film of the year 2011

December 28 [Wed], 2011, 14:45
今年は月に二回は劇場へが目標でした。
去年の倍なぜかというと、地元の単館、シネマルナティックが潰れかけだからです。
客として助けられることといえばできるだけたくさん映画を観に行くことだけなのよね。
あとはみなさんに広めることですえへアート系映画っていう呼び名はじは私あんまり得意じゃなくて、実際観始めるまでは敷居が高いって思ってた。
でも観てみると、アートなのもあるけど、もっともっとリアル、という感覚が強かった。
大スペクタクルとかはあんまりないけど、ちっちゃい宝石のような映画、まるで絵のような映画、隣の家族みたいな映画、ぶっ飛びアートな映画、ゴキゲンな音楽映画、マジで硬派な政治映画、個性的な作品が勢揃いです。
松山のみなさま、そういう、ちょっと変わった友達がいたら、すすめてみてくださいなんせ潰れそうなのよ。
月曜メンズデイ、男性円、水曜レディースデイ、女性円、毎月1日はみんな円、ハシゴすると二作目から円、ご夫婦でどちらかが歳以上だったらふたりで円というサービスもあります。
基本は一般円、大学生円、高校生以下と歳以上、身体障害者の方は円。
ってことで宣伝はこのぐらいにして、今年の劇場映画まとめ月午前時の映画祭で年宇宙の旅イギリスアメリカこの映画、初にして劇場で観られたことに感謝。
ちっぽけな人間の呼吸のひとひとが、どれほどに愛おしいものか。
宇宙と人類の歴史と、母胎をめぐる奇跡の旅。
電話案内で年宇宙の旅行と言ってたのもいい思い出笑月またまた午前時でタクシードライバーアメリカ映画自体は三度目、劇場では初めて。
観るごとに色の変わる作品ですが、やはり、ラストが最高に好きです。
世の中あんまり変わっていない気もします。
あん月玄牝日本自然分娩を扱ったドキュメンタリー。
トラウマを超えようキャンペーンです。
出産を美化することなく、ときに鋭い視点だったおかげで最後まで観通すことができた。
画面の妊婦さんの強さ、優しさ、ときに傲慢で、ときに弱い女の本性、女は弱し、しかし母は強しそれは事実ではあるけども、それだけが事実だとは認めたくないなぁ月冬の小鳥韓国フランス孤児院で育った監督の実体験をもとにした作品。
頑なな少女の小さな背中。
ひとりを通り抜けて力強くはばたくまで、おしりにしょった卵の殻を振り落とすまで。
寮母さんのふとんたたきがあたたかかった。
グエムルの彼女がとても綺麗な女優さんになっていたのも嬉しかった。
海炭市叙景日本いまでもあの町の人々が心に住んでいる。
それほどに手触りのある作品でした。
丘を駆け上がってゆく小さなふたの背中を思い出すと今でも涙腺にきます。
映画を観て原作も購入。
こちらも素晴らしかった。
月トゥルーグリットアメリカみんな、何かが欠けているのです。
多分、普通は見えないだけなのです。
そのまま生きることこそが真の勇気かも。
歳の少女が父親の仇を討という痛快西部劇。
それまでコミカルで勢いがあるためか、ラストが大変沁みる。
コーエン兄弟というかジャームッシュみたいな気がしたのは私だけイリュージョニストフランスやさしく、わがままで、なにも知らなかった少女を、一人前のレディに仕上げる最後の魔法。
それは自分の力なのかもしれない。
さあひとりで歩きなさい。
透きとおるようなエジンバラの夜景、父親の株式会社ウェディングキューピット最後の愛。
月冷たい熱帯魚日本本当に酷くて素晴らしい映画。
衝撃的な園監督との出会いでした。
笑ったし、泣きました。
人生ってのはなぁ痛いんだよ年後の安全フィンランド宇宙的時間のなかで、とても人間らしい試みで、核廃棄物最終処分場に迫る異色のドキュメンタリーでした。
ほんとうに怖いお伽話。
六ヶ所村ラプソディー日本班目氏の態度と発言がまさに後の日本の原発事業と重なり唖然。
伊方の猛者たちが年来渡りあってきたモンスターを目の前に見て、改めて二週間ほど悶々としました。
月白いリボンオーストリアドイツフランスイタリア第二次大戦時に大人だった人たちの、子供時代をドイツの田舎の小さな町に描く。
ハネケのオーストリア魂をここに見た気がします。
これまで観た彼のどの作品よりも美しく、静かで、直接的な嫌悪は全くないのに、これまでのどの作品よりも怖かった。
スコットピルグリム邪悪な元カレ軍団アメリカまずこの邦題に吹き。
ユニバーサルのロゴがゲーム音とともに流れてまた吹き。
しかし私はゲームしないので、分かったネタはのシャツぐらいでした。
残念。
月シリアスマンアメリカ今年二度目のコーエン兄弟。
ですが、久々のコーエン兄弟という感じ。
本当に久々のコーエン節、最初の瞬間から最後の瞬間まで笑える不条理もいいところ。
とってもユダヤなところはウディアレンにも似てるなと思いました。
山谷やまやられたらやりかえせ日本携わった監督二人が殺されるという問題のドキュメンタリー。
労働者と暴力団のぶかりを追っているのですが、今、福島第一にも双方が集まっているとのこと、我々にできないことを命懸けでやっているのはこの人たちなんだなと複雑な思い。
月鬼火フランスどこまでも繊細に、美しく、アル中男の最後の日を描く年代のモクロ映画。
露骨でないからこそ恐ろしく悲しいし、社会の身勝手ぶりと人々の孤独の掛け違えは永遠に今も続いて全く治っていないのだなと思ったり。
チェルブイリハートアメリカこの映画で得た実感は、子宮と卵巣がないってことが、特別な切符になりうるということ。
欠陥だと思っていたことが強みになるのかもしれないということ。
これから、がんサバイバーたちががんばれる時代になるのかも。
悲しいことだけど、でも役に立てるのならね。
月ショージとタカオ日本生きるってなんだろう、生活ってなんだろうという、とても根本的なことを考えさせられた作品。
突然、大きなものを奪われる、それは誰の人生にもあること。
でもそれは皆同じではない。
踏み込んだ優しさ、踏み込んだ行動が最も必要ということを感じた。
月はなればなれにフランス奇跡的にかわいらしいゴダール。
なぜ人間ははなればなれになってしまうんだろう人類永遠のテーマかも。
あの、水が動くおもちゃほしいです。
ウイークエンドフランス現時点でのマイベストオブゴダールかもしれません。
渋滞、白塗りの人々、ピア、ファッション、いろいろな好きと繋がっていて嬉しかったとにかくエスプリの強烈なこと。
月スプリングフィーバー中国フランス心待ちにしていたロウイエ監督作品。
表現の美しさ、奥ゆかしさ、生き場のないはぐれ者、同性愛者の人生、なのにどこかひょうひょうとした俯瞰性。
流れが大きい、というのは中国特有の感覚なのかな。
天安門、恋人たちも観たいな。
アップサイドダウンイギリスオアシス、ジザメリ、マイブラなどを育てた伝説的インディレーベル、クリエイションレコーズのドキュメンタリーカリスマというかヤク漬け経営者アランマッギー、見抜く目と聴く耳は絶対に失わなかったというか研ぎ澄まされますね窮地を救った縁の下の力持ちも素敵でした。
まさに青春リアルタイムだったのに、聴いてなかった自分が悔しくなった未来を生きる君たちへデンマークスウェーデンやられたらやりかえせ、やられてもやりかえすな、子供の世界、大人の世界、北欧とアフリカを結びながらながる一点はひと。
信じたいのです。
ただそれだけ。
じは、文章を書くものとして、人の文章を読むのは結構怖いことで、知らず知らずのうちに頭のなかでパクったりしてしまいそうででも、映画だと、映像を日本語に直訳することで自分だけの表現が生まれるんです。
そんな感じで映像に逃げていた感も実際かなり強い。
でも、もうそういう目的を超えて映画好きになっちゃったな。
ほんとに、映画を心の糧として、映画でトラウマに陥り、映画で救われ、映画で前を向ける、というだって映画ってやっぱり人生なんですよね。
それぞれが全く違う視点でいろんな人生を映してます人生をはなれて大自然や宇宙に出て行っちゃうものもありますそれも結局、自分を映す鏡なのです。
さあ、来年も、観るぞぉー
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