ヒガン 

2013年03月06日(水) 22時06分


忘れたくない想いは
手放したい記憶は
ハナシタイ日を
ハナシタイ人を


まだ 繋いでしまっているなら


あの日みたいな
夕やけ空を
カンショウ的になど
見れるわけがない


思い出すのは
スキがあるせい


暗いくらい
感情で塗り潰して

まっ平らに心を成したら




また ハナシたくなるのかな



変わらないのは
空の色だけ


道も人も景色も
私さえ

私の右側さえ



今は


今は

きにたん 

2012年06月06日(水) 22時43分
鶯の羽色。
ターコイズブルーの夢。
琥珀の夜。
トゥワイライトシンドローム。
風花が舞う空。

キミは歌い ボクは詩う 

2012年05月08日(火) 0時11分


どんなに 伝えても
温めることは出来なくて

どんなに 送っても
そばに行くことは出来ない

それでも


願ってやまない
祈ってやまない のは


どうか この詩が
あなたに寄り添えますように

優しく
温かな夢が

あなたに 届きますように


どうか どうか と


お題『5.1ch』 

2012年05月04日(金) 17時17分

 「ただいま」って言ってね
 そうしたら ちゃんと
 「おかえり」って返すから

 小さな約束 と 小さな願い
 
 いつか と 交わしたあの日の会話は
 とても些細な やりとりで


 ぽつり ぽつり と明りが灯る
 空が夕雲を流して 夜になる
 
 今日という日は なんでもない日で

 家路を急ぐ子供の声が
 夕餉を作る家族の音が

 あなたを待つ 家へと繋ぐ  


 「ただいま」って帰ってきてね
 そうしたら ちゃんと
 「おかえり」って出迎えるから

 小さな約束 と 小さな願い

 積み重ねていく 確かな日々へ

 
 いつか が 今へと繋がるように

     
 

雨の日 

2012年05月04日(金) 16時39分

 雨のせいに してしまおうか


 風が ふいに変わる
 湿気を含んだ雲が 灰色から鈍色へ
 墨色から黒色へ

 低く低く 這うように 空を埋める

 乱れた髪が視界を遮る
 立ち止まるのは 髪を直す為ではない

 あの人の声を 思い出す為

 耳の奥では 懐かしい曲が流れている


 手を離したのは 私の方で
 目を瞑ったのは 私の方で
 耳を塞いだのは 私の方で
 口を噤んだのは 私の方で

 それでも あの人は ただ そばにいてくれたのに

 
 一粒 一粒
 徐々に強く打ち付ける
 道の先では 夜のように暗い影が

 風は 蠢く雲を押し流す
 視界を遮る長い髪は

 あの人の手の感触を 忘れたまま


 触れていたいのは ただ一つだけだと
 探しているのは ただ一人だけだと
 聴いていたいのは あの声だけだと
 伝えたいのは ただ

 ただ 一つ だけだったのだと


 通り雨は 容赦なく叩き付ける

 顔を上げられないのは
 髪が とても重いせいで


 こんなに 寒いのは
 隣の温もりが ないからじゃない


 そんなわけ あってはいけない

 

 それでも



 まだ 私は あの人の声を探していた


 耳の奥で 懐かしい曲が流れている


 隣で聴いていた曲が 流れている





 

 
 
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