
『ファルマチア・サンタ・マリア・ノヴェッラ』の名前を初めて聞いたのは、映画『ハンニバル』の劇中です。
フィレンツェに潜伏中のレクター博士が、クラリスにアーモンド石鹸を贈っていました。
レクター博士の趣味の良さを表す小道具として使われたこの石鹸に、すっかり心を奪われてしまいました。
ファルマチア・サンタ・マリア・ノヴェッラは、世界でも最も古い薬局の一つで、7百年余の昔、ドメニコ会の修道僧たちによって創られました。
修道僧達は自ら薬草や花を栽培して、僧院内にある薬局で薬剤・軟膏・鎮痛剤等を調合してきました。
現在も、製品は自然の植物等を原料としており、伝統的な手作りを維持しているために大量生産が出来ないそうです。
石鹸の他に、“モルト”スタイルの香水が有名です。
フィレンツェの香水は、薔薇だけとかイリスの花の香りだけとかいう“モルト”スタイルが特徴なのだそう。
モルト=「ブレンドしていない」という意味です。
数ある香水の中から、私はカーネーションを選びました。
“モルト”スタイルの香水は、その花が持つ純粋な香りを際立たせ、尚且つ優しい印象を与えてくれるので大好きです。
ずっと愛用していきたい香水です