桃色雪景色 

April 15 [Fri], 2005, 20:16

あたしの大好きな桜の花。
去年まで、面倒くさがりの貴方の手を引っ張って
毎日わざわざ遠回りをしてでも
桜が綺麗に咲き乱れる道を通ってた。
桃色の花びらが舞う空や
季節外れの桃色の雪景色を飽きもせずに眺める為に。
「来年も二人で見ようね」
なんて、定番の文句を交わしながら。
それから一年経って、あたしは貴方の居ない桜並木を一人で通る。
すぐに散ってしまう桜の花は儚くて
二人の終わりを寂しげに告げていた。
季節外れの雪景色の中に取り残されたあたしは
「貴方との思い出も一緒に散ってしまえば良いのに」
なんて無理して笑って呟いてみたり。
だけど、忘れられない思い出ばかりが頭の中で舞い上がって
笑顔の代わりに涙がこぼれる。
その時優しく吹いた春風は
あたしを応援してくれるみたいに
桜と一緒に涙をさらっていった。
「来年も優しい春風が吹きますように」
そう祈って桜に手を振った。


契約の印 

April 13 [Wed], 2005, 8:17

君の左手にあった僕等の愛の契約の印は
いつの間にか姿を消すことが多くなって
「忘れたのよ」
笑ってそう誤魔化す君の表情が少し曇るのを
愚かな僕は気付いてしまう。
いっそ「捨てたわ」と言って
僕の事も捨ててくれれば
どんなに楽だろう…。
そんな事を考えながらも
臆病な僕に出来るのは
君の曇った笑顔に微笑み返すだけ。


大切な日 

April 12 [Tue], 2005, 1:28

桜吹雪の舞う4月。
あたしは貴方に出逢って一目で恋に落ちて。
あたしなんかに興味の無さそうな貴方を振り向かせようと
あたしはいつでも必死だった。
乾いた風にキレイな紅葉が散る10月。
相変わらず、あたしは貴方が大好きで
貴方はそれに応えてくれて。
世界一幸せだと感じた瞬間。
それから1年経って、同じ季節がまた巡る。
桜吹雪の中を二人で歩いて
紅葉の中のベンチに並んで座って
いつでも二人の手は繋がれていて。
今日までの一日一日が大切で
これからの毎日だってかけがえの無いもの。
大切な日は貴方と一緒にいられる日。




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