肉腫というがん

November 14 [Mon], 2011, 21:36
平滑筋肉腫と手術診断から奇跡的に7年生存しています。

2004年6月の発病当時は、当時の主治医でさえ、希ながんなので患者数もわからない、詳しいことも(ステージ、悪性度、5年生存率など)わからないので教えてあげられないと言われました。

当時は看護師で産婦人科に勤めていましたから、そこの先生にも聞きましたが、やはり、肉腫は希ながんで治療の研究も進展もない、今から40年ほど前に大ヒットしたドラマ「愛と死を見つめて」の時と同じで肉腫の治療は手術以外何もなく、再発、転移したら治す方法の無い不治の病のままだと知った。

2005年、ちょうど1年と2ヶ月で再発して10月に2回目の手術後にキュアサルコーマHPより大阪成人病センター研究所で開発中の「標的遺伝子療法」SMTRCの情報を知り,2006年1月に私の手術標本の解析をお願いすることができ、4月にセカンドオピニオンと受診、結果を伺った。

その当時は、資金面が不足で患者が少なく研究が進まないならと患者自らkiaraさんkyonさん、sin16さんがキュアサルコーマHPでリストバンド募金やテレビ、新聞などで肉腫の認知度を上げることに奮闘してみえました。
2006年秋には、10万人を超える署名が集まり、研究助成金も獲得して停滞していた研究が一挙に進み、あと一歩のところまで進んで来ました。

その活動をしながら、kiaraさんもkyonさんも海外のエビデンスや薬のリサーチなど、今できる最善の治療の情報を同病の患者に発信し、ご自身も治療をされながら患者を励まし相談にものってくださったりしてくださいました。

残念ながらお二人が一番望まれ世界中の肉腫患者が待ち望む「標的遺伝療法」の完成、治療を受けることなく亡くなられてしまいました。

10万人に一人の発症率、種類も多く同病の患者同士出会うことはないと言われていましたが、研究者と患者、患者家族の交流、勉強会として2007年秋よりサルコーマセミナーが開催され、2009年には、sarcoma netの患者と患者家族のコミニケーションツールができ、SMTRCからはキュアサルコーマボードで全国の治療連携の病院、先生が参加してくださり、難しい肉腫の治療をチームで行ってくださるようになりました。
肉腫外科センターも2年後に建設完成することも決まり着々と進んできています。

でも、まだ未だに確立された治療はなく、出来ては切るの繰り返し、しかも2ヶ月ごとに再発転移と辛い治療を乗り越えてもすぐに厳しい状況でいつも死の恐怖と闘っています。
この2年で、私もたくさんのお仲間と出会いましたが、多くの大切なお仲間と悲しい別れを経験しました。

多くの亡くなったお仲間、現在闘っているお仲間、世界中の肉腫患者が待ち望む、その研究が、今、病院の移転問題で危機に面しているとお伺いしました。
移転と同時に危険なウイルスを使った研究室までやってくると、漏出などあったら危険と地域住民の方から移転差し止めの裁判も起こされているそうです。

そのため、大幅に研究は遅延すると予想されます。

今まで、何人の尊い命が失われたことか、薬の開発が遅れることで救える尊い命が失われるのです。
一日千秋の思いで待っている肉腫患者の思いを、また、希望をつぶさないでください。

今も、厳しい状況で闘っているお仲間もおられます。
去年、一緒に入院、治療、手術、治療をがんばってきたお仲間が11日金曜日に永眠されたと悲しい知らせを聞きました。

もう、こんな悲しいお別れはしたくありません。
どうか、私たち肉腫患者に明日への命の希望を与えてください。





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らんらんさんへ

コメントありがとうございます。
ブログ少し読ませていただきましたが、ひょっとして手術後ICUのベッドがお隣でしたか?
入院中にお話したかったです。

ホントによりによって、私がこんな希ながんで、待ちわびてる薬がいろいろと遅れたり問題に巻き込まれると、国の対応に不公正を感じます。

でも、不公平だから頑張っていきたいと言われるらんらんさんの広い心を見習いたいです。
やはり、女性は感情の方が先走りますが、男性の方は理性的に物事をとらえられていますね!

これからもよろしくお願いします。

miomioさんへ

今日、お話に行ってきましたが、かなり複雑な問題なようで慎重な行動が必要なようです。

冷静な先生が納得いく説明を住民の方にしてくださり、早く良い方向に行くように今は祈ることしかないようです。

本当に忙しい先生の何の役にもたたないのと、厳しい治療を受けておられるお仲間のことを思うと・・・
でも、やるときがきたら署名でも何でもテレビの番組でも紹介してほしいとお願いしてきました。
November 18 [Fri], 2011, 22:14
miomio
ナミさん、
サルコーマという大変な患者の身でありながら
みんなの為に動いて下さってありがとうございます。

昨日、キュアサルコーマボードのS.Y病院に入院中のお仲間のお見舞いに行ったら、また悲しいことを聞いたんですよ。

いつも、肉腫患者の手術の予定が混んでいるところなのに、
12月はまだ予定が入っていないというのです。

高橋先生が訴訟問題に時間をとられているから、
患者さんの診察が遅れているそうです。

待ったなしの私たち患者の命なのに、こんなひどい話しってないですよね。
早く、次の治療に進まないといけない患者さんの気持ちを思うと、
胸がつぶれそうです。。。。
こんなことをしている間にも、先生には助けられる命があるのに。。。。
悔しくて悲しくて、たまらないです。

苦しんでいる患者の治療を止めて、
身を粉にしてここまで親身になって下さるのかというくらい
患者に尽くして下さるこんな良い先生を苦しめて、
この人達は、いったいどんな人たちなんでしょう!
November 17 [Thu], 2011, 11:33
こんにちは。らんらんと申します。
今日と先月28日の「不公正な世の中」を読ませていただき、心が震える思いをしました。

ぼくも平滑筋肉腫という病気と向き合い、病気をする人しない人、世の中不公平だとなぁいう気持ちを持っていました。

不公平だからこそがんばって生きていきたいです。

今後もブログ拝見させていただきます。
よろしくお願いします。
November 17 [Thu], 2011, 9:23
miomioさんへ

こちらこそありがとうございます。
PCは私も苦手ですし、ご自分やご家族に肉腫の方がないとなかなかPCを覗いたり、情報を知る人が限られていると思います。

明日、元ですがテレビ局にお勤めの方にお会いすることになっています。文章にまとめて何とか、肉腫患者の今の窮地を知っていただきメディアで取り上げていただけないか?お願いしたいと思いますが・・・。
うまくいけばいいですが、反対に高橋先生を余計に忙しくして緊急を要する患者さんの対応を遅らせる事になってはと、どうしたらいいのかなと悩むところですが、移転差し止め仮処分取り下げになってほしいです。
もう、本当に背後であおっている○○を反対に研究を遅延することで亡くなる貴重な命があることを訴えたいくらいです
関係ないとか、知らないとかよくいいますよね!腹が立つ
なんで、高橋先生の研究をやり玉にあげるのか?
私、来週の月曜日火曜日受診ですが、先生の忙しさを思うと悲しくなります。
November 17 [Thu], 2011, 8:37
miomio
ナミさん、
ありがとうございます。
さっそく転載させて頂きました。

こんなに詳しくわかりやすく書いて下さって感謝です。

お薬がもうすぐできると、みんなであんなに喜び合っていたのに、
こんなことが起こってしまうなんて青天の霹靂で、
心臓がバクバクしています。
みんなのたった一つの希望なのに!
住民の方の誤解がとけますように!

新聞報道もあれっきりないですね。。。。。。
やはり忘れられたがん」ですね。
関心が薄いのですね。。。

November 15 [Tue], 2011, 11:01
miomioさんへ

ありがとうございます。
私の記事でお役に立つのなら是非載せてください。
お願いします。
本当にがんばっているお仲間や高橋先生、山村先生に、私も何か出来ないかと考えています。
とにかく多くの方に、薬が遅れるのが困ることを知ってもらえるように訴えたいと思います。
November 15 [Tue], 2011, 9:26
miomio
ナミさん!
その通りですよね。
ほんとうにこの通りです。

いろいろ胸に迫って、涙がこぼれそうです。

このまま、キュアサルコーマブログに転載させてほしいです!
載せてのも良いでしょうか?

November 14 [Mon], 2011, 23:40
プロフィール
  • ニックネーム:ナミ
  • 性別:女性
  • 誕生日:1958年1月26日
  • 血液型:B型
  • 現住所:愛知県
  • 職業:専業主婦
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平滑筋肉種患者です。 7年間で8度の手術、緩和で在宅介護までいきましたが、、、 不死鳥のように蘇り元気にしています。 現在8度目術後入院中です。
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