DJAVAN『LUZ』('82)
2015.02.09 [Mon] 08:00

ルースルース
ジャヴァン

曲名リスト
1. Samurai
2. Luz
3. Nobreza
4. Capim
5. Sina
6. Petala
7. Banho De Rio
8. Açaí
9. Esfinge
10. Minha Irmã

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1stから4thまでは聴いていたのに、なぜかそのあとのアルバムには手を付けていなかったジャヴァン。ふと思いついて5thの『Luz』を聴いてみたら、わー!なんたるメロウ&アーヴァン!! どの曲もシャレていてポップでスムースでとっても素敵。「Samurai」「Açaí」といった超有名曲が入っているから敬遠していたのかな。誤解していてゴメンナサイ。ヒットしたことにはちゃんと理由があるってことだね。

特に好きなのは「Capim」と「Sina」。リズムと言葉のマッチングが楽しくて何度も聴いてしまう。
ドポップばかりでなく「Luz」や「esfinge」など小粋な曲もちりばめられ、とてもバランスが良く何度聴いても飽きさせない。
このアルバムでアメリカ進出を狙っただけあってとても洗練されているけれど、それ以前の良さもちゃんと残ってるところがいいな〜。

この次のアルバムも聴いてみたけれど、どうもイマイチ '84年リリースなので楽器がデジタルになってしまい、シンセの音がキラキラしすぎててもうダメなんですよね…。やっぱりYAMAHA DX7出現以前のアナログシンセの音が好きだなあ。


ちなみに鳥のジャケットは日本盤のみ、オリジナルはこちらの顔ジャケバージョンとなっています。

DJAVAN オフィシャルサイト
 

ANTONIO ADOLFO('72)
2014.05.25 [Sun] 21:00

ANTONIO ADOLFO  アントニオ・アドルフォANTONIO ADOLFO
ANTONIO ADOLFO

曲名リスト
1. Tenho andado despreocupado
2. Por que é que você se esconde
3. Não se vive de passado
4. Essa chuva
5. Correto
6. Venice
7. Sempre que é possível eu faço uma canção
8. Espaços entre espaços
9. Tem dias como hoje por exemplo
10. Azul
11. E nasce essa canção
12. E eu pensando muito
13. Terminando esse disco

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2006年02月10日にアップしたエントリの再アップです。
なんと!2014年1月に日本盤が発売されていました!・・・が気づいた時にはすでにAmazonのマーケットプレイスで5ケタ(笑)。検索しまくって渋谷のタワレコにあることをキャッチし、一直線に買いに行きました。

このアルバムは最初から最後までほぼピアノまたはギターをメインにしたシンプルな伴奏で、アドルフォ自身がヴォーカルを取っています。フォーキィかつメロウな曲が連なり、アルバム一枚で一曲のような流れのある作品になっています。メロディの美しさだけで勝負出来るコンポーザーなのだと認識させてくれる素晴らしいアルバムです。そこかしこに泣きのメロディが見えかくれし、私はマルコス・ヴァーリ、ロー・ボルジェスと並んで大好きな作曲家です。

私の拙いポル語力で聞き取れた歌詞をつなげてみると、人間の内面的なことを歌っているのを感じ取ることができます。当時彼も悩みの中におり、そこから光明を見いだしていく様子が1枚のアルバム中に交響曲のように綴られています。代表曲と呼んでも良いほど美しい曲「Tem dias como hoje por exemplo」ではイントロのピアノにグッときてしまいます。

私が知りたかったのが、この歌詞。はたして私の深読みは正しかったのか??ワクワクしながら中を開けると…なんと歌詞が付いてなかった
「中南米音楽」のケペル木村さんの解説があるのみで、これに2800円払ったといっても過言ではないような(笑)。
とはいえ、このアルバムは個人的にとても思い入れがあるので、高音質のCDで聴けるようになってとても嬉しいです。
 

Azymuth 『Aurora』('11)
2011.06.12 [Sun] 11:56

オーロラAurora
Azymuth

曲名リスト
1. Aurora
2. In my treehouse
3. Tá Nessa Ainda Bicho
4. Isso É Partido Alto
5. Carnaval Legrand
6. Diz No Pé
7. Meu Mengô
8. Crazy Clock
9. Que Bom
10. É Mulher
11. In my treehouse(Prelude 1)
12. In my treehouse(Prelude 2)

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10ヶ月近く間を空けてしまいましたが、久しぶりの更新はアジムスの新譜です。
相変わらずカッコイイです。深みのある落ち着いた音色、物憂げなフェンダーローズ、スペイシィなボコーダのヴォーカル、そしてそこはかとなく見えかくれするブラジリダーヂ。
でもやってることは昔と変わらない。
変わらないのにカッコイイなんですごいと思いませんか?
なんていうかもう、これは一種の“伝統芸能”に通じる域。目新しいことなんてしなくたって、一つのことを貫けばカッコヨサは自然についてくるものなんだなあと気づかされます。
そしてアジムスの音楽はなぜか梅雨のシーズンにぴったりなんですよね。これから聴きまくろうっと。

もうすぐ来日公演が行われますが、休みが取れず今回は観に行けなくて残念。円熟して醸された“伝統芸能”はきっと日本のクロスオーヴァー・ファンを魅了することでしょう。
 

Jorge Dalto 『Urban Oasis』('85)
2010.08.29 [Sun] 19:25

アーバン・オアシスUrban Oasis
Jorge Dalto

1. Samba All Day Long
2. Love of My Life
3. Killer Joe
4. Ease My Pain
5. Sky Dive
6. La Costa
7. Sentido de Sete

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前回のエントリ『ナマズ』の再発に続き、またまたずっと探していたアルバムが見つかりました! アルゼンチンのアーティスト、ホルヘ・ダルトさんの『アーバン・オアシス』。アーバンでオアシスですよ!!タイトルだけでもう期待しちゃいます。
このアルバムを知ったのは、かつて坂本龍一さんや渡辺香津美さんが在籍していたグループ“カクトウギセッション”がカバーしていた「La Costa」という曲がきっかけ。「なんだこの複雑ポップな曲は!」とひと耳惚れし、探しまくって辿り着いたのがこのアルバムでした。オリジナルはナタリー・コール-リンダ・ウイリアムスですが、カクトウギセッションのアレンジに近いイメージで「これだ!」と思ったのに、廃盤&コレクター価格で手が出ず… それが2009年にやっと再発されました。

まず1曲目から爽快なブラジリアン・フュージョンが飛び出します。涼しげなフルートと軽快なピアノ、ブラジル音楽ではあまり使われないパーカッションが入っているのも新鮮です。
続く2曲目はミドルテンポのこれまた爽やかでアーバンな曲。ホルヘさんのフェンダーローズがカッコイイ。
M-3「Killer Joe」はラテンなリズムが心地よいちょっぴりクールな曲。M-4「Ease My Pain」は奥様のアデラさんがヴォーカルのナンバーで、海風に吹かれているような清々しい気持ちにさせてくれます。
M-5「Sky Dive」はアーバン極まりないカッコイイ曲!フルートとフェンダーローズってどうしてこうも合うんだろう。
そして「La Costa」!このメロウで複雑ポップな展開に心底しびれます。
ラストの「Sentido de Sete」も海岸線のドライヴにぴったりなすてきな曲。そして最初に戻ってまた繰り返し聞きたくなるアルバム。

飽きずにリピートできるほど耳になじむポップで爽やかな楽曲、でもよ〜く聴くと尋常じゃないアレンジだったり演奏だったり、流して聞いてもじっくり聞いても素晴らしい。それをさらりと聴かせてしまうところにテクニックを感じてしまいます。

こんなに素晴らしいアルバムを作ったホルヘさんですが、この2年後に39歳の若さで病死したそうです。残念。ほんとに残念。神様って意地悪ですねえ…。
 

Namaz 『300 M.P.H.』('81)
2010.05.15 [Sat] 11:00

300 M.P.H
Namaz

曲名リスト
01. Vom Regenbogen
02. Short Funky
03. Congress Of Dreams
04. For Making Me Blue
05. Anticipated Joy
06. Movin' Seconds
07. Mystic Latin
08. Take Me Away
09. Cyklus III

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何となく検索していたら、ずっと探し続けていたアルバムがCD化されていたことを発見!
ドイツの「ナマズ」というグループ。“ジャーマン・ブラジリアン・フュージョンの最高峰”と称されているのですが、ジャーマンなの?ブラジリアンなの?(笑)
巷ではかなりの高値がついており、私が見たのは3万円ぐらいだったかなあ? 私にはそこまでの価値は見いだせないけど、人の価値って不思議なものです。そんでちゃっかり2500円程度で手に入れちゃってスミマセン、コレクターの皆様(笑)。

1曲目からいきなり飛び出す高速ダバダバ・スキャット!小気味よいリズムに乗せて低めのトーンの女性スキャットと各楽器の超絶テクがぐいぐい迫ってきます。
インストはギターがメインなので、ブラジリアン・フュージョンというよりは渡辺香津美さんの「KYLYN」やカクトウギセッションを彷佛させますが、M-3やM-8のシンセなんて「アジムスですよね?」って感じだし、ちょうどいい塩梅にブラジリアンがフィーチャーされていて心地よいです。
そして女性ヴォーカルがとにかくかっこいい!M-5「Anticipated Joy」が聞きたくてずっと探していたのですが、ジャケットのデザインを具象化したような爽やかで疾走感あふれるスキャットにワクワクします。ダバダバだけでなく歌モノもあり、ホントかっこいいです。

ナマズが注目されるきっかけになったのは、ドイツのコンピレーションGlucklich。ブラジリアンタッチのジャズやクロスオーヴァーが満載のナイスな選曲ばかりなのですが、私が持っている「II」のラストに入ってるMr. Circleというグループの「Schoch-Schach」がこれまた女性ダバダバスキャット炸裂のカッコイイ曲!10分半も続く長い曲なのですが全然長さを感じさず、むしろずっと続いてほしいとさえ思わせてしまう熱い演奏がたまりません!

Glucklich IIGlucklich II
Various Artists

曲名リスト
1. Go for the Others
2. Otao E Eu
3. Vou Vencer
4. Flying Carpet Ride
5. Vera Cruz
6. Rhythm Go
7. Tante Nelly
8. Nil
9. Schoch-Schach

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Glucklich 5 Glucklich Glucklich III Glucklich IV

半年に1度思い出したように更新するこのブログですが(笑)これからもこういう曲に出会えることを祈りつつ、
音楽を楽しみたいと思います