EMIジャパン、ユニバーサルへ 

2013年04月01日(月) 18時00分
 本日平成25年4月1日、EMIミュージックジャパンはユニバーサルミュージックジャパンに吸収され法人として消滅、東芝時代から50年以上の歴史に幕を閉じた。邦楽製作部門はとりあえずEMIレコードジャパンという部署として残るようだが、いずれユニバーサルの邦楽とリストラされ統合、EMIというレーベルのみ残るのだろう。もしかすると邦楽部門にEMIとその傘下レーベルは使わないなんてこともあるのかもしれない。演歌部門を廃止するところもあるくらいだし、CD売れないこのご時世、そんなに契約アーティストを抱え込めないだろう。時代はダウンロード販売でありレコード会社の存在自体も問われているところだ。食材みたいに生産者直売が可能な時代に突入なのだ。

 今回のEMI買収劇はソニーが著作権関係、ユニバーサルが制作部門という変則的なものだったからか、メディアも世間も先行きが読めない、情報もあまり流れてこなかった。私が知りたいのは現在はともかく、バックカタログの取扱だ。ビートルズはソニーから出るだろうなどという新聞記事もあったけれど、買収劇の真っ最中から飲み込まれる直前までEMIは粛々とバックカタログをしかも業界では価格設定が高めで有名だった東芝〜EMIが、今まで見たこと無いようなデフレロープライスでジャズ・ロック・クラシックと叩き売りしたのだ。EMIのうちに利益確定かみたいな。今後私が心配なのはジャズ関係のカタログで、ポリグラムとデッカでも相当なものなのに、そこにビクターで扱っていたファンタジー(コンコード)でもうパンパン状態でそこにキャピタルもか、ということだ。寡占状態と言っていいだろう。今年ブルーノートは創設75周年らしいが、こんなカタログ飽和状態でリイシューはどう計画していくのだろう。番号順に頭から出すなんてバブルだからできたのかと…。プレス枚数も多くはないはずだから発売された途端あっという間に市場から無くなり幻に、中古で高値になんてことがあるのかもしれない。それでもジャズはまだ良い方でブルーズやサントラやワールドものはどうなるのかと。ユパンキの箱もファッツ・ドミノのセットなんてもう二度とないんじゃないかと悲嘆に暮れる。じゃ外盤を買うか。これがメジャー同士合併の弊害。せめてホールディングカンパニーじゃダメなんですかね。

 紙ジャケで出したキャピトル系の女性ジャズボーカルシリーズ1800円は、ユニバーサルに入るやいなや2500円(なにこの差額700円!)に逆戻りと。もしもし?どこにもソニーのソの字もないんですけど。権利収入だけでしょ、実売に絡まないでしょソニー。バックカタログもやっばりユニバーサルからでしょ、それともビートルズだけ特別?

日本はいい国だから… 

2009年07月09日(木) 1時50分

 偶然ですかね?

他人のふんどし、他人が憤怒し 

2009年05月30日(土) 6時00分
 TBSのテレビドラマ『Rookies』の映画版が公開ということでテレビCMがよく流れている。出演者のバラエティ番組露出も増えている。気になるのはGreeeenの音楽だ。一言で言うとミスター・チルドレンが唄う浜田省吾。最近なんかこういう“どっかで聴いたよな”というケースが多い気がする。物事って模倣から始まるけれど、今やプロなんだから、自分たちなりの昇華の仕方を考えるべきじゃないのか。これではまだ影響を受けた音楽をそのままいただきますという感じだ。ロックビジネスに厚かましさは悪いことではないが、プライドが無さすぎる。これには年長者だろうプロデューサーなりディレクターにも責任があると思う。緊張関係の上に創作活動ができるようにすべきだろう。それともセルフプロデュースなのだろうか。本当に愛しているファンならば、ただ売れれば良いというわけではないはずだ。他から寄せ集めてきた部品で、きれいに整った曲を作り出すことを考えるより、無骨でも日本のロック音楽に一ページを作るという野望があってもいい。それこそ『Rookies』の物語のように。ちょっと浜田省吾を聞いてみて考え直して欲しい。

山下達郎さんの新作 

2005年09月17日(土) 20時50分
  熱狂的なファンのいる山下達郎さんの何年か振りの(自分ではそれくらいの関心の低さ)新作が発表されたということで、結構好セールスということになるんでしょうね。で、日本のミュージック・ビジネスなので好意・好評のオンパレードが予想されるので、ここはひとつ苦言をひとつ。 プロモーションの一環である、読売新聞夕刊のインタビュー読みました。僕が一番違和感を持ったのは、録音機材が古くなって、メンテナンス自体ができなくなって、テープレコーディングからハードディスクに移行して、それに伴ってもともとあったアレンジを変えて曲の録音をしたという件なんですが、その理由としてあたらしい機材だときれいになりすぎちゃうのでということだが、まだそんなこと言ってんのと。前にもドラムマシーンを使うのは時期尚早でドラム音は生演奏でとか、なんかそういうこと言っていたかと思うんですけど(間違っていたらすいません)、そういうのってどうなんだろう。自らをアルチザンなんてことをおっしゃってますけど、こういう考え方ってロックじゃない。ロックどころか、創造することすべてにおいてもおかしいと思います。語弊があるでしょうけど。ライブとは区別されるレコード芸術のすばらしさを判っているから、とも考えられるけれど、自分が表現したいことがあるなら、それが機材に左右されるなんていうのは愚の骨頂だと思うんです。内外を問わず今まで名前を残してきたミュージシャンたちのいったいどれだけ、そんなような類のことを考えていたか、甚だ疑問であります。まず表現ありき、そして録音を含む周辺の問題がある。そう僕は強く思うんです。例え、そういうことが製作の現場であるのだとしても、できれば表沙汰にして欲しくない。山下さんくらいの説得的な表現能力を持った人が、そんな細かいことに言及しないで欲しい。そういう思いなんです。
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