三日月 

February 16 [Sat], 2008, 23:29
夜…外にはすっかり闇が落ち、月はその上弦を細い雲に懸けている。
青年は頬杖をつき、部屋の窓から空を見上げた。
「そろそろカーテンも買わないとな」ぼんやりとそんなことを思う。



「マスター、お茶をどうぞ。」栗色の毛をした少女が澄んだ声で言い、
テーブルに湯飲みを置いた。「何を見ていたんですか?」
「特に何ということもないけど、まぁ月を見ていた。」マスターと呼ば
れた青年は茶を啜り、少女のほうに向きなおる。夕食を終えた後のこの
時刻、二人で茶を飲みながら向かい合っている時間は、青年にとって
特別だった。大学に行き、アルバイトをするという単調な日常は、彼の
心にさざ波すら起こさない。退屈で退屈で息が詰まる日々。数少ない友
人との雑談や、折にふれての飲み会も、心の底からは楽しく過ごせない。
子供のころはすべてが新鮮だった、何でも全身全霊で楽しめたのに、と
いう思いが、彼の心をさらに重苦しくしたのだった。
だが、少女との会話は別だった。脳にしみ込んだ鉛の重さが消えうせたかの
ように軽やかな気分になり、安らぎが心を優しく満たす。そこには異性への
ときめきも交じっているのだろうか、一日のうちで唯一彼が心待ちにする
時間だった。



「マスターは…月が好きですよね。よく眺めています。」
「綺麗だからね。何か落ち着くような気もする」再び月に目をやる。
「満月にはまだ遠いですね。あと20日くらいでしょうか」湯飲みを
持ち直し、少女も月を見る。赤と緑のオッドアイが月光を受けて輝く。
「蒼星石は、三日月より満月のほうが好き?」青年が尋ねる。
「そう、ですね。一分の欠けもなくて、少しの曇りもなくて…
 アリスの美しさはあのように完ぺきなのだろうかと、憧れます」
大きく開かれた眼は真直ぐに月をとらえている。
「僕たちはみな、アリスに届かなかった。三日月は時間とともに円く
 満ちるけど、僕たちは欠けたまま…」
悠久の時を生きるドール、至高の存在を目指す成長しない人形。青年は
少女らに課された宿命を思い起こした。この子は俺が老人になっても
今の姿のまま。俺が死んだとしても…。アリスになったとて、父に会い
に行くため俺のもとを離れるのだろう。
それでも…



「マスターはどうなんです?三日月と満月では」少女は青年に顔を向けた。
「三日月かな。」
なぜ?とでも言いたげに少女は首をかしげる。うなじにかかった短めの
髪が光を反射して輝いている。
「『完璧』は、どこか遠い存在みたいな感じだから」
言い終わってから青年は少女の顔を見た。そこには少し寂しげな眼をした
微笑みがあった。
「お茶…お代わり、淹れてきますね」少女はゆっくりと立ち上がり、キッ
チンへと向かう。少女の表情は、青年にはとても儚げに映った。



(儚いのは、限られた時しか一緒にいられない、俺のほうなのに)
薬缶のシュンシュンという音がかすかに聞こえてきた。

頑張ってモチベーション維持すべし! 

February 12 [Tue], 2008, 11:28
さて、講座が始まって1週間が経ちました・・まだ1週間なんですよねw

税理士試験は年一回しかありません、簿記の場合1級は年二回、試験があったので、ある程度先を見据え

て勉強にとりくむことができたんですが、年一回となるとなかなか先を見据えてってわけにもいきません

とりあえず当面の間は区切り区切りで行われる定例試験で満点を取ることに重点を置いていきたいとおも

います!

月火水木金っと大原に通い詰めの日々ですが、モチベーションを頑張って維持していきたいと思います!

ではでは〜^^ノシ

こんな時間に…? 

January 30 [Wed], 2008, 13:32
起きるにはまだちょっと早いと言うこの時間。


もう一眠りしようかと思ったら、なんだか聞こえて来る木魚とお経……



多分…ばあさまが今日は早くからどこか行かなきゃいけないんだろうけど……


2階はよく音が聞こえるんだよね……(-_-;)

後30分は寝たいのになぁ………(-_-;)

みんなの喋り場 

January 16 [Wed], 2008, 7:15
みんなで色々喋りましょう!
話のネタはなんでもいいですよ〜

ではでは

寒くなってきました。 

January 05 [Sat], 2008, 4:52
最近だんだん寒くなってきましたぁ!!冬は苦手ッ朝が辛いですねぇ・・・。
でもスノボは好きです♪今年は赤ちゃん生まれるから行けそうにないけど来年はみんなでいきたいなぁ★
今月の終わりか来月の頭に実家に帰ることになりました。やっぱり出産後は実親がいたほうが楽みたいで。寂しいなぁ〜旦那様に逢えなくなるのは(:U:)今まで1週間も離れたことがないんです。付き合ってからずっと一緒にいるの!!ラヴラヴなのぉ♪(笑)離れて心配なことはあんまり?ないけど、寂しすぎて死んじゃうって位離れたくないよぅ!!!旦那様だぁ〜い好き(*3*)

川崎洋著「すてきな詩をどうぞ」 (10) 春 

December 22 [Sat], 2007, 13:12
川崎洋著'''「すてきな詩をどうぞ」'''



筑摩書房発行:著者川崎洋 「すてきな詩をどうぞ」より



'''春'''



「すばらしい海」   年礼慶子




それから山  それから海  それから畑



それから神話のなかの松林をとおりぬけ



何というはるかな道程ののちにそれはあったろう



ゆく手はいちめんの青草だと見せて



生きもののような道が傾斜しつくすと



不意に途方もない大きさで端座した海




家一軒  もみの木一本所有しない



あんなにゆたかな空しさを



また明日の方まではこび続けるつもりだ



今もものいわず



かもめの羽にかくれては



駄々っ子のゆうぐれを無心にあやしている




記憶の波を



一枚ずつ沖の方へ押しやりながら



弓なりの浜を帰ってくる



その足もとのさだまらない砂の下から



うしろざまにかけて行って



遠い波の下へ沈んでしまうすばやい海



忘れても他人のまねなどせず



どんなに徒労に見えても



自分の道だけを熱心に往復する



海には海の方法がある



楽しげにさざめき空に向ってはじけている海の



そのほんとうの声を聞きわける者はいない




かきらめるわけではないが



せなかをむけて足早に去って行く



だが心だけはいつも海に寄りそっている



私にとって今  何が大変で何がやさしいのか



どこまでが正しくてどこからが悪いのか



しまいには誰が近くて誰が遠いのかさえわからなくなる




無理だろうか



あなたの胸からも



あどけない潮騒をききたいのだ



おあらかしいことだろうか



私は死ぬまでに一度



そのひろいふところに溺れるほど揺られてみたいのだ




心から望むのは



あなたの海がみかけよりずっと大きなうつわであり



あふれてもあふれても私をいれる深い盃であるように



そして私は  あなたの分を十年先まで浸している愛



愛よりももっと確かにみちてくる潮であるように




この詩は昭和三十五年に出版された詩集『来歴』の中の一篇です。



海が好きなわたしにとってこの詩は、以前から愛着とそして敬意を覚えていて、何度も読み返してきまし



た。



(つづく)

5〜燈火国(とうかこく) 

December 13 [Thu], 2007, 7:13
菜央視点




すごい・・・やっぱ別の世界だ・・・扉を開けてよかった・・・・・・
はい!どーも〜〜菜央で〜〜〜す。やーーーーっと脱出しましたーーー!!そしてもうなんですか???
'''この人の多さ!!建物の多さ!!'''異常だ・・・0番世界だったら・・・・・・ありえねぇ・・・



「すごい×2菜央!!ここ良いところだね!!」



姫香は、はしゃいでいる。当然の反応だ。0番世界ならありえない光景・・・それを今自分で見て、感じ
ている。俺も内心わくわくしている。



「そうだな。けどまずは・・・・・・・・・あっ、すいませーん!!そこのおねーさん!!」



「何かしら??」



「僕達旅をしてるんですけど・・・ここはなんて名前の国なんですか??」



「ここは、燈火国(とうかこく)よ。このグランフィーア大陸のアルドバラ王国の東を守護する国でね、龍を祀っているの。別名青龍国、龍の民の国、龍に祝福されし国とも言われているわ。まあ、実際この国は守護龍がいるしね。」



「へぇ〜〜〜〜〜〜〜〜」




龍か・・・なんかかっこいいなぁ〜〜〜〜〜



「ありがとうございました!!親切なおねーさん!!」



「菜央何してたの????」



「この国のことを知っておこうと思ったから聞いてきた」



「教えて!!!!!!!!!!」



はぁ〜〜〜言うと思ったよ・・・



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



「へぇーーー龍を祀ってるんだ・・・」



「で、姫香どうする??ここに決めるか????」



「うん!!ここがいいな!!!住む所!!!!」



「おし!!うんじゃあまずは・・・バイト先&住む場所確保だーーー!!!!!!!!!!!」



とりあえず・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(沈黙するな!!)



End

顔文字&特殊文字 

December 08 [Sat], 2007, 4:14
チョイト オマイサン ε=(。◢д◣。)ㄋ  (*μ_μ)σ| モジモジ・・・ (☄ฺ◣д◢)☄ฺワシャー  (♨´^ิ∀^ิ`) ヾ(;→㉨←)ノ

.+゚ヽ(・c_,・。)ノ.+゚ ♡☻☺♬♫  (☼Д☼) ( ´^ิ〓^ิ`)ノ il||li(ФДФ;) il||li (。≖ฺ‿ฺ≖ฺ)ニタァ♥ ヾ(♥ó㉨ò)ノ♡

(❀◕‿◕ฺ) (●・`∩・)(。◕ฺˇε ˇ◕ฺ。) (◕‿◕✿ฺ) ヾ(。◕ฺ∀◕ฺ)ノ ( ´^ิ∀^ิ`) (◉ฺ∀◉ฺ) (u‿ฺu✿ฺ) (。♋ฺ‸♋ฺ。) (。❁ฺω❁ฺ。)

(๑・㉨・๑)  (╬☉д⊙) ( :; ´^;ิ〓;^ิ;.)  (♛ฺܫ♛ฺ) ;:il:il|;l|;il:i(-ω-`;)ll|l|il|;:il|(´◕ฺω◕ฺ`)
(❀ฺ´∀`❀ฺ)ノ――(-ω-;)―→グサッ!!!(。☉౪ ⊙。) (U◕ฺ㉨◕ฺ)ノ (。◕ฺ∀◕ฺ)ノ♫  ヾ(๑→ˇ㉨←)ノ  (✿ฺ´∀`✿ฺ)ノ  

♡(๑→ܫ←๑)(๑→ܫ←๑)♡ ❤ฺ♥♦(๑→ܫ←人→ܫ←๑)♦♥❤ฺ゛ ♡゜・*:.。 (→ܫ◕ฺ人◕ฺฺܫ◕ฺ).。.:*・゜♡  ε(◕‿◕✿ฺ)зε(❀◕‿◕ฺ)з

ゎぁ━━.+゚ヽ(・c_,・。)ノ.+゚━━ぃ!!  (✿◡‿◡ฺ)  ☆⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヾ(o◕ฺω◕ฺ)ノ ヒャッホーゥ♫

○o。..:*・(uωu人)・*:..。o○  ♥♦ξ*→υ←)人(→υ←*ξ♦♥ (。・ˇ_ˇ・。)むぅ。  (。-ˇ.ˇ-。)ん〜。  o(・"・)o ぷんぷん。

キュ━.+゚*(о゚д゚о)*゚+.━ン☆ ..+'(◕ฺ∀◕ฺ)..+  ゜.+.(♥´ω`♥)゜+.゜ ヾ(;´Д`●)ノぁゎゎ  (๑≧♉ฺ≦)  

♡→ܫ←♡  (๑→‿ฺ←๑) (●´ω`●)ゞ  ε=(.◕ฺˇд ˇ◕ฺ;)  (◕ฺ‿ฺ◕ฺ✿ฺ   ♥(。→v←。)♥ ~~  ゚*(。+u艸u●)*゚

(*→ܫ◕)(ฺฺฺ◕ฺܫ◕ฺ✿ฺ ) ■━⊂(╬♛ฺ 〓♛ฺ ) 彡 ガッ☆`Д´)ノ  (→ิܫ←ิ) ( ・ิω・ิ) (つд∩) (>ω<)ღღღღღ  (*→‿←*)

♡o。.(✿ฺ。 ✿ฺ)ポッ (♥ó㉨ò)ノ♡  (*ゝω・)ノ♥♥♥ ・゚:*:゚ ( ☉〓☉`)アヒー  (;◔ิд◔ิ) ドキドキ。。。 
ヾ(✿❛◡❛ฺฺ)ノぉはよぉ〜❤ฺ  (。◕ฺˇε ˇ◕ฺ。)ぶ〜 ―(*◕ฺ´㉨◕ฺ人◕ฺ㉨`◕ฺ*)― (♧◑ω◑)☞♡☜(◐ω◐♧)

ワーイ♪ヽ(◕ฺ∀ ◕✿ฺ 三 ✿◕ฺ ∀◕ฺ)ノワーイ♪ o(〃`Θ´〃)♂ キスケ  ヾ(◨ฺㅂ◨✿ฺ ) ▼◕ฺܫ◕ฺ▼

VIP体験 

December 05 [Wed], 2007, 11:27
先月の話ですが。
夫の会社の上司から、競馬に誘われました。

その方は、共同で馬を持っている、いわゆる馬主さん。
賭け事の類には縁遠い夫ですが、学生時代に競馬場でアルバイトをしていたこともあり
多少の知識はあるようで、いろいろと話も盛り上がっていたものの
私と娘は「初」競馬観戦。まずは社会勉強です。


案内されたのは、ガラス張りの馬主席。そして、出走前の馬のいるところでも
ちょっとした専用の場所で馬を見ることができました。
「馬たちには億のお金がかかっているから」と言われ、静か〜に、そお〜っと見学。

いつも乗馬クラブで乗っている馬たちも、もともとは競走馬。
凛々しくて、かっこいいのですが、戦う馬は更に引き締まっていて
その中でも人気のある馬は貫禄があるというか、魅力があるのが素人目にも分かりました。
(でも、どの馬が速いのかとかは全く....)


それにしても、人間ウォッチングは楽しかったです。
馬主席にいるのは、素敵な老紳士や成金っぽいおじさま、バッチリとしたブランド物に
包まったおばさまや、小洒落た若いカップルなんかもいて。
そんな方達が、ゴールの瞬間に興奮した声を上げるのもまた、以外で楽しく
普段、どんな生活をしているんだろうな〜なんて想像してみたり。

上司の方曰く、競馬は株より割がいいんだとか。投資の一環なんだそうです。

ギャンブルと投資。紙一重なんですね。

Ledgend Princess 

December 01 [Sat], 2007, 11:36
美しい女性(ひと)を前に 何を言えばいいんだろう
何もかも忘れてしまいそうな勢いで 彼女は心ときめかせていた

伝説の絵のなかに 描かれたあの景色
君はただその赤いドレスで 人を魅惑させていた

LEDGEND ON LEDGEND IN 夢の世界のように
綺麗なあなたは生きつづける
LEIVEIN’ ON LIEVEIN’ IN 世界をあなたが虜にする
わかっていないと言ってた あなたは何を感じてる何かが動きだしそうな感じが


あなたは何か祈ってた 真実の美を抱きしめ
あの思わせた色を 私はただ再現したくて
あなたに見とれてた

LEDGEND ON LEDGEND IN 甘い香りの野原の上
あなたは走り続けていく
LEIVEIN’ ON LIEVEIN’ IN あなたを 見つめつづけたい
P R
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