しつけのコツ 〜トレーニングの止め時のタイミングの見極め方〜

March 28 [Tue], 2017, 11:52
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次は、『トレーニングの止め時のタイミング』の見極め方ですが

まずトレーニングというのはオスワリを教えたりマテを教えたりする場合の事です。
普段の生活の中での、トイレやイタズラ、無駄吠えについての善し悪しをワンちゃんに教えることは生活していく上での社会の常識を教える事ですので、ここではしつけとします。

それで、トレーニングの場合はワンちゃんによって様々ですが集中力が続く時間の長さは基本5分から20分程度です。
特にトレーニング自体を始めたばかりの場合は1分も続きません。
始めは1回だけ教えて終わりにするといった感じで少しずつ長くしていきましょう。

それで、この集中力が切れても続けてしまいますと、トレーニングに飽きて楽しくなくなってしまい、嫌々行動したり言うことを聞かなくなったりします。つまり、集中力が切れる前にトレーニングを止めなければいけません。

ではこの集中力の長さを見極める方法はどうすればよいか、やはりしっかりとワンちゃんを観察して集中力が切れる瞬間を見逃さないようにしなければいけません。
集中力が切れるとキョロキョロして落ち着きが無くなってきます。また、嫌々言うことを聞くので動作がノロノロになってきます。へたすると、現実逃避と言わんばかりに逃亡することもありますよ。

また、前回は5分できたから今回は10分にしてみようというように急に時間を長くしてしまうのは無理な話しです。

そして、前回のトレーニングから日にちがたってしまい久しぶりに行うとした場合は、前回より集中力は短くなっているものですし、違う環境で行った場合も周りが気になって集中できませんので、いつもより早く終わらせる必要があります。

次に、終わらせるのが早すぎてしまう場合も中途半端に学習していってしまいますので気を付けなければいけません。

例えばマテを教える時に、5秒や10秒でご褒美をあげてそれを繰り返していると、ワンちゃんにとってマテは5秒や10秒くらいじっとしていれば良いと学習してしまいます。

ちょっと数えてみましょう。1、2、3、4、5。実際に数えてみるとこれだけ待てるからもうマテは覚えただろうと思われても、実際にはワンちゃんは5秒じっとしている事がマテということだなと学習しただけです。

マテとは『ヨシ』の合図を出すまでじっとしていないといけないという事を教えたい場合は、5秒や10秒から時間を徐々に長くしていき10分20分じっとしていられるようにしなければなりません。

人がいない状態になってもそれだけの時間を待てるようになると完璧です。

トレーニングをする時は最終的にどうしてほしいかを決めてから教える事が望ましいです。

そしてトレーニングをゲーム感覚のように教えていって、ワンちゃんがもう少しゲームをしたい、けどこれ以上やると飽きてしまうというくらいの所で終わらせるのがベストです。

また、トレーニングを終わらせる時はワンちゃんが成功して褒めた段階で終わらせるようにしないといけません。
そうするとトレーニングが終わった時に楽しい気分になっていると、次のトレーニングの時も喜んで行なってくれるようになります。

以上で、1つ目のコツのお話しをしました。
沢山ありすぎましたが、何が重要だったでしょうか?

それは
『ワンちゃんに合ったしつけの方法』
『賞罰の強弱や長さ』
『トレーニングを止めるタイミング』

の見極め方です。
そして、見極めるためには注意深く観察して、色々なしつけ方を知っておくことが必要ということでした。

次回のコツは、信頼関係の重要性をご紹介します。