男たちの大和 YAMATO 試写会

December 11 [Sun], 2005, 14:27
男たちの大和 YAMATO 試写会
@よみうりホール
2005.12.08


今年は試写会行って号泣する映画がすごく多かったけどYAMATOも例外ではなかった。
すごいよかった。

奇しくも64年前の12月8日は日本軍が
真珠湾を攻撃した日。
今だとジョン・レノンの命日って言った方が
ピンとくるかも。

邦画はあんまり観ないけど子供の頃から戦争映画は観てた。
思い出すところでいうと、八甲田山、二百三高地、連合艦隊、零戦燃ゆ…。
男くさいのが好きだったのか…あとは若手のカッコイイ俳優さんが出てるから…
当時の若手俳優は今回のYAMATOだともう上官クラスになってるなぁ。
戦争映画は若手俳優の登竜門って感じがする。

大和っていうと、太平洋戦争の連合艦隊っていうより宇宙戦艦ヤマトがピンとくる。
映画上映前にサプライズがあって、戦艦大和もアニメの大和もピンとこない世代の
神尾克巳役・松山ケンイチくんが舞台挨拶に登場。
誰?知らない…。(どこかで観たことがっと思ったら1リットルの涙のバスケ部の先輩じゃん。
しかもカスタムメイド10.30にも出てるし、ごくせんにも!!!すごーく知ってる俳優さんだった。)
質疑応答や挨拶から、とってもシャイな好青年であることが感じられた。
司会者に劇中の様に敬礼を求められて、「この恰好ですし、それは失礼ですから…」みたいなことを言って断っていた。
たしかに、よく映画のこのワンシーンの決めポーズ、決めセリフをお願いとかあるけど
ねぇ…役に入ってないと難しいってあるかも。
作品上映前に、チャン・ドンゴンの『タイフーン』と渡辺謙『明日の記憶』の予告が流れた。
来年はチャン・ドンゴンの年になりそう。
渡辺謙のは男性版『私の頭の中の消しゴム』ぽかったな。この2作品観てみたい。

さすがに今回の試写会は年齢層が高く男性の割合が高かった。

映画では実際の記録フィルムがところどころ使用されていた。
冒頭では海底に沈んだ船体の映像が流れて、
これはフィクションではない現実のことなんだなぁと実感した。
昭和19年と言えば母親が生まれた年。
そんなことを思いながら観ていると、やはり他人事ではない。
2時間30分弱の上映時間と聞いて長いって思ったけど
実際上映が始まるとあっという間の2時間30分だった。
舞台挨拶で松山くんも話していたが戦争映画といっても
戦闘シーンは30分。
あとは大和に関わる人たちのそれぞれの愛の物語が描かれている。

艦橋から前部を原寸大で再現した大和のセットは圧巻。
そこへ最新のCG・VFXが駆使されていて
戦闘シーンは大迫力なんてものじゃなかった。
ここまでリアルで残酷な爆撃、戦闘シーンは初めて。
血の海になった甲板。
惨状の中でも任務を遂行し続ける兵士達。

味方の応援も援護もない特攻で助かる望みは皆無なのに
手当てをし続ける衛生兵。

もうもうあまりに惨くて涙が止らなかった。
いまこうして文章を打ちながらも
思い出してまた泣きそうになる。

とどめを刺すまでやり続けるのが戦争なんだ。
今回はあくまで日本側の立場しか描かれていないけど
敵味方関係なく家族がいてお互いに守りたい愛する人・国がある。

いまの日本、世界があるのには
どれ程の犠牲があるんだろ。

大和が沖縄の特攻に向かう船上で
臼淵大尉(長島一茂)が
勝つ見込みがない戦いだとわかっていて
自分達の死に意味があるのかという特年兵達を前に
日本が間違いに気づき目覚める為なんだ。。。

そして特年兵達に「死ニ方用意」と言う言葉を伝える。
それぞれが思い思いに自分の愛する家族や人たちの名前を叫び
別れを告げるシーンはとても切なかった。

この映画の愛の部分。
私の心に特に残ったのは養子に出された息子と実母の束の間の再会と
別れのシーン。ぼた餅に泣いた。
また戦闘後、生き残った神尾が同期の西の母親に会いにいったシーン。
誰が悪いなんて言えない。

「散る桜もあれば残る桜もある。両方とも桜には違いない。。。」
という森脇庄八(反町隆史)のセリフがあった。
軍人として死が大儀の世の中だったから、
生き残るのは恥ではないって言いたかったのかな。

日本の気づきの為に犠牲になった人たちと
その日本を再建する為には生き残る人たちも必要だってこと。

でももう何かの気づきの為に人が死んでいくのは見たくないし
犠牲にはなりたくない。

こんな気持ちになるのは映画を観た数日の間なのかもしれない。
だけどやっぱりキッカケは必要だから。

冒頭でも触れたけど
12月8日は真珠湾攻撃の日、愛と平和を唄い続けたジョン・レノンの命日。

「NO MORE WAR!」「LOVE&PEACE!」

出演のキャストもすごかった。
反町隆史は強くて暖かい頼れる兄貴分の軍人を、
中村獅堂はあくが強いけど正義感溢れる軍人を好演していた。
母親役の高畑淳子と余貴美子、白石加代子もよかった。
もうもうオールキャストよかったんだけどね。
個人的には出演番組を見ていたNHK連続テレビ小説組の崎本大海くん、内野健太くん、平山広行くん、金八先生の辻本祐樹くんの登場はなんだか嬉しかった。
もちろん松山ケンイチくんもね。

とにかく見応えがある2時間30分。
戦闘シーンは目を逸らさずに観てほしい。

ただ仲代達矢(生き残った神尾)や鈴木京香(内田の養女)を使って
当時を語らせるってとこは果たして必要だったのかな。
一緒に船に乗っていた特年兵と同じ年の男の子を
あえて登場させたのは、今の世代の子達に親近感を持たせる為?

大和が沈んだ海へ行くことに意義と救いがあったんだろうな。

髪がツンツンになった今の唄い方の長渕剛は好みじゃないけど
テーマ曲「CLOSE YOUR EYES」が流れ出すと
さらに号泣だった。

ジャパンプレミアでもない試写会で最後、
拍手が起こった作品は珍しいんじゃないかな。

戦争映画と敬遠しないで観てほしい愛の映画度 ★★★★☆ 

男達の大和 YAMATO HP

つぶあんのおまけ
神尾のふるさとで走ってる水色のバスがとってもキュート。
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つぶあん
>もこちゃん
お久しぶり。
個人的には試写会が当たったから観たって感じで
期待してなかったんだ。
大和の最期の戦いのシーンは
血や痛いのダメなもこちゃんにはキビシーかも。
だけどね、そこが一番観てほしい場面でもある。

もこちゃんの言ってるのは「ザスーラ」だね。
あれは当たりませんでした。応募しなかったか。
チャン・ドンゴンの「タイフーン」私も観たい。
サンウ一番だけどさ、ドンゴンはいい男だよね。
「プロミス」のプレミアには日本人もツアーで
たくさん行ってたみたい。
相変わらず、みなさんすごいね。
私は来日を心よりお待ちしております。

December 13 [Tue], 2005, 23:20
もこ
こんにちは
相変わらず、色んなイベント行ってるねぇ〜さすがだわぁ〜
YAMATO、うちの旦那が見たがってる
私は、ちょっと怖そう&痛そうみたいなのは苦手だけど・・・
つぶあんちゃんのレポ読んだら大丈夫そう

私はね、あの〜何だっけ?ジュマンジみたいな、サイコロ振って
それが現実になっちゃう・・・みたいな映画それが見たい
あとチャンドンゴンの「タイフーン」も。この映画、日本のファンも
大勢エキストラとして出演してるんだよね。
December 13 [Tue], 2005, 8:51

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