Sherlock Holmes
March 26 [Fri], 2010, 9:54
映画シャーロック・ホームズ観て来ました。
ホームズ流に思考の過程を飛ばしていきなり結論から言うと、"ホームズ"でした。
開始三分。夜闇の中で石畳を疾走する馬車、拳銃に込めた弾を確認する男達、
そして始まる霧に隠された捕物劇。
これでもういきなり掴まれた!これはまぎれもなくホームズ!
スチームパンクに19世紀倫敦物は数あれど、これはまさしくホームズの倫敦!
色々異論は在ると思うんですよ。そりゃやっぱり、思い入れが在る人間の数が尋常じゃない原作だし。
しかも、20年も前に決定版と言われた映像化がもう済んでしまっている。
今まで数多の色モノホームズ映像化に付き合わされてきた原作ファンは、それでも
今回の映画に配役の時点で色々言いたい事はあると思うんです。
ガタカ以来の、ジュードファンを自認してる私だってそうです。
でも「19世紀倫敦=猟奇&ゴシックホラーサイコモノ」みたいな図式が当たり前になってしまった昨今、
残虐描写&SEX描写を極力排除した、家族で観られる探偵バディムービーの復権に
名探偵ホームズが復活した事させた事は全力で評価したい。
と言っても、グラナダ版程描写が健全な訳でも無く、そこは流石のガイ・リッチー。
ビクトリア朝の美しい街を一歩歩けば紳士淑女とヤク中の浮浪者がすれ違う、
キッチュで、いかがわしくて、汚らしい、カオスでパワフルな倫敦の魅力満載。
って言うかマッチョ。そしてパンク。登場人物どいつもこいつもロンドンタフネス。
ダウニーのホームズ先生は、ダメ男。
まあ元々、ホームズ先生は原作からしてとんでもない汚部屋に棲む
いきなり部屋の壁に発砲し出すヤク中マッドネスなんですが。
今までの映像化でクローズされてきたホームズ先生のスーパーヒーロー分をチャラにするかの如く、
兎角、ダメ男。事件が無いと二週間部屋から出て来ないマジニート。
なのにマッチョ。ワトソンにイジメられた腹いせに場末の賭拳闘に出て憂さ晴らししたりする。
そして勿論推理は名探偵。新ジャンル、頭脳派マッチョ。
相対してジュード・ロウのワトソンは、結婚直前のハンサム開業医で
そりゃもう絵に描いたようなリア充。
でも年中拳銃携帯で、何かあると直ぐにホームズの顔面にパンチを食らわす。これもマッチョ。
アイリーンは...これは正直、私的に唯一、一番不満が残るところなんですが
峰不二子でした...お色気の極力少ない不二子ちゃん。
街のならず者相手にラスボスとまで格闘しちゃう、そりゃもうマッチョ。
個人的にコレ系の女性キャラは大好きなんですが、でもアイリーンをそうして欲しくはちょっと無かった...女優さんが良かっただけにこれだけは...。
ストーリーは映画オリジナルで設定もそうみたいなんですが、
(ワトソンがメアリと結婚直前なのに、ホームズとメアリの面識が無い等)
随所に原作ネタやグラナダ版へのオマージュが観て取れます。
アバンタイトル後のグラナダOPさながらの導入部、部屋の壁に弾痕で作った"VR"等、
おそらくホームズ好きな人程"してやられた"感満載です。
ああもう、ちょっとだけ語ったつもりがもうこんな文字数に...。
ダメです、ホームズ先生好き過ぎるんです私。探偵万歳。
つまり、
「ちゃんとホームズしてたから、ホームズ好きは劇場で見とけ!」
って言いたいだけです。
"ホームズの"19世紀倫敦を大画面で見るだけでも、SH好きなら十分価値あると思います。
あと、個人的にいしいひさいち版のホームズが一番キャラが近いと思いました(笑)
ああ本当、探偵ものって良いですよね...これのヒットを契機に
他の諸々の探偵諸氏が銀幕に蘇ってくれたら嬉しいのだけれども。
The game is afoot!
Sherlock Holmesワーナー・ブラザーズ映画公式サイト(日本語・音出ます注意):
http://wwws.warnerbros.co.jp/sherlock/
PS:レストレード警部が、出番こそ少ないんですが結構美味しい役回りでした。
ホームズ流に思考の過程を飛ばしていきなり結論から言うと、"ホームズ"でした。
開始三分。夜闇の中で石畳を疾走する馬車、拳銃に込めた弾を確認する男達、
そして始まる霧に隠された捕物劇。
これでもういきなり掴まれた!これはまぎれもなくホームズ!
スチームパンクに19世紀倫敦物は数あれど、これはまさしくホームズの倫敦!
色々異論は在ると思うんですよ。そりゃやっぱり、思い入れが在る人間の数が尋常じゃない原作だし。
しかも、20年も前に決定版と言われた映像化がもう済んでしまっている。
今まで数多の色モノホームズ映像化に付き合わされてきた原作ファンは、それでも
今回の映画に配役の時点で色々言いたい事はあると思うんです。
ガタカ以来の、ジュードファンを自認してる私だってそうです。
でも「19世紀倫敦=猟奇&ゴシックホラーサイコモノ」みたいな図式が当たり前になってしまった昨今、
残虐描写&SEX描写を極力排除した、家族で観られる探偵バディムービーの復権に
名探偵ホームズが復活した事させた事は全力で評価したい。
と言っても、グラナダ版程描写が健全な訳でも無く、そこは流石のガイ・リッチー。
ビクトリア朝の美しい街を一歩歩けば紳士淑女とヤク中の浮浪者がすれ違う、
キッチュで、いかがわしくて、汚らしい、カオスでパワフルな倫敦の魅力満載。
って言うかマッチョ。そしてパンク。登場人物どいつもこいつもロンドンタフネス。
ダウニーのホームズ先生は、ダメ男。
まあ元々、ホームズ先生は原作からしてとんでもない汚部屋に棲む
いきなり部屋の壁に発砲し出すヤク中マッドネスなんですが。
今までの映像化でクローズされてきたホームズ先生のスーパーヒーロー分をチャラにするかの如く、
兎角、ダメ男。事件が無いと二週間部屋から出て来ないマジニート。
なのにマッチョ。ワトソンにイジメられた腹いせに場末の賭拳闘に出て憂さ晴らししたりする。
そして勿論推理は名探偵。新ジャンル、頭脳派マッチョ。
相対してジュード・ロウのワトソンは、結婚直前のハンサム開業医で
そりゃもう絵に描いたようなリア充。
でも年中拳銃携帯で、何かあると直ぐにホームズの顔面にパンチを食らわす。これもマッチョ。
アイリーンは...これは正直、私的に唯一、一番不満が残るところなんですが
峰不二子でした...お色気の極力少ない不二子ちゃん。
街のならず者相手にラスボスとまで格闘しちゃう、そりゃもうマッチョ。
個人的にコレ系の女性キャラは大好きなんですが、でもアイリーンをそうして欲しくはちょっと無かった...女優さんが良かっただけにこれだけは...。
ストーリーは映画オリジナルで設定もそうみたいなんですが、
(ワトソンがメアリと結婚直前なのに、ホームズとメアリの面識が無い等)
随所に原作ネタやグラナダ版へのオマージュが観て取れます。
アバンタイトル後のグラナダOPさながらの導入部、部屋の壁に弾痕で作った"VR"等、
おそらくホームズ好きな人程"してやられた"感満載です。
ああもう、ちょっとだけ語ったつもりがもうこんな文字数に...。
ダメです、ホームズ先生好き過ぎるんです私。探偵万歳。
つまり、
「ちゃんとホームズしてたから、ホームズ好きは劇場で見とけ!」
って言いたいだけです。
"ホームズの"19世紀倫敦を大画面で見るだけでも、SH好きなら十分価値あると思います。
あと、個人的にいしいひさいち版のホームズが一番キャラが近いと思いました(笑)
ああ本当、探偵ものって良いですよね...これのヒットを契機に
他の諸々の探偵諸氏が銀幕に蘇ってくれたら嬉しいのだけれども。
The game is afoot!
Sherlock Holmesワーナー・ブラザーズ映画公式サイト(日本語・音出ます注意):
http://wwws.warnerbros.co.jp/sherlock/
PS:レストレード警部が、出番こそ少ないんですが結構美味しい役回りでした。
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