『殺人の門』 東野圭吾(著) 角川文庫久しぶりに半日本を読み続けた。
タイトルからは次々に殺人が起きるのかなと想像していたけれど、静かな東野節がひたすら展開される。
開業歯科医の一人息子と静かで賢い同級生。
何不自由なく育った少年の生活がことごとく崩壊していくのはなぜなのか。
小学生の頭脳はどこまで明晰なのか。
悪徳商法の裏事情ともうまく絡めて、一人の人間の人生の顛末を追う。
かなり分厚い本(文庫本で612ページ)だが、本の重量ほどの長さは感じなかった。
ドキドキさせられることも比較的少ないのに、一度読み出したら最後まで止めることができなかった。
『白夜行』の人物と『模倣犯』の重みを連想させる一冊である。
さて、今月の2冊は達成した
conami。次は再読フェア
といきます。まずは『手紙
』!
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