子供のころの夢を見た

November 24 [Sat], 2012, 23:00
ムに長いよ小学校一年の時、同じクラスにササキってヤツがいた。
ニヤって大人びた笑い方をするやつだった。
気が合ってよく遊んだ。
どつきあったり、笑ったり、しょっちゅう一緒にいた。
そいつがいつの頃からか、放課後に先生と勉強をするようになって、そんなのいいから遊ぼうと誘って先生につまみ出されたりした。
夏休みの前にいきなりいなくなり、気がつけば転校してた。
隣の地区の学校に移り、ばあちゃんの自転車の後ろに乗せられて通学するようになっていた。
毎日遊んでいたのに突然疎遠になって、それが面白くなかった。
でも毎朝班登校の集合場所のそばを通るから姿をみるたびに声をかけた。
おはよー学校そっちじゃないぞー自転車ずりーこっちに気付かなければ走っていって並走しながら背中を叩いたりした。
ある朝、いつものように走っていっておっすって背中を叩いた。
そのとたんにばあちゃんにゴルァってキレられた。
めっさびびった。
呆然と見送った。
知らなかった。
そいつがいわゆる知的障害者だったこと。
毎日放課後勉強してたのは授業についていけなかったこと。
普通学校に入ったものの結局は養護学校に転入せざるをえなかったこと。
ばあちゃんから、いじめられてると思われていたこと。
知らなかった。
関係なかったから。
友達だったから。
好きだったんだ。
夢の中であいつはやっぱりばあちゃんの自転車の荷台に揺られてた。
ばあちゃんに怒られて以来、並走できなかった。
声もかけられなかった。
ばあちゃんが怖かった。
やっぱりただ見送った。
言えばよかったなあと思う。
そいつと友達なんだよって。
たぶんそいつもそう思っていた、と、思いたい。
声をかけられなくなって、でもこっそり手を振った自分に荷台からこっそりと手を振り返してくれていたから。
今でも友達だと思っていてくれるといい株式会社アルメイダな、と思った。
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