忌野清志郎の告別式へ
手ぶらで行くのもなんだと思い、
Gスタイルで賞状を作った時に余った革が少しあったので、
それにメッセージとイラストをよなべして焼き入れた。
夜なべしてしまったので激しく寝坊してしまい、
しかもタイミング悪くスーツをクリーニングに出したままで
取りに行ってないという事なので取りに行き
後手後手で出かける。
13時から一般の弔問開始…
このぶんだと13時に到着…
嫌な予感がしていたのですが…
ズラーーーーーーーー!
予感的中。
っというか当然だろ…。
13時ピッタリから並び始める。
青山霊園は乃木坂の駅のまん前のはずなのだが、
一度美術館の方へ回されその先のトンネルの中で折り返し、
公園のグランドに誘導される。
サクサク進んでいたのは、このグランドにプールされていた為か…

そこから長い一日の始まりだった。
撮る写真撮る写真、行列の写真ばかりだった。
後ろに並んでいた仕事の途中で抜け出してきたと見られる俺より少し上くらいの
サラリーマンの二人組みは「よし!15時までがんばろう!」っと時計を見ながら勇んでいた。
休日出勤ご苦労様です。

前に並んでいたのは、おばあさんの3人組だった。
この炎天下で心配だったのだが、まったく堪えてないようであった。
清志郎と同い年?
ロックなばあさんって素敵ですね。
空を見る…
ヘリコプターがブンブンブンっと飛び、
上空を通過する旅客機は飛行機雲を引いている。
セスナは翼を左右に振りながら上空を通過し、挙句の果てには飛行船まで登場した。
道路に目をやると、カマホリ事故も発生しているし、
ランボルギーニーミウラも走り去ってゆく。
ポルシェなんて何台も見たし、フェラーリなんて白いのが出てくるくらい見たよ。
さすがボスの告別式だよな。
今日は町全体が派手だ。
いや、ここは青山だからか。
16時になった。
15時までがんばろうっと勇んでいたサラリーマンは、
結局16時までがんばったが、いつの間にか姿を消していた。
ばあさんはマダマダ元気だった。
実は俺も、この後19時半スタートの会社のヤツのLIVEに行かなくてはならないので、
ドキドキしてきた。
今まで待った時間と会場までの距離を考えるとヤバイゾ!ギリギリかも!
メッセージを書いた革を誰かに託しライブ会場に向かうか???
無理にライブに行って、友達に気を使わしてしまったら嫌だなぁ…
友達のライブを諦めるか???
清志郎が聞いたらどう答えるだろうか…
両方行ければ無問題!
っという声が聞こえた様な気がしたので、もう一度時間をシュミレートし
行けるんじゃないか?っと確信し、腹をくくる。
青山から友達がライブをやる場所の浅草まで電車で30分。
リミットは19時だ。
19時にここを出れれば間に合うだろう。
日が暮れ始める。
あまりにも行ったり来たりさせるものだから、方向感覚が狂ってきたよ。
しかし徐々に会場に近づいている感じがしてきた。
係りの人が、記帳の用紙を配っていた。
裏にメッセージを書いてくださいっとの事だったので、
持参したペンで歩きながら書く。
ここまで並んだ感想を書いた。
日記のようなメッセージを書いた。
たぶんウケたと思う。
書き終えた頃、「いいことばかりはありゃしない」のメロディが
風に運ばれてかすかに聞こえた。
気が付くと列は会場横まで来ていたのだ。
それまでは疲れの方が勝っていたのだが、急にセンチメンタルな気分になった。
そして会場入り。
ボスありがとう!
PS:友達のLIVEには間に合ったよー!