人魚 

August 09 [Tue], 2005, 22:01
我等異種で在るが故
愛を語らうことも無く
口吻交わすことも無く
荊の様な厳しき宿命
所詮其れが不破ならば
この躯一度死んで遣ろうぞ
この躯一度死んで遣ろうぞ

愛をどんなに胸に絡めても
甘い蜜に湿った躯でも
その声が届く筈も無く
星の降る夜に儚く消える
毎夜見る夢は決まって同じく
花の乱れるあたたかな丘で
やわらかな陽射しを受け脚で立ち
甘く溶けるような口吻を交わし
其の愛を不破に誓い合うこと

我等異種で在るが故
心を解ることも無く
眼差し合わせることも無く
世界の様な変わらぬ宿命
所詮其れが不破ならば
この躯一度死んで遣ろうぞ
この躯一度死んで遣ろうぞ

オパール 

July 30 [Sat], 2005, 22:39
貴方と会った日
それは嬉しくて嬉しくて
寝る迄髪の先さえ
悦びに染まっている
貴方と会えなかった日
それは寂しくて寂しくて
どんなに楽しくても
涙が零れそう
せめて声だけでも
聞かせて欲しい

ねえ 今日
貴方の夢を見たの
いつもと変わらず
あたたかくて優しくて
私をやわらかく包んでくれた
次に私に触れてくれるのはいつかしら
途方も無い静かな時間に
涙だけが音を立てた

電話のベルを切り裂いて
貴方の声が聞こえてくれることを
願っていたけれど
所詮儚き夢の痕

声も無いひとりの叫びが
狭く広い部屋に響く
「会いたい 会いたい 会いたい…」

勿忘の君 

June 20 [Mon], 2005, 20:36
忘れていた
いや、忘れようとしていた
あんなにも愛しく想った君を
あんなにも僕の支えになってくれた君を

愛しさ故に
君に逢えなくなってしまった現実を
覆い隠したくなったのか…
君の顔すら
上手く思い描けないけれど
君の優しさ、あたたかさは
痛いほど此処に残っているよ

君に言えなかった言葉
きっと、君は感じていただろう?

…好きだ好きだ 好き、だ

今なら簡単に言えてしまうことが悔しいよ…

君恋 

June 05 [Sun], 2005, 8:38
いつか「好きだよ」と
君の目をしっかりと見て
言えるようになるから
絶対になるから
どうかそれまで笑っていて

何気無い仕草や
やわらかな目線
総てが愛しくて
たくさん指を絡めても
唇を重ねても
どうしても言葉にはできなくて
自分が堪らなく悔しい

君が好きだよ、と言ってくれたことが
堪らなく嬉しかったから

いつか「好きだよ」と
君の目をしっかりと見て
言えるようになるから
絶対になるから
どうかそれまで泣かないで
君よ どうか泣かないで

至高天使 

May 04 [Wed], 2005, 23:14
やっと出逢えた至高天使
君と結ばれ思考停止

君に出逢えたこの世界を
俺を産んでくれたこの宇宙を
ふたつの欠片を巡り会わせた運命を
俺は愛してる

やっと出逢えた至高天使
君と触れ合う思考挺身

目の前に居る君よ
俺と君を包んでいる時間よ
今まで生きてこられた俺よ
本当に有難う

至高天使 愛しい 何が何でも離さない
君が死ぬときは俺が死ぬとき
君ならわかってくれるよね きっと きっと…

白い涙 

May 02 [Mon], 2005, 22:23
白い涙が俺の躯を伝う
長く 細く また熱く
我慢ができない 嗚呼…

君と話がしたかっただけ
近くに居たかっただけ
もっともっともっと もっと
君が欲しかっただけ

駄目なのかなあ…?

溢れるのは白い涙
飽く無きその泉
舐めて拭えば悲しみも
少しは癒えるのか

白い涙がまた伝う
頬は赫くも涙は白い
白い涙の向こうに君を
只管笑顔の君を見た

涙塗れ 躯も部屋も
涙が止まらない
白い涙

鬱君マゼンタ 

May 02 [Mon], 2005, 0:58
転んで擦り傷つくって泣いて帰ったあの日
好きな子と初めて話せて嬉しかったあの日
あれは僕であって僕じゃない
僕であって僕じゃない

相思相殺 

April 27 [Wed], 2005, 22:28
手を取り合って 舌を絡めて
頬を染め合う 最期の愛撫
見つめ合って 涙流して
くすくす笑う 相思相殺

額に重く 冷たい鉛
「愛しているよ」 脳が疼く
「さようなら」なんて言えやしない
だって別れなど こないのだから―――

脳髄チョップ 

April 27 [Wed], 2005, 21:57
誰かにキツいこと言われた
ちょっと悲しい脳髄チョップ
大好きな娘が笑ってくれた
かなり嬉しい脳髄チョップ

気恥ずかしいな 脳天エルボー
ちょっとヤバいか 脳天バスター

鋭い目線でキッと俺見る
何か痛ェよ脳髄チョップ
擦れ違いざま輝く笑顔
逝ってしまいそう脳髄チョップ

チョップ受ければ心に火花
良いか悪いか何れに転ぶ?

味蕾 

April 24 [Sun], 2005, 23:33
いつも優しい笑顔で
傍に居てくれる貴方が大好きで

僕はいつも
くだらなく笑っているけど
いつか貴方のように
輝けるのかなぁ?
いつか貴方のように
優しくなれるかなぁ?

未来は見えないけれど
今は貴方の傍で
あたたかく笑っていよう

貴方がいつでも居てくれるから
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