構成の回ですよね。
長尺の回ならではという感じが。

原作読んだときフルートの人はなんか嫌な人だなーって思ってましたが、
その中の人が東山奈央っていうのはなんか絶妙な感じがするな。



部長。
1期では色々と遅れてる印象がありましたが、
今回はアスカからも相談を受けていてまたタイミングよく久美子たちに出くわすなど、
部長として周囲への影響力がまた広がっている印象を受けるかな。
覗いてからバックで戻って歩くだとか芝居もやや新鮮な感じ。



二重の虹とか目を引かれますね。





Dパート?でいいのかわかりませんがこのパートは表情なんかもまた普段とは違った印象でした。
電車内で葉月がインしてくるところとか、音楽室での優子なんかは特にそうかな。
電車の中での久美子と麗奈のイチャイチャなど含め特に楽しいパートだったように思います。
3秒ルールのところとか。
みぞれに優子が久美子たちと仲が悪いのかと指摘されたところでの麗奈の立ち振舞いなんかも、
今回では珍しく新鮮なところでしょうか。
しかしとりあえず手を前に出しておけばいいか、
みたいな芝居も見受けられてそこは見ててう〜んとなったかな。





音で人を苦しめるとかどれだけ迷惑な女なんやみたいな印象を持っちゃうんだけど、
人によっては音色で気持ち悪くなるってどうなの、みたい人もいるのかなとか。
そういう意味で2人の立ち位置はあまり変わらないのかもしれないと思える部分もあったり。
みぞれが苦しんである辺り、露骨に囚われのイメージがあってちょっと意外だったかも。



特別になる。
ここでもやはり辞めていった人間をディスっているので、
繋がりを意識させる部分を描いても、
根底の部分を捨てずに描いているのは好感が持てるかなと。
大吉山でのやり取りのリバイバルという風でもあるし。
ただそれが大多数の部員の意見と食い違っているかというとそれは描かれていないのでわからない。
むしろ私たちは、と言ってるのだし全国に行くのを目指しているみんなは意識しているはずで。
まあ久美子と麗奈のことなのかもしれないけど、2人だけでは全国へ行けないしな、とも。
そういう意味では麗奈も部と繋がったキャラクターであるとも言えるのかなーとも思えたり。
悪者になることも辞さない2人が結果的に特別になるために全国を目指すことで皆と繋がっている、
っていうのを描きたかったのかなと思える風で、
ちょっとマイルドになったようなきがするというか。
そういう部分が少し気になったかな。



そして次の曲が始まるのです!
いきなり青空に飛んだので、次回はどんな流れになるのかまた楽しみです。

長くなったのでEDの話は第二回感想で。

聲の形 を語る
2016.09.18 [Sun] 23:40

原作既読。
難しい題材だしどういう作品になるのかあまり想像できなかったのですが、
正にその苦悩を見せられたような作品だったかなぁという感じでした。

以下ネタバレ感想。

個人的に出だしでもうヤバイという雰囲気が凄かった。
出だしは主人公が自殺する決意のかたちを見せられるけど、
そこでまずそこからか、という不安と驚きがあって。
そしてOP。
ザ・フーのMy Generationが流れたところでアレこういう作品だったっけ、
タイトルと一緒に出るキャラその3人でいいのかとか、
ちょっと見ててあたふたしちゃいましたね。
それぐらい想像していなかった一撃。

将也の描き方としてヤンチャな子、現在のガキ大将というイメージがありましたが、
映画を見ているとどこにでもいそうな子という印象が強かったな。
声の芝居からの印象なのかもしれない。
高校時代の将也も活発な子みたいなイメージがありましたが、
罪の意識を背負った少年としての意図が強いナイーブさがあって、
主人公が何を背負ったのかっていうのがより人物像としてわかりやすい印象を受けました。
そしてこのキャラ造形を描ききっていることに驚かされます。

基本的に将也視点で進みますが、その将也が感じているだろう世界を印象づけられてる気がします。
なんというか、確かにリアルな背景などを用意してはいますが、
それを含めて将也の精神を通してみた世界なんじゃないかという予感があるんですよね。
✕印なんかはその典型例ですが、カメラのレンズを意識した世界やあまり雲のない青空が、
その場の閉じた感じを意識させてくれたり、
モヤモヤとした不安でないからこそくる罪や罰を意識させてくれてるようで印象的でした。
水の音が環境音としてよく採用されていて、
一連の時間の流れを意識させる見せ方も臨場感を煽っていて、
将也たちの心の中を浮かび上がらせているようでした。

それらがまたジトっとした雰囲気を作っていて非常に気が重くなります。
軽快で爽快なシーンというのがあまりなく逃げ場がないように感じる部分も。
楽しいシーンと言い換えてもよいかも。笑えるシーンはありますけども。
遊園地なんかはせめて楽しくても良いんじゃないかなと思いましたが。

そういう将也のジトッとした雰囲気とは別に結弦のキャラクターが逃げ場になっている気がします。
というか結弦が第2の主人公と言っても良いんじゃないかという雰囲気だったので特に。
将也以外の視点を多く持つという意味で。
カメラのディテールにも惚れぼれするし、姉を思う結弦の表情や、ばあちゃんが亡くなったときの立ち姿、
将也が墜落してからの病院での牛乳パックを飲んでる姿とか、
様々なシーンで非常に入っていきやすいキャラクターだったのが大きかったように思います。
やっぱり少女は描きやすいのかなとか、入っていきやすいのかなとか、
少女にまつわるアニメの業みたいなのを意識しちゃいます。
まあ原作でも描写が多いキャラクターなので自然なことかとも思いますが。

怪獣のバラードは日常ぶりになるのかな。
怪獣っていうのを将也にも硝子にも当てはめられるのが辛いところというか。

美術はやはり青空の多さが気になったかな。
雨の描写も少なく天気による心情描写というのがあまり無いからこそ、
青空のもとにある明確なものが浮き上がる気がしたかな。
あとは観覧車が回ってるけどハーモニーなんで単にスライドしてるだけとかっていうのがあるんで、
これでどこまで回転を見せきるのかみたいな緊張感があったように思えたり。
その後近づいたら3Dになっていたりしましたが。そういう切り替えがやや気になる感じだったかな。
みずほ銀行が普通に出てきてたけど、
親が大金をおろす姿を見るっていうのにより強度を持たせていてそこを突くかと思わされた。

今作は最初によくわからなかったシーンや端折った部分があったらその後のシーンで補完する、
という見せ方が多く、原作で170万という金額を提示したセリフが改変されていて不思議でしたが、
こういう風につながるのかと驚かされました。
というかこのシーンのためだけにみずほ銀行出していたことにも驚かされました。

朝食で目玉焼きを作っているのとかアニメオリジナルの部分もそうかな。
なんでこうなったのかな、という引っかかりから後半の命のメタファーになっていて、
色々納得させられる感じというか。

今回将也のキャラクター像が映像に乗ったことで大幅に変わりましたが、
硝子が将也の母親に謝る辺りなんかを含め硝子もだいぶ印象が違うようにも思いました。
硝子が謝る姿は本当にただ涙涙という感じでしたし。

あとは手癖じゃないけどもキャラクターを端によせてカットを割って見せていくだとか、
花の描写の多さ、夜空を見せるタイミングなんかが気になったかな。
鯉はなんだったのか、とか。

波紋が最初から最後まで印象づけられますが、
花火の衝撃で波紋ができるように、音が聞こえなくても振動は伝わるという感じだったのかな、
と橋の上で再会した2人を見て思ったかな。
橋に伝わった振動で誰かがきたことを硝子は察知してる風でしたし。
そういうところを含め、事後的というか色々な帰結が用意されているような感じがやや引っかかる感じ。

姉の描写は原作からこんな感じだけど氷菓だよなとか、
母親を思う将也がいいなとか、
1カットハーモニーの鉄塔が回り込んできているように見えたけど気のせいかなとか、
他にも色々あったような気がしますがとりあえずこの辺で。

個人的に三好さんがコンテ切ってるだけでも結構驚きましたが山村卓也もコンテ切られてて、
Freeシリーズだけじゃなくこっちもかとまた驚かされました。

アニメ雑記 2016/9/15 を語る
2016.09.15 [Thu] 22:15

●Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!



9話の特殊ED。
色鮮やかな水彩の感じが思わず目を引くEDですよね。
湖のイメージは隕石の落ちた冬木市の果ての姿だったりするのかな。
運命の赤い糸とか、
ぶっちゃけ君の名は。の世界に片足つっこんでる作品なんだけどあまりそういう話題無いですね。
エロゲ原作がセカイ系に繋がる感じで懐かしい気分になって好きなんだけども。
まあでも自分はいつも心を無にして見てるような気がしていたので、
特殊EDとは知らずになんでこのEDに何も感じてなかったんだろうと自分の目を疑ってしまう日常。







美遊とイリヤの迫る感じがまた好きですね。
ちょっと目に悪そうなところが玉にキズ。
ただ背景で目立とうというのは昨今では難しい感じもするので、
ある意味ではかなりのインパクトを作ったEDのように思いますね。
物語は寒く乾いた印象を受けますが、
そういう中で眩しさを見せる、というのが良かったのかなと。

個人的にプリズマイリヤのシリーズはカードの文脈がdeen版にあるのかな、
という風に見えるのが世界線の近さを感じるようで結構好きで。
OPでカードを投げる(賽を投げる)言峰が印象的なのが特にそうかな。
また夜明けのセイバーの絵がやはり大大大好きなOP,そしてEDだったので、
今回の鮮やかさはそういうFateの中の眩しさを意識させられるようだったかな、と。
まあどうでもいい話。





OP。遠ざかる空からイリヤの涙、そして5人の眼差しと映像の引っ張って行き方が結構好き。
眼差しの先ではなくそのバックへと移動していくのが帰るところ無さ、引き返すは荒野、
っていうイメージが目が見るその先のイメージをより強調するような意味合いかな。
先を見るっていうイメージはdeen版OPのセイバーを思い出すようで結構好き。





11話。
今回は表情というか目線、というか目で語るシーンが多かったなと。
士郎の存在がイリヤにとっての士郎と違っていたり、
美遊にとっての今の士郎はこういう関係っていうを交わらない目線で描いてるのもグッとくる感じ。
スターシステムの中のスターシステムという感じでだいぶ入り組んだ作品ですが、
憑き物が取れたように自らの力を発揮する士郎は正しく英雄の片鱗を見せていて、
そういう位の高い位置にいる士郎という存在がカッコよくて自然と盛り上がりますね。



士郎とともに戦う中で覚醒していくクロの目とか。
こういう眼力で通そうとする感じが個人的に楽しかったなと。
特にギルガメッシュはそれがよく出ていた印象。



興味深そうににやりと相手を見て。



ちょっと引いた感じになって。



高笑いして。



そして見下すという。
影を落としたり隠したり光らせたり。
そういう変化を大胆に使ってるので自然と注目してしまいますね。



子供ギルガメッシュは描写が新鮮なので見てて楽しいですね。
こういうおしゃれ帽子とかかぶるのかという。
というか石ころぼうしとかこの世界のドラえもんに成りつつある面白さがありますね。
鎖の描写も新鮮な絵になっていてアクションのエフェクトとの差別化があるのも良い感じ。
個人的にギルガメッシュの宝具飛ばしは一種の壁としての意味合いが強いと思うのですが、
そういう大きな壁としての役割を持たない相手というのも新鮮さの一つなのかな。
この一連はトールハンマーの雷撃が縦に中心に集まるような印象がちょっと目を引いたかな。
この前後の直線的なエフェクトがギルガメッシュの鎖の描写との差別化が強くて印象に残るというか。



クロの覚悟も目で語る。
赤い瞳っていうのは度々アニメで登場する強敵の記号ですが、
こういう相手に何かを伝えようとする感じはちょっと新鮮かも。



そしてラストのエクスカリバーへと。
OPとかけるような感じが目を引きますね。
個人的にエクスカリバーの中ではかなり好きな部類。
聖剣の輝きをそのままエクスカリバーに持っていくのはやや肩透かしな気もしますが。
特殊な演出からエクスカリバーの鞘で回復とかセイバー登場かと身構えてたので。

個人的に士郎も出たんだしセイバーとかほかの英霊出してもいいのでは、
という気がするので、最後は全英霊が力を貸すようなお祭りED希望で。
まあ無いか。

アニメ雑記 2016/9/8 を語る
2016.09.08 [Thu] 21:48

Re:ゼロから始める異世界生活 23話



久々のラム姉ちゃん。
今までメイド服だったので新鮮な感じがするな。

今回は新たな設定や今回出てきた要素をこの話数内でおさめているので、
どこか整然とした印象を受けますね。
ラムの飼い犬に〜の下りの繰り返しもそういうイメージを作るのに一役買ってる。
ギャグ的な要素でもなく真正面からぶつけられるからちょっとした戸惑いを感じる感じが。
技巧的な話の作りをそのまま見せられた戸惑いというか。
そういうのを感じたかな、と。



個人的にレムよりラムの方が好きなのは、やはり物語の共有にあるのかなと思ったり。
レムの愛は凄くよく分かるんだけど、
それを共有できる相手としてスバルが想定それているように思えないので、
スバルの話を受け入れる格好をしたラムの方に偏ってしまうというか。

魔女の話など昔話が物語の核としてあるので、
それを教えてくれた相手として、新たな物語を開いてくれた相手として、
導き手としての役割を果たしてくれたところに価値を見出すというか。
あれもまた特別な夕暮れ時だったんじゃないかなと思ってしまうので。
既に無くなってしまった時間だからこそ価値があるみたいな。
そういう意味では1話のエミリアの好意に近いのかもしれない。
そういう相手が今回は幻術で惑わしてくるというのも面白いところかな。
今回はそれぞれの愛をテーマにした話という感じがしたかな。









ユリウスとの会話シーンは全体から見ても少し浮いた印象を受けるな。
前景の置き方や表情の見せ方が違っているのが特に。
ユリウスとの距離感が今回話しの落とし所にもなるので、
互いの存在感を描きたかったのかなーとも。
キャラクター越しのショットも前景をボケさせることでより意識を向けさせるみたいな。
ただユリウスが精霊剣士と呼んで欲しいの一連、
スバルを剣でボコっておいて剣の腕も〜、
というのはちょっと今まで描いていたものを蔑ろにしすぎな気がしたな。
そういうスバルを軽くボコれる程度には剣の腕がある、
っていうのを自嘲気味に描いたカットなのかもしれないけど。うーん。





そこまでよ、悪党!
スバルとペテルギウスが血走った表情してるので、
どっちも悪党ってことかなみたいな気がしてくる。
上下逆さの逆位置的な感じなんでニュアンスは違うんですけども。



ちょっと引っかかる動き。
泣きも印象的でしたね。
エミリアの涙や夕景が綺麗で、それで十分なシーンだったかな。
エミリアの登場は画面左側だったけど倒した時は右側っていう立ち位置の違いで何かを描きたいのかなと思ったけど、正直見ててただ立ち位置変えただけの印象だったのでこの話数の感じの中ではやや不完全燃焼に感じたかな。



ペテルギウスロマネコンティです。
スバルは死に戻りしてるけどペテルギウスは意識の移動ができる能力ということで、
自らの命を何らかの形で延命させるのが魔女の寵愛の一つなんでしょうかね。
あとは星の名前が共通点か。星の名と不滅の意識っていうのがいいですね。
そういえば白鯨の霧も死者の存在を消失させてたけど、
魔女は死という現象を操る系の人なのかな。
今回はスバルの死で終わるのか、という引き方だったので、
死というものがもたらすものを意識させられる感じ。



剣の向きを変える描写結構見てる気がする。
今作でも21話での使い方が印象的だったしクオリディア・コードでも見かけたし?
今回は剣を向ける相手が傷つくのを恐れないことで、
スバルの体を傷つけるのをためらうユリウスっていうのを意識させてくれる感じ。

しかしここまで犠牲を出しつつも順調に来ていたのにここでまた死に戻りか?
という引きはなかなかの絶望感ありますね。
ペテルギウス芸人みたいなふざけたやつだなーと思いましたが、
これが本当の彼の持つ恐怖かと。



剣を振りかぶるっていうのが新鮮にうつったな。

白紙の親書だとか魔女教徒以外に不穏な影があったりとか、
この話数の外側に繋がる伏線もちょくちょく出てきていたので、
またどう話が転んでいくのか楽しみです。

アニメ雑記 2016/8/29 を語る
2016.08.28 [Sun] 22:23

●君の名は。
実は新海誠作品を劇場で見るって今回が初めてだったり。
秒速5センチメートル以降の新海作品はなぜか未見だったので(タイミングが合わなかった)、
今回は久々に新海作品見るぞっていうっていうのもあって楽しみな作品でした。

既に大部分を忘れてしまった気がしますが、
以下ネタバレ感想。


最初にOPがあるとか髪を切るとか事前情報を知っていたので、
あーOPってこれかーとかそういう意識で見始めたんですが、
序盤は見ていて何を見せられているのかがよくわからなくて困惑したな。
体が入れ替わって、それでどうなった?というのを事後的に周囲から聞かされるので、
肝心のところに遠回りされてる気がしてちょっと戸惑ったかなーというか。
女の子側、三葉の家族周り、父親との距離感などを見せられるのも妙な感覚だった。
田舎に退屈した女子が都会を目指すのを肯定しきってしまう戸惑いだったのかもしれない。
結果的に父親との決裂はよくわからなくて、結果的に田舎からも出てきているので、
彼女を縛る土地、死地としての意味合いしかないような気もしてくるかな。

神社関係のところは細かいところが多くて好きですね。
糸編んだりとか、儀式とか。
伝統工芸の再現が心地よく見えるカット割りと動かし方でグッと来るところでした。
最古の酒のシーンなんかはさり気ない男性視点っぽい感じが、
同級生の視点っぽく見えて、それが三葉に向けられているのが面白かったかな。
確かな主観的なモノの見せ方はしていないけど、ここは彼の視点なんだろうな、
という布石があるからこその面白さがあるかなと。
儀式と合わせて品のある見せ方に見えたかな。
まあ男のスケベ心ここに見たり、汚い、と言っても決して間違いではないと思うけど。
着飾っても所詮は穢れだし、性的な目で見るのを肯定するなっていうか。
そういう狭間が見えてくるようでもあったかな。

入れ替わってからも三葉の視点で描かれるのが長いが気になったかな。
田舎町に嫌気が差していた彼女が東京の街を歩いて行く様子なんかは楽しかったというか。
新海作品の映像美も合わさって印象的でした。
アニメに現実の町並みが出る嬉しさというよりは、現実にはこういうものがある、
っていうのを描き出される感覚があるのが新海作品の面白さですかね。

今回見ててfollowがカッコいいなぁと思ったんで、
映像としては花とアリス殺人事件に近いのかなと思ったり。
花アリの時は一歩間違えばグーグルストリートビューっぽい違和感が出てきそうな印象があったんですが、
今作はそういう引っ掛かりもなく、背景の変化が見て取れるのが綺麗で良かったです。
後半は走る芝居、疾走感がどんどん出てきますが、
序盤にfollowでじっくりとキャラと場面を見せてくれるので、
後半の疾走感、背景が流れていくのもよりいっそう印象的に映ったかな。

体が入れ替わったことが判明してから、スマホで日記を書いてやり取りしたりとか、
っていうのがメールでのすれ違いを描いていた新海作品っぽさ出てるなと思ったんですが、
肉体への直接の落書きだとかデジタル面でなはなくアナログな面が強いのが目を引かされたなぁと。
今ジョジョ第四部放送してるので何となくそれっぽいのを思い出してしまったな。
この現象もスタンド能力か、みたいな。
それはともかく、活字媒体で三葉の名を残すのは隕石の被災者リストに繋がるわけで、
デジタルではなくアナログに拘ってみたのはそういう記録の残り方の抗いのように思えたかな。

瀧が三葉と別れる際に名前ではなく気持ちを書いたのが面白い距離感のように思えたし。
名前を書いても忘れるだろう、でも気持ちは残るだろうっていう予想と、
気持ちを残そうとする価値観への共感からでしょうか。
実際は名前は忘れてしまうし気持ちも忘れてしまっているんだけども、
気持ちを伝えた世界で2人は再会したわけで、
気持ちを結ぶをことを優先したことが結果的に良かったっていうのが良いというか。
みんなもっと好きって言おうぜ、みたいな。
あとマッキーは何よりも残るものと信じられてるのが面白かったというか。
名前を書こうとマッキーっぽいの出した時は思わず笑っちゃいましたし。
今思いついたけど、あれでマジック、つまりは魔法の意図だったのかな。
2人をつなぐ決定的な魔法というかそういうものだったかな、みたいな。

デートの時に気になって東京行っちゃったりとかした三葉が可愛すぎて眩しすぎたな。
初めてのオフ会に胸をときめかせて突き放される感じかとも思いつつ、
期待に胸を膨らませる感じはやっぱ共感しちゃいますね。
前半で三葉をよく見せられているからこそかもしれない。
三葉という存在の死が、結果的にあの三葉をまだ見たいという気持ちにさせられてる感があって、
そこにそういうシーンが出てきて、それでめっちゃ切ないすれ違いやるとか、
もうニコニコして見るしかほかないという感じで身悶えしちゃう。
それで髪切っちゃったりもして。
そういう移ろいがやっぱ受け取りやすかったし、三葉により惹きつけられるところでしたね。

あと国語の授業で黄昏時は誰そ彼が元というのをやっていて、
君の名は。の別タイトル的な意味合いがあるのかなと思えたり。
花澤香菜が先生役だったので、言の葉の庭を見てないのを強く反省したシーンでもあり、
やっぱり新海作品の国語はいいなと思えたり。
雲のむこう、約束の場所で一番好きなのが音読のシーンだったりして、
正に新海作品によって国語の授業を描かれる楽しさを知ったので
(自分が出会ったのはガガガやベターマンのが先立ったかもしれないけど)、
また新しい一面を見れたなという感じがあって楽しかったですね。

彗星の作る夜空の美しさは言うまでもなく。
冒頭で落ちてくる隕石なんかは天地の感覚が気になる感じでまた面白かったな。
なんというか雲を突き破ったところで天地が逆転するんじゃないか、
という世界をまたぐような印象のある画だったので。
彗星が割れるのも分岐のある未来を描いているんでしょうが、
話的に瀧が過去へ干渉することを含め1つの時間軸という印象があるので、
多元的なものを描きつつも運命的な要素を排除しきっていないのが好印象かな。
そういう世界線もあるかも、という可能性を示唆されるのも食傷気味なので。

彗星の絵や星の絵、回想シーンなんかも印象的でしたね。
板野サーカス的なカメラワークってやっぱ新海さん好きなのかな。
彗星の軌道の作りが印象的でしたね。
回想シーンは吉成兄的な印象があったんですが、四宮義俊さんという方でした。
電車も相変わらず出てきましたけど、電車の中から見る風景ではなく、
外から見たところっていうのが気になったかな。
電線を見せていくのは安定しない心情っぽくて好きなんですが、
それが今回は違った印象だったので気になったというか。
まあ頭に浮かんでるのが秒速の冒頭だけなんでアレですが。

ご神体のあるところがもののけ姫っぽいぞみたいな、
そもそも酒を飲むのがサンに口移しで食べさせられたの思い出すぞみたいな、
ジブリ関係の方が入ったことでそんなことを考えてしまったり。
色々なスタッフの方が入って新海作品もだいぶ変わったなという気が。
雲のむこう、約束の場所をレンタルで見たとき、
ちょうどSHUFFLE!放送中で監督やってた細田直人さんの名前を見つけてなんかスゲェ、
って思ったのを思い出すような感覚もあったかな。
スーパーアニメーターたちの名がどこに向かっていくのかを含め、
今後のアニメ業界はどうなっていくのか気になる作品でもあったかなぁ、と。

他にも色々あった気がしますが、とりあえずこんなところで。

アニメ雑記 2016/8/22 を語る
2016.08.22 [Mon] 20:15

●Re:ゼロから始める異世界生活 21話



前回の引き方がなかなか絶望感ある引き方でしたが、
今回はアバンでさっそくその流れを払拭させていて早い逆転劇だなーとか思ったり。
魔法で作った太陽も消えて月が見える情景っていうのが霧が晴れる予感とか、
勝利への道筋を照らすようで印象的でしたね。
浮遊感のある真横からのショットが幻想的でもありちょっとワクワクさせられます。
こういうニュアンスのレイアウトが今回はちょこちょこ見られたかなと。





映り込み見るとホライゾン思い出すな。
オヤジが亡くなった奥さんを思うところも似てますしね。
画面分割っぽい画面は狙ってるのかこうにしかならなかったのか。
お互い相手を見ていて剣を見ているわけではないと思うのですが、
鏡の関係でお互いの姿を相手に重ねるようなニュアンスなのかな。
剣を傾けることで受け継ぐ意思を示して遠回しの告白とか結構恥ずかしいと思うんですが、
キメにきてる感あって好きですね。
室内に花びらが舞ってるのも夢の様な感じでロマンがあるなと。



キスの感じが何となく好きで。
ちゃんと描くともっと恥ずかしい感じだったかも。
割りと主人公的な描き方をされているのを思うと、
やはりどこかのラノベ勇者の夢の果てという気がしてくるな。





菜月昴、一つ考えを正そう。

クルシュのスバルへの言葉はちょっと涙なしには見られない感じだったなぁと。
絶望したスバルが欲しかったもの、クルシュからの信頼を勝ちえた感じがここにきてきたのと、
ライトノベルの女性、
ヒロイン枠に入りそうな子がその枠を超えた形の言葉をかけてきた衝撃と嬉しさですかね。
オヤジたちが剣でラブコメしているのとの対比もきいてる。
そういう意味で新時代性っていうのを感じさせてくれる男女のあり方だったなぁ、と。
武芸を嗜んだものとしての対比として愛する者同士と信頼するもの同士を描いている風というか。
イマジナリーラインを超えて雰囲気を変えてるのも同じですよね。
これはレムのときにも描かれていたので作品内で踏襲されるカメラワークなのかな。
エミリアが今後どう描かれるかにも繋がってくる部分だと思うので非常に興味深いポイントという感。
今は無償の愛ではないところにあるものというのが求められている気もするので、
クルシュは新鮮なキャラクターかなという感が。
単に井口裕香が好きなだけかもしれませんが。

でもまあクルシュのスバルへの信頼っていうのは、
映像作品群の中で見てみたかった光景の1つなのでやはり凄くこみ上げてくるものがありますね。
具体的に何でだろうと言われるとうまいこと言えない気がしますが、
あえて言うなら相手を性的な目で見ないということへの信頼しょうか。
異性ってある意味恐怖の対象的な面があると思うんですが(スバルに対してのエミリアみたいな)、
そういうあらゆる垣根を超えて共にあろうとする姿に打たれる感じがあるかなと。
まあ高潔なそうな人に認められる嬉しさと切っても切れないところがありますが。
レムも同じような立ち位置のキャラのようにも思えますが、
どんなにスバルがダメな人間でも肯定してしまうところに危うさがあるように思えるんですよね。

スバル自身が絶望する中で考えられる光明にクルシュたちがいたので、
そのクルシュたちを信じきった中での勝利というのがやはり特別な意味を帯びてるというか。
白鯨戦の中で絶望しないというのはクルシュたちの力を信じていなくてはできないことで。
まあ走れメロス的なものですよね。
メロスがクルシュでセリヌンティウスがスバルみたいな。
互いの信頼の上に成り立つものをこれからもまた信じているっていう。
そういう価値観が見えるような感じが好きというか。
ある意味俺ガイルに近いところにあるテーマかなとも思えたり。
まあどうでもいい話ですかね。



感謝。
今回は太陽をバックにした絵が栄えて印象的な光景が多いですね。





ただのPANアップですが、老体の姿を印象づける明暗が良いですよね。
足元のアップからPANしていって光によって印象付けられる影のニュアンスがカッコいい。
スバルの賞賛の言葉を全身で浴びて、成し遂げた姿というのをより凛々しく見せてる風で好きですね。
花という光を持つ場所から距離をとった表情というのがある種の哀愁をより引き出している感じ。



感謝を。
カットを割ってより光を写しこんだ画面が、
成し遂げた男の姿からはまた違った姿となってセリフの持つ意図をより引き出している感じ。
こういうニュアンスの違いが面白いですね。



そしてまだ成し遂げていない男の頼みへ。
全身に光を浴びて晴れやかだったキャラクターたちにまた次を意識させる。
スバル側が腰を折る光景を印象づける意図もあってより印象的ですね。
互いに誓いを立てたわけではないけれど、それに近い光景なのかなと思います。



もう引っ込められませんよ。
ここ、レムによってスバルの唇を触ってるニュアンスがちゃんとあって好きですね。
ちょっと力が入ってアゴが引っ張られてる感じの表情付けが好きというか。
体に触れる力の感じっていうのが距離感の近さになっててグッときます。
光や風景が作る情緒的なものとはまた違った繋がりの作り方があって良いなと。



レムとの近さは肉体的な近さを持ってるのがいいのかなと。
18話で見られたような青空を強調する感じがレムの存在感っぽくてそれもまたいいかなと。

今回は朝日が様々なものを照らしだしていて非常に印象的な話数でしたね。
ゼロから、というのを思い出すとより印象的というか。
次回からまたどう転がっていくのか楽しみです。

アニメ雑記 2016/8/19 を語る
2016.08.19 [Fri] 23:44

●傷物語〈II熱血篇〉
初日の最終で見てきました。
前回どんな引きで終わっていたか忘れていたので、
序盤はたしかそんな話だったなーみたいな感じでした。


以下ネタバレ感想。

鉄血篇の冒頭が割りとインパクトのあるものだったので、
そこまで緊張感を強いない対峙した画面はやっぱ続きモノなんだなという気がしたかな。
羽川とのやり取り、最初は夜だけどだんだん明けていって、
最初の出会いのような水を意識させる画面に変わっていくのが良かったですね。

太陽とか国旗とかっていうのが鉄血篇では負のイメージがあって、
不吉な存在として羽川もあったように思うんですが、
今回は羽川が阿良々木に近づくに連れ出会いをやり直しおていくような感じだったかなと。
羽川との出会いは事故のようなもの、ということで出会わないという選択をした阿良々木のイメージ、
風が吹かなかったイメージがあったように思うんですが、
ドラマツルギーとのバトルでの勝利が、結果として事故ではない出会いを肯定して、
また太陽というのを受け入れるような描写をパロディで肯定的に、
ダイナミックに描いていたのが面白かったというか笑えたというか。
流れていく雲の感じや雨上がりというシチュエーションを含め印象的でしたね。

国旗は風の描写、
鉄血篇のスカートがまくれちゃう風の反復と血のイメージなのかなと思ってたんですが、
人でなくなったという認識の阿良々木の帰属先として国を失うみたいなニュアンスも加わって、
引き続き興味深い引きのさせ方だったように思えたかな。
学習塾跡で焚き火をしながらの羽川と阿良々木は、
火を、または日を囲う仲間、日の丸の中の仲間、対岸としての光景、国家外、
羽川と阿良々木たちの国(学習塾)を意識してるのかなとか色々読んでしまうところだったかなぁとか。
そう考えると羽川と同一ではないというのがやはり阿良々木的にショックなのかなと思えたり。
まあどうでもいい話か。

羽川羽川ですが、羽川のヒロインっぷりが良い作品でしたね。
キスショットが成長していくのは阿良々木たちの気持ちの成長の暗喩みたいなもので、
あくまで美しさありきな描写に留まっていたような気がしたかな。
別れのシーンでも成長した葉なんかはキスショットの成長に寄ったものっぽくも受け取れますし。
あと今作は髪の描写で何本か髪からハイライト意識のほつれ毛が見られますが、
それが阿良々木と羽川の美しさを損なうような方向に見えたので、
たまに見られるキスショットの清楚で綺麗な髪の描写が美しく感じられました。
パンフレットに載ってる最初に成長した辺りとか特に。

いい風が吹いた後にまた悪い風吹くっていうのは、
序盤の羽川との出会いをまた悪い方に解釈するような振れ幅、
不吉な風っていうのを意識させられてその揺り戻しが響く感じだったかな。
人であろうとする阿良々木が人ではなくなる決心をしてしまうし、
自分自身をそのように受け取ってしまう、それも羽川を助けたせいで、
っていう運命を意識させられる感じというんでしょうか。
そういうのがダイレクトに来る感じだったかなと。
人間捨てたシーンがまた一際目立っていて良かったですね。
光になる、閃光になるみたいなイメージとしてかっこ良くて。

個人的に三篇でそれぞれ別のことをやるのかなと思っていたんですが、
予想していたより話を組み上げていく感じが強かったので、
最後にどう結実していくのか楽しみです。
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