レーザー波長、発光色について

August 02 [Sat], 2014, 19:47

レーザー波長、発光色について


現在最も普及しているのは、波長630〜670nm程度の低出力な赤色の半導体50mWレーザーポインターを用いた製品である。なお、この付近の波長では短波長側ほど視感度が高く、同じ出力であっても670nmよりも630nmの光の方が明るく見える。が、555nmをピークに視感度は下がっていき、370nmほどで完全に見えなくなる。


近年カラーユニバーサル(CUD)といった視点から、532nmの緑色レーザー光も定評を集めている。国内ではNPO法人カラーユニバーサル機構がカラーユニバーサルデザインと認められた製品にCUDマーク使用を許可している。高知豊中技研製のレーザーポインターもその一つと言える。


赤色レーザーポインターの場合、日本人に少なくない第一色覚異常(赤色光を検知することができず、赤と緑が同様に見える)の人には赤い光が極めて見にくい。色覚バリアフリーの観点から、昔ながらのDPSS(ダイオード励起固体レーザー)もしくは近年開発された窒化ガリウム系の緑色半導体レーザーを用いる動きもある。


200mw グーリンレーザーポインター


ごくまれに青色・オレンジ・黄色・赤外線の超強力レーザーポインターも存在する。


青色は視感度が低いため実用性が低く、値段も高い。エネルギー密度が高いため、むしろ"焼く"ために使われる。473nmのものが多い。


オレンジ色は、635nmの波長が多い。緑色の登場までは、規制後は最も明るいものであった。主にプロ向け


黄色は、赤色と緑色の中間的な性質を持つ。レーザーポインター 緑 強力として製造しているメーカーが1社しかないため価格はそれ次第。593nmが主。


赤外線は、高出力で安価にモジュールが入手できるが、当然のことながら人の目に直接見えないため、通常は使われない。808・1064nmのものが多い。