本番(小説01。第9章)

August 13 [Mon], 2012, 10:18
くるちゃんの前ではあんなふうに言っちゃったけど、
実際自信が全く無い
この見栄っ張りな性格どうにかしたいなぁ。
チャイムが鳴り響いた。
6時間目が終わるチャイムだった。
あっという間に放課後が来てしまった。

ど、どうしよう。

放課後のガヤガヤした廊下を
抜け殻みたいにポケーッと歩いている私を
見つけて声をかけたのは舞だった。
「媛香!どうしたの?」

舞はくるちゃんや私と違って困った顔ではなかった。
もう渡したのかな。
そういえば舞がこの前好きな人変わった。って
言ってた。 誰だろう。

舞が私の右手にある紙袋に気づいた。
「あ! そっか、じゃあね!」

立ち話が長かったのか、人の気配がない。
人ッ気の無い廊下を独りで歩いていた。
今日はチョコ、渡せそうに無い。

私じゃない足音が聞こえた。
見上げたら、アイツだった。

「あ、はい!」
チョコを渡して全力で逃げた。

あ〜あ、失敗だぁ。
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