『法とは何か』 著者:渡辺 洋三 岩波新書 (2) 

2005年10月23日(日) 2時07分
雨の日も風の日も・・・ 肌身離さず読み続けてやっと完読しました
全体に目を通した感想ですが星は4つでお願いします! 
星一つ減点の理由は現代社会の問題や争点をたくさん例示していましたが
『法とは何か』をいう題名に対する明確な答えが得られず
焦点が本の内容に定まっていない感を受けたというか
それぞれの問題に対する先生の意見が書かれていたので・・・
えっと・・・注意ですが 批判的な意見について・・・ それは私が法を学ぶ者でなくて法を学ぶ準備をする者だからだと思います・・・ 本の内容も私自身の専攻希望とも分野が異なっていますがあくまで個人的な趣向が本と沿わなかっただけの話です ひとつの本としては大変面白かったです 法分野に現存するさまざまな問題を具体的に認識するために有用な一冊です 

今日は表題である『法とは何か』に対する渡辺先生の答え(?)を一応自分なりに感じたようにまとめておきます


Q: 法とは何か?

A: 法とは正義だ
   正義には2種類ある
   一つは私的正義 もう一つは公的正義
   二つの正義は表裏一体で合致せねばならない
   
   注意が必要なのは「正義は普遍的で不変的なものだ
   だから法も絶対的なもので固定的なものだ」
   と思われがちなところがあることだ
   
   私的正義は個人の尺度によってさまざまな価値観を生み出す
   公的正義は私的正義の一般化された集合体である
   だから私的正義も公的正義も時代の風潮に大きく影響されるものだ
   正義すなわち法は変動的なもので時代を映し出す鏡といえるだろう
   それぞれの時代において法を継承して作り上げるということは
   特定歴史的状況の中で正義を具体化していくことなのである



法は正義だと言い切るところに渡辺先生の気概を感じます^^
道徳的な正義とは違う意味を持っていますが
先生が定義するように法は確かに正義と呼べるものじゃないかなぁ・・・
JUSTICEという言葉が英語にありますがこれが法律の裁きとして
先生の指す正義にあたるのではないかと思われますです ぇ
道徳的な正義はRIGHTとでも訳すのかも また調べておこうっと

今日の一言:
「法に関心を持つ者は、法的正義のゆくえを自分で見きわめ、時代の法思想をわがものとしなければならない」
  • URL:http://yaplog.jp/lawasalways/archive/2
コメント
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