伝統的な西洋剃刀

February 19 [Tue], 2013, 15:02
人類が剃刀を発明したのは非常に古く、石器時代の遺跡からも貝殻やサメの歯、火打石などで作られた剃刀が出土しています。

エジプトでは墳墓から紀元前4世紀の金や銅製の剃刀が発見されました。

砥石や革砥で砥いで使う伝統的な剃刀には西洋式の折り畳み剃刀と和剃刀があります。

現在見るような直刃の西洋剃刀は18世紀にイギリスのシェフィールドで、鋳鋼を大量生産する方法が発明されてのち一般に普及しました。

直刃の剃刀は砥ぎに目の細かい専用の砥石が必要なうえ、ひげ剃りにも習熟が必要で未熟だと負傷の危険があったため、安全剃刀の普及以前は多くの者が理髪店に行き理容師に髭剃りを行わせていました。

しかし最近は安全剃刀や電気剃刀の普及で理髪店でも髭剃りの需要が減り、交換式の替え刃を使う安価な剃刀が普及しています。

安全剃刀の普及以前には、伝統的な和剃刀は兵庫県三木市などで盛んに生産されました。
昭和の末期頃からは替刃式剃刀などに押されて需要も鍛冶職人も減り、一時は生産もほとんど停止しました。

しかし、肌あたりが柔らかく、かつ鋭い切れ味が見直されて需要も回復傾向にあり、新規に和剃刀製造に参入する職人も現れつつあります。

海外の一部では直刃の剃刀による髭剃りは趣味の一分野として成立しており、愛好家の集団がインターネットで情報を交換したり、また剃刀のビンテージ品の個人売買などを行っています。
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