SFCG 司法書士の責任

2004年11月29日(月) 10時58分
 毎日新聞が丹念にSFCG(旧:商工ファンド)の問題点をフォローしています。旧商工ファンド:公正証書作成、関連会社で代理人業務
 この手口は、SFCGからの貸付に際し、債務者から関連子会社(リーガル・サービス社)に公正証書作成を委託する旨の契約書と代理人欄白地の委任状を作成させ、同社所属の司法書士が委任状の白地欄を補充して、債務者側の代理人となって、公正証書を作成する、というものです。
 記事中にもあるとおり、リーガル・サービス社はSFCG100%出資の会社であり、同社が債務者から公正証書の作成を受託するというのは利益相反であり、このような業務を行うことは、司法書士倫理23条、24条、26条などに違反します(登記感覚でやっているんでしょうかね?)。また、委任状作成時や白地補充の際に、債務者に意思確認を行っていないことも違法です。
 これらの司法書士がどういう経緯でSFCGの関連業務を受任するようになったのかは知りませんが、司法書士倫理に照らして軽率といわざるをえません。
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