
絵本朗読終わって、二日ほど倒れてました。心が。
時々、ふいに、特に本番終わりに、「もうダメだ〜」となる時があって、そんな時は、もう自分には何の気力も、体力も、アイデアも、展望も、未来も、何もかも残されていないと思えてしまうのです。
それで、二日ほど、投げやり、かつ無気力に堕落して過ごすと、またなんとなく気を取り直して、よっこらせと起き上がる。これの繰り返し。
そんなに倒れるほどの本番だったのかというと、規模としては「べつに倒れんでも・・」というような、可愛らしいものですよ。
それでも、本番は本番。
どんなに小さな本番でも、問題は中身。
理想としては、たとえ1000円でも、1万円グレードのものをお見せしたい。
なんて偉そうなこと言って、実際の私は、着物のセルフ着付けと、ウクレレの猛特訓に心さいなまれ、自分のことでヘトヘトになってしまったというテイタラクでございました。
全体的には、良かったところもあり、反省するところもあり、この点については、通常の公演と変わりません。
なんて偉そうなこと言って、私が主宰?いいえ。
主宰は、石原正一ショーの根岸ゆか里さんと、主に衣装担当として、あらゆる現場で活躍中の金崎めぐみさんです。
規模の大小に関わらず、なにかを発表する場を作るのは、本当に心の重労働です。起きながらにして、テレビから貞子が出てくる夢幻に悩まされるほどの心労です。(どんな仕事でも、そういう精神状態になることはあるでしょうが)
出演させて頂く身としては、なんらリスクを負うことなく、人前に立たせてもらえるチャンスを提供してもらえるわけで、このありがたみをしっかり心に留めながら、自分のためにも、みんなのためにも、未来に繋げなければと、切に思うのです。
自分でイベントを企画するのは初めてという根岸さん。カフェのお料理、お菓子メニューもたくさん作り、本番中に疲労がピークに達して、涙流してました。お客さん、びっくりしてて、たぶん朗読に感極まったと思われたかもしれませんが、原因は「疲れすぎ」だそうですよ。それはそれで、泣ける話です。
石原正一さんにも、ずいぶん助けて頂きました。ネギちゃん、カネちゃん、石原さん、ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。
ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。
私個人の朗読に関しては、良いところもあり、反省すべきこともあり。これも、いつものこと。
ただ、しみじみ思ったのは、私もずいぶん成長したな、ということです。
朗読の土台は、今までの経験の全てです。読み方の工夫ではなく。
成長したな、という意味は、経験をムダに捨ててないなということを実感したということで、なにも今が素晴らしいということではありません。進歩している、ということです。
進歩なくして、未来なし!
なんて偉そうなこと言って、すぐに倒れてたくせに。
すぐに落ちるけど、すぐに気を取り直すところ、これもずいぶん成長した証。
役者は一秒で立ち直れ!というではありませんか。
人生は、思い通りにはなりませんね。なんの話?
人も、お金も、夢も、ちっとも願う通りには動いてくれません。
すれ違い、すれ違いの地層ができてる我が人生です。こういう地層のこと、なんて言ったっけ?不整合?せめて、化石ぐらい埋まってて欲しいものです。
思いの全てを朗読にして、がんばります!
嘘です。朗読に人生かけるわけではありません。
でも、いい朗読ができるよう、生きること、がんばります。
写真は、本番前、コモンカフェ近くの公園で、ウクレレ猛練習中の皆。
左から、長い付き合いの希ノボリコ、劇団そとばこまちのカワイ子ちゃん・山田翠(みどり)ちゃん、TAKE IT EASY!の男前・清水かおり様。顔がほとんどわかりません。
余談だけど(余談好き)、昨日、ノボリコから電話があった。
なにかの公演で必要な自分のプロフィール文章について、意見を聞かせて欲しいとのこと。
「私、あんまり常識無いからよくわかんなくって〜」と言ってたノボリコ。爆笑。マイペースなわりに、謙虚なノボリコちゃんなのです。
私も、常識の無さにおいては、方向は違うけど、あまり負ける気がしない。
常識に弱い二人、またお茶でもしようと勝手に思うのでした。