桜実 

March 19 [Sat], 2005, 19:52
桜実に赤き血滴り
汚れたる憂ひあり

 

March 18 [Fri], 2005, 19:29
艶やかなる色黒き びろうどの蝶
我は探しぬ

日ごと夜ごとに針を執り テレピンを執り
かくして殺しぬ 突き刺しぬ ちぎり なすりぬ
ひとり呪いぬ 引き裂きぬ

我は愛しぬ 苦しみぬ
我とわが身を締め付けぬ

悲しみは 蒼き焔の泣くがごとく

美しき少年のリビドー


 

March 17 [Thu], 2005, 19:46
桜花散りぬる風の名残には 水なき空に浪ぞたちける
           
                            紀貫之

キッド 

March 15 [Tue], 2005, 19:53
時は昭和20年。
戦争が終わり、焼け野原と化した横浜には実に多くの浮浪児がいた。
皆一様にボロボロの衣服をまとい、目だけギラギラさせ明日へ自分の命をつなぎ止めようと必死な形相をしている。

浮浪児達はいくつかの集団を作り、それぞれ頭格の少年の統率で生活していた。

その頭と思われる少年の中に一際小さな少年が居た。
年の頃は7歳くらいだろうか?
薄いシャツから伸びる手足はまだ何処かしら幼子の面影を残している。
顔は煤けて汚ていたが、硬く結ばれた口元と、妙に澄んだ瞳が彼の意思の強さを表していた。

少年の名前は光太郎と言った。

いくつかの集団を作ればそこに力関係が生まれてくる。
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