Sv/h表示の誤差について

June 29 [Wed], 2011, 17:59
ほとんどの放射線測定器では Sv/h で表示がされますが,これは不正確な表示であることがあります.

放射線には,いろいろなエネルギーの高さがありますが,エネルギーの高さが変わると, 放射線測定器の放射線の検出のしやすさが変わります. 何もしないと,検出しやすいエネルギーの放射線を多くカウントし,本当の値とずれた数値を表示してしまいます.

そういったことが起こらないように,エネルギーの高さに応じて補正を行うことをエネルギー補償といいます.
エネルギー補償が付いている機種では,γ線のエネルギーの高さによってSv/hや積算Svの誤差を少なくするような仕組みがはいっています.

エネルギー補償が付いている機種でも,測定するものが違う場合があります.
外部被曝量を測定する場合は,H*(10) や Hp(10) で測定できるものが適しています. H*(10) なら空気中で測定,Hp(10) なら身につけて測定すると正しい値が出るように校正されています.
単位がSv/hではなくGy/hのものもあります.こちらは吸収線量で,外部被曝用とは少し違う数値になるので注意が必要です.

なお,核種分析機能が搭載されている機種であれば,エネルギーの高さを元に分析を行うことができますので, 正確な計算が可能と思われます.
(核種分析というのは,放射性物質によって,出すエネルギーが違うので,どのようなエネルギーの放射線がでているかを調べて, 放射性物質を特定する機能です.)

エネルギー補償機能が付いていても,機器自体の誤差があります.
このスペック一覧には誤差までは表記していませんが,機種により±10%程度のものから±30%程度のものまであります.
低線量では誤差が大きくなる機種も多いので,正確な測定を行いたい場合は仕様に記載されている誤差も確認すると良いと思います.
http://www.rakuten.co.jp/lolishop/
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:ロリショッピ
読者になる
店舗はあすから営業を始めます。皆様、ロリショップへようこそ。 よろしくお願いします。http://item.rakuten.co.jp/lolishop =^_^=
2011年06月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
最新コメント
Yapme!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
http://yaplog.jp/lolishop/index1_0.rdf