『向日葵の咲かない夏』 

2008年08月24日(日) 23時12分
初めての道尾秀介です。友達からこの方の『ラットマン』を勧められてましたが、とりあえず先にこの本が目に入ったので読んでみることにしました。ストーリーは、小学4年生のミチオは終業式を休んだS君に宿題を届けるために家に向かう。そしてそこでS君が首をつって死んでいるのを見つける。しかしその話を聞いて担任の先生と警官がかけつけたところ死体がなくなっている。混乱しているミチオの前にS君が蜘蛛に姿を変えて現れる。そして「僕は殺された。体を見つけて。」と頼まれる。それでミチオと妹のミカは捜索を始める。これだけ聞くと非現実的な話っぽいけど実際読み出すと、もっとどろどろしててリアルな感じやった。ミチオの純粋なところと残酷なところが見えたり、登場人物の違和感だったりとかが最後にわかったりなんかが読んでてなんか怖かった。でも引き込まれたわ。いつかかなり怖くて辛い作品を読むことになるかも知れんけど、でもはまった!次の作品を読もうと思う。

『演じられた白い夜』 

2008年08月24日(日) 22時47分
最近はまっている近藤史恵作品です。雪深い山荘に役者を集めて舞台合宿をすることになる。劇の内容は1日の練習分だけ教えるということで結末などはみんな分からない。そんな中で役者のひとりが死んでいるのを見つける。人を呼ぼうと思っても雪崩がおきて通行止めになってたり電話が不通になっていたりと山荘から出られない。ベタな話っぽいけど、練習している劇の内容とオーバーラップして最後まで話の展開が読めんかって面白かったです。

『不連続の世界』 

2008年08月24日(日) 22時18分
恩田陸の最新刊です。ちょっとホラー的要素がある短編ミステリーです。静かな感じでプチミステリーなんだけど、よく読むとじわっと怖くなる物語ばかりでした。

『心霊探偵八雲2』 

2008年07月06日(日) 9時31分
心霊探偵シリーズのパート2です。前回は短編ものやったけど今回は長編でした。お話としては前回と同じかんじやけど、霊が見える八雲と晴美の今後が気になる。八雲は昔お母さんに殺されそうになったことから心を閉ざしクールにひねくれて生きてきたけど、晴美が色々やっかいごとを持ち込んで事件に巻き込まれだしてから徐々に変わっていくねん。ピンチの晴美を助ける場面とか胸がキュンとなるわ。

『さよならバースディ』 

2008年07月06日(日) 9時09分
お久しぶりでございます。ちょいちょい本は読んでるんやけどなかなかブログ更新できてなくて…さぼってました。こらからはマメにします。
荻原浩作品の『作品さよならバースディ』読みました。バースディとはお猿の名前で、ストーリーはお猿に言葉を覚えさせる研究チームの創始者の教授が自殺をして、その後引き継いだメンバーで成果をあげてきたのにまた自殺者が出る。しかもメンバー同士で付き合っていた真がプロポーズしたその夜に由紀が自殺した。納得できない真はその自殺を見ていたお猿のバースディに真相を聞こうとする。そういうお話です。最後の真相の部分は悲しくて何かせつなくなったわ。

『サクリファイス』 

2008年05月03日(土) 0時58分
近藤史恵作品です。この他にも色々読んだよ。その中でもこれが一番よかったよ。最近読んだなかではピカイチ面白かった。自転車ロードレースチームのお話です。ルールが分からんから難しいかなとも思ったけど丁寧に解説してくれてたし、主人公の淡々とした感じも入り込めて読みやすかった。ストーリーは主人公のサクセスストーリーとミステリーとで一気に読んじゃったよ。これはお薦めです!

『ひぐらしのなく頃に』 

2008年05月03日(土) 0時48分
こちらはもともとコミックなんかな?よく知らんねんけど映画予告で見て、これは原作読まなと思いさっそく読みました。文章の書き方が小説家っぽくなく、かなり軽快な感じの書き出しやったけどそれがスピード感があって後半かなり恐くなった。これは4編からなるみたいで全部を理解するのは最後まで読まなあかんようや。ストーリーはド田舎に引っ越した中学生の圭一はクラスメートの女子と仲良くなるが、過去にある事件が起きていてそれにクラスメート達が関わっているかも知れないと分かる。それからそのクラスメート達の豹変ぶりがめっちゃ恐かった。次編はまた違う人からの目線みたいで面白そうよ。しかし全7冊とは高くつくな〜。

『心霊探偵 八雲1』 

2008年05月03日(土) 0時18分
人気シリーズが文庫化ということで読んでみました。心霊探偵というところが幼稚っぽいかなと思ったけどけっこう面白かった。3話の短編やねんけど、霊が見える八雲くんと同じ大学に通う晴香が死んでしまった人の霊をとおして事件を解決するという構成になってる。ストーリーもなかなか面白いし、出てくる人物もよかった。八雲くんは霊が見えることで子供の頃から辛い思いをしてて今はちょっとひねくれている。晴香とは言い合いばっかりやけどお互い意識しだしてて二人の今後も気になるところや。今年にあと1〜2冊シリーズ出るらしいから追いかけるわ。

初・近藤史恵さんです! 

2008年04月07日(月) 22時45分
『凍える島』
デビュー作品だそうです。無人島の殺人事件という古典的な題材ですが今風になってて女性作家らしいお話でした。物語は男女8人が無人島に遊びに行きひとり、またひとりと殺されていく。自分たちの中に犯人がいるかもという中で助けを待つという話です。これだけだとありふれた感じですが、登場人物の魅力や最後の結末がとてもよかった。トリックだけに凝るんじゃなくて何かきれいな話って感じでした。
『ねむりねずみ』
歌舞伎シリーズということで近藤作品では有名だそうです。歌舞伎役者の小菊と探偵の今泉が事件を調べるという設定です。有名歌舞伎役者が急に声が出なくなるという原因不明の病気にかかる。それとは別にある舞台中に観客が殺される事件が起きる。一見関係ない話のようだが調べるうちに…という話でした。歌舞伎のことが詳しく描かれており分からないながらも興味深く読みました。
『桜姫』
これも歌舞伎シリーズです。ある有名歌舞伎役者の娘が昔死んだ兄を殺す夢を繰り返し見ることでずっと悩んでいる。兄を知っているという男性が現れて悩みを相談して二人で調べ始める。そして結末は意外なことになりました。これも詳しい歌舞伎の話が出てきて面白かった。今後も近藤史恵さんの本読むつもりで作品を書き出しましたわ。

『九月が永遠に続けば』 

2008年04月07日(月) 22時07分
ストーリーは、ある女性の一人息子がある日突然失踪し、立て続けに愛人や前の夫の娘が死んだりして謎が深まる。息子を探すうちに前の夫とその再婚相手に関わる過去などがあきらかになってくる。これはかなりドキドキして面白かったです。サスペンスの中にちょっとホラーっぽい恐さもあって最後までどうなるのか分からんかったです。作家・沼田まほかる、今後も注目です。