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世界の投資家が信用できる国は日本ぐらい 今こそ国民の金融資産1450兆円を活用すべき / 2010年06月24日(木)
■大切なのは順番

 菅内閣のスローガンは「強い財政」「強い経済」「強い社会保障」。やたら強いを強調しているが問題はその順番である。

 財政再建を急げば経済活動の足を引っ張るし、経済が活力を失えば税収は減る。税収が減れば社会保障が削られる。

 そこで封印していた消費税の引き上げとなるのだが、税金で取り上げればその分支出は家計から政府へと移る。つまり家計が使わないのなら政府が代わって使いましょうとなるのだが、問題は政府が常に正しく使うのかということである。

 いま日本が何となく元気がないのも、将来への漠然たる不安があるからであり、国民の過半がこのまま人生を無事に終わることが出来るのかと、老人はもとより若い人たちも前途に希望が持てないから、使うのは止めて将来へ備えるようとなる。

 消費税は決して悪い税制ではない。払いたくなければ使わなければいいのだし、使える人にはどんどん使ってもらって払ってもらうと意味では、天引きされてわけのわからない使い方をされる所得税や社会保険よりは数段ましであろう。

 国民は税金を支払う対価として国にサービスを期待しているのであり、飛行機の来ない空港や巨大な釣堀と化した港、車の通らない道などに使ってくれては困るのである。これでは増税の意味がない。

■信用されている日本

 巨大な財政赤字は既にGDPをはるかに越えているため、このところ書店に行くと「日本は潰れる」「第2のギリシャになる」といった類の本が沢山売られているが、彼らの言うようにこのまま何もしなければそうなるかも知れない。

 しかし幸いなことに市場はまだ「日本は潰れる」とは見ていない。まだ日本の国債価格は高いし利回りも低い。

 ということは巨大な財政赤字があっても、日本にはまだ対応できる力があると市場は判断しているからである。目には見えないが国民の質も違う。

「借りた金は返さん」が当たり前のよその国と異なり、価値が下がりローン残の方が多くなった住宅ローンを、それでもせっせと払うのは日本ぐらいなもの。アメリカあたりではさっさと家から出て行けばそれで終わり。サバサバしたものである。

 こうした日本国民の資質の高さも市場は評価し、日本の国債の利回りはギリシャなど問題を抱えている国々とは一線をおいて取引きされているのだし、円もわれわれが自信を失っているほどには安くもない。

■いい加減な気持ちで投票すると日本の改革が遅れかねない

 しかも驚いたことに家計の金融資産も再び増加に転じ、1450兆円を越えてきた。市場から見れば日本人もなかなか大したものだと評価されていることがわかる。

 その日本人が抱えている漠然とした不安は、将来が見えないというものであるなら、とるべき政策は自らはっきりしてくる。

 どんなに長生きしても野垂れ死にはさせませんと、政策で支援することだ。財政赤字の大きな原因は、すでに巨額な支出となっていて、これからも増える社会保障関連であり、消費税を上げるのであれば、その目的にのみ使うという目的税にすべきだろう。使えば消費税収が増え不安が少なくなる理屈だ(うまくいけばの話だが)。

 将来の不安が少なくなれば、家計の金融資産ももっと大胆に運用先を探すようになるし、消費もするだろう。そのためには家計の資産を増やせる機会のある市場へ、資金が流れやすい環境や税制の整備が欠かせない。

 参議院の任期は6年、明るい経済、強い経済をつくるために、候補者がどんな政策や心構えを持っているか、人物本位で見定めねばなるまい。いい加減な気持ちで投票すると、「うっかり一票、がっかり6年」となり、スピードがますます速くなるグローバル化に対して、日本の改革が遅れかねないし、そうなれば第2のギリシャになる可能性も出てくる。

 もっと市場の使い勝手を良くする政策も求めるべきだろう。世界の投資家にとって、いま信用できる国はせいぜい日本ぐらいなもの。われわれが考えているより日本は強いと思われているのである。日本以外ではそれなりに評価されている間に新しい国造りを行うべきだろう。日本株への信用もいずれ高くなるのではないか。

【6月23日10時0分配信 MONEYzine
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100623-00000000-sh_mon-bus_all
 
   
Posted at 12:10/ この記事のURL
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