宮部と関口和之

April 25 [Mon], 2016, 9:51
インプラント手術とは、失ってしまった歯を取り戻すための治療です。歯医者さんはコンビニの数よりも多いですが、インプラントのできる歯科医院は全体の約20%程度のものです。限られた歯科医院の中から安心して任せられる歯医者さんを見つけることが重要です。
インプラントはどのくらいもつのか気になりますが、単刀直入に言うと知っている人はどこにもいません。インプラントが一般に広まってまだそんなに時間が経っていないので証明できるほどのデータが集まらないのです。一番必要としているのが高齢者ということもありますが、インプラントは死ぬまで機能を果たしているようです。専門家によれば、インプラントの寿命は40年とも50年とも言われています。
インプラント治療を受けるのに、年齢制限の上限はありません。骨の成長が止まる20歳前後から受けることができます。70歳を超えた高齢者もインプラント手術を受けた方はいらっしゃいます。ただ、年齢的には問題はなくても持病によっては諦めざるを得ない場合もあります。
高血圧・糖尿病・心臓疾患・呼吸器疾患などをお持ちの方は、インプラント手術ができない可能性があります。もしもインプラントを希望されるのなら、かかりつけのお医者さんとよく相談してから決めた方がいいでしょう。妊婦の方でインプラントを希望しているなら、出産を無事に終えて一段落してからにしましょう。
インプラント治療で気になるのが痛みに関することです。金属の細い棒を歯茎に埋め込むわけですから、想像を絶する痛みをイメージしがちです。でも実のところ、当然麻酔が効いていますので、せいぜい抜歯と同じくらいの痛みしかありません。親知らずを抜く時ぐらいの痛みしかないんです。
インプラントの埋入手術を受けたくても、怖くてどうしても無理、という方もいらっしゃいます。過剰に恐怖心を抱くとどうしても治療全般にわたって余計な反応をしてしまう可能性もあり、危険なシチュエーションを自分から作り出してしまいます。実は嬉しいことに、恐怖心がなくなるという素晴らしい麻酔があります。
インプラントのできる歯科医院は全体の約20%ほどしかありませんが、その中から本当に信頼できる歯科医院を独力で探すのはとても難しいかもしれません。もしあなたが心からインプラントの名医を探したいなら、最初にしなければいけないのは情報収集することから始めるのがいいでしょう。
インプラントで頼れる歯医者さんは、他の歯科医院では断られるような難しい症例でも安全に対応できる歯科医、とも言えます。難症例で代表的なものに『骨が少ない』という症状があります。最近では骨造成という高度な技術が確立されているので、必要な場所に骨を創ってそこにインプラントを埋め込みます。
あまり知られていませんが、最近まで大学ではインプラントを教えていませんでした。勉強熱心な歯医者さんたちはトップシェアのインプラントメーカーが主催するセミナーに参加したり、日本のインプラント学会に所属するなどして、知識や技術を身につけてきました。時代は変わって今は大学でもしっかり教えているので、今後インプラントに積極的な歯科医が増えそうです。
インプラントにしたくて歯科医を訪ねたにもかかわらず、「あなたにインプラントは無理です」と言われたらどう思いますか。実はきちんと断ってくれた方があなた自身のためにもなっているんです。悲惨なのは、症状と自分の技量が釣り合っていないことが分からない歯医者さんです。
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