続き 

May 07 [Thu], 2009, 13:36
噂には聞いてたけど、これじゃぁ、喉がつぶれちゃうわ。佳に会いたい。
メールを送信した。「私、やっぱり無理かな。どこがよくないのかわからない。」
すぐに佳から返信がきた。「ヨシキさんはそれだけ君に期待してるんだよ。大丈夫。」
佳・・・・貴方のために歌うわ。高美はまたやる気を取り戻した。
次の日から一週間、厳しいレコーディングが始まった。
やっとOKティクが出たとき、涙が止まらなかった。ヨシキも嬉しそうだった。「よく頑張ったね。みんなでパーティーをしよう。」高美は初めてヨシキの家に招待された。すごい広い家。でも一人は淋しい気がする。
私が住むには。シャンパンでスタッフとマネジャーと5〜6人乾杯した。高美はお酒が強いほうだったが、
ヨシキはそれ以上だった。「今度、私が勤めてた店にきてください。」と尚樹の勤めてる店の名刺渡した。
「ヨシキさんの大ファンだから、きっと喜ぶわ。彼。」ヨシキは困ったように「俺、そんな趣味ないんだけど」と苦笑して名刺を受け取った。スタッフたちをプールに落とし自らも飛び込んで無邪気に楽しんでるヨシキたちをみて、高美は笑った。
ロスから帰った高美は一枚のCDシングルを紗枝子の墓前においた。(尚樹のこと、あなたに返してあげる)
心の中でつぶやいた。
帰る途中、結人とすれ違った。高美は「あんたってつくづく間が悪いわね」皮肉たっぷりに言った。
「そうだな」と切り替えした。「ヨシキさんのサインならあげないわよ。私のならあげるけどね。」
「俺はどっちもいらねぇよ」高美は腹を立てた。ふと思いついていった。「HIDEさんのサインならいくらでもあげるわよ」その瞬間、結人は今にも泣きそうな顔をしたので高美は慌てた。「やだ、何よ。冗談に決まってるでしょ。私も尾崎のサインはもちろんもらえないし、一度も会ったことないからお互い様よ」と、言って帰ろうとしたら、結人は「尾崎が生きてたら、お前は他人のものをほしがる必要もなかったのにな。」と吐きすてるように
言った。高美は初めて、胸が痛んだ。「たまたま、愛した人に恋人がいた。それだけよ」と、言い捨てて、
去っていった。なぜか結人には高美の後ろ姿が痛々しく映った。「紗枝、俺はあいつを許すべきなのかな、
それとも・・・」花をおいて、CDをみつめながら、紗枝子に話しかけた。

続き 

May 06 [Wed], 2009, 20:48
スタジオではヨシキがピアノを弾いていた。
なんて素敵なメロディーなんだろう。高美は感動していた。
そして、佳のことを思い浮かべた。彼は素敵なサプライズを私にくれたんだわ。
「やぁ、あの時の娘だよね。たしか。」ヨシキは高美に気づいた。
「はい」高美はムスっとして応えた。ヨシキに「いつかこうなるとわかってたよ。君の歌唱力には説得力がある。
一曲歌ってみて」と渡された譜面は、「WITH OUT YOU」だった。彼のクラシックアルバムの中にたしかあった曲だ。水沢百合がヴァウオリンを担当した曲。佳がいってた。「はい。」そういえばHIDEのための曲。
私なんかが歌ってもいいのだろうか。とりあえず歌ってみた。
尾崎のことを、紗枝子のことを思い出しながら。あんなに彼女を憎んでたのに。何故だろう。「やっぱりこの曲は女性ヴォーカルじゃ合わないね=3」とヨシキは深いため息をついた。
高美はがっかりするどころか、ヨシキの私みたいな痛みを持ってる人に違いないと思った。
恋人というよりも、同士という思いだった。「実はもう、君のイメージで曲を書いたんだ。明日までに覚えて。」
デモテープと譜面をわたされて、
高美は戸惑った。
夜、スタッフに用意されたスィートルームのホテルで佳に国際電話をかけた。
「OKもらったわ。ありがとう」佳は自分のことのように喜んでいた。「よかったね。がんばれよ。」
「うん。じゃぁ、これから曲と歌詞覚えなきゃ。」すぐに電話を切った。佳の声を聞いただけで自信を取り戻した。
やれるわ!今度こそ。 早く佳にこの曲を聴かせたい。百合の存在を忘れていた。曲と詞何度も聴いた。
私のためだけの曲。次の日から鬼の特訓が始まった。何度同じ歌を歌ってもOKティクが出ない。
「こんなんじゃだめだ!出直してこい。」ヨシキが遂にキレて今日のレコーディングは中止。
「明日、また来いよ。今日はこれで終わり。」とスタジオを出ていった。もう一週間になる。高美は泣きながら
一時的に借りたアパートに帰った。

続き 

April 30 [Thu], 2009, 20:03
佳と百合と樹は3人でBARで呑んでいた。
樹は二人をみて、「お前ら、二人で杉ZOみたいだな」と笑った。「何それー」と二人は笑った。
たしかにギタリストの佳とヴァイオリニストの百合。そうみえてもおかしくなかった。
3人とも有名人なのに、気づく人は誰もいなかった。
「あ、そうだ。これ、高美って娘に渡しといて。YOSHIKIさんの連絡先。」樹は「どういうことだい?」
と聞いた。「あのコのデモテープすごくよかったからYOSHIKIさんに聞いてもらったら、
スタジオに今すぐ連れてこいって」と、ウィンクした。「ええ!?あのヨシキさんが!?」
樹と百合はびっくりした。あの高美が認められるなんて。しかも、ヴォーカルに五月蝿い彼に。
百合は「知らなかったわ。あの人が歌をやってたなんて。」と心底驚いた。
樹が帰ったあと「何で?」と聞いた。佳「何が?」。百合「私にも聞かせてくれてもよかったのに」
佳「ああ、ごめん。でも、百合とはジャンルが違うから」。それだけで高美の話題は終わった。

樹から電話が来たとき、高美はバイト先にやめることを伝えて、次の日、ロスへ向かった。
高美は胸が高まった。佳が私のためにそこまでしてくれるなんて。リベンジをした気分だった。
あの時のYOSHIKIに。

百合は佳の家で聴いた。高美の歌声を。尾崎豊の「シェリー」と「I LOVE YOU」だった。
悔しいけれど、心を打たれた。「な?いいだろ。俺、泣いちったぁ。初めて聴いたとき」。
「なんでそこまでする必要があるの?」佳は「何が?」と、動じない。「あの娘のためによ!そこまですることないのに!」百合は怒っていた。佳「でも、あのコの才能を無駄にしたくなかったんだ。安心しろよ。それだけだから。」百合はほっとした。「やだ、私が妬くわけないじゃないの。」佳「百合、愛してるよ」
二人は朝まで抱き合った。高美と尚樹のことを結人から聞いて、心配だった。でも、佳のこと信じるわ。
彼だけは私を裏切ったりなんかしない。ずっと二人で暮らしてきたんだもの。

つづき 

April 29 [Wed], 2009, 17:05
高美は駅前でフォークギターを弾いて歌っていた。
尾崎 豊の「I LOVE YOU」と「シェリー」を。コギャルたちは座って聞き惚れていた。
そして、夕方、誰もいなくなったのでギターをケースにしまい、帰ろうとしたら向こうに結人がいた。
高美はギョっとしたが、気づかない振りをしてその場を去ろうとした。
「昼はストリートミュージシャン、夜はホステスか。佳には近づくなよ。」結人に言われ、高美は「何それ?まるでストーカーね。警察に訴えるわよ。」笑みを浮かべながら言った。
結人は珍しく素直に言った。「それは職業病だからな。お前の歌、初めて聞いたけど、最高だよ。なんとかミカみたいだ」高美は意外に思ったが、「私は誰でもないわ。」と、冷たくいった。ふと思いついたように「佳にデモテープ送ったわ」。と言った。結人は驚いた。「お前、あいつを利用する気か!?」「あら、私の才能を認めてくれたのね、私のファンとして感謝するわ。」結人は少し赤くなりながら、「ふざけるな!百合さんから佳をうばうことないだろ!?」と、怒った。「何で決め付けるの?私がそんな女に見える?」結人は「ごめん、でもお前変わったよな。ワイン色の髪型似あってるよ。」高美「もう、行かなきゃ。これからお勤めだから。」結人は意地悪く言った。「紗枝のピアノで歌ったら最高だったろうな。」高美は顔色を変えた。聞かなかった振りをして駅のほうに向かって帰った。結人はそのとき気づいた。(もしかして、あいつも俺同様に悲しんでたんだろうか。
だとしたら、余計にあいつが罪を犯さないようにしなきゃ)。HIDEを思い出しながら、同時に尾崎の追悼番組を回想した。「HIDEさん、あいつは結果的に紗枝を殺したことになるのか?それともあの変態殺人者の犠牲者なだけなのか。俺があの場所に呼びだしたのがいけなかったんですか?」と、一人つぶやいた。
もちろん、HIDEは応えない。
あの事故死からもう、6年も経つのに。まだ結人はギターを持てなかった。

続き 

April 29 [Wed], 2009, 4:18
恋人のヨシキと別れてから、住む場所がなくなったからだった。彼は台湾人だった。
初めて抱かれた夜は幸せだった。でも、結局別れた。「君の身体は冷たい」最後のヨシキの言葉。思いをはせていたとき、樹に声をかけられた。「高美さん、だね。あ、これあげるから紗枝のために聞いてほしい。」デビュー曲に彼女への追悼曲が入っていた。「それにしてもずいぶんワイン色に近い赤だね。
髪も切って。」樹は驚いていた。家に帰ってからアルバム「ROSE」を聴いた。なんて素晴らしい曲なの。
高美は知らずx2のうちに涙が流れていた。曲名は「永遠の君へ」だった。樹が作詞、佳ーカイー作曲と印刷されていた。ギタリストだった。この人に会ってみたい。
また水商売の世界に戻りながら彼らのコンサートに通いつめた。そして、樹の紹介で佳に出会った。
でも、既にヴァイオリニストで成功した彼女がいた。
傷だらけになって帰ってきた高美にはまぶしく、同時に殺意を感じた。絶対に百合から佳を奪ってみせる。
またそう思った。「今度、私の店にきてねー」と、二人に名刺を渡して打ち上げ会場を出た。
歩きながら涙が止まらなかった。何でいつも私ばかり一人なの!?いつもうまくいかない。
恋も夢も。何もかも壊したい。佳と百合の二人を思い出した。

結人は凍りついた。あの高美が帰ってきた。念だけで人を殺せる女。
打ち上げ会場から帰りながら、今度こそ守らなければ。大切な仲間たちを。紗枝子の墓前の前でそう誓った。
尚樹はあれから客と寝るようになり、NO1ホストになった。けれど酒に溺れていった。
仲間の成功が救いだった。
愁二は犯人の裁判の傍聴席で、死刑の判決を見届けてから、日常へ戻っていった。
結人は相変わらず浮気相手の尾行が仕事だった。

HEATH CALL 

April 25 [Sat], 2009, 23:55
いつもはヨシキはhideネタで埋まるここだけど、今回はちがーう!!
今日は来週のためにせっかくの鹿島戦の生観戦を断念してしまで参加したい企画
それは無慈悲にもXやる気満々なのに、前向きな日記を削除され、委員会に悪者にされ、
心ないTAIJIファンに叩かれ、マスゴミからは脱退説が流れる・・・・
そんな可哀そうなヒースにファンがmixi発で立ち上がった!
もう、ホログラムじゃない!!!
詳しくは,「X JAPAN WORLD TOUR」HPをググってね
参加希望募集中です。待ってま〜す。
TAIJIファンは黙っててね

ふざけるなー!! 

April 23 [Thu], 2009, 15:16
もうあのH子とかいう馬鹿は一生許さない
何十件も「死ねx2」メールとか送りつけてきて、そのあとに「なーんてな、これからもよろしくな♪」だとー!?
いくらなんでも馬鹿にしてる!お前が死ね!もう絶交だ!
あんなのとは縁を切る。一緒にいるとロクなことなかったしねwww
せっかく、マイミクの助言にしたがって「死にたい」ってメールに「じゃぁ死ねば?みていてあげる」
って返信しただけなのに。結局死ぬ気0!頭に来るよ!
しかもリスカの常習犯。性質が悪い。

グリーンマイル 

April 17 [Fri], 2009, 1:08
これはトム・ハンクス主演の感動的で悲しい結末の映画。
トム・ハンクスは黒人のエスパーの死刑囚を交流を深める。
コフィーという囚人。彼はヒーリングはできるわ、リーディングはできるわ、とても心の優しいもち主。
何故、死刑囚になったのかはDVDをみればわかります。そして悪い死刑囚には罰を与えることもできる。
彼を救いたいと私も思った。
しかし、人種差別があった時代のせいか、この映画は泣けてx2しょうがないです。
白人と黒人、死刑囚とその管理する警官との友情は珍しい。
そりゃ、映画だから、といわれればそれまでだけど(爆
泣きたいときにはこの映画をみたほうがいいよ。
オカルト好きな私にはたまらない作品。でも何回もみたい映画は洋画ではないなぁ。

第2章  

April 16 [Thu], 2009, 13:17
ROSE&BLOODSのギタリスト、佳ーカイーはカリスマ的存在。
あのX JAPANのHIDEの再来といわれるくらいのギターのテクニック。青白いほど透き通った元追っかけの百合と言う美女と恋人同士。高美は百合に嫉妬し、憎んだ。

あの事件からもう一年が経っていた。高美はNYから戻ってきていた。日本の音楽シーンは変わっていた。
佳のバンドは、あのVOの樹と純もメンバーだった。メジャーデビューをして、CDの売り上げはネットの売り上げにも関わらず、百万枚を越えていた。ベースは真夜。ドラムはトシキ。佳はLUNASEAのSUGIZOの大ファンだった。百合はヴァイオリニストとして日本のオーケストラで活躍していた。トシキもルナシーの真矢のファンで「ミニぶーちゃん」とメンバーにいじられていた。一番年下の真夜はベースのJの音がきっかけで、
今の地位にいる。

高美はかつての憧れのロックシンガー尾崎豊に憧れて歌手になる夢を志した。
その尾崎の音楽と出会った頃には、彼は天国に旅立っていた。
高美は悔やんだ。一度でいいから、生のライブが見たかった。
イジメにも耐えられた。V系ブームをくだらないと思っていたが、Xとルナシーは違った。
よく、尾崎と比べた。RYUICHIの歌もTOSHIの声も心に響かなかった。
やはり尾崎以上のヴォーカリストはいない、と確信した。
NYでは辛い目に遭った。プロデューサーと名乗る白人からレイプされかけたり、路上で歌って、安いホテルに泊まるという生活をした。恋人もできた。金持ちだったのでその生活から救われた。
ライブハウスにデモテープを持ち込んでも最初は断られてばかりだった。
恋人のおかげでドラッグには手を出さなかった。NYにはいろんな人種がいた。
911テロの傷跡は少し、残っていた。「君の歌、好きだよ」と認めてくれた。
しばらく客のこないライブハウスで3ヶ月歌った。

勇往邁進! 

April 15 [Wed], 2009, 23:12
あああああ、やっとチケットが届いたわぁ
ひーちゃんも問題あったけど、脱退するほどじゃなくてよかった
しかし、S席なのに2階ってどうよ!?
でも、良席らしいです
服は、当日、原宿で買う!
2日、体力持つかなぁ
金ちゃんが日本海や首都圏にロケットダイブしませんようにwww
北の国からね!
小説は暗いです。同時に私とHIDEちゃんのLOVEx2な小説書いてます
2作同時に書いてる作家さんはいるのか!?
P R
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  • アイコン画像 ニックネーム:如月 薫
  • アイコン画像 性別:女性
  • アイコン画像 誕生日:4月1日
  • アイコン画像 血液型:O型
  • アイコン画像 趣味:
    ・音楽-x JAPANやhide 秋茜がメインにいろんなジャンルを書くお
    ・スポーツ-サッカー 鈴木隆行がメイン
    ・映画-邦画や洋画を問いません
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よろしく。読書も大好き。
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