夜を往け 

2006年08月22日(火) 22時19分
先日、母方の実家を訪れたときのお話。
最近、夜になると裏の山にイノシシが出没するらしい。
なんでもどこかの馬鹿が餌付けをしており、人慣れしているとのこと。しかし、やはり野生であり、噛まれて怪我をする者も出ているという。この近隣に住む叔父も足を噛まれた被害者である。もっとも餌付けをしている愚か者のひとりでもあるので同情の余地は一切ない。
その叔父が飼い主気取りで「イノシシを見て来い」と勧めてきやがった。
車で山道を上って行けば、向こうから近寄ってくると。車から降りなければ噛まれることもないといって、噛まれた傷跡を見せてくれたが、見事に皮膚がえぐれていた。餌付けをしているときに、ふざけて餌を隠していたら焦れたイノシシに噛まれたらしい。馬鹿だね。
気乗りはしなかったが、夕食後の腹ごなしを兼ねて行ってみることに。

23:00頃、四輪がないので、せせらぎ7号(でかいスクーター)に跨り登坂開始。
幼い頃、夏休みの度にこの地を訪れていたので勝手知ったる庭のようなものではあるのだが、凸凹だらけで、バイクが跳ねる跳ねる。山道は一応アスファルトで舗装されてはいるものの、仕事が甘い。道幅がかなり狭く、曲がりくねっているのも相まって、上りづらいことこの上ない。
時々、ライトの前を信じられないくらい巨大な昆虫が横切って行く。新種じゃないのか?
山自体は、大きなものではないので直ぐに中腹辺りに位置する広場に到着してしまった。これより上へは車両の乗り入れが出来ない。
叔父の話では、ここまでの道中でイノシシに遭遇するはずだったのだが。

広場にバイクを停めて、来た道を徒歩で戻ってみることに。
バイクのヘッドライトを消して初めて気が付いたが、辺りに光源が全くない。ここまで電気が来ていないのか外灯ひとつ立っていない。幸い、広場は割合開けており樹木も少ないので、月明かりを頼りにかろうじて足元が確認できたが、広場を離れ山道を下っていくに連れて、だんだん闇が濃くなり道の輪郭すらも判別できなくなってきた。
こりゃ駄目だ。
撤収を考え始めたとき、今来た方角からからなにやらガヤガヤ下ってくる気配がする。
出やがった。
イノシシと思われる。
と言うのも、暗くて姿を確認することが出来ない。
アスファルトを掻く蹄の音と、なんとも形容しがたい獣の息吹が多数。
やたらと多数。

unlucky 

2006年07月25日(火) 21時08分
金曜日、会社帰りの最寄り駅で定期が無いことに気づき愕然とする。
そして、思い出す。
忘れてきた。
服のポケットが中身の重みで伸びるので、定期等通勤セットを朝のうちにロッカーの棚に出していたことを。
なんて余計なことをしたんだ。
取りに戻るか、このまま行くか、ふたつにひとつ・・・・。
会社まで歩いて10分程度。往復で考えれば20分。
財布も忘れているとは言え、ポケットに数千円は入っているので電車代はある。
さて、どうする?と、考えるまでも無く、このまま帰宅を選択。金で解決するならそれでOK。時間も遅いし、雨も降っているし、疲れてるからね。
無駄な切符の購入を不愉快に感じながらも、これで全てのカタがついたと高をくくっていた。
しかし、車中でいつも通り読書に耽っていても、どうも何かが引っ掛かる。集中できない。
窓の外に目をやり、雨の中を健気に電車と併走するバイクを眺めているうちに思い至る。
・・・・鍵がねえ・・・・。
置き去りにした通勤セットの中に、原チャリの鍵があったことを思い出す。
最寄り駅から家までの徒歩が決定、って言うか確定していたことに今更気付き脱力。
程無く最寄り駅に到着。
駐輪場には、役立たずの相棒が寂しげに佇んでいるのが、遠目にも確認できるが、なるべく見ないように脇を通り抜ける。
駅から家までは大袈裟に言うほどの距離はないのだが、沈み込む気持ちに比例して、足が鉛と化す。
ようやく家に到着したときには、変な疲労感を手土産にどっさり。
・・・・真っ暗?・・・・。
我が家には窓の明りが灯っていないどころか、雨戸までもピタリと閉じられている。
またしてもそこで思い出す。
両親は母方の実家へ帰っており、日曜日まで戻らないことを。
家の鍵も忘れてきた。拠って扉は開かない。家には入れない。
だが。
それは想定の範囲内。庭に駆け込み、物置にある筈の林檎の置物を探す。こんな時の為に、その中には勝手口の鍵が隠してあるのである。
だが。
見つからない。あるべき場所に林檎が、ない。
目の前が真っ暗。実際夜中なので物理的にも真っ暗。
闇夜に暫し呆然と立ちすくむ。
1分後、耳元にまとわりつく薮蚊の羽音に、現実に引き戻される。
・・・・なんとかしなければ・・・・。

言い訳 

2006年07月02日(日) 21時31分

相変わらず更新されない日記だけど、平日の0時頃って繋がり難くない?

繋がらないし、繋がっても重いし、落ちたりするし。

朝は慌しいし、昼間は仕事だし、夜中くらいしか書き込めないのに。

だから、毎日書き込めないんだ。

なにが悪いのかな?

パソコンかな?

ヤプログかな?

夜中までウェブで遊んでるみんなかな?

どっちにしろ俺の責任じゃないな。

だから、更新できないんだ。

嘘じゃないよ。


食わず嫌いをなくそう 

2006年07月02日(日) 18時38分

ここのところ決まった人しか乗せていなかったせせらぎ5号(四輪)に、今日、偶然と必然が相まって新顔の乗員があったのだが・・・・。
車内に流れていたBGMは「犬神サーカス団」
拒絶反応の酷かったこと。

「この曲、怖い。止めて、やだ、止めて」

だってさ。
何もそこまで・・・・。
とてもじゃないが万人受けするとは思ってないけど。

ビジュアル的にもあれだし、
曲名もちょっとあれな感じで、

「自殺の唄」
「怪談!首つりの森」
「人工妊娠中絶」
「でもワザとじゃない」
「父親憎悪」
「血まみれ内臓ロックンロール」
「瓶づめの胎児」
etc.

だからね。

でも。
Vo.犬神凶子が澄んだ声で歌いあげる禁忌を廃した歌詞は特筆ものであり、色物では片付けられない完成度がある。
巷に溢る、何が言いたいのか解らない美辞麗句を並べたてただけの歌が、いかにも嘘っぱちに感じられてくる。
メジャーデビューしてから大衆的になったような感じがするので、後学の為にも未体験の方は是非。


ただ、稀にこのアーティストを手放しで絶賛している人がいるが、それはそれでどうかと・・・・。



生きてるうちが花なのよ・・・ 

2006年06月29日(木) 21時03分
昨年亡くなった愛犬ロッテの一周忌がやってきた。
そこで家族水入らずで一席を設ることに。
が、その席上、料理に夢中になる皆様は、最後まで主役の話題に触れず終い・・・・。

ロッテ、そっちの調子はどう?
こっちは、みんな自分のことで忙しいようだ。
いつかは、全員そっちに行くはずなので、みんな噛んでやれ。
それまでは大人しく待っているように。
それから、お前が世話を焼いていた亀は、今も元気だ。
じゃあ、またな。



なんか、カメラや機械を向けると、しゃっちょこばっちゃう奴だったな。

せせらぎ8号 〜底辺〜 

2006年06月18日(日) 21時34分
【せせらぎ8号】 ホンダ Today 現存

長所:
・軽い。その気になれば持ち上げて運べる。
・安い。メットインスクーターとしては、国内で最も安価なのでは。

短所:
・安かろう悪かろうの典型。長所に挙げたこと以外は全てダメ。

違反:
・こんなモンで違反のしようがない。

事故:
・今のところないが、そのうち信じられないような事故を起こしてくれそうなバイクである。


自宅〜最寄り駅までの通勤用に、「低価格」だけを理由に購入。
ひとそれぞれ感想は違うかもしれないが、私個人として言わせてもらえば、ひと言、「出来損ない」である。
海外(中国辺り?)で作らせているようだが、仕事が粗い。リコールの対象にもなっていた。
セルなど購入後1週間もしないうちに回らなくなった。
セルの事も関係あるのだろうが、バッテリーが最初から弱く、ウィンカーもまともに点滅しない。
アイドリングは上がったり下がったり、挙句に信号待ちでエンジン停止。その辺がリコールの対象だったらしいが、修理に出した後も、何一つ改善されていなかった。
「低価格」を前面に出して台数を売っているようだが、製作サイドの意識を問いたくなる。
低価格なだけに、ここを2輪車の入門とする者もかなりいるはずである。そうした人達が、これに乗ることで2輪車というモノを好きになってくれるとは到底思えない。むしろ離れていくだろう。
本田技研創始者である、故本田宗一郎氏の著書を幾度か拝見したことがあるが、こんな製品を肯定する行は、何処にもなかったと記憶する。
世界的に見ても2輪のトップメーカーであるホンダが、こんなものを作って小銭を稼いでいる現状は、情けないとしか言いようがない。

ギャンブラー再び 

2006年06月17日(土) 23時24分

先日、会社の同僚と川崎競馬場へナイター競馬を観戦に。
久し振りの競馬場だった・・・。


昔、競馬に夢中になった頃があった。
中央、地方問わずに買いまくった。これが結構当たった。これで食っていけるかと幻想を見るくらいに。

でもやめた。

競馬をやめようと決心した時点の収支はプラスであった。もちろん借金などない。やめようと思ったのは、金銭的な問題ではなく、精神的な問題だった。
初めは、間違いなく競馬を楽しんでいた。だが、だんだんと深みにはまり、金銭感覚が狂い始め、賭け金のレートが上がりだすと、そこに競馬を楽しむ自分はいなかった。仕舞いには自分の稼ぐ1ヶ月分の給料と同じくらいの金額を平気で1Rに賭けるようになっていた。そこまで来ると、勝っても喜ぶというよりはほっとするだけ。負ければ言いようのない虚脱感がしばらく全身から抜けなかった。

だからやめた。

ギャンブルや酒には依存症なんてのもがあるが、自分の場合はあっさりとやめることができた。
意志が強いからやめられたなどとは、露ほどにも思ってはいない。
運が良かったんだと思う。
そういった意味では、まだツキが残っていたのかもしれない。


なんて話も、ほとぼりの冷めた今となっては過去のこと。
また、競馬を娯楽として楽しめた。
しかし、馬券の買い方に気を付けなければならなかった。リタイアしたと言っても金銭感覚は壊れたまま。万単位で馬券を買ったりしては、私の過去を知らない同僚に変な目で見られかねない。控えめに控えめに、だった。
馬券の結果はと言えば、4戦3勝。昔取った杵柄である。えっへん。
同僚に夕飯を奢ってやるくらいは、十分稼げた。

今、気付いた 

2006年06月04日(日) 11時20分
「日記」と称しながら毎週、日曜日にしか書いてないことに気付く。


・・・・・・・・・・・・・・。


「退かぬ、媚びぬ、省みぬ!」(聖帝サウザー名言集より)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・嘘です。


反省。


せせらぎ8号 〜頂上〜 

2006年06月04日(日) 10時04分
【せせらぎ8号】 ヤマハYZF-R1 現存


長所:
・速いなんてモンじゃない。加速、伸びとも文句なし。市販車最高峰の1台。
・軽い車体、優れた運動性能。

短所:
・確かドイツからの逆輸入車なので、造りが欧米人向き。因って足つきが悪い。信号待ちでヤジロベー状態に。あと10cm程身長が欲しいところ。
・街中で、この速さをどうしろと?狭い日本には不向きだね。
・前傾のきついライディングポジション。長時間の乗車では、腰が曲がったまま戻らなくなる。

違反:
・軽い速度超過が1件のみ。もういい大人だからさ。

事故:
・なし。これで事故ったときは、何かが終わるときかも知れない。


速いの一言。排気量だけを考えても、4輪である「せせらぎ5号」と同じなのだから、その出力の高さが伺える。アクセルを少し開けただけで、一瞬にしてあの世まで行けるスピードが得られる。
ある夏の早朝、箱根の新道を本気で走ったことがあったが、我ながら信じられないような時計で走破した。

狂気のスピードとパワー。そして、悔しいがそれを完全に御し切れない腕前。
となれば、不測の事態には常に警戒し、備えなければならない。

「知らぬが仏」

この言葉をこの時ほど身に沁みて感したことはない。

・・・・車検が切れていた・・・・。
・・・・もう、1年も前に・・・・。

知らずに乗り回していた間には、白バイと信号待ちで並び、会話をし、暫く併走したこともあった。
任意保険にも普通に加入できていた。
なぜ、誰も気付かなかったんだ。
あってはならないことだが、もし、走行中に誰かを引っ掛けたりしていたら・・・・。
自賠責も任意も、保険はおりないんではないだろうか?
懲役だってくらうのではないのだろうか?

それにしても何故、車検を忘れたのか?
今まで、4輪を含めて車検を忘れたことなどない。
それは購入先の販売店から必ず車検の案内が来ていたからだ。

手から離すな 

2006年05月21日(日) 2時15分
最近、雨が多い。
人をおちょっくった様な雨が。

往きに降っていなくても、帰りには降っている雨。
乗車駅では降っていなかったのに、降車駅では降っている雨。
降り始めたので、傘を購入し外に出ると、止んでいる雨。

こんな状況下に続出するのが、傘の置き忘れ。
特に電車の座席の一番端に座っている人。
そこの手すりに傘を掛けたら、もうリーチ。
うとうとしようものなら確定したも同然。

こちらとしても、出来れば教えてあげたいのだが、これがなかなか・・・・ね。
座席の端=乗降口に近い、という事実がある。声をかける間も無く降りてしまうのである。どこぞの官憲ではないが、事件が起きないと動けない。まさか、置き忘れる前から声を掛ける訳にも行かないし。

取り残された傘から、視線を窓に移すと外は土砂降りだったりする。
うっかり者の彼は、彼女は、どうなるのだろう?
売店で新たな傘を購入するのか?
目的地まで、濡鼠覚悟の決死の激走を見せるのか?
何れにしろ、その瞬間、彼らは不幸に違いない。
哀れな持ち主の行末を案じずにはいられない。

P R
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