初笑い 第68回全日本赤犬歌謡祭! 

January 20 [Sat], 2018, 18:05
祝・赤犬、25周年!



2018年の初ライブ(お客として)は、「初笑い 第68回全日本赤犬歌謡祭」@味園ユニバース。
「味園EXPO2018」に続いての、ユニバース2daysでした。
(「味園EXPO2018」のレポは、あらためて掲載します。もうしばしお待ちくださいね)

長渕モノマネや香港国際警察のカラオケに合わせての餅つきや、ペイスティ綱引き(笑)など、開演前のユルッユルのお楽しみコーナーですらお腹いっぱいなのに、本編に入れば100本ノックのごとく打ちこまれる、やたら情報量の多いエンターテイメントを目の当たりにし、カメラ片手に五感フル稼働、必死でかぶりついてきました。
と、いうわけで、肖像権フリー、大阪一インスタ映えするバンド、赤犬の世界を、少しだけおすそ分け。
ファラオに絆に北新地のスナックのママに、最後はペガサスねぷた!
なんだそりゃ!

普通なら「なんてな」で終わってしまうであろう、くだらないアイデアをトコトン研ぎ澄まし、恐ろしいほどの熱量で具現化するパワーに圧倒&爆笑!
バカだなーとニヤケながらも、大人になるって、なんて素晴らしいことなんだろうと、なぜだか感動すら覚えるステージでした。


開場直後からいろいろアトラクションやるから、絶対早めに行くように!と、ディープなファンの皆さんに念押しされたので、はりきって会場へ。
30分ほど経って、ようやくユニバースにインすると、ステージでは邪皇院龍斎先生による『TAP黒田武士21C』の演舞中。
写真では分かりづらいけど、先生の口の中が七色にキラめいていらっしゃいました。


カラオケ餅つきタイムで「友よ」を熱唱する長渕氏。
どこぞのスナックの新年会に迷いこんでしまったような、ゆるやかな時間が流れています。。。


ペイスティ綱引きは、右側のお客さんチームが、赤犬チームに圧勝!
ライブ観にきたはずのお客さんが、なんとも気軽にペイスティつけてハッスルしてる光景…関西っていいなぁ。


アイドルグループ「プリンシパル」オン・ステージ!
欠席メンバーの代打でアイドルデビューした「てっちゃん」のハニカミ具合が意外と可愛らしかったのは、ここだけのハナシ(笑)


クスミヒデオ先生によるポケットミュージカル(笑)、ジャスティン・ホフマンの「エンジェル・オブ・フォーチュン」。
80年代の海外ドラマのごとき世界観、そしてエエ声!


ここからやっと本編(笑)
オープニング「酔わせてよKOBE」からの「リボルバー」!
好きな曲立て続けで始まる2018年、縁起いいね!


一人目のゲストは、シャマラマのスティービー和田さん。
「デラノーチェ北浜」では、ナイトサパーズと共に超満員のフロアへ!


コーラス担当・ナイトサパーズの3人がフロアに降臨し、お客さんとチークダンスを踊るのが恒例の「デラノーチェ北浜」。
フェロモンむんむんのナイスミドルのリードに身を任せてみたい、そんな夜✨



レアなナンバー「八尾エアポート」では、スタァ、タカ・タカアキ様のフォトジェニックっぷりが炸裂!
桂文珍師匠のセスナがとまってるそうですよ、八尾エアポート。


スタァお色直し中のミニコーナー「サパーズの部屋」。
お客さんからのトークテーマによる小粋なお喋りと、テッペイさんお手製の料理に舌鼓。
「11PM」のボトルじじいコーナー(コサキンリスナーしかわからないっつーの!)みたいな大人の時間(たぶん)。


「世直し道中あんちくしょう」より、着流しのスタァ。
このあと寸劇タイムに入ります。


伝説の聖剣を手に、スピード感皆無の殺陣で悪党を成敗するアンチクソス。
舞台に現れた瞬間、似合ってるんだかなんなのか、不意打ちのいでたちに、観客が一斉に吹き出してました。
このつい漏れちゃう笑いが、なんとも和気あいあいな雰囲気で良いのですよ、うぷぷ。


真ん中・テッペイさんの銀の鎧?は防寒シート、左のロビンさんがクビに下げている干首は紙粘土製って言ってたかな?
DIY精神あふれる衣装。


2人目のゲストは、北新地「スナック玉ちゃん」のママさん。
スタァとのデュエット「霧のあべの橋」では、キュートで甘酸っぱい歌声を聴かせてくださいました。



コーラスを従えて豪勢におくる、壮大なロマンあふれるドラマティック・ナンバー「アモーレ」。
激しく愛を求めあううちに、随分と手が伸びてしまったようです。
こういう小学生的なネタを、いい歳したオトナが真剣にやってるの、すごく好き♡



赤犬歌謡祭も佳境へ。
どこかでみた事あるような黄色いTシャツに、小銭の入ったネスカフェゴールドブレンドの瓶、そしてヨロヨロのランナー…(笑)


浪速のピンナップバーレスクガール「Pechico Octopashy」さんの妖艶なダンス。
キャバレーで観るバーレスクは格別なり☆


象形文字の描かれた棺からファラオ登場!
重々しく扉を開けるSEと、帰宅したお父さんみたいに素で出てくるスタァのギャップが、もうね。


ファラオ meets アンドロメダ大将軍。
一体なんのワンシーンなんでしょうか、いい写真が撮れて満足です。



大盛りあがりのユニバースをさらに熱くするディスコチューン「JINJINハートのせれな〜で」!
どこかで聞いたようなタイトルに、どこかで聴いたようなイントロ…くろやなぎさ〜ん!



アンコールは、ペガサスねぷたに乗って、スター登場!
LEDの強烈な光がチカチカして、メッチャまぶしかったです。
ユルさとクオリティの高さ、ハンドメイドの温かみ(笑)、豪華な学園祭って感じのノリ、最高です!!


終演後、正面からペガサスをパチリ☆
次回の歌謡祭が待ち遠しいです!

『電撃的東京2017』ライブレポ 〜ノーカット完全版【後編】  

December 11 [Mon], 2017, 23:35
※ 当記事は、デジタルメディア「anTeNT」に寄稿した、ミツキ・ミキのレポート完全版です。
※ 写真につきましては、各関係者の許可のもと掲載しております。無断転載はご遠慮いただきますよう、よろしくお願いいたします。

●◯●◯●◯●

お待たせいたしました!
2017年9月8日、代官山UNITにて開催された『電撃的東京2017』ライブレポ・後編です!

濃厚メンバーでおくる、大人のロックンロール・パーティ『電撃的東京2017』、出演アーティストに負けず、出店ブースも存在感たっぷり。
ドリンクバーに立ち寄るお客さんの視線を、漏れなくキャッチしていました☆

エレガントなフォルムにウットリ♡
オリジナル&ヴィンテージ・アクセサリー・ショップ【821】(ハニィ)


(Photo by Pirock)


(Photo by Pirock)


商品も店主も、カラフルに個性バクハツ!
茨城のVintageデパート【門蔵商店】


(Photo by Pirock)


(Photo by Pirock)


会場に漂う、かぐわしきカレーの香り。
たこさんウインナーもカワイイ!
フード【新宿ゴールデン街音吉】


(Photo by Pirock)


(Photo by Pirock)


【手塚 眞 監督】
続く「know futures」ライブの前に、このバンドが結成されるきっかけとなった、1985年公開の映画『星くず兄弟の伝説』と、来春封切りの『星くず兄弟の新たな伝説』の予告編が上映され、双方を手掛けた、ヴィジュアリストの手塚眞監督が、駆けつけてくださいました。
「近田春夫さんの新しいバンドが観られるというだけで、もう涙モノですね。まさに歴史的な一夜」と、興奮気味の監督。
今回は、劇場限定販売の宇宙一大きい映画前売り券(B2サイズ、ホントにデカい! このまま劇場に持っていかないと使えないそうです・笑)の紹介と、とっておきの爆弾宣言が飛び出しました。
なんと、来年1月、新作『星くず兄弟の新たな伝説』上映前の1週間、約30年前に公開された『星くず兄弟の伝説』のリバイバル上映が決定したとのこと!
さらには映画のサントラ盤も計画中だそうで、楽しみですね。


(Photo by にしゆきみ)


(Photo by Pirock)


【know futures】
新旧『星くず兄弟』の予告編上映を終え、「know futures」が、いよいよ登場!
静寂の中はじまるテルミンの独奏、揺れる電波音と心地よいシビれ、捕まえようとすればスルリと逃げる旋律。
ゆったりと加わるギターとベース、そして力強いドラムのビートが鳴り、始まったのは、劇中歌《モニター》。
ボーカルは、映画の原案となった近田春夫のアルバム『星くず兄弟の伝説』製作に携わった赤城忠治、そして、ブラボー小松(Gt)、横山キース英規(Ba)、金津ヒロシ(Dr)、やの雪(テルミン)という、錚々たるメンバーです。
モヤがかった世界にゆっくりと輪郭ができていくような、宇宙誕生を思わせる壮大なオープニング、圧巻でした。
続くは、エヴァーグリーンなポップ・ロック《クレイジー・ゲーム》で、心は1985年にタイム・ワープ。
フロアの空気が沸々と高ぶっているのが、手に取るように分かります。
2曲歌い終えて「オジさんも可愛がってください」とはにかむ赤城さん、たまらなくキュート! そしてダンディ!


(Photo by にしゆきみ)


(Photo by にしゆきみ)


アーシーさと独特の浮遊感をもつ《Frisbee》で、ガスマスクをかぶって登場したのは、キング・オブ・ヒップホップ、高木完。
赤城さんのバンド「FILMS」へのオマージュを捧げた姿で、ラップを披露しました。
昔から近田さんの大ファンだった完さん、「『星くず兄弟の伝説』まで、赤城忠治って人の存在って知らなくって。でも、彼は天才ですよね。日本の知られざるロックンロールの曲を作られた方なんですよ」と大絶賛。
今回、赤城さんの曲中心でバンドをやろうと発案したのも、完さんだそうですよ。
「know futures」の「know」には、脳みその意味もあるとのことで、「さすがのセンスだね」と、赤城さんも絶賛がえし。


(Photo by にしゆきみ)


そして、「では、もうひとり星くず兄弟呼びましょうか」の呼びかけで、久保田慎吾がステージに現れ、いよいよお待ちかねの《星くず兄弟の伝説》NEWバージョン!
ホントだぜ 30年前の話さ♪と歌う、スターダスト・ブラザーズのシンゴとカン。
今では素敵なオジさまたちですが、フィルムで見たあの頃の初々しさはそのままで、キュンとしちゃいました♡
ラストは、手塚眞監督・作詞のノリノリ・ダンスチューン《I'm Breaking This World》で、大気圏を飛び出さんばかりのお祭り騒ぎ!
新作『星くず兄弟の新たな伝説』の舞台は宇宙だそうで、物語も楽曲もどんなウルトラ展開を魅せてくれるのでしょうか……期待値がグイグイ高まるステージでした。


(Photo by にしゆきみ)


(Photo by にしゆきみ)


【近田春夫×恒田義見×木英一】→【活躍中】
そして、今宵のスペシャルゲストは、近田春夫(Key, Vo)、恒田義見(Dr, Vo)、木英一(Ba, Vo)!
イヴェントタイトルで名前を拝借させていただきましたアルバム『電撃的東京』を手掛けた、「近田春夫&ハルヲフォン」のオリジナルメンバー3名による、夢の豪華ステージです。
ゆるやかなビートに乗ってうねる、ポップで丸みを帯びたキーボードのメロディ、ステージに大写しされるイラストレーションの数々、サウンドの表面に浮かんでは消えるラジオトーク。
一体これから何が始まるのだろうかと固唾をのんで見守るオーディエンス、長いインストゥルメンタルの最後に発せられたのは、あの歌声!!


(Photo by にしゆきみ)


(Photo by にしゆきみ)


(Photo by にしゆきみ)


(Photo by にしゆきみ)


ドラマティックに始まった新曲《愛のその》から、軽妙にすべりこむMCタイム(この軽さが、なんとも都会的よね)。
3人のバンド名ができていなかったので、本番までに決めようと思っていたという近田さん。
「ただありきたりなのじゃつまらないから、今までになかったのを考えたのよ。ホント画期的だよ。たださ、あんまりウケ良くなかったら今日でやめるからさ」と、ドラムロールのなか発表された名前は、なんと【活躍中】!!
「僕たち、活躍中です!って、よくない? もうちょっと説明すると、カツ近田・ヤク恒田・チュウ木。こういうことで今日はいきたいと思います!」
意気揚々の近田さんに対し、「嫌だな俺は」「俺、名前であんまりいい事ないんだよ」と、苦笑いの木さんと恒田さんですが……そのまま次の曲へ。
続くナンバーは《秘密のハイウェイ》《逢えるかもしれない》、「今日はめんどくさいから、あんまりリードボーカルとかやらないんで。誰でも歌いたい人いたら、マイクあるから来て勝手に歌っていいですから」とMCをはさんでの《プラスチック・ムーン》。
Booker T. & the M.G.'sばりのファンキーなオルガンサウンドは、ハルヲフォン時代の別名義バンド「マイルド・メンソール&ザ・シガレット・カンパニー」を彷彿とさせます。
そして、間髪入れずのカウントで始まったのは、「ついておいで」から始まる《電撃的東京メドレー》!
「恋の弱味」「でさのよツイスト」「きりきり舞い」に「ブルドッグ」……1曲も聴きもらさないよう、全感覚を舞台に集中!
メンバー紹介からの《恋のT.P.O.》は、歌い始めの拍手が少ない!と、観客にダメ出ししてやりなおし(笑)、《花とみつばち》では、「じゃあそろそろ、みんなも一緒に歌いたい頃かな?」と、近田さんがステージ中央で指揮をとって、場内大合唱!
盛りあげながら踊りだす近田さん、このユルくて粋なノリ、サイコーです。


(Photo by にしゆきみ)


(Photo by にしゆきみ)


後半もグルーヴィなインストで駆けぬける《十年早いぜ》、サビのハーモニーにゾクゾクきた《グローリアのうわさ》、ラストの《TVエンジェル》では、高木完さんがボーカルとして再登場。
興奮冷めやらぬフロアからの力一杯のアンコール、「なんかリクエストありますか?」との問いかけに、場内からあがったのは《シンデレラ》!
赤城忠治さんと完さんもボーカルで加わっての、ぶっつけ本番のスペシャル編成によるステージ、活躍中のファースト・ライブは、最高の盛りあがりで締めくくられたのでした。


(Photo by にしゆきみ)


最初っから最後までシビレっぱなしの、『電撃的東京2017』。
イヴェントを企画したトヨ元家(クリエイティブオフィス・ニューロマン)とサミー前田(ボルテイジレコード)の挨拶が終わり、エンディングは沢中健三のサックスで。
「みなさま、お気をつけてお帰りください」と、切なく艶めいた《ラヴ・イズ・オーヴァー》で、名残おしくも伝説の夜の幕は閉じたのでした。



********************
【こちらも注目!】
電撃シリーズを手がけたクリエイティブオフィス・ニューロマンとボルテイジレコードがお送りする、新たなるフェス「味園EXPO」開催決定!

「味園EXPO2018 〜新春お年玉大宇宙祭り〜」
2018年1月6日(土) 16時開場 17時開演
大阪・千日前 : 味園ユニバース
http://antent.jp/misono-expo/



【出演】
PANTA & ROLLY
タブレット純
キノコホテル
ザ・たこさん
モーモールルギャバン
キングジョー
ゴーゴー・ジュリー
DJダンディ
mrs OLIVE
CHOCOLATE DE CHOCOLATE
and more...

【出店】
ヘア・サロン夢屋(ヘアメイク)
レトロザッカクルール(雑貨)
レトロ古着ランデヴー(ファッション)
BAR ニューコンコルド(雑貨)
門蔵商店(ファッション)from茨城
古着屋FunnyFace(ファッション)from横浜
Beat Boutique(アクセサリー)from名古屋
音酒場 ワイルド・ハニー(フード)
昭和ときめきサロン桃色宇宙(フード)
and more...

【チケット】
●休憩席付
前売6500円 当日7000円
チケットぴあにて発売中

●スタンディング
前売3800円 当日4500円
イープラス&ぴあにて発売予定

まだまだ追加情報ありますので、お見逃しなく!

『電撃的東京2017』ライブレポ 〜ノーカット完全版【前編】 

December 07 [Thu], 2017, 21:35
※ 当記事は、デジタルメディア「anTeNT」に寄稿した、ミツキ・ミキのレポート完全版です。
※ 写真につきましては、各関係者の許可のもと掲載しております。無断転載はご遠慮いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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2017年・年始開催の『電撃的大阪!!〜新春お年玉味園祭り〜』より、はや9ヶ月。
クリエイティブオフィス・ニューロマンとボルテイジレコードがおくる電撃シリーズが、ビリビリ刺激的に、花の都・東京にやってきました!
その名も、『電撃的東京2017』!



みなさま、きっとお気づきですよね☆
電撃シリーズは、近田春夫&ハルヲフォンのアルバム『電撃的東京』へのオマージュとして、オリジナリティあふれる日本のロックサウンドを存分に楽しんでいただくよう、企画されたイヴェント。
今回は、いよいよの東京開催!と、いうことで……。
これ以上はない!という、錚々たる方々をお招きすることができました。

The MANJI、平山みき、キノコホテル、映画『星くず兄弟の伝説』にちなんだバンド・know futures (赤城忠治、高木完、久保田慎吾、ブラボー小松、横山キース英規、金津ヒロシ、やの雪)、沢中健三、鈴木やすし、
そして、スペシャルゲストとして、近田春夫×恒田義見×木英一!!

これはもう、伝説不可避な出演陣でしょ!

そんなわけで、2017年9月8日、代官山UNITにて開催された『電撃的東京2017』のライブレポ、力の限りお送りいたしまーす!!

【沢中健三】
黒地に赤い柄のサテンスーツに、真赤なフリルのシャツ、黒いハットにサングラスという、妖しげないでたちで登場したのは、沢中健三。
60〜70年代に活躍した「ムード・テナーの帝王」サム・テイラーのソウルとスタイルを受け継いで、当時の日本の流行歌やスタンダードナンバーを、むせび泣くサックスの音色に乗せておくります。
「BGM代わりにお聴きください」と、ご本人よりMCがあったものの、熱のこもった演奏に、みんなクギヅケ!
《時の流れに身をまかせ》《夜霧よ今夜も有難う》《テネシー・ワルツ》……カッチリとしたハコバン的オーケストラ音源と、会話するようにブイブイ吹かす低音の響き。
遊び人風の風貌とは裏腹に、真剣な面持ちで奏でるプレイからは、なんとも誠実な色気が漂ってきます。
ガタイのいいお人好しの紳士とダンスを踊っているような、ちょっぴり切ない安心感に包まれ、フロアを見渡せば、お客さん達も自然とユックリ身体を揺らしていますね。
しっとりとした序盤から、《真赤な太陽》のギラギラ夏モードへ突入し、軽やかに変化するフロアのステップ。
まるで、ダンスホールにいるみたいな、贅沢な大人のムードに満たされます。
「サム・テイラーという名前は知らないかもしれないけれど、この曲は聴けば分かると思います」と始まった代表曲《ハーレム・ノクターン》から《ベサメ・ムーチョ》のメドレーでは、むせかえる熱風を感じさせるネットリ流麗なプレイに、体感温度が急上昇。
そして、ムンムンの場内が、次の《真夏の出来事》でカラッと爽やかな海岸の風に変わる感触、場の空気をも瞬時に変えてしまう音楽の力ってすごいですね。
ラストはイージー・リスニングの定番曲《マイ・ウェイ》で、ドラマティックな大団円を迎え、伝説の夜は幕を開けたのでした。


(Photo by にしゆきみ)


(Photo by にしゆきみ)

 
【The MANJI】
「最強ロックトリオ!」の呼び声で登場した、ROLLY(Gt, Vo)、佐藤研二(Ba, Vo)、高橋ロジャー和久(Dr, Vo)のThe MANJI。
ストレートでグラマラスなサウンドに、ゆるーい歌詞がイイ湯加減の《MANJIパワーMANJIドリンコ》でスタート。
コミカルさと骨太さを併せもつ「陽」のロックンロールに、ステージもフロアもニコニコと楽しそう!
「『電撃的東京』から全てを学ばせていただきました、The MANJIです! 今日は皆さんに可愛がってもらいに、やってきました。(歓声を聞き)あ、ちょっと可愛がられてる気がした。嬉しいです!」
素敵なセンパイがたとの共演に、ニヤけていますとROLLYさん。
続く、50肩の悲哀を赤裸々に語った曲《フィフティショルダー》では、高橋ロジャー和久さんが実話を元にした歌詞とは思えぬほどの、華麗なドラムさばきを。
ラストの激しい乱れ打ちから、湿布が効くようにフワ〜ッと優しく着地するエンディングがツボです(笑)
ファンキー・ケン、佐藤研二さんは《Let's get FUNKY》でキレッキレのベースを披露。
軽々とリズムを踊らせながらも、一音一音がずっしり力強く響くエモーショナルなプレイ、圧巻です。
ROLLYさんの豊かな表情とギターの鮮やかな音色に彩られた《地獄の極楽》は、カラフルでハッピーに。
パワフルと脱力が共存するMANJIワールドは、ギラギラというよりキラキラといった印象かしら☆
楽しい時間はあっという間、ROLLYさん曰く「3分ぐらいしか経ってないように感じる」とのことでしたが、お名残おしい中、最後の曲、パンティ&ブラジャーからマルと濁点を抜いた《ハンティフラッシャー》へ。
王道ロックのスコーンと突き抜けた気持ちよさ、必殺技を連続で繰りだすような爽快感に酔いしれました!


(Photo by にしゆきみ)


(Photo by にしゆきみ)


(Photo by にしゆきみ)


(Photo by にしゆきみ)


(Photo by にしゆきみ)


【キノコホテル with 平山みき】
ファズの轟音の中、カウントから既に暴力的なビート、「なにボヤボヤしてるのさ、こっちをお向き!」とばかりに挑発するオルガンの音色、子宮に響くガレージサウンドをひっさげて現れたのは、前回の『電撃的大阪』に続き出演の、キノコホテル。
イザベル=ケメ鴨川(電気ギター)、ジュリエッタ霧島(電気ベース)、ファビエンヌ猪苗代(ドラムス)、そしてキノコホテル支配人、マリアンヌ東雲(電気オルガン)!
オープニングの《ゴーゴー・キノコホテル》から、間髪入れずに《キノコノトリコ》、首根っこ引っ捕まえられて無理矢理チェックインさせられ、コミカルにオラオラと、美女4人の手荒い歓待を浴びせかけられます。
アヴァンギャルドなサウンドに、体温を感じるボーカルが色っぽい《おねだりストレンジ・ラヴ》に、ツンデレ・フレンチ・ポップ・ロック《愛はゲバゲバ》と、お馴染みのナンバーで盛りあげ、いよいよ《真夜中のエンジェル・ベイビー》で、平山みき登場!
1番をマリアンヌ様がボーカルをとり、みきさんが2番を歌いながら現れる、いわゆる“ご本人登場スタイル”に、フロアも大コーフンです!
ブロンドの髪に、トレードマークである黄色のスーツ姿が眩しい、みきさん☆
粋で硬質な唯一無二の歌声は、この曲がリリースされた1975年当時そのまま、いえ、更にパワーアップして深く力強い味わいを持ち、貫禄たっぷりです。
続くは、キノコサウンドと相性バツグンの、はすっぱな歌謡ロック《恋のダウン・タウン》、キレのよい姉御肌のカッコよさと、もろい女の色気にシビレます!
近田春夫プロデュースのアルバム『鬼ヶ島』からのナンバーで、マリアンヌ様の熱烈リクエストで実現した《おしゃべりルージュ》では、みきさんの「近田さん、聴いてるかな?」のMCに、「いるよ! 感動した!」とフロアから返す、あの声が!
《マンダリンパレス》では、ムード・テナーでオープニングを飾った沢中建三さんも再登場、この日限りのゴージャスなコラボレーションを堪能しました。
キノコホテルは居心地よいと満足そうな、みきさん、今夜の宿泊客は只者じゃないです!
憧れの女性との共演に、「みんなツイッターで支配人ガチガチでワロタとか書かないでね。ガチガチになってもしょうがない事態が起きてるんだから!」と、さすがのマリアンヌ様も、緊張しながら楽しんでいる様子。
「『電撃的東京』、このアルバムがなければ、キノコホテルは間違いなく存在していなかった。(錚々たる出演者に)ワタクシの為のイベントなんじゃないかと錯覚してしまうぐらい。このあとはお酒を飲んで、皆さまのステージを楽しむわ」と、ご満悦でした。


(Photo by にしゆきみ)


(Photo by にしゆきみ)


(Photo by にしゆきみ)


【鈴木やすし】
ステージ転換時のDJをつとめるのは、和製R&B集団「ザ・トランプ」のドラムス兼リーダー、鈴木やすし。
オシャレなエスプリを感じさせる60年代のヒット曲のジャズやサンバアレンジ、ノヴェルティ・ソングなどなど、気持ちが心地よく高まっていく開場時のセットリストを皮切りに、ポップス、ロック、アングラ、テクノ歌謡と、心に引っ掛かるナンバーを次々繰りだしながらも次のバンドへの橋渡しを見事にこなす絶妙な選曲、堪能しました。
ディープな音楽知識と遊び心たっぷりのセンスを秘めながら、黙々とブースでDJプレイを行う姿、シブいですね。
キノコホテルのステージ前は《女性上位ばんざい》《Cherry Bomb》など、オンナのパワーが暴走するラインナップで。
そして次の転換タイムは、テクノの若大将・加山雄三の隠れた名曲、《メガロポリス・サンシャイン》やヴァージンVSの《ロンリー・ローラー》(探偵同盟!)、コスミック・インベンションの《コズミック・サーフィン》など、思わずニヤリとさせられる、ニュー・ウェイヴ歌謡の応酬。
さて、次のステージは、一体どなたが現れるのでしょうか……勿体ぶって後半に続きます。


(Photo by Pirock)


(Photo by にしゆきみ)


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【こちらも注目!】
電撃シリーズを手がけたクリエイティブオフィス・ニューロマンとボルテイジレコードがお送りする、新たなるフェス「味園EXPO」開催決定!

「味園EXPO2018 〜新春お年玉大宇宙祭り〜」
2018年1月6日(土) 16時開場 17時開演
大阪・千日前 : 味園ユニバース
http://antent.jp/misono-expo/



【出演】
PANTA & ROLLY
キノコホテル
タブレット純
ザ・たこさん
モーモールルギャバン
キングジョー
ゴーゴー・ジュリー
DJダンディ
mrs OLIVE
and more...

【出店】
レトロ古着ランデヴー
レトロザッカクルール
ヘア・サロン夢屋
音酒場 ワイルド・ハニー
昭和ときめきサロン桃色宇宙
古着屋FunnyFace(from横浜)
Beat Boutique(from名古屋)
and more...

【チケット】
●休憩席付
前売6500円 当日7000円
チケットぴあにて発売中

●スタンディング
前売3800円 当日4500円
イープラス&ぴあにて発売予定

まだまだ追加情報ありますので、お見逃しなく!

祝・第一子誕生! ハルカデルソーレ!! 

September 03 [Sun], 2017, 17:21
その名はスペィドのダンサー、ハルカデルソーレご懐妊による卒業より約半年。
ついに、待望のベビー誕生の発表がありました!
やったー!! おめでとう!!



バーレスクダンサーとして活躍していたハルカちゃんが、スペィドに在籍していたのは、1年と少し。
彼女のステージを観ることができたのは、何回ぐらいだったかな……なのに、私の心のスペィド史に強烈なインパクトを残したダンサーさんでした。
バッチリ決めてるときはもちろん、屈託のない豪快なお姉ちゃんとしてガハハと笑っているときも、フワリと鼻先をくすぐる、甘い女の色香!
下ネタもゲスネタも、エレガントなエロスでサラリとこなす姿は、「粋」としか言いようがない。
どんな時もまばゆい光を放ち、だれかれかまわず巻きこんでハッピーにしてしまう、夜の太陽。
まさに「デル・ソーレ」(イタリア語で太陽、の意味ね)なスペィドちゃんだったなぁ。

スペィドとしてのラストステージ、2月19日の『THIS IS MEGANE 2017』。
妊娠4ヶ月とは思えない美ボディ(少しふっくらしてるのも愛おしい!)に、キレッキレにしなやかなダンス。
一挙一動の美しさ、踊る事を心から愛し、楽しんでいるのがビシビシ伝わってくる!
華やかで麗しく、妖艶さにドキッとさせられちゃって。
「胎動に興奮させられる」という意味不明にエロティックなワードが頭に浮かび、ひとりニヤニヤしてました……すみません(笑)


(この日お誕生日だったCutie Paiの、まゆちゃんと)









ハルカちゃんは、育児が落ち着いたら、ダンサーとして復帰する予定との事。
いつの日か、ママソーレとしてスペィドの舞台にひょっこり現れる……なんてこともあるかもね(お願い!)。
これからのご家族の幸福と、ダンサーとしてのますますの活躍を、心からお祈りします。
ベビーちゃんも加わっての新生活、いっぱい楽しんで!!

そして、その名はスペィドには、新しいダンサーが2人誕生!
9/6(水)は、1stミニアルバム『Phenoメnon』発売、
翌9/7(木)は、タワーレコード池袋店にてインストアイベント開催、
そして、10/13(金)は、渋谷Gladにて単独公演開催と、
楽しみな予定わんさかですヨ☆
詳しくは公式サイト(http://www.ladyspade.com/)でチェックしてみてね。

プロフィール
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    ・ヌルいもの観賞-60〜90年代の、今となっては振り返るのがちょっぴり恥ずかしいサブカル好き。昭和っぽいものはヌルじゃなくても大好き
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何事も面白がれた者が勝ちという信念のもと、強引に勝ち組人生を送るネタセレブ(なんじゃそりゃ)
ときどき昭和歌謡ライターをやってる事もあります。
そんなわけで、よろしくねっ(ゆーとぴあ風に)

平成20年3月まで東京映画社のサイト「EIGASHA.COM」で『懐メロン伝説〜千夜一夜昭和歌謡ロマネスク〜』という昭和歌謡コラム書いてました。バックナンバーが読めますので、お時間ありましたらチェックしてね♪
http://www.eigasha.com/index2.html
(左上の「Monthly Issue 特集&連載」をクリック→ぐい〜っと下のほうにスクロールすると、怪しい仮面の女がいます)

当ブログでは、不定期連載『昭和あばずれ歌姫列伝』など、ちょこちょこ書いていこうと思っておりますので、生暖かく見守ってやってくださいませ。ではでは。
2018年01月
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