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第1回 風景が映り込んだ水滴マクロ写真の撮り方 / 2010年06月29日(火)
 高価なマクロレンズを購入せず、少ない予算で超接写を可能にするアイテムとして「リバースアダプタ」というものがある。これをレンズに装着すると、通常とは逆の向きでレンズをボディに取り付けることができ、小さな被写体を大きく写せるようになる。

【写真:リバースアダプタで超クローズアップ撮影に挑戦してみた】

 どのくらい大きく写せるかは、レンズの焦点距離によって異なる。焦点距離が短いほど逆向けに取り付けた際の撮影倍率は高くなる。つまり、望遠よりも標準レンズ、標準よりも広角レンズのほうが、いっそう高倍率での撮影ができるということ。下の1枚目の写真は、レンズキットに付属する標準ズームを使ったが、リバースアダプタによって逆付けにするだけで、直径5ミリほどの小さな水滴を画面いっぱいにとらえることができた。

 このリバースアダプタによる接写は、実際にやってみると結構楽しめる。小さな植物や昆虫を大迫力で撮影できるほか、コインやお札、アクセサリー、食材、小物といった身近なものを超接写すると、肉眼では気付かなかった新鮮な発見を味わえる。中でも特におもしろいのが「水滴」の接写だ。水滴はそれだけでも見栄えがする被写体だが、水滴がレンズの働きをして、水滴の中に風景が映り込んだ状態では、近景と遠景が同居した不思議な雰囲気の写真になる。

●ピント合わせと絞り調整の注意点

 水滴撮影のいちばんの注意点はピント合わせだ。リバースアダプタ使用時は、レンズとボディをつなぐ電子接点が無効になるため、当然AFは作動せず、マニュアルフォーカスでのピント合わせになる。しかも、超接写では被写界深度が極端に浅くなるため、厳密なピントの操作が必要だ。

 カメラを三脚にしっかりと固定し、ライブビュー表示を見ながらカメラの位置を少しずつ前後に動かしてピントを合わせるようにしたい。前後の移動をスムーズに行うには、三脚に載せた状態でカメラ位置を微調整するためのアクセサリ「フォーカシングレール」を使うと便利だろう。ピントの位置は、水滴ではなく、水滴の中に映った風景側に合わせること。

 絞りについては、開けて撮ると風景にピントが合い、水滴そのものは、ふんわりとぼけて写る。逆に絞りを絞り込むと、風景と水滴の両方をくっきりと写すことが可能だ。撮影の狙いに応じて使い分けたい。

 リバースアダプタ使用時に絞り値を変更するには、ちょっとした裏ワザが必要になる。その方法はレンズによって異なる。

 ニコンやペンタックス、ソニーのレンズでは、レンズをボディから取り外した状態では絞りが閉じて、最小絞りになっている。絞りを開けたい場合は、レンズのマウント面にある絞りレバーをテープなどで固定すること。絞りリングが備わった古いレンズであれば、リングを回すだけでOKだ。

 いっぽう、キヤノンEFレンズやマイクロフォーサーズレンズでは、レンズをボディから取り外した状態では開放絞りになる。絞りを絞り込みたい場合は、いったん通常の向きでレンズをボディに装着し、撮影モードを絞り優先AEにして、使いたい絞り値にセットする。そして、プレビュー(絞り込み)ボタンを押しながら、レンズ着脱ボタンを押してレンズを取り外すと、任意の絞り値に固定できる。

●水滴による東京スノードーム写真

 以下の写真は、都内の観光スポットを水滴を通して撮影したもの。都庁や東京タワーといった巨大な建造物が、小さな水玉の中にすっぽりと収まっている。まるで土産物によくある、カプセルの中に水とミニチュアが入ったスノードーム(スノーグローブ)のような状態だ。もしくは魔法使いの水晶玉というのは大げさだろうか。

 一般的にマクロ撮影といえば、小さな被写体を大きく写すことだが、水滴マクロの場合は、小さな水滴にレンズを向けながら、大きな被写体を写せる。極端に言えば、超高層ビルを超クローズアップで撮れるのだ。その不思議な感覚がなんとも楽しい。しかも、強い風が吹くと水滴はあっという間に流れてしまうし、時間が経つと蒸発して消えてしまう。はかない一瞬をとらえるという意味では、非常に写真的な被写体といえる。

(デジカメプラス)

【6月29日18時29分配信 +D LifeStyle
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100629-00000061-zdn_lp-sci
 
   
Posted at 18:37/ この記事のURL
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