円キャリートレードが円高に影響 

August 09 [Tue], 2011, 19:02
ではなぜ、サブプライムローン問題が円高の要因となったのでしょう。

それには、円キャリートレードと呼ばれる投資スタイルが関連していると言われています。
円キャリートレードとは、金利の低い円でお金を調達し、それを金利の高い外貨に交換し海外市場で運用する投資スタイルのことです。

円キャリートレードが多く利用されると、円安になりやすくなります。
円が海外通貨に交換されるので、「円が売られる ⇒ 円安」というわけです。
サブプライムローン問題が起こるまでは、この円キャリートレードによって、円安傾向となっていました。

ところが、サブプライムローン問題が起こると、今度は円キャリートレードの巻き戻しが起こりました。
清算しようと、借りていた円を返済するために、「海外通貨を円に交換 ⇒ 円を買う ⇒ 円高」というわけです。

「円を買いたくて買った」というよりかは、「返済のために円を買う必要があった」と言ったほうが適切かもしれません。
しかし、どちらにしても、円を買われていることに違いないのです。