もう君に触れられない僕だから。 

October 24 [Mon], 2005, 0:40


「…セネル、とーっても水が綺麗よ!」

「待って、ステラ!!」




海の潮風に乗って、ふわりふわりと揺れる、綺麗なステラの髪。
綺麗な姿にジッと見つめていると、不意に目が合ってニコ、と微笑まれた。


その時からかもしれない。
自分がステラをよく見るようになったのは。



「…風が強い日は、好きなの。」

「どうして?」

「私の髪がよく靡いてくれるから。」



そういいながら、ステラは自分の目の前でくるりくるり、と回る。
風に靡いたドレスと髪が、とてもきれいで、思わず見惚れた。


「きゃ」

「ステラ!」


ドボーン!!


バランスを崩して倒れたステラの足元には海。
何とか助けようとしたセネルも同時に水を被った。



「ふふふ、セネルったら髪の毛、グシャグシャよ?」

「それをいうなら。ステラだって、同じだろ?」




まだ春先のやや冷たい海。
水はほんのちょっぴりだけ、暖かかった。






「セネル」

「ん?」

「またいっしょに来ようね。」

「いいよ。」


そっとお互いの掌を掴んで。
ここが二人の約束の場所。





もう君に触れられない僕だから、ずっとここで見守っているよ。



一緒に―Act3 

October 10 [Mon], 2005, 1:21


「…ん…」


次にノーマが目を覚ますと、モーゼスに抱っこされていて。
ぼんやりしていた意識が戻ってくると、みるみる羞恥心が高まってきて。





「…起きたか、シャボン娘…」

「な、なんでモーすけがあたしのことおぶってんのよー!はなせー!おろせーっ!」

「…な、っ…暴れるとまた毒が回るから大人しくしてろ、ワレ!」

「…ぁっ、そういえば…まだ毒が…」



モーゼスがノーマの頭を片手で器用に撫でると、
パタン、とノーマは弱ったようにその背中に身体を預けて。



「…あれからどうやって森から出たのよ…?」

「出口なんぞ適当に歩いてたら見つかったわ、無駄に遠回りしとっただけじゃ」

「…」




嘘つき、とノーマはその場で思った。
身体は傷ついているし、身体から魔物の血の臭いが微かにする。

それでも、自分を連れて、ちゃんとここまで来てくれた。
さっきより身体の調子は良くなってるし、これも全部モーすけが頑張ってくれたおかげ。

自分を助けてくれたこと、この森から脱出してくれたこと、感謝せざるを得なかった。





「…モーすけ…」

「ん?」

「…モーすけって強いんだね、あたしちょっと見直した。」

「別に、褒めなくても、ええんじゃぞ?」

「…ううんー、ありがとうって素直に思いたいの、今だけは…」

「まあ、シャボン娘は大切な仲間じゃしの、助けるのは当たり前じゃ」

「…モーすけ、ありがとー…大好き…」



こんなノーマの一言に、
モーゼスの顔が今の二人を照らしている夕焼けのように真っ赤に染まった、とか。







一緒に―Act2 

October 10 [Mon], 2005, 0:45



「!」



油断した、とモーゼスはその時感じた。
ここは森なのだ、野生動物もたくさんいるし、もちろん危険なものも多く生息している。
支えている腕の中でノーマを抱きかかえたとき、そう直感した。



「…大丈夫か、シャボン娘!!ワレ、いつもみたいに返事せえ!」

「…はぁ、はぁ…」




苦しそうにしているノーマの足元を見れば、細長く、鋭いその毒牙を持つ蛇。
ノーマが確実にソレに噛まれたことは明らかだった。




「…大切な、モンを傷つけた代償はでかいんじゃ……狼破ッ!」




ノーマを抱えながらの技だったが、技は蛇に見事に命中し、その息の根を止めた。
モーゼスは即座に腕の中の少女を見やる。




「…、はは、ゴメン…あたし、バカやっちゃった…」

「待ってるんじゃ、今、元気にしちゃるからな…!」

「(…ああ、モーすけがあたしの為に頑張ってる…)」



そう言い聞かせながらモーゼスは噛まれた場所に唇を押し当て、毒を吸い出す。
抵抗は出来るわけもなく、ノーマはただぼーっとその行為を見つめているだけだった。




「確か、この辺りにはあの草が…、あ、コレじゃ!」


モーゼスはその草を即座に磨り潰して噛まれた場所に塗りつける。
綺麗な花だが、モーゼスにはこれが解毒効果を持つ草だということが分かっていた。



「モーすけ…ここで死んじゃったら、ゴメンね…」

「…バカ言うとるな!生きて、無事にここから出るんじゃ!」

「うん、…そ、うだね…」

「…シャボン娘!…、…ッ…ノーマ!…ノーマ!!」




それからばったりと、ノーマの意識は途絶えた。
最後に聞こえたのは呼び慣れない、自分の名前だった。

一緒に―Act1 

October 10 [Mon], 2005, 0:10
二人で一緒に森の中で迷った、が正しいのだが。




「…嗚呼、きっとあたしってここでこのまま死んでいくのね…」

「…変なこと言っとらんで、さっさと歩かんかい、シャボン娘!」


はいはい、とノーマは曖昧な返事をして。
一緒に歩いているのは、モーゼス・シャンドル、一応山賊の頭。


ここは帰らずの森、一回入ったら最後、もう出れない、
とトレジャーハンターの間では有名な森なのだ。

ここのお宝を手に入れるため、どうしてもここに入らねばならず、
だから、ここの地理に詳しいと聞く、モーゼスを連れて来たのだが。



「…あー!!…ここはどこよー!」

「そがな…帰らずの森じゃ。」

「あったり前なこと言わないでよ、モーすけ!」



案の定、入り組んだ地形に迷わされ、二人とも迷い込んでしまった。
先程から言い合いをしているのだが、いかんせん体力の限界が迫って。


「どうしてギーとん連れて来なかったのよー…」

「シャボン娘に働かされてる姿を見るのは嫌じゃ。」

「…言い合うのも疲れたー…」

「休憩するかの…、ワイも疲れたわ」



あんまりにもノーマがうるさいので、
仕方なく適当な場所を見つけて二人は休憩していた。



「これは手に入れたのになー…」


そう言いながらノーマは自分の手の中でキラキラ輝く指輪を見た。
昔からこの森に住む、と言われている伝説のエルフの魔力の宝石が込められた指輪で。
どんな魔力か分かり次第、不必要なら資金代わりに売るつもりでいた。



チクッ。


ノーマの耳には確かに届いた、そんな不気味な音。
ソレの存在に気付いたときにはもう遅くて、足元に確かに痛みを感じた。




「…あ、あれ…?」

「…どした、シャボン娘?」



バサッ。


次の瞬間、ノーマの身体は崩れるように倒れていった。






気になるアイツ。 

October 02 [Sun], 2005, 2:26
「はぁ…」

ノーマの口から漏れる溜息。


「溜息なんぞつきおって、シャボン娘」

「ちょ、ちょっと、モーすけ!…アンタ、何処から湧いて出たっ///!」

「ワレな、人をいきなり虫扱いすんな!」

「うるさーい!これ以上文句あるなら……きゃ!」


あまりのいきなりのモーゼスの登場に、
ノーマは慌てて木の上からバランスを崩して落ちてしまった。



目の前にある相手の顔。

腰に回される相手の腕。

すっぽりと収まったようにノーマはモーゼスの腕の中にいた。


「大丈夫かのう、シャボン娘?」

「…」

「そげなしても、軽いなぁ…、ちゃんと食っとるじゃけんの…?」

「…ば、ば…ばかーーっ///!!」


バシィン。


と乾いた音が響いて。
モーゼスはノーマにストレートで平手打ちを喰らっていた。


「あだぁっ、何するんじゃ!」

「うっるさーーい、か弱い乙女になにしてんのよ!!もう知らない!」



バタバタバタ…。


「ワイ、そげいに悪いことしたのかの…」


その場を走り去るノーマに、
モーゼスはなんだかやりきれないような、もやもやとした焦燥感を感じていた。




「…ばかぁ、ばかばかばかーっ!」

「そんなに言ってると私にまで聞こえるぞ、ノーマ」

「…クー?」


クロエは走り去るノーマを目にしたので、ついここまで追ってきてしまったのだった。


「…その様子じゃ、またシャンドルと何かあったのか?」

「うん、…ん!?…なんでクーが知ってるの?」

「お前の様子を見ていれば、私にだって分かるさ…」


ノーマはただ、クロエのことを驚いた様子で見つめていたが、
だいぶ心が落ち着くとまたゆっくりと話し始めた。



「…アイツ、落ちてきたあたしに向かって…食べてるか、って…」

「うんうん」

「…なんだか…思いっきり頬叩いちゃって…なんで、こんなに素直になれないんだろ…って」



言ったきりノーマは膝を丸めて俯いた。
クロエはノーマの頭をそっと、優しく撫でて。


「まずは、叩いてしまったこと…謝るのはどうか?」

「…?」

「告白するのは、まだ早いのだろう?」

「…ぁああっ…クー…なんで、あたしが、アイツのことをっ!?」



その時、ノーマは確かに自覚した。
自分はあの人のこと、気になってるんだって。


少しだけ甘酸っぱい、そんな思いで。

夫婦漫才。 

September 28 [Wed], 2005, 0:59




「…これは如何見たってモーすけが悪い!!」

「…ワイは悪くない、悪いのはシャボン娘じゃ!!」




うー、と睨みあう二人達を見て、仲間の一人であるジェイは呆れて溜息をついた。
そんな冷たい態度は当然二人の反感を買うわけで。





「ちょっと、ジェージェー!ボサーッと見てないで私に加勢してよ!!」

「なんじゃ、ジェー坊!ワレは如何見てもシャボン娘が悪いこと見えとるのに、そっちに加勢するんか!?」

「…どっちも嫌です」






ジェイの皮肉を込めた言動にモーゼスとノーマにますます火花が散った。
それに比例してジェイの溜息はますます増えていくばかりで。




「…そんなに夫婦漫才がしたいなら、勝手にやってたらどうですか?」

「そんなワケあるか、ワレ!」

「私とモーすけになんて絶対に有り得ないじゃない!」




二人のテンションがどんどん上がっていくので、
ジェイは相変わらず睨み合っている二人にこう告げた。




「…で?お二人は何が原因で喧嘩していたんですか?」




「………」

「………」

「まさか、あれだけ言っておいて、忘れた、とか言いませんよね?」




ぎこちなく流れる時間。
しばらくしてから、さっきまで喧嘩していた雰囲気は何処へやら、
モーゼスとノーマの二人は真剣に考え込んで思い出そうとして。






「…え?それはモーすけ…が、アレ?」

「そがぁな、シャボン娘が…あー…何じゃったか…?」





喧嘩の内容も忘れ、思わず見つめ合って考え込むモーゼスとノーマ。
その顔から見える表情からは、もはや怒りなどなくなっていた。





「…それを夫婦漫才って言うんですよ、お二人とも。」

「はぁ!?何ですって!?」

「…何じゃと!?」



ジェイはそんな二人はパーティ内で一番仲がいいですよ、と皮肉めいた言葉を返した。



鋼バトン。 

September 27 [Tue], 2005, 20:12



■いろんな意味で自分に一番近い鋼キャラ

咄嗟に思うに増田。
だってパートナーがいないと何も出来ず、ぼーっとしてる無能だって、更に野心家。
全く鋼と関係ない占いなのに…増田宣告された。



■家族にするなら誰??(父.母.兄でお願いします)

父:ホーエンハイム(放任主義の父が良い)
母:トリシャ(綺麗で優しいお母さんだから良し)
兄:エド(真っ先に自分を庇ってくれたら嬉しい)

気付いたこと。自分アルじゃん!!
ちなみにおじさんにするなら、ロイで御願いします(聞いてない)



■今熱いCPと二人に着せたいコスプレ
1番はエンエド、もう切り離せないよ、自分から。
2番手ぐらいがアルロイ、エドリヒ、エドロイでも。

エンエド:私服。
アルロイ:ご主人とメイド(アルがメイド)
エドリヒ:学ラン。
エドロイ:軍服。

管理人はエドウィンとロイアイ好きなんで、否定は嫌です、アンチとかありますけど、はっきり言って嫌いです。

ロイエドが公式だったら手を引くぞマジで。



■その二人、学園モノだとどんなポジション?

ありがちは先生と生徒?
でも好きなのは同い年、親友以上恋人未満?
なんか、ほのぼのしてて好きだー。



■痴漢に遭いそうなキャラ


アル。

あの可愛さ、犯罪級(吐血)
劇場版にコロッと殺られました。
でも彼は攻。(きっぱり)



■正々堂々と痴漢しそうなキャラと、その時の台詞。

回答被るかもしれないが、エンヴィで。
コミュニケーションという名のセクハラ野郎。



■バトンを回したい人とその人を鋼キャラに例えると?

都合によりこのコメントは載せておりません。


回答楽しかったです。
これを見てるあなたへとバトンパス!!

ノーマ関係。 

September 27 [Tue], 2005, 2:19
主にノーマ関係の同盟―



気づいて。 

September 26 [Mon], 2005, 0:46


気づいて。


私がここにいることを。




あなたをずっと見守っていたことを。






「…ウソだ、ウソだ……こんなの、…こんなのってありかよーーーっ!!」





私は眠っていたけれど。

ちゃんと生きていたんだという事を。



あの日、追われて、一緒に逃げられなくて。
あなたの腕の中で息を引き取るつもりだったのに。


けど、またこうして逢えて。





もしかしたら、水舞の儀式、出来たかもしれなかったのにね。


ありがとう、セネル、さようなら…。






「…ステラーーーーーッ!!」





(何だろ)バトン。 

September 25 [Sun], 2005, 20:18


●初恋はいつですか?

保育園の頃だったな。
離婚騒動とかあったみたいだったけど大丈夫かなー?

●今まで付き合った人数は?

…5人?
え、まぁいろいろありまして最近は特に。



●好きな人とデートしたい場所は?

電話、とかメールが良い、勝手もあるし。
もしするのなら、涼しい水族館、もしくは映画館か遊園地行きたい…。



●好きな人と見たい映画は?

SFは無理だ。
あとはなんでも、感動作だとなんでも泣きそうだ、今の状況からすると…。


●好きな人に言われて一番嬉しかった言葉は?


それだと彼女になっちゃうなぁ(笑)
「いっしょにいたい」かなぁ(疑問系)

●好きな人はいますか?その人の好きなところは?


どうだろ(笑)
いるかもしれない。




●こんな人は絶対無理って人は?

たらし。
某大佐もダメです。


浮気は許せますか?許せるならどこまで?

許せないって人がいいんだけれど、それって我が儘かもしれないから、許します。
っていうか友達まではいいんじゃないのー?


●同棲してみたい?

して理想と現実のギャップを知るのが嫌。
かもしれないけど良いんじゃないかな?



●あなたが愛を感じる行動は?

求めてくれること。
ゴメン、あんまり普通の回答じゃないなー。


●一番長く続いた恋愛は?

どれだったっけ。
あ、最近のとか??



●お付き合いをしたい有名人・芸能人は?

普通なら椎名桔平さん!
絶対好きな一人の俳優ですね、微笑みが大好きさ!
「鋼の心を持て」(SHINOBIです)っていう映画に出てるから行きたいなー。

あと、クイールも、あの記憶がなくなる話も好きさ!



●究極の選択!!
一生人を愛せなくなる・愛されなくなる どっちを選択する?

愛せなくなる。
人から見捨てられるの嫌い。



●このBATONを廻す5人は?


都合により省略させていただきます。
また恋をしてみたいなぁ、なんて考えたりしますよね…。